犬 セッター。 イングリッシュセッターの子犬の販売価格は?ブリーダー、里親のなり方について解説

アイリッシュセッターの性格、特徴は?寿命や病気、価格やブリーダーは?飼い方や歴史は?

犬 セッター

犬種というのは様々なタイプに分かれているのですが、中でもセッター犬というのは古くから人間と強い関わりを持ち、狩猟時には重要なパートナーとして活躍してきました。 近年こそ、犬種の多様化、さらには愛玩犬の人気が高まっていったことで、犬をタイプで分けることは減りましたが、セッター犬は今でも独自の魅力を持つ犬として世界中で人気があります。 なお、「セッター」という名前は、狩りを行う際に、獲物の前でハンターに知らせる手段として、おすわりをする行為 sit=シット 、 setting=セッティング からきています。 冒頭の通り、古くから猟犬として活躍した犬種であり、人と関わることが大好きで、飼い犬としても大変人気の高い犬種です。 今回はそんなセッター犬の種類と特徴や魅力について紹介していきたいと思います。 セッター犬とは セッター犬は長い間、猟犬として活躍した歴史を持っています。 セッターは隠れている鳥を見つけることを得意とし、有能な猟犬として重宝されていました。 狙いをつけた獲物が逃げないよう、静かに近づき、ハンターの指示で射撃をしやすい場所に動かす役目を果たしていました。 運動能力の高い中型犬で、飼い主には忠実で利口という性質は、狩猟犬として必要な能力を全て兼ね備えていたとされています。 なお、セッターといっても様々な種類の犬種が存在するわけですが、主要な犬種はイギリス原産となっています。 ゴードンセッター 原産国:スコットランド 体高:60~69cm 体重:25~36kg ゴードンセッターの誕生は18世紀のスコットランド。 運動能力が高く、長時間、動き続ける体力を備える狩猟犬をということで産出されました。 つややかで黒い光沢の被毛はブラックアンドタンと呼ばれ、ゴードンセッターならではの大きな魅力でもあります。 セッター犬の中では最も大きく、抜群の運動能力を備えているため、飼育時は十分な運動量を確保してあげる必要があります。 小型犬に人気が集中している日本ではあまり見られませんが、欧米諸国では公爵の名に相応しい、威厳と風格を備えた犬としても知られています。 性格面は社交的でとても明るく、とにかく人懐っこい性格をしていて、コミュニケーションやスキンシップを取ることが好き。 はじめて会う人ともフレンドリーに接することができます。 飼い主にも忠実なので、いいパートナーになるでしょう。 関連記事: アイリッシュセッター 原産国:アイルランド 体高:58~69cm 体重:27~32kg セッター犬としては古い歴史を持つアイリッシュセッター。 赤毛の美しい被毛と、尾と脚の飾り毛が最大の特徴です。 筋肉質で体つきがしっかりしているため、体力があり運動することが大好きです。 セッター犬の中では飼い主に対して依存する傾向があり、多くの時間を共に過ごせる人には特に相性が良い犬であるともいえます。 好奇心旺盛で明るい性格をしているので、遊んでもらうのが好きな子が多いですが、忙しかったり、家を留守にすることが多い人には不向きな犬かもしれません。 国内においては飼育頭数が減少傾向で、入手方法も非常に難しい犬としても知られています。 関連記事: スポンサーリンク イングリッシュセッター 原産国:イングランド イギリス 体高:61~68cm 体重:25~30kg 日本ではかなり馴染みの薄いイングリッシュセッターですが、海外、原産国であるイギリス、イングランドでは人気の狩猟犬です。 狩猟犬としての能力だけでなく、飾り毛で覆われた気品のある姿と立ち振る舞いは家庭犬としても多くの人を引き付けています。 身体中に ベルトンと呼ばれる小班が散りばめられており、イングリッシュセッターならではの特徴としても知られています。 性格面では狩猟犬であるにも関わらず、温厚で人懐っこい性格をしていますが、少し寂しがり屋な面もあるので、飼い主とのスキンシップが足りていなかったり、十分な運動量が確保できていないとストレスを感じることがあります。 