怖い話 洒落。 【洒落怖】2ちゃんの有名な怖い話まとめ

【厳選23話】殿堂入りの怖い話

怖い話 洒落

まずはじめに言っておくが、こいつは驚くほど長い。 そしてあろうことか、たいした話ではない。 死ぬほど暇なやつだけ読んでくれ。 忠告はしたので、はじめる。 これは俺が大学3年の時の話。 夏休みも間近にせまり、大学の仲間5人で海に旅行に行こうって計画を立てたんだ。 計画段階で、仲間の一人がどうせなら海でバイトしないかって言い出して、 俺も夏休みの予定なんて特になかったから二つ返事でOKを出した。 そのうち2人は、なにやらゼミの合宿があるらしいとかで、バイトはNGってことに。 結局、5人のうち3人が海でバイトすることにして、残り2人は旅行として俺達の働く 旅館に泊まりに来ればいいべって話になった。 それで、まずは肝心の働き場所を見つけるべく、3人で手分けして色々探してまわることにした。 ネットで探してたんだが、結構募集してるもんで、友達同士歓迎っていう文字も多かった。 俺達はそこから、ひとつの旅館を選択した。 もちろんナンパの名所といわれる海の近く。 そこはぬかりない。 電話でバイトの申し込みをした訳だが、それはもうトントン拍子に話は進み、 途中で友達と2日間くらい合流したいという申し出も、 「その分いっぱい働いてもらうわよ」 という女将さんの一言で難なく決まった 計画も大筋決まり、テンションの上がった俺達は、そのまま何故か健康ランドへ直行し、 その後友達の住むアパートに集まって、風呂上りのツルピカンの顔で、ナンパ成功時の行動などを綿密に打ち合わせた。 そして仲間うち3人 俺含む が旅館へと旅立つ日がやってきた。 初めてのリゾートバイトな訳で、緊張と期待で結構わくわくしてる僕的な俺がいた。 旅館に到着すると、2階建ての結構広めの民宿だった。 一言で言うなら、田舎のばーちゃんち。 入り口から声をかけると、中から若い女の子が笑顔で出迎えてくれた。 ここでグッとテンションが上がる俺。 旅館の中は、客室が4部屋、みんなで食事する広間が1つ、従業員住み込み用の部屋が2つで計7つの部屋が あると説明され、俺達ははじめ広間に通された。 しばらく待っていると、若い女の子が麦茶を持ってきてくれた。 名前は「美咲ちゃん」といって、この近くで育った女の子だった。 それと一緒に入ってきたのが女将さんの「真樹子さん」。 恰幅が良くて笑い声の大きな、すげーいい人。 もう少し若かったら俺惚れてた。 あと旦那さんもいて、計6人でこの民宿を切り盛りしていくことになった。 ある程度自己紹介とかが済んで、女将さんが言った。 「客室はそこの右の廊下を突き当たって左右にあるからね。 そんであんたたちの寝泊りする部屋は、左の廊下の突き当たり。 あとは荷物置いてから説明するから、ひとまずゆっくりしてきな。 」 ふと友達が疑問に思ったことを聞いた。 友達をA・Bってことにしとく A「2階じゃないんですか?客室って。 」 すると女将さんは、笑顔で答えた。 「違うよ。 2階は今使ってないんだよ」 俺達は、今はまだシーズンじゃないからかな?って思って特に気に留めてなかった。 そのうち開放するんだろ、くらいに思って。 部屋について荷物を下ろして、部屋から見える景色とか見てると、 本当に気が安らいだ。 これからバイトで大変かもしれないけど、 こんないい場所でひと夏過ごせるのなら全然いいと思った。 ひと夏のあばんちゅーるも期待してたしね。 そうして俺達のバイト生活が始まった。 大変なことも大量にあったが、みんな良い人だから全然苦にならなかった。 やっぱ職場は人間関係ですな。 1週間が過ぎたころ、友達の一人がこう言った。 A「なあ、俺達良いバイト先見つけたよな。 」 B「ああ、しかもたんまり金はいるしな」 友達二人が話す中俺も、 俺「そーだな。 でももーすぐシーズンだろ?忙しくなるな。 」 A「そういえば、シーズンになったら2階は開放すんのか?」 B「しねーだろ。 2階って女将さんたち住んでるんじゃないのか?」 俺とAは A俺「え、そうなの?」と声を揃える。 B「いやわかんねーけど。 でも最近女将さん、よく2階に飯持ってってないか?」 と友達が言った。 A「知らん」 俺「知らん」 Bは夕時、玄関前の掃き掃除を担当しているため、2階に上がる女将さんの姿を よく見かけるのだという。 