ライトノベル おすすめ。 面白いラノベの人気おすすめランキング30選【2019年最新版】

【ライトノベル 感想】86―エイティシックス―(と電撃文庫について)

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ライトノベルおすすめ新人賞&大賞 おすすめのライトノベル新人賞と大賞を一覧としてみました。 並び替えソートもできるので、応募締め切り日にもご参考ください。 ラノベ新人賞&大賞 応募締切 開催 レーベル 2019年4月25日 前期 9回 ダッシュエックス文庫 2019年5月10日 9回 講談社ラノベ文庫 2019年3月31日 15回 MF文庫J 2019年4月10日 26回 電撃文庫 2019年4月1日 2期 6回 オーバーラップ 2018年9月30日 終了 13回 小学館ガガガ文庫 2018年10月31日 終了 13回 ホビージャパンHJ文庫 2019年5月31日 前期 12回 GA文庫 2019年3月31日 18回 角川ビーンズ文庫 2019年5月7日 2回 富士見L文庫 2019年4月1日 25回 角川スニーカー文庫 (各タイトルは公式サイトへのリンクとなっているので、各賞の詳細は公式でご確認ください) 主なライトノベル新人賞と大賞はこのような感じですね。 「他社で小説家としてデビュー経験のない新人」というアマチュア対象の新人賞は意外に少なく、ほとんどはプロアマ問わずの大賞となっています。 一番は難しいけど、電撃とMF文庫は受賞できれば売れ方にも期待ができるよ。 競争率も考えるならやっぱり新人賞狙いがおすすめかな ライトノベル賞への応募方法 ライトノベル各賞への応募方法は各社それぞれですが、現在ではほとんどが 郵送かWEBでの応募が可能となっています。 そして、この比率がWEBに傾いてきているのも時流でしょう。 郵送の場合は、原稿の右肩をひもで綴じて郵送することになります。 WEB応募は、各社応募ホームページからマイページを登録し、そこからアップロードする形式です。 応募フォーマットはWordや一太郎等、各社それぞれの規定をご確認ください。 選評レビューや評価シート等もマイページの方が利便性が高く、可能ならばWEB応募の方がおすすめです。 また、タイトルやあらすじ等、応募要項にある各種注意事項にも目を通すようにしましょう。 全然簡単だよ。 WEBだと既定の書式でアップロードすればいいだけだからね ライトノベル賞応募の注意事項 ライトノベル各賞に応募する際の「注意事項」や「よくある質問」が記載されているはずなので、確認しておきましょう。 と言ってもごく常識的なものばかりで、著作権違反(パクリや二次創作)や、未成年に対する保護者の同意などです。 各社に共通しているのは、複数の別作品を応募することは可ですが、 応募中の同作品を別会社に応募(二重投稿、重複応募)するのはNGということがほとんどです。 たくさんの賞に応募するほど受賞確率は上がるかもしれませんが、爆弾を抱えるほどのメリットはありません。 同作品を応募したいのなら、選考に落ちてからにしましょう。 常識的なものばかりだよ。 気を付けた方がいいのは、他の賞と重複応募をしないってことだね 小説家になろうに掲載した作品の応募は? そして少し迷いどころなのが、小説家になろう等の ネット小説サイトに掲載中の作品の応募だと思います。 これは割と多いケースかもしれませんね。 これに対して、はっきりとした文言は見受けられませんが(あえてはっきり書いてないようにも見受けられます)、「営利を目的とせず運営される個人のウェブサイトや同人誌等での作品掲載は、未発表とみなして応募を受け付けます」という一文の解釈次第かなと思います。 「営利を目的としない」のが「ウェブサイト」に対してなのか、「作品掲載」に対してなのかで解釈が変わってしまうのですが、おそらくは「 営利目的で作品を載せていなければ問題ない」というのが現状です。 ライトノベル各賞の数字としてはこのような感じです。 応募倍率としては、総数から受賞作品数を割ればいいので、 約100~700倍という数字になっています。 最も応募総数と競争率が高いのが電撃大賞で、やはりその知名度の高さを窺わせますね 倍率から見ると、講談社ラノベ文庫新人賞やオーバーラップ文庫大賞がおすすめの数字となりそうです。 各賞の傾向と特徴としては、 ほとんどのレーベルで魔法等のファンタジーバトル物がメインに対して、電撃小説大賞はジャンルが幅広く、MF文庫ライトノベル新人賞なら恋愛ラブコメが多めといった印象でしょうか。 集英社や講談社は、ストーリーよりもキャラクター重視っぽいところがあるようにも感じます。 この辺りは漫画出版からの影響もあるかもしれませんね。 現在も大賞が100万円というレーベルも、今後は他社に合わせた300万円基準となっていくかもしれません。 2018年時点での賞金額を一覧としてみました。 