仕事などで家を長時間あける家庭では飼うことが厳しいかもしれません。 頭が良く運動神経もいいため、ドックショーなどでも活躍しています。 関連記事: ブリタニースパニエル 原産国:フランス 体高:44~52cm 体重:13~18kg 名前からはピンとこないかもしれませんが、このブリタニースパニエルも立派なセッター犬です。 体高、体重ともにセッター犬の中でも最も小さい犬種としても知られていますが、それでも中型犬に分類されており、決して小さい犬というわけではありません。 ブリタニースパニエルの引き締まった筋肉と立派な骨格からは、備わっている運動能力を垣間見ることができます。 やはり日本では登録件数は少なく、なかなか目にする機会はありませんが、毎年30~40頭の登録数はあります。 性格面で見ると、飼い主に忠実で、どんな環境にも適応する能力を持ち、しつけもしやすく、小さな子供のいる家庭でも飼うことができるでしょう。 ただし、しっかりしつけをしていないと、散歩中に注意散漫になり引っ張られてしまうこともあるので、主従関係をしっかりと示すことが大切です。 関連記事: ワイマラナー 原産国:ドイツ 体高:59cm~70cm 体重:30kg~40kg ドイツ原産のセッター犬として知られるワイマラナーは、綺麗な短毛と垂れ耳が特徴で、大型犬の中では、やや小さい体つきをしています。 セッター犬の中では珍しい短毛種で、グレーの被毛はワイマラナーだけが持つ魅力と言えるでしょう。 運動能力に優れているのはもちろん、指の間には水かきがあり、泳ぎも得意とします。 とても頭が良く自立心の高い犬で、飼い主に対して、とても愛情深くコミュニケーションを取ることも大好きなのですが、知らない人に対しては警戒心を持ちやすい一面もあります。 短毛種なので、日本で飼育する際は寒さ対策は必須です。 まとめ 歴史上、優秀な猟犬として様々な活躍をしてきたセッター犬。 狩猟の必要性は薄くなりましたが、現代では明るく穏やかな性格が好まれ、飼い犬として多くの人に愛されています。 また、高い身体能力を活かしドックショーでも大活躍をしています。 アウトドアや運動など、愛犬と楽しみたいという方にはぴったりの犬種です。

次の

みんなの犬図鑑

犬 セッター

寝ぼけ顔も気品あり 出典:zastavki. com イングリッシュセッターの特徴は何といってもまだら模様。 黒っぽい色のイングリッシュセッターは賢そうで、茶色のイングリッシュセッターは優しそうな雰囲気です。 いずれにしろ、英国生まれらしい気品がありますよね。 でも、とても愛想がいいので、子供とは大の仲良し。 また、賢そうなだけではなく、狩猟犬らしくとても運動神経がいいのです。 イングリッシュ・セッターの歴史 猟師が網で鳥を捕まえていた昔、獲物の前でしゃがみこんで獲物を見張る犬たちが活躍していました。 その犬がイングリッシュ・セッターの原型となっています。 イングリッシュ・セッターは、セッターのなかでももっとも古く、祖先は、スパニッシュ・ポインターやスプリンガー・スパニエルなどではないかと言われています。 1825年ごろ、エドワード・ラヴェラックがイングリッシュ・セッターの繁殖に熱心に取り組みました。 その後、パーセル・ルーエリンが、ラヴェラックのイングリッシュ・セッターと他の犬種とを交配させ、狩猟能力の高い犬を作り出しました。 ラヴェラックが作り出したイングリッシュ・セッター(ラヴェラック・セッター)と、ルーエリンが作り出したイングリッシュ・セッター(ルーエリン・セッター)は、ともに高い人気を博しています。 イングリッシュ・セッターの特徴 イングリッシュ・セッターは、全身を絹のような美しい長毛で覆われています。 白地にオレンジや黒や茶の斑がついた毛、細長の頭部、後方ついた耳、後肢あたりに生えた羽のような飾り毛が特徴です。 同じイングリッシュ・セッターでも、 ラヴェラック・セッターはやや体が大きく、飾り毛も多くて、獲物のありかを知らせるときには尻尾を水平に振ります。 もう一方のイングリッシュ・セッターである ルーエリン・セッターは、狩猟を目的として交配されているため、小柄ながら走る能力に長けており、斑模様が大きめなのが特徴です。 