メトクロプラミド つわり。 メトクロプラミドとドンペリドンの作用機序・違い・調剤時の注意点【ファーマシスタ】薬剤師専門サイト

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メトクロプラミド つわり

プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)の作用機序 胃や腸の運動が弱くなると、食物がなかなか排出されなくなります。 そのために腹部膨満感や嘔吐などを引き起こしやすくなります。 これらの症状を改善するには、胃の運動を活発にすれば良いことが分かります。 食物の排出を促すことにより、胃や腸などで起こる消化器症状を改善させるのです。 この時に重要となる物質として アセチルコリンがあります。 食事や睡眠時など、私たちが体を休めて安静にしているとき、体を休めるために血圧が下がり、唾液が多量に分泌され、胃や腸の運動は活発になります。 これらの反応は、休息時にアセチルコリンが分泌されるために起こります。 そのため、 アセチルコリンの働きを強めることができれば、胃の運動を活発にすることで消化器症状を改善できることが分かります。 この時、アセチルコリン分泌に重要となる受容体として D 2受容体(ドパミン2受容体)があります。 D 2受容体はアセチルコリンの分泌を抑えるように働きます。 つまり、 D 2受容体を阻害すれば、アセチルコリンの分泌が促進されます。 このような考えによって創出されたD 2受容体阻害薬としてプリンペラン(一般名:メトクロプラミド)があります。 メトクロプラミドは胃や十二指腸に存在するD 2受容体を阻害し、アセチルコリンの分泌を促すことで胃の運動を改善させる作用があります。 メトクロプラミド(商品名:プリンペラン)の特徴 胃や十二指腸に作用するだけでなく、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)は脳に対しても作用します。 脳には嘔吐を引き起こす嘔吐中枢が存在しており、この近くに CTZ(化学受容器引き金帯)と呼ばれる部位が存在します。 CTZが刺激されると、このシグナルが嘔吐中枢にまで伝わります。 その結果、嘔吐を引き起こすようになります。 抗がん剤の副作用として嘔吐がありますが、これは抗がん剤がCTZを刺激するために引き起こされます。 この時、CTZにはD 2受容体が存在しています。 そのため、 CTZに存在するD 2受容体を阻害することができれば、嘔吐中枢へのシグナル伝達を抑制することで嘔吐を抑えることができるようになります。 このように、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)は脳に働きかけることによっても消化器症状を改善します。 嘔吐には、CTZなど脳に存在する部位が刺激されることで嘔吐が起こる「中枢性嘔吐」と消化管への刺激、めまい、車酔いなどによって嘔吐が発生する「末梢性嘔吐」の2種類があります。 プリンペランは中枢性嘔吐と末梢性嘔吐のどちらに対しても有効であることが分かっています。 また、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)は脳へ移行しやすい性質を有しています。 そのため、 脳幹の消化管中枢に作用することでも消化器症状を改善させます。 このような脳に対する作用のため、プリンペランの投与によって中枢(脳・脊髄)に対する副作用やホルモン系の異常が起こることもあります。 特に小児では脳への作用によって副作用が起こりやすいため、過剰投与に注意が必要になります。 このような特徴を有し、D 2受容体阻害作用によって種々の消化器症状を改善する薬がプリンペラン(一般名:メトクロプラミド)です。 プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)の効能効果・用法用量 胃腸の働きを改善することにより、吐き気や食欲不振、腹部膨満感を改善するためにプリンペラン(一般名:メトクロプラミド)が活用されます。 「胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胆嚢・胆道疾患、腎炎、尿毒症、乳幼児嘔吐」で 悪心・嘔吐がある場合が適応です。 また、薬剤(抗がん剤・抗生物質・抗結核剤・麻酔)の副作用による吐き気や胃内・気管内挿管、放射線照射、開腹術(手術後)の悪心・嘔吐にも効果的です。 