ライトノベル新人賞&大賞 大賞 (最優秀賞等) 次点 (優秀賞等) 次々点 (佳作等) MF文庫Jライトノベル新人賞 300万円 100万円 10万円 集英社ライトノベル文庫新人賞 300万円 50万円 30万円 講談社ラノベ文庫新人賞 300万円 100万円 30万円 電撃小説大賞 300万円 100万円 50万円 GA文庫大賞 300万円 100万円 20万円 小学館ライトノベル大賞 200万円 100万円 50万円 HJ文庫大賞 100万円 50万円 10万円 オーバーラップ文庫大賞 300万円 100万円 30万円 富士見ノベル大賞 100万円 30万円 10万円 この賞金に加えて、佳作以上は書籍化、入選作品にはコミカライズというレーベルも多いです。 書籍化で1万部発行となれば、印税10%だとして60万円のプラスも期待できますし、人気作品ともなればそれ以上の収入も期待できるはずです。 応募した作品を手直しして、他の賞に送ったり、同じ賞の次期開催に応募することもできます。 何も一発で受賞する必要はありません。 また、授賞式の欠席や顔出しが心配な場合は考慮してもらえるケースもありますので、そこは変に心配せずに新人賞に応募してみてはいかがでしょうか。 fa-arrow-circle-right ネット小説大賞もおすすめ ライトノベルレーベルへの応募の他に、ネット小説での賞の開催が勢いを伸ばしていて、こちらもおすすめの選択肢となっています。 小説家になろうやカクヨム等のWEB小説サイトですね。 ネット小説サイトで開催されている賞は、 掲載作品にキーワードタグをつけるだけで応募完了という簡単さが影響しています。 その分、 応募数も多いですし、賞金は少な目(大賞でも50万円ほど)だったりという面もあるのですが、手軽さという面には敵いません。 おすすめのWEB小説投稿サイトとしては、業界最大手の「小説家になろう」と、KADOKAWA運営の「カクヨム」ですが、他の小説サイトでも公募賞が定期的に開催されているのでこちらも合わせて選択肢としてみてください。

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重い・シリアス・ダークな雰囲気・世界観のおすすめライトノベル・文庫

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『グランクレスト戦記』は水野良によるライトノベルが原作のファンタジー作品。 原作者の水野良は、『ロードス島戦記』など数多くの名作を手掛けてきたファンタジー作家の重鎮です。 本作のアニメは、2018年1月から2クール全24話で放送されました。 人々を混沌から守る聖印 クレスト を持った君主たちが群雄割拠する戦乱の時代。 魔法師シルーカは、治めていた故郷の解放を目論む放浪君主テオと出会います。 契約を結び、仲間を増やしながら、徐々に大陸内に勢力を拡げていくテオとシルーカ。 いち君主が大陸全土を平定し皇帝聖印 グランクレスト を生み出すまでの、成り上がり君主譚です。 戦国時代の勢力争いをシンプルかつ丁寧に描いたストーリーは見ごたえ十分。 チート持ちのような突出した力を持った者を出さずとも、戦場を駆け回るテオたちの姿からは、確かなダイナミクスを感じられます。 愛七ひろのライトノベルが原作の、『デスマーチからはじまる異世界狂騒曲』。 本作は2018年1月にアニメが放送されました。 主人公の鈴木一郎は、ゲーム開発会社に勤めるプログラマー。 納期前のデスマーチ中少し仮眠を取った鈴木が目を覚ますと、見慣れない風景と見慣れたステータス画面。 ゲーム内異世界に飛ばされてしまった鈴木改めサトゥーが、元の世界へと戻ろうとする物語です。 本作は、チート能力主人公のレッテルから脱却した稀有な作品といえます。 主人公が常識人であることから、不快感なくストーリーに入り込んでゆけるのです。 また、美少女キャラが奴隷として数多く出てきますが、単純なハーレムものとはなっていません。 乱造された異世界チートハーレム作品の1つと決めつけてはいけない作品です。 『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』は、枯野瑛によるライトノベルを原作としたアニメ作品。 2017年4月に放送され、「すかすか」の愛称で親しまれた終末ファンタジー作品です。 人間族と地上が滅んでから500年以上経った後の世界。 長い間石化していた人間ヴィレムは、唯一の人間族として絶望しながら生きていました。 護翼軍の兵器管理を任されたヴィレムが、倉庫のある68番浮遊島で出会ったのは妖精兵のクトリ。 妖精兵が使い捨ての兵器と知ったヴィレムは、クトリたち妖精兵を救うための行動を始めます。 「すかすか」は、ここしばらくお目にかかることのなかったピュアなラブストーリーです。 ボロボロになりながらも、好きな人の前では女の子であり続けたクトリ。 一途にヴィレムを想う彼女の姿は、涙なしでは見られません。 誰よりもキラキラと輝きを放つ、少女たちの生きる姿をその目に焼き付けてください。 「ダンまち」の略称で有名な『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は、大森藤ノのライトノベルを原作としています。 2019年現在、アニメは第2期まで放送され、劇場版も1本公開されました。 