獲物のありかを知らせるときには、尻尾をまっすぐに上げるそうです。 雄のイングリッシュ・セッターでは、体重が 27 kg〜 29 kg程度、体高が 64 cm程度です。 雌のイングリッシュ・セッターでは、体重が 23 kg〜 25 kg程度、体高が 61 cm程度です。 イングリッシュ・セッターの性格 イングリッシュ・セッターは、基本的には、とても穏やかで落ち着いた性格なので、子供たちや他の犬たちとも仲良くできます。 しかし、 イングリッシュ・セッターは、もともと猟犬のためにとても活発で、十分に運動をさせてあげないと、エネルギーがありあまっていたずらしたり、無駄吠えをしたりします。 イングリッシュ・セッターは、とても甘えん坊で従順なので、家族の後をついてまわり、家族のかたわらにちょこんと座ってくつろぎます。 イングリッシュ・セッターの飼い方 イングリッシュ・セッターを飼う場合、毎日1時間程度の散歩を心がけましょう。 たまにはドックランなどで自由に思いっきり走らせてあげてください。 ただし、イングリッシュ・セッターには放浪癖があるので、囲いがある場所で離してください。 十分な運動をさせてあげれば、イングリッシュ・セッターは家の中ではとても大人しく従順です。 また、イングリッシュ・セッターは長毛なので、2、3日に1度程度はブラッシングし、2ヶ月に1度程度はトリミングをしていあげると、美しい毛並みを維持することができます。 イングリッシュ・セッターの健康 イングリッシュ・セッターを飼うのに当たって、気をつけてあげたい病気は、聴覚障害、股関節形成不全、肘関節形成不全などで、進行性網膜萎縮症や離断性骨軟骨症にも注意してあげましょう。 股関節や肘関節の検査、聴覚検査、眼科検査などは受診したほうがいいでしょう。 イングリッシュ・セッターの平均寿命は、10歳〜14歳と言われています。

次の

ボルドー・マスティフの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

犬 セッター

鳥猟犬(ガンドッグ)チーム カモやキジといった、鳥をターゲットにした猟の片腕となる犬を「ガンドッグ」という。 人間がガン(鉄砲)で撃つ猟をサポートする役割なので、攻撃性は低く、人間との共同作業が大好き。 英名 English Setter 原産国名 English Setter FCIグルーピング 7G ポインター・セッター ポインティング・ドッグがこのグループに該当します。 獲物を探し出し、その位置を静かに示す猟犬です。 FCI-No. 2 サイズ シルエットについて 身長160cmの人と、FCI犬種スタンダードに掲載されている体高(最高値)のオス犬を表示しました。 体高の記載のない犬種は、体重等からみたバランスのよいサイズにしています。 ただ同じ犬種でも、体重、性、毛量などにより個体差があります。 原産国 特徴• 大型犬 体重25〜40kgくらいの犬。 日本では、バスや電車の移動は事実上不可。 動物病院への通院や帰省、旅行のときなどには、自家用車が必要となる。 長毛種 ロングヘアともいう。 毛の長さ、硬さ、ダブルコート(上毛と下毛がある)かシングルコート(上毛のみ)かは犬種による。 シングルコートの場合は、長毛種でも意外と抜け毛が少なく、シャンプーなども楽。 ビギナーにもオススメ 「誰にでも簡単に飼えます」という犬などいないが、さまざまな犬種のうち、比較的初心者にも飼いやすい、性格的にマイルドで素直で優しい犬。 反抗心や攻撃心も低いので、事故も起きにくい。 「飼いやすい」とはいえそれは犬種としての先天的な性質の話であって、飼育環境などから来る後天的なものなどについては考慮していないのでご注意いただきたい。 マンションでもOK サイズではなく性質などが、集合住宅に比較的適応性があると考えられる犬。 「警戒心が乏しいため、無駄吠えが少ない」「他者にフレンドリー」「室内ではまったり過ごす」「鳴いて要求することは少ない」など。 