さらに、X線検査のときはバリウムを飲みますが、バリウムの通過促進を行うために活用することもあります。 成人ではプリンペラン5mgを1日10~30mg服用します。 投与回数は1日2~3回であるため、分割しての服用です。 基本は食前での投与になります。 食前に投与することで、胃の運動を活発にした状態で食事をする必要があります。 これにより、吐き気や食欲不振を改善します。 食後や食間(空腹時)に服用した場合、薬の効果が落ちてしまう恐れがあります。 患者さんに合わせてそれぞれの剤型が活用されます。 なお、プリンペランの錠剤は粉砕しても問題ありませんが、有効成分に苦みがあります。 一包化は大丈夫です。 プリンペラン注射の配合変化 医療関係者が注射剤の調整を行うとき、配合変化に気を付けなければいけません。 このとき、プリンペラン注射はアルカリ性注射液と混注すると混濁の危険性があるため、配合してはいけません。 プリンペランはpH2. 5~4. 5の注射液なので、酸性か中性の注射液であれば混注は大丈夫です。 例えば、ステロイド剤デガドロン(一般名:デキサメタゾン)、ステロイド剤プレドニン(一般名:プレドニゾロン)、潰瘍治療薬ガスター(一般名:ファモチジン)など中性の注射液は配合して問題ありあせん。 一方で利尿薬ラシックス(一般名:フロセミド)、アシドーシス・メニエール症治療薬メイロン(一般名:炭酸水素ナトリウム)はアルカリ性の注射液のため、配合変化の関係で混注してはいけません。 プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)の副作用 それでは、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)にはどのような副作用があるのでしょうか。 主な副作用としては腹痛、下痢、便秘、眠気、頭痛、めまいなどが知られています。 その他の副作用には血圧降下、頻脈、不整脈、頭重、興奮、不安、発疹(じんましん)、浮腫(むくみ)、倦怠感などがあります。 特徴的な副作用は 錐体外路症状であり、パーキンソン病と似た症状が表れます。 こうした錐体外路症状には手指振戦(手指の細かいふるえ)、筋硬直(体を動かしにくくなる)、頸・顔部のけいれん、眼球回転発作、焦燥感などがあります。 パーキンソン病では、脳内のドパミン量が少なくなることによってこの病気を生じます。 プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)は脳内のドパミンD 2受容体を阻害するため、結果としてドパミンの働きを抑制します。 そのため、薬の過剰投与によってドパミンの働きが弱まり、パーキンソン病と似た症状が表れるようになるのです。 薬の副作用によってパーキンソン病のような症状が表れることを薬剤性パーキンソニズムといいます。 錐体外路障害としては、ジスキネジア(口や手足が勝手に動いてしまう)、アカシジア(足がむずむず・そわそわする)、ジストニア(筋肉が固まって動けない)などがあります。 アカシジアについて、レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)と同じ症状が表れます。 また、脳内のドパミンがブロックされることによって生じる副作用として、他にも 高プロラクチン血症があります。 プロラクチンは乳汁ホルモンとも呼ばれており、授乳婦などでたくさん放出されるホルモンです。 そうしたとき、プリンペランの副作用によってプロラクチンが放出されるようになり、無月経や乳汁分泌、女性型乳房などの副作用を生じるようになることがあります。 生理不順を引き起こす可能性のある薬がプリンペランです。 なお、重大な副作用には以下のようなものがあります。 ・アナフィラキシーショック(呼吸困難、喉頭浮腫、じんましんなど) ・悪性症候群(強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗など) ・意識消失、けいれん(自動車の運転などで注意) ・遅発性ジスキネジア プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)の飲み合わせ プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)と併用禁忌の薬はありません。 ただ、併用注意の薬は存在します。 