第2期放送終了時には、2020年夏に第3期放送のアナウンスがあったりと、近年、最もホットな作品の1つです。 ベル・クラネルは駆け出しの冒険者。 あるときベルは、運悪く格上モンスターのミノタウロスに襲われ、絶体絶命のピンチに。 このとき、間一髪で女剣士アイズ・ヴァレンシュタインに助けられたベル。 アイズに一目惚れしたベルは、もっともっと強くなることを決意します。 努力と信頼を積み上げながら、英雄へと近づいていく王道サクセスストーリー。 アイズのファミリアを舞台とした『ソード・オラトリア』もアニメ化されていますので、こちらも要チェックです。 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 』は渡航のライトノベルを原作とした作品で、「俺ガイル」や「はまち」の愛称で親しまれています。 アニメは第1期が2013年に、第2期が2015年に放送され、第3期の放送も決定している人気作品です。 友達も作らずにひねくれた青春を送る高校生、比企谷八幡。 彼は、生徒の悩みを解決する活動を行う「奉仕部」に、無理やり入部させられてしまいます。 この部にはもう1人、才色兼備だが不器用な美少女、雪ノ下雪乃がいました。 「奉仕部」の活動を通じて様々な人と出会い、人との関わりを徐々に深めていく八幡たち。 何度も間違えながら人間的成長を遂げていく、高校生たちの青春群像劇です。 圧倒的リアリティーで、高校生ならではの一喜一憂に迫った傑作。 登場人物の心情を繊細に描き、重厚に仕上げたストーリーは、もはや単なるラブコメに収まりません。 極限まで卑屈な八幡のキャラクターも嫌味がなくさわやかで、どこか好感が持てます。 『バッカーノ!』は成田良悟原作のによりライトノベルで、著者のデビュー作でもあります。 2007年にアニメ化されました。 タイトルの『バッカーノ』とはイタリア語で「バカ騒ぎ」という意味。 物語の舞台は1700年代。 大西洋を航海するアドウェナ・アウィス号で、不老不死を求めて錬金術師達は悪魔を召喚します。 悪魔は錬金術師に不老不死の酒の製造法を教えました。 禁酒法が施工された1930年のアメリカを舞台に、この不老不死の酒を巡ったタイトル通りの「バカ騒ぎ」が始まります。 3つの時代が別々に描かれており、原作を読んでいなければ少し難しいアニメとなっていますが、作画の安定性とキャラクターに非常に適した声優陣を起用した事で隠れた名作と言われています。 『ログ・ホライズン』は橙乃ままれ原作のSFファンタジー小説を映像化した作品で、2013年と2014年にそれぞれ第1期・第2期に分けNHKのEテレで放送されたアニメ作品です。 物語は、人気MMORPG「エルダー・テイル」をプレイしていた主人公達が、ゲームの拡張パックアップデートによって、ゲームの世界から現実世界へ戻れなくなった所から始まります。 「シロエ」は同じ境遇のプレイヤーと共に、ゲームに取り残された原因と現実世界への帰還方法を探すため冒険ギルド『ログ・ホライズン(記憶の地平線)』を設立。 NPCだった登場人物「大地人」との関係や同じ境遇の人間プレイヤー達「ギルド」間の勢力抗争など、一筋縄ではいかない様々な問題を抱えながら、シロエ達は現実世界への帰還方法を探していくストーリーです。 同作品は小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載中で、アニメ化の他にも漫画やスピンオフなどの様々な作品が発表され、NHKアニメとしては異例のヒット作となりました。 『灼眼のシャナ』は高橋弥七郎原作の小説をアニメ化した作品で、異世界の異形達「紅世の徒」 ぐぜのともがら と異形を狩る異能力者「フレイムヘイズ」の戦闘を中心に描いたバトルファンタジーアニメです。 御崎市に住む高校生坂井悠二は、異形の怪物と少女の戦闘に巻き込まれ、命を落とします。 しかし悠二に宿った謎の宝具「零時迷子」の力によって半死人のような状態になってしまいました。 異形と戦っていたフレイムヘイズの少女は悠二が死んでいること、異形が悠二に宿った宝具「零時迷子」を狙っていることを告げます。 悠二は名もないフレイムヘイズの少女に「シャナ」と名付け、護衛を依頼し自分に宿った「零時迷子」の謎を解明するため共に行動するようになります。 TVアニメ『灼眼のシャナ』は2005年に第1期を放送後、独特な世界観や物語の面白さ、個性的なキャラクターが好評となりました。 アニメ『とらドラ!』は小説家竹宮ゆゆこ原作の正統派学園ラブコメディーで、2008年に全25話が放送されました。 中学時代より目つきの悪さからヤンキーと勘違いされ続けた高校2年生高須竜児は、片思いの櫛枝実乃梨と同じクラスになって喜んでいました。 一方、背が低く短気な性格の女子「手乗りタイガー」こと逢坂大河とも同じクラスになってしまいます。 しかし、ある事件がきっかけで、竜児と大河はお互いの恋を応援する「恋の共同戦線」を張ることになりますが、様々なトラブルや出来事によって二人の仲は距離急接近していきます。 同作品はキャラクター人気が高く、PSP用の恋愛アドベンチャーゲーム『とらドラ!