ニオス 湖 の 悲劇。 ひぐらしのなく頃に

決して近寄ってはいけない世界の湖

ニオス 湖 の 悲劇

カメルーン共和国には全長1600kmに渡り火山が並ぶ地帯(カメルーン火山列)があります。 この火山列で1980年代に2度の災害が発生しました。 火口湖(火山の火口にできた湖)であるマヌン湖とニオス湖から突然噴き出した大量の二酸化炭素が、谷を伝ってふもとの村に流れ込み、多くの住民を酸欠死に追いやったのです。 マヌン湖とニオス湖では、二酸化炭素を含む水が湖底から湧き出しています。 二酸化炭素は湖水に溶け込み蓄積します。 そして何らかのきっかけで急激にガス化し、湖水とともに噴き出すのです。 この現象はそのすさまじさから「湖水爆発」とよばれています。 本課題の目的は二酸化炭素による災害から尊い人命を守ることです。 そのために、湖水爆発が起こる条件を調べたり、二酸化炭素を多く含む水を湖底から汲み上げる設備を造るといった取り組みを行っています。 ニオス湖やマヌン湖は火山とされているけど、富士山と違って盛り上がっていないよね。 それでも火山とよぶ理由を教えてあげる。 ニオス湖やマヌン湖はマールと呼ばれている火山の一種。 マールをつくるマグマは、地下の深いところから上昇するときに、途中で地下水に出合うよ。 すると高温のマグマと水蒸気が接触して、マグマ水蒸気爆発とよばれる噴火が地下で起きるんだ。 その結果、地表に大きくて深い穴ができるの。 そこに水がたまったのがマールなんだ。 マヌン湖は少なくとも3つ以上の小さいマールが合体してできているよ。 ところが面白いことにマヌン湖のすぐ横に、きれいな形をした富士山のような小さな火山があるんだ。 その火山ができる時は、マグマは運良く地下水と出会わずに地表に噴出したんだろうね。

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ニオス湖

ニオス 湖 の 悲劇

恐ろしい・・・「湖水爆発」のメカニズム 火山の火口にできた湖で、 湖底に溜まった大量の二酸化炭素が突如噴出される現象が 「湖水爆発」です。 湖周辺の火山活動により地下のマグマ溜まりから炭酸ガスが発生。 それが水に溶け込み湖底から湧き出します。 湖水の下層二酸化炭素濃度が非常に高くなります。 (炭酸水のほうが比重が重いため下に溜まる。 ) なにかのきっかけで、突然水に溶けていた二酸化炭素がガス化して湖上に噴出。 (炭酸入りのジュースを振った状態が湖規模で起きたと思うと、凄まじい・・・) 湖周辺は一気に二酸化炭素が高まり、人や家畜が死亡したり、健康被害が出ます。 jica. html) 写真はニオス湖の湖水爆発後。 鉄分が酸化し赤く見えるんだそうです。 過去の「湖水爆発」被害と爪あと・・・ 1984年にアフリカ大陸、カメルーンにある ヌマーン湖で 周辺住民37人が死亡。 この時点で、まだ発生のメカニズムも分からず、近くのニオス湖で起きるという予見はありませんでした。 仮に起きても、限定的で、まさかあんな大惨事になるとは・・・。 1986年に同国、 ニオス湖でも発生。 夜9時という時間、電気もテレビもない住人達はほとんどが寝静まっていたのでしょう。 1746名が死亡 、死傷者4000名以上 、避難退去者20000名以上。 救助活動を行ったある神父は、こうつぶやいたそうです。 「村人の一部はベッドの中で眠るように亡くなっており、多くの人は家の外や道路で横たわるようにして死んでいた。 まるで生物だけを殺傷する中性子爆弾でも落とされたようだった」 湖周辺は危険地帯として居住が禁止され、住民達は今も戻れていません。 恐ろしいことです・・・。 紛争映画にもなったアフリカ大陸・ルワンダの キプ湖でも火山活動が活発で、湖水の炭酸ガスの濃度が高く危険視されています。 キプ湖は、カメルーンの2つの湖より圧倒的に大きく、 もし湖水爆発が起きれば200万人の周辺住人に被害が及ぶと考えられています。 (BBC報道より) 防災対策と日本 カメルーンの湖水爆発に対し、いち早く研究を進めたのが日本でした。 富山大学の日下部実客員教授(当時は岡山大学地球内部研究センター教授)は、1986年のニオス湖での災害直後に現地に入り、災害の原因究明に着手 日下部教授と日本の研究者が、カメルーンを行き来しながら研究を続け、1993年に湖水爆発の原因を突き止めました。 (ソース:) ただ、まだ二酸化炭素が流れこむ明確な経路や、爆発のきっかけなど不明な点もあり、今も研究が続いています。 現在もカメルーンの2湖は絶えず二酸化炭素が湖に供給されているそうです。 ニオス湖ではパイプによる湖水から二酸化炭素の除去作業が行われています。 これが日本のODA(政府開発援助)で行われているそうですよ。 二度と悲劇が起きないことを祈ります。 一方、ルワンダのキプ湖はかなりアグレッシブな方法を取っています。 下層の湖水に溶けているメタンガスを使って発電をしているそうです! 2,000万ドルをかけて発電所を建設。 すでに3. 6MWの発電をしていて、数年以内に50MWまで発電量を増やす予定。 ルワンダ政府は、アメリカの企業とメタンから100MWの発電をするべく契約を結んだそうです。 スゴいですね。 ルワンダは電力不足でもあり、住民の安全と電力の両方が得られるこの政策は合理的だと思えます。 安全面や環境アセスメントに疑問の声もあるそうですが、大きな反対もなく進んでいる模様。 事故なく、住民の住環境も良くなるのなら言うこと無しかと思います。 日本では発生しない? 日本は火山大国で、温泉も湖も多い。 最近は活動が活発な火山のニュースが頻繁だし・・・、心配になりますね。 日本では、 季節による気温の変化が大きいため、湖では対流があり二酸化炭素が湖水下層にとどまらず湖面から常に放出されているのだそうです。 確かに、日本一深い湖の田沢湖も火山湖ですが、湖水表面温度は夏は20度以上、冬は3度まで下がりますもんね~。 なるほど。 カメルーンは熱帯地域で、年間の気温変動が少ない故に起きた大惨事だったんですね。 二度と起きないことを、今一度祈ります。