女将さんはお盆に飯を乗っけて、そそくさと2階へ続く階段に消えていくらしい。 その話を聞いた俺達は、 「へ~」 「ふ~ん」 みたいな感じで、別になんの違和感も抱いていなかった。 それから何日かしたある日、いつもどおり廊下の掃除をしていた俺なんだが、 見ちゃったんだ。 客室からこっそり出てくる女将さんを。 女将さんは基本、部屋の掃除とかしないんだ。 そうゆうのするのは全部美咲ちゃん。 だから余計に怪しかったのかもしれないけど。 はじめは目を疑ったんだが、やっぱり女将さんで、その日一日もんもんしたものを 抱えていた俺は、結局黙っていられなくて友達に話したんだ。 すると、Aが言ったんだよ、 A「それ、俺も見たことあるわ」 俺「おい、マジか。 なんで言わなかったんだよ」 B「それ、俺ないわ」 俺「じゃー黙れ」 A「だってなんか用あるんだと思ってたし、それに、疑ってギクシャクすんの嫌じゃん」 俺「確かに」 俺達はそのとき、残り1ヶ月近くバイト期間があった訳で。 3人で、見てみぬふりをするか否かで話し合ったんだ。 そしたらBが 「じゃあ、女将さんの後ろつけりゃいいじゃん」 ていう提案をした。 A「つけるってなんだよ。 この狭い旅館でつけるって現実的に考えてバレるだろ」 B「まーね」 俺「なんで言ったんだよ」 AB俺「・・・」 3人で考えても埒があかなかった。 来週には残りの2人がここに来ることになってるし、何事もなく過ごせば 楽しく過ごせるんじゃないかって思った。 だけど俺ら男だし。 3人組みだし?ちょっと冒険心が働いて、「なにか不審なものを見たら報告する」ってことで その晩は大人しく寝たわけ。 そしたら次の日の晩、Bがひとつ同じ部屋の中にいる俺達をわざとらしく招集。 お前が来いや!!と思ったが渋々Bのもとに集まる。 B「おれさ、女将さんがよく2階に上がるっていったじゃん?あれ、最後まで見届けたんだよ。 いつも女将さんが階段に入っていくところまでしか見てなかったんだけど、昨日はそのあと出てくるまで 待ってたんだよ」 B「そしたらさ、5分くらいで降りてきたんだ。 」 A「そんで?」 B「女将さんていつも俺らと飯くってるよな?それなのに盆に飯のっけて2階に上がるってことは、 誰かが上に住んでるってことだろ?」 俺「まあ、そうなるよな・・・」 B「でも俺らは、そんな人見たこともないし、話すら聞いてない」 A「確かに怪しいけど、病人かなんかっていう線もあるよな」 B「そそ。 俺もそれは思った。 でも5分で飯完食するって、結構元気だよな?」 A「そこで決めるのはどうかと思うけどな」 B「でも怪しくないか?お前ら怪しいことは報告しろっていったじゃん? だから報告した」 語尾がちょっと得意げになっていたので俺とAはイラっとしたが、そこは置いておいて、 確かに少し不気味だなって思った。 「2階にはなにがあるんだろう?」 みんなそんな想いでいっぱいだったんだ。 次の日、いつもの仕事を早めに済ませ、俺とAはBのいる玄関先へ集合した。 そして女将さんが出てくるのを待った。 しばらくすると女将さんは盆に飯を載せて出てきて、2階に上がる階段のドアを開くと、 奥のほうに消えていった。 ここで説明しておくと、2階へ続く階段は、玄関を出て外にある。 1階の室内から2階へ行く階段は俺達の見たところでは確認できなかった。 玄関を出て壁伝いに進み角を曲がると、そこの壁にドアがある。 そこを開けると階段がある。 わかりずらかったらごめん。 とりあえずそこに消えてった女将さんは、Bの言ったとおり5分ほど経つと戻ってきて、 お盆の上の飯は空だった。 そして俺達に気づかないまま、1階に入っていった。 B「な?早いだろ?」 俺「ああ、確かに早いな」 A「なにがあるんだ?上」 B「知らない。 見に行く?」 A「ぶっちゃけ俺、今ちょーびびってるけど?」 B「俺もですけど?」 俺「とりあえず行ってみるべ」 そう言って3人で2階に続く階段のドアの前に行ったんだ。 A「鍵とか閉まってないの?」 というAの心配をよそに、俺がドアノブを回すと、すんなり開いた。 「カチャ」 ドアが数センチ開き、左端にいたBの位置からならかろうじて中が見えるようになったとき、 B「うっ」 Bが顔を歪めて手で鼻をつまんだ。 A「どした?」 B「なんか臭くない?」 