・ポータブル』の発売やアーケードゲーム『電撃文庫FIGHTING CLIMAX』にヒロイン逢坂大河が参戦するなどのメディアミックスが好評となりました。 『バカとテストと召喚獣』は井上堅二原作のライトノベルで、2010年と2011年にアニメ化されました。 ファンの間では「バカテス」の愛称で知られており、全編ギャグ要素満載の学園ものです。 主人公吉井明久の通う高校では、学力低下の対策として完成させた召喚獣を用いた試験を採用しており、その結果でクラスをAからFに選別しています。 明久は試験を受けますが、校内一のバカであるため当然のように最低クラスのFに編入されてしまいます。 そこは同じ学校とは思えないほど劣悪な環境でした。 そんな中、本来ならAクラスに編入されてもおかしくない才女の吉井瑞希がFクラスにやってきます。 瑞希は体が弱く試験中に体調を崩したために途中退席。 無得点扱いとなったためにFクラスにやってきたのでした。 瑞希に密かに憧れていた明久は、親友である坂本雄二と共に上位クラスとの入替試験に挑むことになります。 はたして最低ランクからの下剋上を成し遂げられるのでしょうか? バカテスは多様な召喚獣による入替バトルよりも、全編を通してギャグ要素にあふれ小説であっても笑えてしまう所が人気の1つです。 そしてアニメ化され、絵と声が追加されたことでギャグの面白さが増した所がまた人気をあげる要因にもなったようです。 さらに明久を巡ったヒロインたちのやりとりや、女の子にしか見えない男の子の木下秀吉の可愛さなどもバカテスの人気に一役買っています。 『スレイヤーズ』は上坂一原作によるライトノベルで、1995年~2009年まで5部構成でアニメ化された作品です。 物語は、主人公の自称「天才美少女魔道士」リナ=インバースが姉のルナに「世界を見て来い」と言われ旅立った事に始まります。 旅の途中、剣士のガウリィ・魔法剣士のゼルガディスなどの個性的なキャラクターと出会い行動を共にします。 「ドラまた」のリナとは、「ドラゴンも跨いで通る」というリナの二つ名であり、その名の通りドラゴンすらも跨いで通るような無茶苦茶な性格をしています。 また非常に強力な魔導の力で破壊工作を繰り返し、敵味方関係無く攻撃したり、八つ当たりで山や森を消し飛ばすなどとんでもない行動を起こすヒロインなのです。 リナが使用する魔法で一番有名な「竜破斬(ドラグスレイブ)」は、スレイヤーズファンであるならばその魔法の詠唱が出来なければ失格、とまで言われた有名な呪文です。 また主人公の声を大人気声優・林原めぐみが務めた事や、男性キャラクターには女性ファンに絶大な人気を誇る緑川光や石田彰を起用した事も人気の要因となっています。 『狼と香辛料』は支倉凍砂原作のファンタジー小説をアニメ化した作品です。 テレビ東京系の放送局で2008年に放映されました。 舞台は欧州を思わせる架空の世界、主人公の青年商人クラフト・ロレンスは、パスロエ村の行商帰りに自分の荷馬車に眠っていた獣の耳と尾を持つ少女を見つけます。 少女は「ヨイツの賢狼」の化身でホロと名乗り、北の故郷「ヨイツ」を離れ、豊穣を齎すためパスロエ村の麦に宿った神であることを告げます。 しかし農業技術向上により自分の存在価値が薄くなった為、帰郷しようとロレンスの荷馬車に潜り込んだことを打ち明けます。 ロレンスは少女を旅の友とし、行商を続けつつ彼女を故郷まで送り届ける事を決心します。 『狼と香辛料』は行商をテーマとした独特な世界観とキャラクターで好評となり、スマホ・携帯向けのゲーム『狼と香辛料 ホロじっく』が配信、更にニンテンドーDS用ゲームソフト『狼と香辛料 ボクとホロの一年』『狼と香辛料 海を渡る風』が発売されました。 『化物語』は西尾維新原作のライトノベルで、2006年から多くのシリーズを刊行し「物語シリーズ」として認知され、2009年にアニメ化されました。 日本のとある田舎町が舞台。 吸血鬼を助けたために吸血鬼の力を持ってしまった主人公阿良々木暦 あららぎ こよみ が、「怪異」と呼ばれる謎の化物に取りつかれた少女たちを救いながら人間的に成長していくストーリー。 しかし登場人物たちの繰り広げるコメディタッチの会話劇などが怪異事件の解決よりも重視されており、単なる推理小説とは違う作風が高い人気を呼びました。 さらにDVDの売上は7万枚を超え、『ジブリ』シリーズや『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの次という驚異的なヒットを記録しています。 『デュラララ』は成田良悟原作のライトノベルで、2010年~2016年まで5部構成でアニメが放映されました。 物語の舞台となるのは東京・池袋。 非日常にあこがれる竜ヶ峰帝人は幼馴染の紀田正臣に誘われ、来良学園に入学するために池袋に引越してきました。 そこで帝人は上京した初日に、「首なしライダー」ことセルティ・ストゥルルソンを目撃したのです。 そして池袋に根城を張るカラーギャング達の抗争を中心に、デュラハンであるセルティや情報屋の折原臨也、池袋最強の男である平和島静雄などの個性的なキャラクターたちが深く絡み合った非日常を描いた作品となっています。 