ガチョウ ゲーム。 【レビュー】「Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!」 泣きっ面にガチョウ、癒しの世界に突如として現れたイタズラガチョウ

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おはっく~!KENT です! 今回は2019年9月に配信された「 Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜」のレビューをしていきます。 本作はガチョウとなって平和な街でイタズラをしていくゲームですが、 イタズラをパズルアクションに落とし込んだ意欲作でした! 困っている人を助ける、悪さをしている奴をやっつける。 ぼくは大人になるにつれてゲーム内でも善人プレイを心がけるようになります。 その一方で忘れかけていたことがありました。 それが平和な世界でイタズラする楽しさ! 例えば「」シリーズではどうぶつの住人たちにオノを当てたり落とし穴にハメたりしたもんです。 すると、どうぶつたちが何かしらのリアクションを見せてくれるから面白かった! ゲームというのはインタラクティブ性のある娯楽です。 「倫理的にどうなの?」と思われるかもしれませんが、オモチャの延長線上で楽しむのもアリでしょう。 そこに目をつけたのが今回レビューする「Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜」。 本作はお題に沿ったイタズラをすることがゲーム内での目標になっていて、 相手のリアクションを楽しむことに重点が置かれています。 ヒントはほとんど与えられないので訳が分からなくなることもありましたが、謎解き重視のパズルアクションゲームとしても楽しめました! ここからはそんな「Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜」について詳しく語っていきます。 良いところ 試行錯誤して目標をこなす楽しさ ゲームを開始するとプレイヤーは白いガチョウを操作することになり、複数の課題を与えられます。 農園に侵入する、おじさんを濡らす、おじさんから鍵を盗む etc… 課題が書かれたテキスト以外のヒントは一切与えられず、最近のゲームにありがちなマーカーを使ったガイド表示もありません。 「一体、どのようにすれば条件を満たせるのだろうか?」 ぼくは課題に沿った展開になるようガチョウが出来ることを一通り行いました。 鳴く、羽ばたく、物をくわえる etc… すると、数十分の試行錯誤のうえ、課題をこなすことが出来たんです! 最初は訳が分かりませんでしたが、 試行錯誤のうえに答えを導き出すのが面白い! 多くの課題はヒラメキが求められるので、謎解きゲーム好きには溜まりません。 ちなみに私はガチョウではなくブンチョウです コダワリ抜かれたガチョウの動き 開発者はガチョウが好きなのでしょうか? 随所でガチョウへのコダワリを感じました。 しっぽを振りながらのよちよち歩き、頻繁にキョロキョロする首。 実際に行いそうな動きを取るので、ガチョウを動かしている説得力が凄いw 静止画だけだと単色で描かれたシンプルなグラフィックに見えますが、動いているところを見ると作り込みの細かさに驚くことでしょう。 それと、主人公にガチョウをチョイスしているのもナイスに感じます。 イタズラな鳥類と言えばカラスですが、世間の好感度が低いので、もし、そちらをチョイスしていたらどうなっていたことかw 住人たちの作り込み 一方、住人たちの作り込みも凄い! 住人たちは平和な街でのんびり生活しています。 畑仕事をしているおじさん、サッカーボールで遊ぶ少年、お店を開いているおばさん etc… しかし、ガチョウが住人たちの近くにあるオブジェクトを奪ったり、何かしらの装置を作動させたらどうでしょうか? 今行っている作業・遊びを中断し、• 奪われた物を取り戻すためしつこいくらい追いかけて来る• 装置の作動を止めるために急いで飛び出す なんてリアクションを見せてくるんです! 場合によっては住人同士が干渉することだってあります。 ガチョウが干渉出来るオブジェクトは1エリアにつき数十種類あるだけに、相当複雑なプログラムで構成されているのではないでしょうか? 程良い自由度の高さ 本作の舞台は箱庭マップになりますが、 程良い自由度を感じられました。 行動範囲は少しずつ広がっていくように作られているので、広すぎて迷うこともありません。 一度に与えられる課題も6種類程度。 めちゃくちゃ多い訳ではないので、20分もプレイすれば攻略の糸口が見えてきます。 さらにクリア必須ではない隠し課題もあるので、なぞっている感じもしません。 個人的にはこの程良い自由度が心地良く感じました。 ゲームプレイと連動した音使い BGMは全編ピアノで構成されていますが、状況に応じてリアルタイムで変化します。 例えばスピードが上がったり、急に停止したり。 このコダワリがコミカルな作風やインタラクティブ性をさらに強調していて、 一種の芸術なんじゃないかと思わせてくれます。 あまりにもピタッとハマっているので、慣れてくるとBGMの存在自体を忘れてしまうくらい。 スポンサーリンク 個人的に合わない&気になったところ 人によっては詰まってしまう恐れがある 程良い自由度のゲームではありますが、 ヒントが少なすぎるので人によっては詰まってしまう恐れがあります。 ぼくもたった1つの課題に数十分詰まってしまうことがありました。 その分、解けた時の達成感は大きいんですが、しびれを切らしてしまう方も出てくるでしょう。 「課題の達成条件が分からない!」 そんな人は「」の「」をご覧ください。 イタズラをする罪悪感 ゲーム開始直後、善人プレイに慣れてしまったぼくは罪悪感を持ってしまいました。 「なんで罪のない人にイタズラしないといけないんだろう?」って。 終盤には何故ガチョウがイタズラをするのかの動機が分かるようになっていますが、それまでが分かりにくいので感情移入出来ませんでした。 やはり、倫理的に問題があっても動機があるのかどうかでプレイヤーのモチベーションも変わってきます。 いたずらガチョウがやって来た!のレビューまとめ ガチョウとなって平和な街でイタズラをすることに注力した作品。 イタズラができるだけではシミュレーターになる恐れがありましたが、そこにストーリー性や課題を持たせることでゲームっぽく仕上がっています。 ヒントが少なく、人によっては罪悪感を持ってしまうかもしれませんが、エンタメ性に富んだ実にインディーズゲームらしい作品に感じました。 様々なイタズラを行って課題をこなしていく点は実況動画との相性も良いので、人気が出るのも納得です。 イタズラをパズルアクションに落とし込んだ意欲作! こんな人には特におススメ。 ・イタズラ好き。 ・謎解き好き。 こんな人にはおススメできない。 ・イタズラが苦手な人。