例えば、統合失調症治療薬(抗精神病薬)の:ウインタミン、コントミン(一般名:クロルプロマジン)、セレネース(一般名:ハロペリドール)、ノバミン(一般名:プロクロルペラジン)、グラマリール(一般名:チアプリド)は脳内のドパミンD 2受容体を阻害します。 これらは躁状態、夜間せん妄、不安・緊張、混乱状態などの心身症に効果を示す薬ですが、プリンペランと同じように脳内のD 2受容体を阻害することから、 錐体外路障害や高プロラクチン血症などが起こりやすくなると考えられています。 また、胃潰瘍や抗うつ薬、抗精神病薬として活用されるドグマチール(一般名:スルピリド)についても併用によって錐体外路障害などの副作用が表れやすくなります。 さらに、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)の嘔吐抑制作用により、ジゴシン(一般名:ジゴキシン)などジギタリス剤の中毒サイン(悪心・嘔吐、食欲不振症)が分かりにくくなります。 抗てんかん薬のテグレトール(一般名:カルバマゼピン)では、眠気、悪心・嘔吐、めまいなどテグレトールの中毒症状が表れやすくなるという飲み合わせがあります。 また、ブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)などの抗コリン薬ではアセチルコリンの働きを阻害するため、互いの作用が弱まる可能性があります。 抗コリン作用を示す薬としては、他にも抗うつ薬や抗アレルギー薬、抗不安薬などさまざまな種類があります。 例えば、抗不安薬であるデパス(一般名:エチゾラム)、コンスタン・ソラナックス(一般名:アルプラゾラム)、リーゼ(一般名:クロチアゼパム)などは抗コリン作用が知られています。 また、第一世代の抗ヒスタミン薬は抗コリン作用が知られており、ペリアクチン(一般名:シプロヘプタジン)がこれに該当します。 ちなみに、抗ヒスタミン薬であってもアレグラ(一般名:フェキソフェナジン)など第二世代であれば抗コリン作用は少ないです。 ただ、 実際には併用注意ではあっても薬同士を併用することはよくあります。 風邪薬、胃薬などとの飲み合わせ なお、プリンペランは嘔吐抑制という効き目から風邪薬や胃薬などと一緒に処方されることが多いです。 このとき、痛み(頭痛)や発熱に使用される解熱鎮痛剤カロナール(一般名:アセトアミノフェン)、ロキソニン(一般名:ロキソプロフェン)、ボルタレン(一般名:ジクロフェナク)との飲み合わせは問題ありません。 風邪症状であれば、抗生物質クラビット(一般名:レボフロキサシン)や去痰薬ムコダイン(一般名:カルボシステイン)の使用も大丈夫です。 胃薬であれば、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎を治療するH2ブロッカーとしてガスター(一般名:ファモチジン)、プロテカジン(一般名:ラフチジン)、ザンタック(一般名:ラニチジン)などが活用されます。 他にも消化性潰瘍の治療ではプロトンポンプ阻害薬(PPI)が多用され、タケプロン(一般名:ランソプラゾール)、パリエット(一般名:ラベプラゾール)、ネキシウム(一般名:エソメプラゾール)などがあります。 より胃酸分泌を抑えるタケキャブ(一般名:ボノプラザン)もあります。 これら胃酸分泌を抑える薬とプリンペランはよく併用されます。 また、胃粘膜保護に関わるムコスタ(一般名:レバミピド)、セルベックス(一般名:テプレノン)もよく併用されます。 整腸薬ビオフェルミン、ビオスリー、ラックビー、ミヤBMとの併用も大丈夫です。 その他、胃腸症状ではガス・おならを改善するガスコン(一般名:ジメチコン)、消化管運動改善薬ガスモチン(一般名:モサプリド)、漢方薬の六君子湯(りっくんしとう)、便秘改善薬マグミット・マグラックス(一般名:酸化マグネシウム)などとも一緒に用いられます。 投与禁忌の患者さん 併用禁忌の薬はなかったとしても、投与禁忌の患者さんは存在します。 プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)の投与禁忌となる患者さんとしては「褐色細胞腫の疑いのある患者さん」「消化管に出血、穿孔や器質的閉塞のある患者さん」があります。 褐色細胞腫では、腎臓の上に存在する副腎に腫瘍(がん細胞)が作られた状態です。 