不安 障害 と は。 突然起こる強い不安から、息苦しい、過呼吸、動悸がする、胸苦しい、喉が詰まる、手足がしびれる、めまいといった身体症状。不合理な反応を繰り返す。社会不安障害・パニック障害・強迫性障害などの「不安障害」について|つじ心療内科|辻誠一 先生

不安障害とは?原因と症状の種類・治し方を知り就労移行支援で社会復帰

不安 障害 と は

「不安障害」というのは、精神的な症状が出る疾患の中で、不安を主症状とする疾患群をまとめた名称です。 その中には、特徴的な不安症状が出るものや、原因が過去の体験記憶によるもの、体の病気や物質によるものなど、様々なものが含まれています。 中でもパニック障害は、不安が典型的な形をとって現れている点で、不安障害を代表する疾患といえます。 近年では不安障害の事を「不安症」と呼ぶこともありますが、両者は同じ意味になります。 「障害」という言葉は、重篤で治らない疾患など誤解されやすいことから、最近は「不安症」と呼ぶことが推奨されています。 不安障害(不安症)は、不安・恐怖の異常な高まりによって、精神的につらくなったり生活にも支障をきたすような疾患の総称なのです。 具体的には、以下のような疾患が不安障害 不安症 に含まれます。 ・パニック障害 ・恐怖症 ・強迫性障害 ・外傷後ストレス障害 PTSD ・急性ストレス障害 ・全般性不安障害 ・一般身体疾患による不安障害 ・物質誘発性不安障害 ・特定不能な不安障害 この分類は、米国精神医学会の精神神経疾患診断基準DSM-IV-TRによっています。 他に臨床でよく使われる分類基準である世界保健機構WHOの病型分類法ICD-10では、パニック障害と恐怖症の関係がやや異なることと、一般身体疾患や物質によるものは不安障害からのぞかれている点が異なっていますが、他はほぼ共通しています。 不安と恐怖は一見似たような状態を指すように思われがちですが、正確には不安は「漠然とした特定の対象がない恐れの感情」であり、恐怖は「はっきりとした外的対象のある恐れの感情」です。 いずれも「恐れ」とい感情がベースになって、行動の不具合や身体的症状が出現します。 不安障害は、「何らかの不安や恐怖によって生活に支障がでたり本人が苦しい思いをしている」状態なので、例えば検査の数値がいくつ以上だったら不安障害ですと診断できるものではありません。 目安として、2週間以上「生活に支障がでるような」不安や恐怖が続いていて、行動に制限がかかったり、疲労感や睡眠障害などの身体的な症状が続いている場合は、不安障害の可能性があると言えます。 「過去4週間のほとんどの時間、心配や緊張・不安を感じて、悩まされていましたか?」「頻繁に緊張・イライラし、睡眠の問題を持っていましたか?」「湧き上がってくる不安や恐怖を『自分でコントロールできない』という感じがありますか? 」これらの質問の答えが「はい」の場合は、まずは精神科や心療内科を受診して適切な診断を受けることをお勧めします。 主に薬物療法と精神療法 カウンセリング による治療が行われます。 薬物療法は、「今現在出ている症状を抑える」という点では、ひとまず日常生活を送れるようにするために有効な方法です。 ただ、出ている症状を抑えるだけなので、例えば熱が出た時に解熱剤を飲んで熱を下げるのと同じように「熱の原因はなくなっていない」ことを理解して服用する必要があります。 薬物療法で症状が一時的になくなっても、その症状を引き起こしている根本的な原因が解決できたわけではありませんので、薬で安心できる状態を保ちつつ、精神療法で根本解決を図ることが重要です。 薬物療法には、抗うつ薬・抗不安薬・漢方薬などが用いられます。 抗うつ剤は、効果が得られるまでに2週間から1か月くらいかかることがあり、吐き気などの副作用が出る場合があります。 抗不安薬は、服用して15~20分程度で効果が得られるものもあり、発作的な症状にも有効です。 ただ、服用する量や期間によっては、薬の効きが悪くなったり依存性が出たりする場合がありますので、使い方には注意が必要です。 精神療法では、不安や恐怖が発生しやすい「考え方のくせ」に気付いてそれを修正できるようにしていったり、過去の経験や出来事が症状の原因となっている場合は過去の記憶の形を変えたりすることで、症状を出にくくしていきます。 不安障害は、いわば自分でお化け屋敷を立ててその中に迷い込んでいるような状態です。 自分で作ったお化け屋敷なのだから、「自分で取り壊せる」ということに気付くことが治療の第一歩となります。

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突然起こる強い不安から、息苦しい、過呼吸、動悸がする、胸苦しい、喉が詰まる、手足がしびれる、めまいといった身体症状。不合理な反応を繰り返す。社会不安障害・パニック障害・強迫性障害などの「不安障害」について|つじ心療内科|辻誠一 先生