俺とAにはなにもわからなかったんだが、Bは激しく匂いに反応していた。 A「おまえ、ふざけてるのか?」 Aはびびってるから、Bのその動作に腹が立ったらしく、でもBはすごい真剣に B「いやマジで。 匂わないの?ドアもっと開ければわかるよ」と言った。 俺は、意を決してドアを一気に開けた。 モアっと暖かい空気が中から溢れ、それと同時に埃が舞った。 俺「この埃の匂い?」 B「あれ?匂わなくなった」 A「こんな時にふざけんなよ。 俺、なにかあったら絶対お前置いてくからな。 今心に決めたわ」 とびびるAは悪態をつく。 B「いやごめんって。 でも本当に匂ったんだよ。 なんていうか・・生ゴミの匂いっぽくてさ」 A「もういいって。 気のせいだろ」 そんな二人を横目に俺はあることに気づいた。 廊下が、すごい狭い。 人が一人通れるくらいだった。 そして電気らしきものが見当たらない。 外の光でかろうじて階段の突き当たりが見える。 突き当たりには、もうひとつドアがあった。 俺「これ、上るとなるとひとりだな」 A「いやいやいや、上らないでしょ」 B「上らないの?」 A「上りたいならお前行けよ。 俺は行かない」 B「おれも、むりだな」 AがBをどつく。 俺「結局行かねーのかよ。 んじゃー、俺いってみる」 AB「本気?」 俺「俺こういうの、気になったら寝れないタイプ。 寝れなくて真夜中一人で来ちゃうタイプ。 それ完全に死亡フラグだろ?だから、今行っとく。 」 訳のわからない理由だったが、俺の好奇心を考慮すれば、今AとBがいるこのタイミングで 確認するほうがいいと思ったんだ。 でも、その好奇心に引けを取らずして恐怖心はあったわけで。 とりあえず俺一人行くことになったが、なにか非常事態が起きた場合は絶対に 俺を置いて 逃げたりせず、 真っ先に教えてくれっていう話になったんだ。 ただし、何事もないときは、急に大声を出したりするなと。 もしそうしてしまったときは、命の保障はできないとも伝えた。 俺のね。 そんでソロソロと階段を上りだす俺。 階段の中は、外からの光が差し込み、薄暗い感じだった。 慎重に一段ずつ階段を上り始めたが、途中から、 「パキっ・・・パキっ」 と音がするようになった。 何事かと思い、怖くなって後ろを振り返り、二人を確認する。 二人は音に気づいていないのか、 じっとこちらを見て親指を立てる。 「異常なし」の意味を込めて。 俺は微かに頷き、再度2階に向き直る。 古い家によくある、床の鳴る現象だと思い込んだ。 下の入り口からの光があまり届かないところまで上ると、好奇心と恐怖心の均衡が怪しくなってきて、 今にも逃げ帰りたい気分になった。 暗闇で目を凝らすと、突き当たりのドアの前に何かが立っている・・かもしれないとか、 そういう「かもしれない思考」が本領を発揮しだした。 「パキパキパキっ・・」 この音も段々激しくなり、どうも自分が何かを踏んでいる感触があった。 虫か?と思った。 背筋がゾクゾクした。 でも何かが動いている様子はなく、暗くて確認もできなかった。 何度振り返ったかわからないが、途中から下の二人の姿が逆光のせいか 薄暗い影に見えるようになった。 ただ親指はしっかり立てていてくれた。 そしてとうとう突き当たりに差し掛かったとき、強烈な異臭が俺の鼻を突いた。 俺はBとまったく同じ反応をした。 俺「うっ」 異様に臭い。 生ゴミと下水の匂いが入り混じったような感じだった。 (なんだ?なんだなんだなんだ?) そう思って当たりを見回す。 その時、俺の目に飛び込んできたのは、突き当たり踊り場の角に 大量に積み重ねられた飯だった。 まさにそれが異臭の元となっていて、何故気づかなかったのかってくらいに 蝿が飛びかっていた。 そして俺は、半狂乱の中、もうひとつあることを発見してしまう。 2階の突き当たりのドアの淵には、ベニヤ板みたいなのが無数の釘で打ち付けられていて、 その上から大量のお札が貼られていたんだ。 さらに、打ち付けた釘に、なんか細長いロープが巻きつけられてて、くもの巣みたいになってた。 俺、正直お札を見たのは初めてだった。 だからあれがお札だったと言い切れる自信もないんだが、大量のステッカーでもないだろうと思うんだ。 明らかに、なにか閉じ込めてますっていう雰囲気全開だった。 俺はそこで初めて、自分のしたことは間違いだったんだと思った。 「帰ろう」 そう思って踵を返して行こうとしたとき、突然背後から 「ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ」 という音がしたんだ。 ドアの向こう側で、なにか引っかいているような音だった。 そしてその後に、 「ひゅー・・ひゅっひゅー」 不規則な呼吸音が聞こえてきた。 このときは本当に心臓が止まるかとおもった。