この状態では、副腎からカテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミンなど)がたくさん放出されるようになります。 この状態では高血圧や高血糖、体重増加、頭痛などの症状がもたらされます。 ここにプリンペランを投与すると、急な血圧上昇を招いてしまう恐れがあります。 また、消化管に出血や穿孔(穴)、閉塞のある患者さんの場合、無理に消化管を活発に動かすと症状が悪化してしまいます。 出血はよりひどくなりますし、穿孔(穴)から食物が出てしまいます。 腸が閉塞してしまった方であれば消化管に加わる圧が高まって細胞障害や腸管破裂を引き起こすかもしれません。 腸閉塞(イレウス)などは腸管が非常に狭くなっている状態です。 こうした腸閉塞(イレウス)の中でも、完全閉塞の場合はプリンペランが禁忌です。 高齢者への使用 代謝経路として、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)は主に腎臓から排泄されます。 そのため、腎機能が弱っている高齢者の場合は薬の排泄が進みにくくなり、副作用が表れやすくなる可能性があります。 高齢になるほど腎機能が衰えてきます。 そのため、錐体外路障害などの副作用に注意しながら服用する必要があります。 特に透析患者では注意が必要です。 小児(子供)への使用 小児に対して、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)は多用されます。 子供は悪心・嘔吐などの症状を起こすことが多く、胃腸症状を起こしたときに活用されるのです。 5~0. その後、2~3回に分けて服用します。 静注(静脈注射)として子供に用いる場合、小児用量は「0. 2~0. 過剰投与になると錐体外路障害などの副作用が表れやすくなるため、小児では投与量に注意が必要です。 特に脱水状態や発熱時(風邪、インフルエンザなど)では注意が必要です。 妊婦・授乳婦への使用 妊娠中の人について、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)を服用しても問題ありません。 添付文書には「安全性は確立していない」とありますが、 妊娠初期(胎児への影響)や妊娠中期、妊娠後期を含め、奇形や低体重児、早産・流産などの発生率が増加する報告はありません。 プリンペランを服用しての妊娠継続は問題ないため、ピルなどを服用して避妊する必要もありません。 同じような制吐剤としてナウゼリン(一般名:ドンペリドン)が知られており、こちらは妊婦への使用禁忌なので妊娠を望んでいたり、妊婦であったりする場合はプリンペランを使用しましょう。 一方で授乳婦については、プリンペランの使用に注意が必要です。 母乳へそれなりに移行する薬であるため、 授乳中の人はプリンペランの服用を避けるのが望ましいです。 実際、授乳婦がプリンペランを服用することで乳児に消化器症状を生じたり、プロラクチン濃度が上昇したりすることが確認されています。 妊娠中の方であれば、ナウゼリン(一般名:ドンペリドン)ではなくプリンペランを使用します。 一方で出産によって無事子供が生まれた後であれば、プリンペランではなくナウゼリンを服用するといいです。 なお、妊娠中の方であれば切迫早産・流産の治療薬ウテメリン(一般名:リトドリン)を服用することがありますが、プリンペランとの飲み合わせは問題ありません。 ちなみに、切迫早産・流産としてはダクチル(一般名:ピペリドレート)も活用されます。 プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)の効果発現時間 プリンペランを服用したとき、約1時間後に血中濃度(血液中の薬物濃度)が最高値に達します。 また、半減期(薬の濃度が半分になる時間)は4. 7時間です。 こうした性質から、薬を服用して1時間ほどで効果を表すようになり、その効果は15~20時間ほどで消失していきます。 食事前30分から1時間前に服用すれば、薬の作用を効果的に得ることができます。 注射や点滴であれば、投与間隔は最高血中濃度の到達時間や半減期をもとに計算していきます。 なお、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)では他にもさまざまな症状へ使用されるため、どのような活用法があるのかについて以下でより詳しくみていきます。 つわりによる嘔吐抑制への活用 妊娠後期になると、つわりが起こります。 