また、小野大輔や神谷浩史、宮野真守・福山潤などの女性に高い人気を誇る声優を多く起用したことから、今なお人気の作品です。 『甘城ブリリアントパーク』は賀東招二原作のライトノベルで、2014年にアニメ化されました。 東京にある架空の都市甘城市が舞台。 容姿端麗で成績優秀。 しかし他人を見下す傾向が強いために友達がいない俺様系主人公可児江西也。 そんな西也の通う甘城高校に転校してきた美少女千斗いすずから、強引に遊園地のデートに付き合わされてしまうところから始まります。 そこはお世辞にも遊園地とは程遠いと噂されていたテーマパーク「甘城ブリリアントパーク」でした。 支配人のラティファから遊園地を再建することを託された西也は、遊園地のあまりの悲惨さを目の当たりにしたことで支配人代行を承諾。 個性的すぎるキャスト達と共に再建への道を突き進んでいきます。 『甘城ブリリアントパーク』は『フルメタル・パニック』と同じ原作者でありながら、全く違うタッチで描かれておりそのギャップで高い人気となりました。 アニメ版はあえて原作と違う展開にすることで、原作を知っているファンからも高い支持を得ました。 そして現実にいたら絶対にダメな着ぐるみのキャラクターたちの横暴ぶりも人気の要因です。 アニメ『オーバーロード』は小説家丸山くがね原作のライトノベルをアニメ化した作品で、元々は小説投稿サイト「Aradia」でWeb掲載されていました。 2015年7月に第1期として全13話がTVアニメ放送され、2018年には続編となるアニメ2期と3期が放送されるほどの人気ぶりです。 異世界に飛ばされた主人公が活躍するというファンタジー系の物語ですが、他のアニメと違い『オーバーロード』の主人公は英雄や勇者といったヒロイックな活躍をするのでありません。 この物語の主人公アインズ・ウル・ゴウンは自身の野望の為、残虐な魔王として転生した先の異世界を制圧していきます。 アニメ『オーバーロード』は原作書籍が300万部を超える人気作で、アニメ化されて異色のアンチヒーローとして話題となりました。 更に劇場版『オーバーロード』は前後編で2017年2月と3月に公開され人気の作品となっています。 『とある魔術の禁書目録』は鎌池和馬原作によるライトノベルで、第1期が2008年、第2期が2010年、第3期が2018年に放送されました。 その他「とある」シリーズのスピンオフ作品も大きな人気を誇っています。 舞台は、超能力が科学で解明された世界の巨大学園都市。 超能力の開発が授業の一環として組み込まれるなど、超能力者が多数集まった街です。 ある日触れた者の能力を打ち消す「幻想殺し」の能力を持つ上条当麻の前に、禁書目録(インデックス)と名乗る純白のシスターが現れるところから物語は始まります。 彼女は魔術師に追われていると告げ、科学による超能力とは違う魔術の世界からやってきたというインデックスに関わった事で、上条当麻は科学と魔術が混合した世界に足を踏み入れる事になります。 少年漫画風な作風が特徴であるため、小説では表現しきれなかったバトルシーンなどがアニメ化された事により、派手且つ見ごたえのある作品となりました。 『フルメタル・パニック』は賀東招二原作のライトノベルで、2002年から2018年までに、4期にわたって放送されました。 1990年代後半ですが、ソビエト連邦が崩壊していないなど現実とは異なる歴史を歩んだ世界が舞台。 最先端の装備と人材を有する独立組織ミスリルに所属する主人公相良宗介は、任務として一般の女子高生千鳥かなめを警護することになります。 しかしかなめ達との修学旅行中に、ハイジャックに遭ってしまいかなめが拉致されてしまいます。 犯人の目的はかなめが持つ特殊能力にありました。 はたして無事に救い出せるのでしょうか? 『フルメタル・パニック』は人型兵器アーム・スレイブ AS)の戦闘シーンなどのシリアスな展開と、学園生活でのギャグな展開がミックスしたロボット作品です。 ASのディテールの高さや、相良宗介が脇役達よりも魅力的であることが高い人気の要因です。 さらに、ロボットアニメ作品なら一度は出で見たいゲーム『スーパーロボット大戦』にも参戦しており、アニメより先に新型ASが参戦していることも人気の高さを表しています。 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』は伏見つかさ原作のライトノベルをアニメ化した作品で、「妹萌え」を主軸としたストーリーで描かれた日常系コメディ作品です。 ごく普通の平凡な高校生高坂京介は、勝ち気で成績優秀スポーツ万能で中学生モデルの妹高坂桐乃とあまり良好な兄妹関係ではありませんでした。 ある日、ある事件を切っ掛けに妹から「人生相談」を持ち掛けられた京介は優等生だった妹が、実はとんでもない隠れオタクだったことを知ります。 更に隠れオタクの妹の友人探しを手伝わされる羽目に。 平凡な高校生だった京介は、妹のために波乱のオタク人生を開始することになりました。 本作に登場する女の子キャラクターは人気が高く、女性キャラを中心にトレーディングカードゲーム化や立体フィギュア化されました。 また、担当声優も好評でキャラクターソングの発売やオーディオドラマ化など様々なメディア展開をしています。 