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【洒落怖】下校

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殿堂入りの怖い話 一覧 邪視 山にまつわる系の怖い話。 叔父に連れられ行った山奥の別荘で二人に恐怖が襲う。 巣くうもの 大学の仲間と心霊スポットの古びた民家に向かう。 そこで何かが彼らへ近づいてくる・・・。 リョウメンスクナ 建築会社の男が、寺院の解体作業を行っていた時、黒ずんだ長い木箱を発見。 その木箱の中身とは・・・? リンフォン 骨董屋にあった不思議な玩具「リンフォン」。 バイト先で入ってはならないと言われていた場所があったが、気になって入ってしまう。 ひょうせ・渦人形 高校2年の夏休み、某県の山奥にある合宿所に行った主人公。 その石碑には集落独自の恐ろしい秘密が隠されていた。 危険な好奇心 小学生のとき、近くの裏山に秘密基地を作っていた。 3人は秘密基地で一夜を過ごすことにするが怖くなり下山することに。 しかし下山をしている途中に、 3人は人の気配を感じる。 旅館の求人 マネキン 邪霊の巣窟 リアル くねくね コトリバコ 神社の神主をしていた彼の元に、友達が持ってきたパズルのような箱。 封印された呪いの箱『 ことりばこ』を解放させてしまう。 それは八尺様と呼ばれる異形の存在だった。 猿夢 夢の中で、駅のホームにいると、遊園地にあるおもちゃのような電車がやってきた。 アナウンスで、乗ると怖い目に遭うと説明されるが、電車に乗ってしまう・・・。 パンドラ・禁后 田舎にぽつんとある玄関や入口が見つからない変わった空き家。 大人達は子供たちがそこへ行かないように注意するが。 ヤマノケ・テンソウメツ 娘を連れてドライブに出かけた父が、娘を驚かそうと舗装もされていないような脇道へ入り込んだ。 地下の丸穴 主人公が住んでる田舎のとある場所に巨大な宗教施設が建設された。 幼い頃は悪魔教だの般若団体だのと言っていたが、実際は恐ろしい施設だった。

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【洒落怖】2ちゃんの有名な怖い話まとめ

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俺の親戚の家は山の中にある。 農業で生計立ててたんだけど、乳牛も飼ってた。 ガキの頃の俺はこの牛が大好きで、よく遊びに行ってた。 車で1時間30分かけてww んで、小2の夏休み、一日だけ親戚の家に泊まれることになった。 おじさんおばさんは笑顔で迎えてくれたが、一言 「裏山には絶対近づいてはならね。 」 みたいなこといわれた。 そのときは、何か危ないものでもあるのかな?って感じで特に気にせず頷いた。 次の日、おばさんたちが仕事にでちゃって、特にすることもない俺は牛にエサやったりして遊んでたけど、やっぱすぐに飽きた。 ふと裏山の方を見ると、なんか飛んでる。 カブトムシだった。 当時昆虫大好き少年だった俺は、昨日のおじさんの注意など忘れて裏山に飛び込んだ。 しばらくカブトムシを探しながらハイテンションで走り回っていたが、気付くと回りは木ばかり。 昼間なのに妙に薄暗いし、怖くなって涙が溢れてきた。 「おじさーん!おばさーん!」 と泣きながら歩き回ってると、遠くから おーい。 おーい。 と、人の声が聞こえてきた。 おじさんが助けに来てくれた!と、思って声の方向に駆け出した。 けど、おかしい。 走っても走っても、おじさんの姿は見えてこない。 私の最後の心霊ツアーとなった場所で実際に起こった話し。 大学時代、夏になるとバイト仲間で度々心霊スポットへと肝試しに行った。 山中の霧がかったトンネル、墓地、廃病院、貯水池、富士の樹海。 色々巡ったが、霊には縁がなかった。 