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ニオス湖、村人1800人が窒息死!?「湖水爆発」は日本でも起きうる?

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カラチャイ湖(ロシア) 世界で最も汚染された場所・・・ カラチャイ湖は近づく事さえしてはいけない湖です。 何故なら1950年代には放射性廃棄物の投棄場所として使用されていました。 60年もの長い年月の間に放射性廃棄物を溜め込んだこの湖は近づく事で生命に致命的なダメージを与え続けます。 もし防護服なしでこのカラチャイ湖に近づくことになればどうなるのでしょうか。 湖の周囲に防護服なしで近づくとおよそ1分程で体の健康が破壊されます。 1時間が経つ頃には致死率はほぼ100%に達すると言われています。 この非常に危険はカラチャイ湖周辺は現在は許可なく立ち入りが出来ない区域となっています。 高温になっているのは火山湖であるという理由ですが中心部はというと沸騰してグツグツと沸いていたり、冷めた状態で人も泳げる温度だったりと様々です。 5と強アルカリの湖でありここで生存する生物は皆無です。 この湖の周囲には誤って近づいた生物の死骸が転がっている他、もし人が湖に触れようものならば大やけどを負ってしまうでしょう。 ホースシュー湖(アメリカ カリフォルニア州) 米カリフォルニア州にあるホースシュー湖は世界で最も死を呼ぶ湖と称され、湖から放出される二酸化炭素濃度の高さが脅威となっています。 湖の周囲何マイルも前から注意看板が多く立てられており湖のほとりに辿り着くころには酸欠で命の保証はありません。 ニオス湖(カメルーン) ニオス湖は同じカメルーンにあるモノウン湖、コンゴ民主共和国にあるキブ湖と並んで世界で爆発するかもしれない湖のひとつとして考えられています。 爆発すると言っても湖自体が爆発するわけではなく底に溜まっている二酸化炭素のガス層が危険なのです。 1986年にニオス湖ガス事故が起こっており、実際に近隣の村に大きな被害を与えています。 ニオス湖の爆発で二酸化炭素が放出され付近一帯を覆いました。 2000年初頭にカメルーン政府はこのニオス湖の二酸化炭素をガス抜きする装置を設置しガス抜きパイプから二酸化炭素を含む湖水を水面へと循環させるプロジェクトを始動しました。 これによって湖底の二酸化炭素の壁は年々崩れてきていますが未だ余談を許さない状況が続いています。 シャンプレーン湖(アメリカ バーモント州) 米バーモント州にあるシャンプレーン湖は水自体に危険性はありませんがそこに生息している生物が非常に危険なのです。 シャンプレーン湖には何百種類ものナツメウナギが生息しています。 ナツメウナギは生き物に噛みついて獲物の血液を吸い尽くす生き物なのです。

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