ただしこれはあくまでも犬種の特徴であり、それぞれでお住まいの集合住宅での規約を遵守することが必須。 自家用車必要 日本では、電車・バス・新幹線などの公共交通機関に大きな犬は乗車できない。 動物病院の通院時や帰省、アウトドア遊びなど、歩いて行ける範囲を超える外出のときには、自家用車が必要となるサイズ。 子守りをしたがるほど子供が大好きな犬もいる。 ただ、犬に悪気はなくても体当たりするだけで子供が転ぶ可能性はあるので、親の監督は必要。 自分でシャンプーOK 自宅でシャンプー&ドライができる犬や、長毛種でも基本カットしなくてもいい犬など。 ただし耳や足などの飾り毛や足の裏の毛のカット、肛門嚢しぼり、爪切り、耳掃除などはプロに一度習うとよい。 ブラッシング毎日 もつれやすく毛玉ができやすい犬や、散歩のときに葉っぱやゴミを毛に絡ませてしまう犬は、毎日ブラシかコーム(櫛)をかけて、毛玉を防止し、汚れを落とすようにする。 抜け毛が多い 無毛種でないかぎり、どの犬でも多かれ少なかれ毛は抜けるが、とくに掃除を頑張る必要がある犬種。 ダブルコート(毛が二層ある被毛)の犬は、春・秋の換毛期の掃除はエンドレス。 潔癖症にはオススメできない。 素直・従順 元来人間と共同作業をしていた犬種のため、人に素直に従うタイプ。 人間にかまってもらうと嬉しく、トレーニングにも意欲的で、しつけも入りやすい。 反面、依存心が高めなので分離不安(留守番が苦手)になりやすい傾向もある。 遊び・イタズラ大好き 好奇心旺盛で知的探求心が強く、すなわち賢い犬。 でも頭を使う楽しみが満たされないと、ゴミ箱をひっくり返したり、物をかじったりなどの悪さをする。 イタズラは好奇心の裏返し。 脳を刺激する遊びを与えることが大事。 走るのが生きがい 走る・斜面を駆け上がる・やぶに入る・水に飛び込むなどが大好きな、非常に活動量の高いタイプ。 歩く散歩では運動したうちに入らない。 野山を走らせる自由運動の機会を、できるだけ多く与えることができる人向き。 力が強い 引っ張らないように教えることもできるが、いざというときにしっかりコントロールできないと、飼い主が骨折・脱臼したり、愛犬を手放してしまって車に轢かれるなどの事故が起きる。 非力な高齢者や女性は要検討。 歴史 ケネルクラブの和訳では「セター」と書かれているが(イングリッシュ・セター)、語源は、獲物の鳥の位置を突き止めた後に「セット」、つまり前肢を低くし、しゃがみこむ姿勢をする者という意味なので、日本人の一般的な発音を重視し、本図鑑では「セッター」の表記とする。 イングリッシュ・セッターは、1859年のイギリス・ニューカッスルで開かれた世界最初のドッグショーに出陳された、わずか2犬種のうちの1犬種である。 ちなみにもう1犬種は、イングリッシュ・ポインター。 イングリッシュ・セッターのFCI(国際畜犬連盟)のナンバーは「2」。 純血種の犬種スタンダードの発展や保存を願うドッグショーの盛んなイギリスで、いかに人気のあった犬であるかが分かる。 数ある犬種の中で、イギリスを代表するテリア種やブルドッグよりも先に、ガンドッグのイングリッシュ・ポインターとイングリッシュ・セッターがドッグショーに登場していることに、驚きと感銘を受けずにはいられない。 祖先犬は、古い「セッティング・スパニエル」だと言われている。 ガン(鉄砲)による狩猟が始まる前の時代には網を使った猟が行われていたが、そのときに活躍していたのが、いまはもういない「セッティング・スパニエル」だ。 鳥を見つけたらセットしてハンターの到着を待ち、ハンターが鳥の飛び立つ方向に網を仕掛けたところで、ハンターの合図で犬が獲物にワッと飛びかかり、鳥を網方向へ飛び立たせるという仕事をしていた。 このような網を使った猟は18世紀まで続き、その後「セッティング・スパニエル」はガンを使った狩猟に適した犬に役割分担されていった。 飛び立たせる犬(=フラッシング・ドッグ)は、やへと改良され、位置を知らせる長毛の犬は、イングリッシュ・セッターと改良されたようだ。 イングリッシュ・セッターは15世紀頃に歴史が始まったようで、1555年にロバート公爵による山ウズラ猟のために、セッターを訓練した記録が残っている。 