だが最後となった心霊スポットは、別格であったように思う。 埼玉県北部。 暗闇で辺りはハッキリと見えなかったが、鬱蒼とした森に囲まれ 街灯も舗装された道もない場所にぽつんと建つ、それは廃屋だった。 車のライトに照らされ、植物の蔓でびっしりと覆われた廃屋の敷地を囲う垣根が見えた。 人の背丈をゆうに超える垣根のせいで家屋は2階の一部を除いて殆ど見えない。 決して小さくは無い庭があることも想像できたが、 とにかく車中からではほとんど窺うことが出来なかった。 程なくして私たち4人は車から降りた。 メンバー4人は全員男性。 発案企画、車まで出してくれる心霊大好きSさん。 自称霊感有りのI、気が強く霊否定派のH、そして私。 「あ、ここは本気でまずいです」とIが言ったが、 富士の樹海や小河内ダムの時も似たような事を言って何も起こらなかった為、 一同「またか」と聞き流した。 懐中電灯で辺りの闇を照らす。 廃屋の敷地を囲うのは、垣根と言うよりブロック塀だった。 グルリと回ると大きな門があった。 が、太い鎖でグルグルに巻かれ大きな南京錠が掛けられており、門を開けることは出来なかった 今の彼女と付き合いだしたばかりの頃の話。 当時俺は学生で、彼女は就職し一人暮らしをしていた。 当然のように彼女の部屋に上がり込み半同棲状態に。 彼女には俺の前に付き合っていた元彼がいた。 その元彼は今でも彼女のことを引きずっているようで、 しつこく電話を掛けてきたり、部屋の前で待ち伏せをする事もあった。 『俺がそいつと話そうか?』と進言するも 『ダメダメ、あいつ体おっきいし何するか分かんないよ』 『警察に言った方がいいんじゃない?』 『んー、一応前付き合ってた人だし、私のせいで犯罪者にするのもね』 彼女に危害を加える様子はないとの事なので、 それ以上無理強いはしなかった。 お盆休み、彼女は実家に一週間帰省した。 『私いない間部屋にいていいよ』そう言われてた。 俺も実家に戻ればいいのだが、 まるで自分が一人暮らしをしているようで嬉しかったのと、 ゲーム機を彼女の部屋に持ってきていた事もあり、 遠慮なく寝泊りさせてもらう事にした。 以前付き合っていた彼女の家に交際一週間目で初めて行った時の事。 明け方に行ったのだけど、寝ようとしたら部屋の角に置いてあった観葉植物に異変を感じた。 そこには青白いような透けた女の人が立っていて犬掻きみたいに手を交互にバタバタさせていたから。 そんな体験をした事なかったから、「あれ?あそこに女の人が見える!」と思わず言ってしまったら彼女が尋常じゃないほど怯えた。 事情を聞くと、2週間前に三階でガス器具の欠陥でカップルが亡くなったらしい。 彼女はその時真下の二階に住んでいて同じ間取りだったからテレビニュースの取材を受けていたりしたそうで 俺はニュースは見ていたけどモザイクと声が変えてあって彼女だとは分かっていない。 なんか怖いから一階の部屋に移してもらったばかりの時に俺と交際を開始して、俺が部屋に行ったという訳。 青白い女の人が亡くなったカップルの女の人かは分からないのだけど…。 後日、遺体の第一発見者がカップルの男の人が勤務していた会社の社長という事が分かり、偶然俺の知り合いだったので俺の不思議な体験を話したらその時の様子を教えてくれた。 ある日、地方に住んでいる6歳の幼女が1人行方不明になった 母親が公園で主婦友達と話している数分の間に公園から居なくなった どこを探しても居ない、警察も検問を各地に配置したが一向に見つからない。 警察も半分諦めていた 1ヵ月後、諦めきれない親がとうとう最後の手段とも言える アメリカで有名な透視能力者を大金を叩いて招いた 早速両親は娘が今、どこにいるのか透視して貰った 透視能力者は透視を始めた。 何分か経って透視能力者は一言 「この子は元気ですよ」 この言葉に両親、親族は大喜び。 さらに透視能力者は 「この子の周りには豪華絢爛な家具が見えるので多分、裕福な家庭にいる事が推測されま す」 この言葉に両親、親族は多少の疑問を抱きながらも喜んだ そして母親が核心に迫った 「娘は今、どこにいるのですか?詳しい場所を教えて下さい」と熱の入った口調で言った 透視能力者は一言こう言った。 「あなたの娘さんは世界中にいます」.

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