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ガチョウが主役の「Untitled Goose Game」は、期待通りの洗練されたパズルだった:ゲームレヴュー

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いたずらのために懸命になるガチョウの愛らしさはとびっきり ゲーム内容は、タイトルにもあるようにガチョウが町の人々にいたずらを繰り広げていくというもの。 農場からいろいろと拝借したり、ガレージに誰かを閉じ込めたりして町の人々をちょっぴり困らせることができる。 主人公がガチョウである都合上、アクション自体のバリエーションは少ない。 それでもいたずらのために懸命になるガチョウの愛らしさはとびっきりだ。 これは言葉を費やすよりもトレーラーや本稿に掲載したgif画像を見てもらったほうがいい。 また、音楽による演出も巧みで、状況に合わせて鳴るピアノの音色も心地よい。 おじさんと追いかけっこするガチョウ。 個人的なお気に入り。 物を引きずるときのガチョウ。 もちろんガチョウのせいで誰かが水浸しになることもあれば、何かを壊してしまうようなこともあるのだが、人間たちの反応はいたって穏やかだ。 激怒してガチョウをこらしめたり、捕まえたりするような者はおらず、とても優しさに満ちた世界であることを誰もが感じとるだろう。 童心に返って「ちょっとしたかくれんぼ」をするようなもの とはいえ、彼らも指をくわえて黙って見ているわけではない。 ガチョウがお店に入ろうとすれば入り口をさえぎろうとするし、何かをくわえているのを見たらすぐに取り返そうとする。 このため、本作では人間たちに見つからないことが重要で「軽めのステルスゲーム」というプレイフィールになっている。 いたずらというテーマもあいまいって、童心に返って「ちょっとしたかくれんぼ」をするのに似ている。 「軽め」とただし書きしたのは、もしもミスしてしまってもすぐにやり直せる手軽さが本作にあるからだ。 どこかの組織のエージェントと違ってガチョウは命のやりとりと無縁だし、人々もすぐにガチョウのしでかしたことを忘れてしまうため、すぐに気を取り直して再チャレンジできる。 水面下で足をばたつかせているであろうガチョウ。 少し難しめのバランスになっているのは違和感 一方でかわいらしい見た目とは裏腹に、少し難しめのバランスになっているのは違和感があった。 本作は「リンゴをここに運ぶ」とか「クツを奪って隠す」といったように物を特定の場所まで運ぶタスクが多い。 当然、リンゴだのクツだのをクチバシでくわえて運ぶのだが、ガチョウがちょっと人に触れただけでそれらの物を落としてしまううえ、バタバタしながら勝手に歩いてしまうため、ストレスになりやすい。 さらにやるべきことがわかりづらい場面もいくつかあった。 全部で4つというエリアの少なさを考えるとこの難しさも理解できなくはないが、それが水増しされたような印象にもつながっている。 特にガチョウに惹かれて子供と一緒にプレイするような場合は、クリアを目的にしないほうがいいだろう。 おじさんに帽子を取り返されてしまうガチョウ。 そんなガチョウ目線で見ても小さな町だが、本作の見どころは最後にある。 本作はエリアごと提示されるタスクをこなすことで次のエリアに進めるようになっている。 そして最終的にはすべてのエリアがつながり、町全体を通してこなすタスクがひとつだけ課せられる。 最終エリアには見た目としての仕掛けがあり、ゲームプレイにも少しひねりがくわわるので、小さな町を舞台にした作品ながら胸に残る印象は決して小さくない。 バレバレだけれど、花壇に身を潜めるガチョウ。 人間の真似をしてピクニックの準備に励むガチョウ。 ボリュームとしてはクリアまで2~4時間といったところだろう。 クリア後にはエリアをまたいでこなさなければならないタスク、そしてタイムアタックのようなタスクが出現する。 いわゆるやりこみ要素だ。 残念ながらこれらのやりこみ要素は「ボールを隣のエリアまで運んでゴールしろ」のようなものがあって、一見良さそうに思えるが挑戦しがいよりも面倒くささが先行してしまっている。 ガチョウでドリブルするのは私の、そしておそらくはあなたの想像以上に難しいのだ。 「かわいさあまって憎さ百倍」とはよく言ったもので、私はボールよりもガチョウが憎たらしく見えてくるまえにクリア後コンテンツの完遂を断念することにしたが、後悔はしていない。 いたずらガチョウは憎むべき存在ではなく、愛らしい存在であるべきなのだ。 愛らしさに満ちあふれたガチョウ• 人々のやさしさを感じさせる世界• 小さな驚きをもたらすラスト 短所• 愛らしさを詰め込むには狭すぎる町• イライラが募る人々との接触• 悪い意味で驚くクリア後コンテンツ 総評 世界中の人々が首ったけになるであろうガチョウのかわいらしさ、いたずらしてもやさしい人々といった独特の魅力をもったゲーム。 しかし、舞台となる町はあまりに小さくて物足りない。 水増しにも思える難しさや意地悪なクリア後コンテンツなど、本作が愛らしさであふれているだけに不満点に大きな憎しみが募ってしまった。