『涼宮ハルヒの憂鬱』は谷川流原作のライトノベルをアニメ化した作品で、ちょっと変わった女子高生涼宮ハルヒと彼女が設立した学校非公認のクラブ活動「SOS団」が巻き起こす日常系学園ストーリーです。 涼宮ハルヒは初めての自己紹介で変わった自己PRをしたため、クラスでは浮いた存在になっていました。 そんなハルヒが気になっていたキョンは彼女に話しかけ、彼女が学校生活を楽しむためのコツを提言します。 キョンによって、学校生活を楽しむヒントを得たハルヒは、自分が楽しめる部活「SOS団」を設立。 周囲を巻き込みながら、憂鬱な学園生活をハルヒが楽しめるような日常にしていく物語です。 アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』は2007年にテレビアニメ部門で第6回東京国際アニメフェア優秀作品賞を受賞、台湾・韓国やアメリカ、イタリアなどでテレビ放映され、国内外問わず話題の人気作として一大ブームとなりました。 『Re:ゼロから始める異世界生活』は、長月達平原作によるライトノベルで、2016年4月~同年9月までアニメ放映されていました。 主人公・菜月昴 ナツキ・スバル は、握力70㎏で街のチンピラに素手で勝てるという立派な体格を持っていながら、高校に通わず引きこもり生活を満喫しているというダメ人間。 夜食を買いに行ったコンビニからの帰り道、突如異世界へ召喚されてしまいます。 異世界での知識が何もないナツキが唯一手に入れた能力は「死に戻り」というタイムリープの力。 自分が死んだ時間より前に時間を戻すという能力でした。 主人公であるスバルが何度も苦しみ絶望する様子は悲痛そのもので、そんな彼が希望を見いだしたヒロイン・エミリアを救おうとする姿に感動したファンが続出しました。 ファンタジー作品には珍しく主人公の心情の機微を丁寧に描き出した作品となっています。 『魔法科高校の劣等生』は佐島勤原作のライトノベルで、元々はWebサイト「小説家になろう」で2008年から連載されており、長らく1位を取り続けていた人気作です。 2014年にアニメ化され、2017年には映画版も公開されています。 超能力などの特殊能力を科学的に解明した新たな力を「現代魔法」として確立した世界。 その力を操る魔法師と呼ばれる人材を育成する機関「国立魔法大学付属第一高校」に入学してきた最強の魔法使いの妹司波深雪と、その妹を守る魔法以外は有能の兄。 主人公の司波達也が卒業するまでを描いた学園バトルアニメとなっています。 『魔法科高校の劣等生』は、魅力的なキャラクターたちが高い人気の要因です。 特に司波兄妹の人気は圧倒的に高く、達也の圧倒的な強さと妹に対する接し方。 深雪の可憐さや達也に対する重症な程のブラコンぶりがファンの間で支持を得ています。 『冴えない彼女の育てかた』はアダルトゲームのシナリオライターの丸戸史明が、ライトノベルデビュー作として発表した作品です。 2015年にアニメ化し、2017年4月に2期が放送されました。 2019年10月には劇場版も公開となっています。 筋金入りのアニメオタクの主人公安芸倫也は、春休みにアルバイトの途中で出会った少女に興味を抱き、彼女を主役とした同人ゲーム制作を思いつきます。 それから月日が流れ、クラスメイトの加藤恵に声をかけられます。 その子はアルバイト中に出会ったあの運命の少女でしたが、倫也は名前すら知らないほど印象が薄かったのです。 はたしてそんな女の子を主役にしたゲームは成功できるのか? 『冴えない彼女の育てかた』はラノベによくあるハーレム系で、その気はないのに告白ともとれる倫也からのお願いにドギマギするヒロインたちに人気が集まっています。 さらにキャラクター人気の高さを裏付けているのが、android用アプリ『一択彼女 加藤恵』が配信されていることです。 このアプリはヒロインの加藤恵が音声合成機能を使って、目覚ましやスケジュール機能などユーザーからの色んな会話に答えてくれるので、毎日が楽しくなること間違いなしです。 『ソードアート・オンライン』は川原礫のラノベ小説が原作で、2012年と2014年に2回アニメ化されました。 またアニメの人気も高く2017年2月には映画化もされました。 2019年も続編「アリシゼーション」が放送されるなど、人気ぶりはとどまるところを知りません。 物語は西暦2022年、ユーザーによるテストを経て世界初のヴァーチャルマシンに対応した仮想現実ソフト『ソードアート・オンライン』(通称SAO)が発売。 多くのユーザーが仮想現実世界を楽しんでいました。 主人公のキリトは、偶然にもSAOのテストプレイヤーに選ばれ正規版も購入し仮想現実の世界を楽しんでいました。 しかし可能であったはずの現実世界への帰還ができなくなっていることに気づき、さらにはゲーム内での死は現実世界でも死を表すと明らかになります。 そんな中、主人公は仲間たちと協力しつつゲームを攻略していきます。 彼らは無事脱出できるのでしょうか? 『この素晴らしい世界に祝福を!』は暁なつめ原作のライトノベルをアニメ化した作品で、主人公和馬と駄女神アクアが巻き起こすコメディ系ファンタジー異世界転送物語です。 引き籠りの高校生佐藤和馬は、ある日事故で死んでしまいます。 死後の世界で和馬は女神アクアに異世界で魔王討伐の際に「自分が望む超チートアイテムを1つだけ」持参できるという依頼を受けました。 しかし、女神の横暴な態度に激怒し、女神アクアをアイテムとして指定します。 異世界に転生した和馬は、アイテム「女神アクア」が超お馬鹿で全然使えないことを知り愕然とします。 仕方なく冒険者として活動し始めた和馬ですが、冒険のため仲間を募集したところ応募くるのは何故か使えない仲間たちばかり。 和馬はお馬鹿な仲間が起こすトラブルに巻き込まれながら、やる気のない冒険生活を始めます。