不安 障害 と は

家族や友人が不安障害になったら?気づかせてあげる事 家族や友人など普段から付き合いの深い間柄の人が不安障害となってしまったら恐らく殆どの人がどうしていいのかわからないはずです。 不安障害という病気をまず知る 不安障害とは不安や恐怖に対して過剰なまでに反応してしまう病気なのですが、実は思っているより本人もこれが病気であると受け入れる事が難しく、また周りの人も気付きにくい病気の1つなのです。 しかし不安障害という病気は一度なってしまうと風邪などの病気のようにすぐに治せる病気ではなく、またこれと言った治療方法がある訳では無い為、 時間をかけてゆっくりと病気に向き合っていく必要があるのです。 不安障害という病気とは? 不安障害とは過剰なまでに不安や恐怖などによって苦しむようになってしまい、その事が起因して日常生活にまで支障をきたすような疾患全般の総称として使われています。 具体的には次のような疾患が不安障害となります。 パニック障害• 社会不安障害• 全般性不安障害• 閉所恐怖症、高所恐怖症 その時に周りが気をつける事は? 家族や友人などが不安障害になってしまった、もしくはもしかしたら不安障害かも知れないと感じた場合にはその 本人に不安障害は病気であり、心が弱いせいでは無い、そしてきちんと治療する事が大事な事だと気づかせてあげる事が重要なのです。 接し方のポイントは?普段通りです 不安障害の人に対する接し方のポイントは、 こちら側が心配していることをさりげなく伝えてあげることなのです。 そのタイミングは本人が辛そうな表情を悪化している時などで「辛そうだけど調子はどう?」などと声をかけてあげることが必要なのです。 但し無理に理由を問いただすような事は逆効果になってしまうので注意して下さい。 基本的なポイントは? 自分自身が心の病になった事が無い人には中々わかりにくい事なのですが、あまり気を使われると本人としては自分のせいで周りに迷惑をかけているとますますふさぎ込んで行ってしまうようになります。 要は 接する時の基本的なポイントはいつもと同じように普通に接してあげる事が1番大事なことなのです。 会話する上でのコツは?相手の言う事を聞いてあげる事 会話する時のコツは、もし相手がこちらの問いかけに対して反応してくれるようならばとにかく真剣に向き合うようにして下さい。 話を聞いてあげる事だけでも気持ちが楽になる事があるのです。 こちら側で言うといい言葉は? 相手が話てくれたのならば、こちら側としての反応は「辛くて大変だったね」とか「思いつめて苦しかったんだね」といったように相手の気持ちを繰り返すような言葉を言ってあげる事が大事です。 言ってはいけない言葉は? 逆に言ってはいけない言葉もあるので注意して下さい。 言ってはいけない言葉のポイントは、自分の考えや意見などを押し付けるような発言、患者が言っていることを否定するような発言、無理やり外に連れ出すように促す発言などは、注意しないと不安や恐怖が増強され余計症状が悪化してしまう事があるのです。 不安障害の患者で気をつける事?これは性格では無く病気 家族や友人が不安障害になってしまった場合に事前に知識として知って気をつけておく必要があるものが次の通りです。 この症状は性格では無い 家族や知人が不安障害になった場合気をつけておく事としては、この不安障害という病気は、見た目は不安が過剰なだけなのでついつい性格と思いがちなのです。 そして時にこちら側がムキになってしまう事があります。 性格が変わる事も? また、この病気によって一時的に些細な事でも感情的になったり怒りの感情をぶちまけてしまったりと性格が変わってしまう事もよく見られます。 しかし これはあくまでも病気のせいである事をあらかじめ理解しておく事が大事な事なのです。 家族ができる事?生活習慣の改善です 家族が不安障害になってしまった時にできる事とはどのような事なのでしょうか? 生活習慣を整える 不安障害の治療を進めていく上で重要なポイントとしては日常の生活習慣を整えていく事が重要です。 その為の大きなポイントとしては、生活リズムを整える事と症状を悪化させる要因であるアルコールやタバコなどを極力控えさせるようにしていく事です。 病院に行かせる 不安障害の患者で実は1番難しい事は、自分が病気であると認める事が中々出来ない事なのです。 これは精神的疾患の大きな特徴で外見上わかりにくい事から本人も気づいても隠してしまう傾向があるからなのです。 家族ができる事としては、眠れていないようだとか、最近疲れているように見えるというような 明らかな身体的症状から通院を促すようにしていく事が必要な事となります。 まとめ 不安障害の患者を家族や友人に突然持ってしまうとどうしていいかわからず自分自身がまいってしまう事がよくあります。 特に家族で一日中家で顔を付き合わしているケースなどは、この不安障害という病気を理解しないまま接していると問題は大きくなるばかりです。 不安障害とは性格の問題では無く病気なのだという理解がまず重要で出ている過剰なまでの不安の状態はあくまでも病気の症状として出ているので本人の性格では無いと認識する事が必要なのです。 その上で普段通りに接しながら患者のことを理解してあげるように接し生活習慣の改善と通院を促してあげるようにしていく事が大事な事なのです。 カテゴリー•

