エタノール エチル アルコール 違い。 エチルアルコール(エタノール)「消毒用」と「酒類」の違いとは(3)

エタノールの種類や違いは何!?どれを買えばいいの?サクッと紹介!

エタノール エチル アルコール 違い

消毒用のの需要が急増し、供給が間に合わないということで「」である高濃度を消毒用が必要な人々に(など)販売するということが容認され、出回っています。 しかし、その実態が良く分っていないようで、テレビ報道でも「医学の」専門家のお医者さんが「お酒には他の成分も入っているので」などと話していました。 私も色々なことを知ったかぶりをして書いていますが、アルコール製造については長年仕事をしてきましたので、きちんと書いておきます。 一方、合成法ではエチレンを原料として化学的に製造します。 石油由来のエチレンから製造するものはかつてはかなりの量だったのですが、石油危機以降は原料価格が上昇しシェアは減っています。 現在では各国とも安い糖質原料からの発酵法が主となっています。 なお、日本では用(飲料用)には発酵法のものしか使用できません。 合成法は工業原料として使われています。 その過程で他の物質も多く作りますので、どうしてもや、テル、など多くの物質を作ります。 主成分はですが、こういった不純物(人間の勝手な言い方ですが)が含まれるのは仕方ないところです。 しかし、発酵液そのままを飲む酒(日本酒やビール・ワインなど)ではそのまま飲むわけですが、こういった不純物がかえって複雑な香味となり嗜好品として優れた性質となります。 上記のテレビでのお医者さんの発言「酒にはいろいろな成分が入っている」というのはこれを指します。 その主たるものが「蒸留」です。 水との混合物を火にかけて蒸発させると、どんどんと蒸気に変わります。 「共沸」という現象ですが、元ある液体のアルコール成分と気体となって蒸発するアルコール成分では、その濃度に差が出ます。 お酒などの発酵液はアルコール濃度がせいぜい10%ちょっとですが、それを火にかけて蒸発してくる部分は最初はアルコール濃度がかなり高いものです。 このアルコール濃度の高いところばかりを集めれば高濃度アルコール液となります。 しかし、できるだけアルコールを回収しようとするとどんどんと濃度は下がっていきます。 その兼ね合いで蒸留分側のアルコール濃度を決めなければならないのですが、1回の蒸留ではかなり高い濃度にしたくてもせいぜい40度程度でしょうか。 しかし、それで得られた40度のアルコール溶液をさらに蒸留すれば、かなり高い濃度のものが得られます。 これが複蒸留の原理ですが、その回数を非常に高めていくのが「連続蒸留装置」です。 これは蒸発と復水を行う装置を段にして重ね、その一段ごとにアルコール濃度を高めていくというものです。 実際には数十段の多段式になっており、下部から蒸気を入れ上部から原料となる低濃度アルコール液を供給します。 それが段ごとに蒸発と復水を繰り返すことで上部では高アルコール溶液となり、最高濃度95. 8%のアルコール水溶液を取り出すことができます。 (まだ続く) sohujojo.

次の

エタノールとエチルアルコールとアルコールの違いは?発酵アルコールや合成アルコールや酒精の違いは?

エタノール エチル アルコール 違い

無水エタノールは、水分をほぼ含まない純度の高いエタノールのこと。 洗浄力が高く、あっという間に蒸発する性質を持っていることから、水拭きができない電気製品などの掃除に使われてきました。 刺激が強く、肌に直接つくと水分を奪ってしまう性質もあります。 アルコール濃度が高いため、消毒力もその分強いように思われがちですが、瞬時に蒸発してしまうため、逆に消毒には向いていません。 一方の消毒用エタノールは、無水エタノールよりはアルコール濃度が低い分その場に留まってアルコールの効果を発揮するため、その名の通り「消毒」に向いています。 インフルエンザウイルスなど、エタノールで不活性化できるウイルスの消毒()などに効果を発揮し、人の集まる公共機関や病院などでよく使われています。 肌に対する刺激も、無水エタノールよりは低くなっています。 消毒用に使うためだけなら、最初から最適な濃度に薄めてある消毒用エタノールがとても便利です。 しかし、それ以外の用途も考えているのなら、無水エタノールを選ぶのもアリかもしれません。 というのも、無水エタノールを1本手元に用意しておけば、必要に応じて精製水で薄めてすぐに消毒用エタノールも作れる()からです。 無水エタノールは、電気製品などの掃除だけでなく、これからコラムでご紹介する生活雑貨のお手入れや、カビや害虫対策などにも使える上に、水で薄めれば消毒用エタノールとしてウイルス対策やお掃除に大活躍します。 またアロマテラピーの世界でも、無水エタノールは精油を水に溶けやすくするための溶剤として良く使われています。

次の

エタノール(エチルアルコール)の特徴と安全性

エタノール エチル アルコール 違い

消毒用のの需要が急増し、供給が間に合わないということで「」である高濃度を消毒用が必要な人々に(など)販売するということが容認され、出回っています。 しかし、その実態が良く分っていないようで、テレビ報道でも「医学の」専門家のお医者さんが「お酒には他の成分も入っているので」などと話していました。 私も色々なことを知ったかぶりをして書いていますが、アルコール製造については長年仕事をしてきましたので、きちんと書いておきます。 一方、合成法ではエチレンを原料として化学的に製造します。 石油由来のエチレンから製造するものはかつてはかなりの量だったのですが、石油危機以降は原料価格が上昇しシェアは減っています。 現在では各国とも安い糖質原料からの発酵法が主となっています。 なお、日本では用(飲料用)には発酵法のものしか使用できません。 合成法は工業原料として使われています。 その過程で他の物質も多く作りますので、どうしてもや、テル、など多くの物質を作ります。 主成分はですが、こういった不純物(人間の勝手な言い方ですが)が含まれるのは仕方ないところです。 しかし、発酵液そのままを飲む酒(日本酒やビール・ワインなど)ではそのまま飲むわけですが、こういった不純物がかえって複雑な香味となり嗜好品として優れた性質となります。 上記のテレビでのお医者さんの発言「酒にはいろいろな成分が入っている」というのはこれを指します。 その主たるものが「蒸留」です。 水との混合物を火にかけて蒸発させると、どんどんと蒸気に変わります。 「共沸」という現象ですが、元ある液体のアルコール成分と気体となって蒸発するアルコール成分では、その濃度に差が出ます。 お酒などの発酵液はアルコール濃度がせいぜい10%ちょっとですが、それを火にかけて蒸発してくる部分は最初はアルコール濃度がかなり高いものです。 このアルコール濃度の高いところばかりを集めれば高濃度アルコール液となります。 しかし、できるだけアルコールを回収しようとするとどんどんと濃度は下がっていきます。 その兼ね合いで蒸留分側のアルコール濃度を決めなければならないのですが、1回の蒸留ではかなり高い濃度にしたくてもせいぜい40度程度でしょうか。 しかし、それで得られた40度のアルコール溶液をさらに蒸留すれば、かなり高い濃度のものが得られます。 これが複蒸留の原理ですが、その回数を非常に高めていくのが「連続蒸留装置」です。 これは蒸発と復水を行う装置を段にして重ね、その一段ごとにアルコール濃度を高めていくというものです。 実際には数十段の多段式になっており、下部から蒸気を入れ上部から原料となる低濃度アルコール液を供給します。 それが段ごとに蒸発と復水を繰り返すことで上部では高アルコール溶液となり、最高濃度95. 8%のアルコール水溶液を取り出すことができます。 (まだ続く) sohujojo.

次の