そして猟銃の普及と共に人気が高まり、1825年、エドワード・ラヴェラック氏が犬種改良に努め、犬種の完成度が高められた。 そのためこの犬種は、しばらくの間「ラヴェラック・セッター」と呼ばれていた。 実用のガンドッグとして使われる血統はフィールド・タイプといい、ショー用やコンパニオン(家庭犬)として美を追究し、猟欲を抑えた血統をベンチ・タイプという。 タイプにより、外貌や運動量が多少異なる。 猟犬としての能力を高められたフィールド・タイプの方が当然猟欲が強く、活動量が高く、すこぶるタフ。 猟犬としてイングリッシュ・セッターが欲しい人は、フィールド・タイプを選ぶ。 かたや毛並みが長めでエレガント、かつ性格も少しマイルドなベンチ・タイプは運動量も猟欲も抑えめ。 家庭犬として迎えたいのならベンチ・タイプのほうが飼育しやすい。 ただしベンチ・タイプでも、一般の犬からみれば十分俊足でアウトドアが大好きな活動的な犬だ。 日本には明治の初めの頃に輸入され、日本のハンターの間でも評価は高かった。 現在も、国内で狩猟を楽しむ人の間では現役の猟犬として飼育されている。 しかし実猟犬は、冬場の猟期が終わる頃に「用無し」とばかりに捨てられる犬も少なくない。 残念ながら日本では、春先になるとイングリッシュ・セッターが数多く愛護センターに収容されるという、許し難い問題も起きているのだ。 外見 ガンドッグ出身ではあるが、エレガントな外貌と歩き方が魅力的で、と並び、ショードッグの世界でも人気がある。 体高は、オス65〜68cm、メス61〜65cm。 犬種スタンダードに体重の規定はないが、おおよそ25〜30kgの大型犬である。 オスの方がメスより少し大きめで、またオスの方がメスよりも毛ぶきがよく飾り毛が長いことが多いので、よけいに大きく立派に見えることがある。 マズルはわりと四角い。 飾り毛の美しいしっぽは、先にいくほど細くなる。 喜んで運動しているときなどは生き生きとしっぽを振って、水平の高さまでは持ち上げるが、背のラインより高く掲げることはない。 被毛は、シルキー(絹糸状)のロングヘア。 とくに胸、四肢、脇腹、しっぽはシルキーでフェザー(羽毛状の柔らかい)な飾り毛をまとう。 毛色は「ベルトン」という、この犬種だけに使う用語がある。 「ベルトン」とは、白地に小さなブチが均等に散らばっているカラー。 そのほか、よく見るとブルー・ベルトン&タン(ブルー・ベルトンに黄褐色のタン。 他犬種ではブラック・ローン&タンと呼ばれる色合い)や、レバー・ベルトン&タン(レバー・ベルトンに黄褐色のタン。 他犬種ではレバー・ローン&タンと呼ばれる色合い)の3色カラーの犬もいる。 ボディに大きなブチがあってはダメで、不規則な小さなブチが全身に散らばっているのが好ましい。 大変なところ• 貴婦人のような姿だが、もともと泥んこの似合うガンドッグ。 運動量をたっぷり与える必要がある。 とくに、猟欲が強くて爆発的な運動量のフィールド・タイプは、猟師か体育会系飼い主に限る。 イタズラ好き。 退屈や運動不足が重なると破壊行動に走る。 寂しがり屋なので、留守番が長いのは苦手。 共働き家庭にはオススメしない。 好奇心が強く、無鉄砲で、脳天気で考えなしの面があるので、事故や迷子に注意。 よその犬にフレンドリーすぎてぶしつけに近寄りすぎて、相手を怒らせることも。 素直ないい子だが、マイペースなのでしつけは繰り返し教えてあげることが必要。 シルキーな美しい被毛をキープするため、毛の手入れは毎日。 まとめ 優雅な姿だが、中味はガンドッグ。 運動をたっぷり与えてあげられる人向け イングリッシュ・セッターは美しい。 しかも優しく、気立てが良く、子供の面倒まで見てくれるジェントルな犬なので、コンパニオンとして性格面では、きかん坊の小型愛玩犬よりも飼いやすいと言える。 唯一にして最大の飼い主側の条件は、ガンドッグ出身の犬と運動するのが大好きであること。 野山を駆け回り、鳥を探すのが仕事の犬なので、当然、人間が歩く散歩程度では運動不足で欲求不満になる。 パピー期を過ぎたら自転車引き運動や、ドッグランや野山で自由運動を与える。 