つわりでは吐き気を催すなど、気分が悪かったり倦怠感があったりします。 そうしたとき、消化器症状を改善したり嘔吐抑制をしたりするためにプリンペラン(一般名:メトクロプラミド)が活用されます。 前述の通り、妊娠中の方がプリンペランを使用しても問題ありません。 毎日服用しても問題になることはないのです。 ただ、プリンペランの効き目はあくまでも消化器症状なので、つわりによる頭痛や便秘・下痢、眠気、不安症状などには効果がありません。 二日酔い・車酔いへのプリンペラン 二日酔いによる吐き気・食べ過ぎに対して、プリンペランは有効です。 アルコール(お酒)の飲みすぎによる消化器症状を助けるのがプリンペランです。 また、自動車運転による酔い止めとしても効果を発揮します。 食後の酔い止め(嘔吐予防)にも活用されることがあるのです。 なお、乗り物酔いには主にトラベルミンが活用されます。 トラベルミンは抗ヒスタミン薬の一種であり、脳に働きかけることで嘔吐を抑制します。 トラベルミンとプリンペランを併用することによる飲み合わせは問題ありません。 しゃっくりの防止 適応外使用ではありますが、 プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)は吃逆(しゃっくり)に対して活用します。 横隔膜のけいれんによってしゃっくりが起こるため、これを止めるために服用するのです。 難治性しゃっくりなど、小規模の臨床試験ではプリンペラン(一般名:メトクロプラミド)の有効性が確認されています。 薬の副作用による嘔吐抑制 抗がん剤や抗うつ薬など、薬の副作用によって吐き気を催すことがあります。 抗がん剤による吐き気に対してはステロイド剤やイメンド(一般名:アプレピタント)、カイトリル(一般名:グラニセトロン)、ゾフラン(一般名:オンダンセトロン)などを用いますが、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)を活用することがあります。 また、抗うつ薬にはルボックス・デプロメール(一般名:フルボキサミン)、パキシル(一般名:パロキセチン)、サインバルタ(一般名:デュロキセチン)、レクサプロ(一般名:エスシタロプラム)などがあり、副作用として吐き気があります。 こうした 薬剤性の嘔吐に対して、プリンペランは有効です。 頓服での使用 場合によっては、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)を頓服で処方されることがあります。 吐き気を感じたときにプリンペランを服用するのです。 例えば、生理前に吐き気を感じることがあります。 こうしたとき、頓服でプリンペランを使用します。 中にはめまいによる吐き気を生じることがあります。 例えばメニエール病はめまいや耳鳴り・難聴を引き起こし、気分が悪くなります。 メニエール病ではメリスロン(一般名:ベタヒスチン)などが使用されますが、吐き気防止のためにプリンペランも用いられます。 動物用医薬品として用いられるプリンペラン ヒトだけでなく、ペットを含め動物薬としてもプリンペランを利用します。 犬や猫、うさぎ、牛などの動物へプリンペランを使用するのです。 例えば愛犬が吐いてしまったときなど、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)を使用することで症状を緩和させます。 食中毒、ウイルス性胃腸炎へのプリンペラン ちなみに、発熱や嘔吐を治療するとき、感染性胃腸炎(細菌性の食中毒やノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルス性胃腸炎に対して、プリンペランなどの吐き気止めや止瀉薬(下痢止め)であるロペミン(一般名:ロペラミド)などの薬を使用するのはお勧めされません。 こうした感染性胃腸炎では細菌やウイルスによって症状が起こっているため、下手に吐き気止めや下痢止めの薬を使用すると、病原微生物が体内に留まって症状を悪化させる危険性があるからです。 このように、プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)の特性や活用方法について確認してきました。 プリンペランは副作用が少なく、長期服用しても問題ない薬です。 ジェネリック医薬品(後発医薬品)も存在し、古くから活用されている薬の一つです。