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【レビュー】Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜 [評価・感想] イタズラをパズルアクションに落とし込んだ意欲作!

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「Untitled Goose 」でプレイヤーが最初にすることは、「ガァ」と鳴くことだ。 この鳴くという行為は、本作でとれる数少ないアクションのひとつである。 なんたって、あなたはガチョウなのだから。 Untitled Goose Gameは、オーストラリアのゲーム開発会社House Houseが開発したゲームだ。 2017年、同社がゲームプレイの一部を紹介するトレイラーを公開すると、作品はネットで静かに話題となった。 それから2年後の19年、いたずら好きなガチョウのゲームは、待望の新作として世に出ることとなった。 パブリッシャーはPanicで、と、Epic Gamesストアから購入できるが用意されている。 ガチョウの魅力満載のゲームデザイン Untitled Goose Gameを成功に導いたのは、ガチョウがもつ本質的な愉快さだ。 ペタペタした足に、パタパタ動く羽、そして「ガァ」という鳴き声。 Untitled Goose Gameは、こうしたガチョウ本来の魅力をゲームデザインで最大限に引き出した。 歩けばペタペタと音がし、「鳴く」アクションと「羽ばたく」アクションにはそれぞれ専用のボタンが割り当てられている。 この「嫌なやつ」というのが、Untitled Goose Gameに登場するガチョウというキャラクターのベースとなっている。 ゲーム内では前述の「鳴く」「羽ばたく」に加え、「歩く」「泳ぐ」「かがむ」「くわえる」といったアクションが行なえるが、それ以上のことは何もできない。 この限られた(しかし、驚くほど使える)スキルを発揮して「ToDo(すべきこと)」リストをこなし、村を歩き回って迷惑なガチョウでいることが、このゲームのゴールなのである。 リストに並ぶのは、ガチョウがよくするあれこれだ。 おじさんからカギを盗んだり、子どもを怖がらせたり、サンドイッチをつまんだり。 一度リストを完了すれば、もっと難しいタスクが待ち受ける次のエリアに進める。 やりがいと納得感のあるパズルの数々 ゲームのコンセプトを聞くと、14年発売の「Goat Simulator」と比べたくなる。 しかし、表面上の類似点(変な生き物になってプレイすること、口でモノをくわえて運ぶこと)を除けば、Untitled Goose GameはGoat Simulatorとはまったく違う類のゲームだと言える。 なかには、対象にそーっと近づいて、村人に気づかれ邪魔される前にさっとくわえて逃げるこのゲームを、「ステルスゲーム」に分類する人もいる。 だが、これもちょっと誤解を生む説明だ。 というのも、ガチョウがステルスっぽくないからである。 ゲームでは、あえてガァガァうるさくするほうが効果的な場合も多い。

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