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重い・シリアス・ダークな雰囲気・世界観のおすすめライトノベル・文庫

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かつてライトノベルは一部のマニア人たちの御用達小説のように思われていました。 しかし、今や、ライトノベル原作のアニメや映画までもが作られるようになり、もはやライトノベルは日本の小説の一ジャンルとして、一般性をもって大衆化しています。 そこで今回はそんなライトノベルのおすすめ作品を、アニメ化されたモノ・賞を受賞したモノという括りで、厳選してご紹介していきたいと思います。 アニメ化、そしてアニメ映画化された作品としては、最大級のヒットといえるのがこのソード・アート・オンライン。 いまや、ファンタジーやアドベンチャーものでは定番となった「俺TUEE系」と呼ばれる、主人公無双系のライトノベルの先駆けであり、ラノベ界の一大ジャンルに押し上げた立役者です。 物語は、ゲームの世界に閉じ込められた主人公が、本当に命がけの戦いに身を投じるデスゲーム系。 これまた、一つのジャンルとして定着したもので、そう考えるとラノベやアニメの歴史を変えた作品というっても言い過ぎではないでしょう。 歴史の転換点として、ぜひ読んでおきたい傑作です。 2|オーバーロード(丸山くがね著/エンターブレイン) 『SUGOI JAPAN Award2016』ラノベ部門第4位。 『このライトノベルがすごい! 』2017年単行本・ノベルズ部門第1位。 まったくノーマークのアニメ化から、アニメ人気に火がついて一気にベストセラーになったのがこのオーバーロード。 これもやはりソード・アート・オンラインと同じくゲームの世界の中で繰り広げられるおはなしで、「俺TUEE系」の属するお話なのですが、主人公が髑髏のアンデット。 つまり、主人公がどうみても悪役にしか思えないダークヒーローものという、おもしろいジャンルのお話です。 作品の特徴としては、一介のサラリーマンである主人公が、半ば無理やり支配者として演技をしていくというコメディー要素あり、国盗り要素やバトル要素もある、幅広いジャンルをカバーした作品です。 3|デュラララ!!(成田良悟/電撃文庫) 2010年にアニメ化され、特に女性を中心に大人気を博したデュラララ!! 東京は池袋を中心に起こる、ちょっと変わった群像劇は、高いテンションのまま繰り広げられる、かなりやばめなお話になっています。 しかし、その本筋は、なんと恋愛。 それぞれがかなり変わった価値観の中で繰り広げられていく恋愛模様を、かなり変わったキャラクターたちが次々かわった事件を起こしながら深めていく。 そこには、奇妙な日常だからこそ感じることのできる、普遍的な愛の形や、人間の在り方が描かれていて、内容はよく読み込むほどにその深みを増していく諾否んです。 4|魔法科高校の劣等生(佐島勤著/KADOKAWA) 2014年にアニメ化、2017年にオリジナル劇場版で映画化された大ヒット作品。 劇中のセリフ「さすがはお兄様です」という言葉が「さすおに」と略されてネットミーム化するほどに大人気作品となり、ある意味「俺TUEE系」の一つのスタイルを確立した作品です。 そのスタイルとは「世間には認められない能力を持っているがゆえに無敵」というもの。 本作品の主人公は、学校の成績では評価されない能力が優れていることで劣等生扱いされるところから始まり、様々な事件を経て確固たる地位を学園内で気づいていきます。 そしてその強さは、読んでいる人間に残脳幹を与えるほどの能力。 まさにライトノベルの一つのジャンルとして、確立された作品です。 5|ノーゲーム・ノーライフ(榎宮祐著/KADOKAWA) ラノベのイラストをかいていたイラストレーターが作家デビューして書いた異色作。 一切の闘争を禁じられ、すべてがゲームの勝ち負けで決まるという異世界に飛ばされた二人の兄妹が、その天才的なゲームのスキルで世界征服をもくろむといったお話になっています。 その魅力は、計算されつくしたゲームでの戦いの妙。 メンタルが脆弱な元引きこもりネトゲ俳人の二人が、ゲームという世界の中で無敵の強さを発揮していくその爽快感は、他では得られない出色の出来。 アニメ化されたアニメもヒット、そして劇場版も作られるほどに多くの読者から支持されている本作の作者は日系ブラジル人であり、どこまでも異色な経歴の作者が産み出す名作です。 