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妊娠悪阻(つわり)と甲状腺[甲状腺 専門医 橋本病 バセドウ病 長崎甲状腺クリニック(大阪)]

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つわりの症状は吐き気や食べづわりなど、人それぞれ 期間に加え、つわりの症状や程度も人により千差万別です。 いつもより少しムカムカするなぁという程度のつわりが軽い人もいれば、つわりの間中ずっと寝込んでしまう人もいるほど。 さらに、つわり症状が悪化すると、妊娠悪阻(にんしんおそ)となります。 脱水、栄養障害、代謝障害をきたして入院となるほど重症になる人も1~2%くらいいます。 つわりのおもな症状• むかつきや吐き気、嘔吐• 眠くてたまらない• 頭が重い• 体がだるい• 唾液が多くなる これもつわりの一種です• においに敏感になる• 偏食傾向になる• 食べづわり(何か食べていないと落ち着かない) 妊娠悪阻!こんなときは病院へ つわり症状を軽くする対処法とは? 残念ながら、今のところつわりは治せず、ただ終わるのを待つしかありません。 それでも、つわり症状を軽くするコツはあります。 つわりで苦しんでいる妊婦さんは、試してみてください。 気分が悪くなったらすぐに休む• おなかがすく(胃が空になる)前にこまめに食べるようにする 胃が空になると、胃酸がでてきて、むかつきを感じやすくなります。 また食事の間隔があくと、血糖値が下がって、吐き気を催します。 たんぱく質と複合炭水化物をとる 複合炭水化物とは、主食といわれる、米、うどんその他麺類、パン、マフィン、パスタ、クラッカーのこと。 どちらもつわりの予防になるといわれています。 就寝前に軽食をとり、朝も起きる上がる前に、ベッドのなかで 複合炭水化物をとるようにする つわりのことを朝の病気(morning sickness)と呼ぶのは、朝に胃が空っぽになっていて、むかつきが増悪することが多いからです。 つわりの期間は、栄養のバランスより、食べられるときに、食べられるものを、食べられるだけ食べるのが原則です• 水分をできるだけ多く補給するように心がける この時期は、炭酸水でも口に入れられるものでOKです。 水分が気持ち悪くなる人は果実、生野菜など水分が豊富なものを食べるようにしましょう。 飲み物を食べ物を一緒にとると負担がかかるときは、食間に水分をとるようにしましょう• 吐いた後は、必ず歯を磨くか、口をゆすぐ 歯磨き粉を気持悪くならないものにかえましょう。 歯ブラシが口にあたると気持ち悪くなる場合は、小さな歯ブラシで磨くか、マウスウオッシュで口をゆすぐだけにしておきましょう。 つらさを周囲に理解してもらい、家事などの仕事を協力してもらう• ブラジャーなど体を締めつけるものをやめる• 外出したり趣味に没頭したりして、気持ちを他に向けてみる• 希望がある場合、医師に処方してもらう メトクロプラミド(商品名:プリンペラン)、ビタミンB6(商品名:ピドキサール)、漢方の小半夏加茯苓湯などが、吐き気を和らげる場合もあります つわりの原因はまだ解明されていない つわりの原因はまだ解明されていない 妊婦さんたちを悩ませるつわりですが、どうして起こるのかということについては、まだはっきりとはわかっていないというのが本当のところです。 有力なのは、将来胎盤になる絨毛から分泌される、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG というホルモンが、嘔吐中枢を刺激しているのではないかという説です。 また、人には体の中に入ってきた異物を排除しようとする働きありますが、半分が父親由来の赤ちゃんは、異物とみなされ、アレルギー反応のようなものとして、つわりが起こるのではないかという考えもあります。 実際、2度、3度と妊娠を重ねると、体が前の妊娠のことを覚えていて、症状がきつくなる傾向があります。 いずれにせよ、女性の体の中ではこれまでにない劇的な変化が起こっているのですから、体の機能がそれについていけなくなることもあるでしょう。 それでも、つわりは、赤ちゃんが発育してゆくのに、あなたの体を最高の環境にかえていこうとする反応ではあることは間違いありません。 【関連記事】•

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つわりの薬として吐き気止めは飲める?つわりを抑える・軽減する薬はあるの?