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恐怖症性不安障害とは?症状や原因と治療法、受けられる支援

不安 障害 と は

その不安神経症を、1980年、米国精神医学会の診断基準によって、パニック障害と不安障害の2つに分類したのです。 現在では、心の病(精神疾患)のひとつに「不安障害」があり、その 「不安障害」の中に「パニック障害」がある、という位置づけで考えられています。 パニック障害と不安障害との区別がよくわからない人は多いのではないでしょうか。 そこで、この2つの違いについてお伝えします。 【目次】• パニック障害と診断される基準とは? まずは、パニック障害と診断するための判断基準についてです。 どのような心身の状態だとパニック障害と診断されるのでしょうか? 診断が難しいパニック障害 パニック障害は診断が難しい病気。 最初の診察時に症状などを聞いてすぐに判断できるものではないでしょう。 その診断も慎重に注意深くおこなわれます。 が繰り返しおこっているのか、があるのか、についてはどうか、体には異常がないか、などいろんな方面から注意深く観察がおこなわれたうえで、診断されるものではないでしょうか。 ひとつの目安としてのガイドライン 次のガイドラインとなる13の症状のうち4つ以上当てはまっているかどうか、もパニック障害かどうかを診断する上でのひとつの判断基準となっています。 ガイドラインとなっている13の症状• 動悸がする• 胸が痛い• 息苦しく、呼吸がしづらい• 汗が異常に出る• 震える• 窒息するような感じがする• めまいがしたり、ふらついてしまったりする• お腹のあたりが不快な感じがする• 現実にいるような感覚がなく、夢を見ているような感覚になる• 気が狂ってしまうのではと思うくらい、自分の気持ちのコントロールが不可能になる• 死に対する恐怖が強い• しびれるような感覚がする• 異常に熱いと感じたり冷たいと感じたりする これらの症状の中で、 どれか4つ以上に当てはまると、パニック障害の可能性があると考えられることになります。 では、4つ未満の場合はどうなのでしょうか? スポンサーリンク 全般性不安障害とは? 上記のガイドラインとなる13項目のうち、 3項目までしか当てはまらない場合は、「パニック障害ではなく全般性不安障害の可能性がある」と考えられることになります。 わかりやすく言うと「パニック障害に近いですが、パニック障害とまではいきません。 」という状態ですね。 不安はあれど強い発作は少ない全般性不安障害 全般性不安障害の場合は、言いようのない不安が常につきまとっている状態。 誰でも心配ごとはありますよね?受験に失敗したらどうしよう。 明日の朝早いけど電車に間に合うように起きれるかなぁ。 洗濯物を干して出かけたけど雨が降らないかしら。 そんな心配事は珍しいことではありません。 でも、明日乗る電車が脱線事故を起こしたらどうしよう。 ベランダに干した布団が落ちて交通事故を引きこしたらどうしよう。 という心配になるとちょっと行き過ぎ。 普通なら 「する必要のない心配」について「いつもいつも不安」に感じて「生活に支障をきたす」ような状態が、全般性不安障害といってもいいのでしょう。 スポンサーリンク 全般性不安障害の症状 全般性不安障害では、いつも感じる不安によって、筋肉が緊張したり、そわそわして集中力に欠けたり、ということが起こります。 慢性的な不安や緊張でずっと張り詰めていることで、疲れやすい、倦怠感、肩こり、頭痛、動悸、多汗、口が渇く、といった体の症状があらわれる傾向があります。 自律神経失調症と似ている症状ですね。 また、夜にもその不安からなかなか寝つけなかったり、眠っていても急に不安になって目が覚めてそれから眠れないなど、睡眠障害になるケースもあります。 とはいえ、パニック障害の場合に起こるような 強い発作は起こりにくいと言えるでしょう。 いつも感じる不安によって、仕事や家事や育児など本来やるべきことがスムーズに進まない状態になる全般性不安障害。 それが頭ではわかっていても、その不安に感じる感情を自分でコントロールできなくなってしまうのです。 全般性不安障害ではない場合は? 注意していただきたいのが、パニック障害の症状として挙げられる上記の13の症状のうち、 当てはまる項目が4つ未満の人すべてが全般的不安障害だというわけではない、ということです。 うつ病の時も上記のような症状が出ることもありますし、そのほかの病気の場合もあるでしょう。 ですので、「4つ未満だったから、私は全般性不安障害なのね」と自分で勝手に判断するのではなく、専門の医師による診察を受けて判断するようにしましょう。

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