6|バカとテストと召喚獣(井上堅二著/ファミ通文庫) 『第8回えんため大賞』編集部特別賞受賞。 『このライトノベルがすごい! 』2010年度第1位。 とにかく馬鹿笑いしたい人にお勧めなライトノベルがこれ。 勉強に友情、そして若干の恋愛要素を含みつつ、どこまでもおバカな登場人物たちが、ただただ面白く大活躍するライトでポップなまさに「ラノベ」な作品。 主人公とその仲間が全員馬鹿、どこからどこまでもおバカな登場人物たちが、全力でバカ騒ぎをしているだけなのに、そのコメディックな化学反応がとにかく笑えます。 何も考えずに、全力で脱力しながら笑いたい人には、おすすめ中のおすすめな作品です。 7|本好きの下克上(香月美夜著/TOブックス) 『このライトノベルがすごい! 』2018年単行本・ノベルズ部門第1位。 アニメ化されていない作品ですが、異世界モノとして出色の出来を誇るのが、この本好きの下克上。 ある意味、紙媒体の書籍のアンチテーゼであるはずのWEB小説として発表されているにもかかわらず、いかに紙の本が素晴らしいかについて目覚めさせられる作品です。 その内容は、本が好きでたまらない女性が異世界に転生し、本も何もない中世のヨーロッパの様な魔法世界で、図書館司書になるべく奮闘するというお話。 その丁寧な世界観の作りこみと、あふれる書籍愛は、ラノベの枠を超えた、エンターテインメント大作として輝きを放ちます。 8|異世界居酒屋「のぶ」(蝉川夏哉著/宝島社) 『第2回エリュシオンライトノベルコンテスト(なろうコン大賞)』受賞作。 異世界グルメ物と呼ばれる、異世界でこちらの世界の食べ物を振舞うジャンルの中で頭一つ抜けているのが本作。 裏口は現世につながったままで、店の表だけが異世界につながってしまった居酒屋「のぶ」で繰り広げられる、美食を通じた群像劇です。 まずはとにかくその描写がうまそうなのが、この作品の特徴。 あまり深夜には読みたくない、そんな感想を抱いてしまうほどに、直接胃袋に訴えかけてくる作品内での様々な料理は、もはやグルメ本の領域。 そんな料理のない異世界だからこそ、ありきたりな料理の真価を再発見させられる、そんな傑作です。 9|無職転生 — 異世界行ったら本気だす —(理不尽な孫の手著/KADOKAWA) 受賞歴もない、アニメ化もされていない。 ここで紹介するには、ジャンル違いのように思われる本作ですが、数々のラノベを生み出してきた「小説家になろう」というサイトでほぼ5年間累計1位を譲らない作品です。 これまで数々の名作を生み出した「小説家になろう」において圧倒的人気を誇りながらアニメ化さえされないというこの作品の不思議さは、もはやラノベ界の七不思議。 その、典型的な異世界転生の物語のスタイルと異世界におけるハーレムを築きながらも主人公が成長していくストーリの展開は数多くのラノベ作品に影響を与えている金字塔です。 とにかく間違いなく面白い、それは断言できる作品です。 10|狼と香辛料(支倉凍砂著/メディアワークス) 『第12回電撃小説大賞』銀賞受賞。 『このライトノベルがすごい!』2007年第1位。 まだ、異世界モノや「俺TUEE」ジャンルが流行する以前、経済ファンタジーという異色のスタイルを貫いた作品。 もともとは神である狼の少女と商人の男が、各地を旅しながら様々な戦い、それも商人としての商売上のいわゆる経済的な戦いを繰り広げていくという異色作です。 そのなんとも言い難い独特の雰囲気を醸し出す筆致と描写能力は、ライトノベルという枠を超えて秀逸で、ラノベ慣れしていない本好きもきっと満足できる作品です。 現在新シリーズを始まっていて、簡潔策でないものがお好きな人にもおすすめな、ラノベの歴史の中でも重要な一冊となっています。 11|やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (渡航著/小学館) 『第1回SUGOI JAPAN Award』ラノベ部門第1位。 『このライトノベルがすごい!』2014~2016年第1位(殿堂入り)。 ソード・アート・オンラインの3年連続「このライトノベルがすごい!」第1位をはばみ、同賞で唯一の3年連続1位を果たして殿堂入りした、大ヒット作品。 残念系ラブコメというラノベ独特のジャンルの作品として、そのジャンルの代表作の地位を確固たるものにした、ある意味お手本のような物語です。 主人公の男性は「難聴(大事なセリフをことごとく聞き逃す)」「鈍感(大事な行動にことごとく気づかない)」「ヘタレ(大事な時にことごとく踏み込めない)」の三拍子がそろっっていて、まさにテンプレ。 これこそ残念系ラブコメだ、といえる、そんな人気作です。 ラノベの奥行きは広くて深い ライト場エルの良いところは、とにかくそのすそ野の広さ。 特定のジャンルが流行ってはいても、そんなものが物語になるのか?という自由で闊達な発想があふれるジャンルでもあります。 敬遠している人も、一度このジャンルに踏み込んでみませんか?思いもよらないジャンルに、あなたが夢中になれるフロンティアが広がっているかもしれませんよ。

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