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概要 [ ] 通常はが完成する3、4か月から5か月頃にかけて自然に治まることが多いが個人差があり、稀に出産直前まで続いたり、一旦治まった後にぶり返す場合もある。 以前はに分類されていたが、現在では直接的に生死にかかわる症状とは考えられていない。 しかしながら、重症化するとまったく飲食が出来ず衰弱したり、昏睡に至ることもある。 が進み尿からが検出されるほど重症化した場合には、の発症を予防するために、や剤補給などによる入院治療が必要となる。 治療が必要になった場合は といわれる。 妊娠悪阻があまりにも重篤で母体に危険がある場合などには、医師が中絶を勧めることもある。 原因 [ ] この節はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2017年12月) の一種である hCG が関係しているとの説 、妊娠で体質がからに変わるため、など諸説あるが、医学的には立証にいたっていない。 また、症状は心理的な要因にも大きく左右されるとの説もある。 防衛機構 [ ] つわりは、妊婦が摂取した有毒物から胎児を守るための、進化の過程で獲得された形質かもしれない。 以下の証拠がこの理論を裏付けている。 つわりを経験する妊婦は非常に多い。 この事実から、つわりとは機能的適応であると考えるのが自然であり、逆に言えば、つわりを病気として扱う考え方は不適切である。 3か月前後の胎児がもっとも有毒物の悪影響を受けやすいが、その時期は妊婦がつわりに最も過敏になる期間でもある。 食物に含まれる有毒物の濃度と、嫌悪感を引き起こす匂いや味との間に妥当な関連性がある。 つわりを経験しない妊婦は流産しやすい。 そのような妊婦は、胎児に有害な物質を摂取する傾向が強いからとみられる。 胎児を守ること以外にも、つわりは妊婦自身を守る役割を果たしている可能性もある。 妊婦の免疫系は妊娠中は抑えられている。 これは、胎児の組織に対して母体が拒絶反応を起こす可能性を低くするためであると考えられる。 このような事情があるため、妊婦にとって寄生生物や有害なバクテリアを含む動物性食品は、通常以上に危険であり、つわりは、肉や魚などの動物性食品によって引き起こされる場合が多いという証拠もある。 もし、つわりが毒物摂取を忌避するための防衛機構ならば、嘔吐抑制薬を処方することは、有害な食物に起因する先天的異常や流産などの想定外の副作用を引き起こすことにつながる可能性があることを考慮すべきである。 症状 [ ] つわりの症状は多彩で個人差が大きいため、一般的なつわりの症状を記す。 吐き気、嘔吐、唾液の増加、全身倦怠感、頭痛、眠気など。 に敏感になる(の香りやの残り臭など)。 食べ物の好き嫌いが変化し、食欲が減退、または増進する。 このことから英語ではMorning sicknessと言う。 対策 [ ]• 枕もとにクッキーなどをおいて低血糖を防ぐ。 好物だけでもよいので水分と食事の摂取を心がける。 身の回りから自分の嫌いなものを遠ざけたり、のたまらない生活を送ること。 が嘔気症状の改善に効果があるとの報告がある。 医学的介入 [ ] つわりは妊娠5週頃から出現し、16週頃には軽快するのが通常であるが、妊娠後期や出産直前まで続くケースもある。 この期間は胎児の器官形成期であるため、安易な薬物投与は胎児奇形を招く リスクがある 代表例にがある。 吐き気止めとしてよく用いられるのですら(催奇形性は確認されていないものの)安全性は確立していない。 少量・短期間投与にとどめるべきと考えられている。 が比較的安全に投与可能といわれており、よく利用されている。 治療では維持液にビタメジン、タチオンなどを加えることが多い。 関連項目 [ ]• 脚注 [ ].

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