シニア(老犬)時代になるまでは元気炸裂な体力が続くと覚悟し、毎週のように彼らの心と本能を刺激する山や森へ出かけてあげる生活だと、彼らはすごくハッピーだ。 昼間戸外でアクティブにはじけた分、夜はおうちの中でベッドに丸まって静かに過ごしてくれる。 運動と、家庭犬として普通のしつけさえしていれば、要求や注文の多い犬ではなく、飼いやすい。 繰り返し言うが、イングリッシュ・セッターはガンドッグである。 お人形さんではない。 都会暮らしも似合う美しい犬だが、本音を言うと彼らは都会暮らしを望んでいない。 野山で走ることが、心と体の健康を保つ一番の秘訣。 いくらベンチ・タイプ(ショータイプ)といえども、同じ犬種である。 「フィールド・タイプじゃないから散歩はそんなに行かなくていい」「毛が汚れるから、アスファルトの道路以外は歩かせたくない」などの、人間の都合でしか犬を見られない人は、イングリッシュ・セッターを飼うべきではない。 ねじ曲げて溺愛された過保護な生活は、犬の健全性を損なう。 美しい姿は、鍛えられた筋肉と、犬の心の幸せによって作られる。 イングリッシュ・セッターは、ガンドッグとして鍛えて育ててこそ、その美しさを保ち、一緒に暮らす悦びに磨きがかかるということを忘れないようにする。 友好的で性格がいい。 だけど先方の都合も考えて 社会化不足のパピー期を過ごしたとか、虐待された経験があるなどの理由がない限り、家人はもちろん、よその人にもフレンドリーな犬であり、攻撃性は見当たらない。 よって番犬としては不適格だが、子供のお相手をさせるには最適だ。 子供の良き兄弟になってくれるだろう。 ただ、面倒見が良すぎて、小さな子供にうっかり体当たりしてしまったりすると、大型犬なので事故の可能性も否定はできない。 親の監視は必要だ。 基本的に、よその犬とも仲良くできるタイプである。 それは飼いやすいポイントでもあるが、反対に誰にでも警戒心なく脳天気に近寄ってしまい、空気を読まず、咬まれてしまう事件が起きることもある。 いろいろな性格の犬、いろいろな生い立ちの犬がいるし、トレーニングを頑張っている最中の犬もいるのだから、自分の犬の攻撃性がゼロでも、相手の犬が仲良しになりたいと思っているかどうかは分からないと認識すべき。 相手から見れば、実はとても迷惑だったりする。 よその犬や相手の飼い主にしてみれば「近づかないで!」と心の中で叫んでいることもあるので、ぶしつけに相手の犬のリード内に近寄らせないようにする。 どの飼い主だって自分の愛犬がよその犬を咬むのは避けたいと思っている。 相手の状況を想像し、知らない犬に不用意に愛犬を近づけないことは、相手のためにも、自分の犬を守るためにも大事なマナーである。 寂しがり屋の甘えん坊 ガンドッグなので、飼い主との共同作業が好き。 いつも飼い主のそばにいることが一番の願いであり、一番の幸せ。 よって、共働き夫婦や一人暮らしの家庭などで、朝から晩まで犬だけで毎日お留守番をさせるというのは酷である。 どの犬種でも長時間留守番は避けるべきで、欧米では数時間以上も留守番させるのは虐待だとされるくらいだが、とくに「飼い主命」のガンドッグは、ひとりぼっちの時間が長いと精神的ダメージを受けるので、なるべく留守番の短い家庭がいい。 大人数の家族で、いつも誰かがおうちにいるような家庭だと犬は嬉しいだろう。 あるいは犬の幼稚園のような預かり先に、飼い主不在中は犬を通学させるという手もある。 甘えん坊で可愛い性格だが、反対に「ベタベタされるのはうざったい」と感じる人には、イングリッシュ・セッターは向かない。 もう少しクールな関係を構築できる、独立心や自立心のある犬種を選んだほうがいい。 トレーニングは繰り返し根気よく。 迷子や誤飲にも注意 ものすごく物覚えの早い犬でもないが、ガンドッグなので基本的に飼い主の言うことをなんでも素直に聞くタイプで、トレーニング性能は悪くない。 けれどもマイペースで気ままなところがあるので、トレーニングは繰り返し教えてあげる必要があり、また忘れてしまわないように定期的に復習をするほうがいい。 また、無鉄砲で好奇心が強い性格なので、悪気はないのだが、たとえば鳥を発見して夢中になると、呼んでも帰ってこなかったり、道に急に飛び出したりなど、突発的な行動をとることがある。 結果、迷子になったり、道路に飛び出して交通事故に遭ってしまうなどの悲しい事件も起きている。 イングリッシュ・セッターが動物愛護センターに収容されることが多いのは、シーズンオフにハンターに捨てられることも一面の事実だが、捨てるつもりはないのに本当に迷子になってしまい、飼い主に再会できなくなってしまうこともあるのかもしれない。 呼び戻しのトレーニングは、何度も繰り返し行って確度を高めておくことが大事だが、万が一のときのためにマイクロチップや迷子札を装着しておくことも欠かせない。 ちなみに余談ではあるが、「セッターだから」と、すべての犬が優秀な猟犬になるわけでもない。 猟犬に仕立てたかったのに「才能がない」と山中に捨てられるケースもあるが、いくら血統的にガンドッグの犬種でもそれぞれに個性がある。 擬人化なうえに変な例えで申し訳ないが、医者や弁護士の子供が、勉強やトレーニングもせずに親と同じ職業に就けるかというとそうではないのと同じ理由だ。 それぞれに個体差があり、個性があるのだ。 また教える技術や根気も必要である。 犬を消耗品のように捨てるようなハンターは許されるべきではない。 好奇心旺盛でイタズラ好きの面があるので、誤飲をすることも多い。 ペットボトルのキャップや石ころなどを遊んでかじっているうちに飲み込んでしまうような事故が起きやすい。 異物がウンチから出てくればいいが、胃や腸にとどまったりして、腸閉塞を起こす可能性があると開腹手術になることもある。 飲み込むサイズのオモチャは与えず、部屋はなるべく整理整頓してイタズラされるような物は置かないようにする。 絹毛状の被毛を美しく保つために毎日ブラッシングを ショードッグのように飾り毛をきれいにカットしてもらいたいと、家庭犬でもプロのトリマーに依頼する家庭もあるが、トリミング犬種ではないので、長毛種だが自分でシャンプーなどのメンテナンスができる。 ただし柔らかい長毛なので、散歩から帰ったら、毎日5分でもいいのでさっとブラシをかけ、草や葉っぱのようなゴミを落としてあげることが大切。 巻き毛種ほどからみやすい毛ではないが、葉っぱなどがからまっているところからもつれてフェルト状になってしまうと、毛を刈るしかなくなってしまうので、毎日チェックすることが欠かせない。 そしてコーム(櫛)で、胸や四肢やしっぽの飾り毛をとかしてあげる。 長毛種だが、ベンチ・タイプ(ショー用)とフィールド・タイプで、毛量や毛の手入れ法は異なる。 「アンダーコートをきちんと抜いてあげないとオーバーコートが伸びてきません。 特に背中から腰にかけてのアンダーコートは手入れが必要です」との話も聞くが、おそらくは毛量が多いタイプで、ショー・ドッグのようにしている犬なのだろう。 そのあたりのことを確認してみたところ、アイリッシュ・セッターのショー・ドッグと同じように、背中から腰にかけての下毛をトリミング・ナイフなどで抜き去ることにより、毛がつややかに見えるようになるという。 毛量が多いタイプは、日本の暑さに弱く、抜け毛も多いそうだ。 イギリスではそれほど抜けないのに日本では抜けるということは、やはり湿度や温度の高さが関係していると思われる。 かたや、毛量が多くない毛の薄いタイプもいる。 そのタイプはほとんど毛の手入れをしなくてもよく、気軽にドッグランなどで遊ばせて、土埃まみれになると、自宅でガーッとシャンプー&自然乾燥でよいそうだ。 抜け毛もあるとはいえばあるが、長毛種という割にはそれほど気にはならないレベル。 ハスキーやコーギーのような短毛種の方がよく抜ける(とはいえ、柔らかな長い毛はまぁまぁ落ちるらしい)。 また四肢の飾り毛や耳のうしろの毛など長めの毛は、毛玉になるので気をつけてといてあげよう。 そして日本には、実猟で使われているイングリッシュ・セッターもいるが、藪の中に入るときには下毛が体を守る役目もするはず。 使役目的により被毛に求めるものや手入れ方法は変わるので、ショードッグ、家庭犬、ガンドッグのどれを希望するかによって、それぞれの道の先輩に聞くとよい。

次の