だいじょうぶ だ ぁ。 数ページ読める|ばあばは、だいじょうぶ|絵本ナビ : 楠 章子,いしい つとむ みんなの声・通販

だいじょうぶだぁ#8 公開中止へ|BIGLOBEニュース

だいじょうぶ だ ぁ

原作は、小学生だけでなく、大人も泣いた10 万部以上のベストセラー絵本「ばあばは、だいじょうぶ」(原作:楠章子/挿絵:いしいつとむ)。 第63 回青少年読書感想文全国コンクール課題図書・小学校低学年の部(2017)に選ばれ、第3回「児童ペン賞」童話賞 2017 を受賞した。 ばあば役は60 年以上のキャリアを持つ冨士眞奈美、翼役を演じたのは「TOTO」のCM などが話題を呼んだ国民的天才子役・寺田心。 さらには映画、ドラマ、バラエティーと幅広く活躍する平泉成が、認知症の妻を持つ近所の世話好きの老人役で脇を固める。 認知症は2025 年には700 万人を突破し、「65 歳以上の高齢者」のうち5 人に1人が罹患すると言われている(厚労省推計)。 そんな誰もが避けては通れない社会の大きな問題を、小学生の視点から描き出す。 でも忘れてしまっても、忘れられないものがある。 それは……。 STORY ちょっと弱虫な小学生の翼(寺田心)は、喜寿を迎えたばあば(冨士眞奈美)、おとうさん(内田裕也)、おかあさん(松田陽子)と4 人暮らし。 翼は、ばあばのことが大好きだ。 何かくじけそうになると、ばあばのところに行って、話を聞いてもらう。 そんな時、ばあばは、必ず「だいじょうぶだよ」と言ってくれる。 学校でいじめられても、ばあばが助けてくれた。 そんな優しいばあばが少しずつ変わっていく。 同じ質問を何度も繰り返すようになり、得意だった編み物ができなくなる。 ばあばは「わすれてしまう病気(認知症)」になってしまったのだ。 怒り出したり、大切にしていた庭の植物を枯らしてしまったり、翼のために作ったジャムを一人で食べてしまったり……。 翼はなんだか怖くなって、近寄らなくなってしまった。 そんなある日、ばあばは、靴も履かないで家を出たきり、いなくなってしまった。 「ばあば、どこへ行ってしまったの?」 やがて、翼は、ばあばの秘密を知る……。 「ばあばは、だいじょうぶ」2018年/98分/シネマスコープ/5. そして、新田の目に留まったのが、絵本「ばあばは、だいじょうぶ」だった。 認知症になったおばあちゃんの姿を、孫の少年の視線からやさしく描いた作品に感動。 すぐに映像が浮かんだ。 「認知症という重いテーマを扱いながらも、わかりやすい、やさしい、子供から大人まで心に染みる作品を一般映画としてつくり、世間の認知症への理解をより深めたいと思った」と新田。 脚本には舞台の脚本・演出などで活躍し、『キセキの葉書』で映画脚本に初挑戦した仁瀬由深に依頼した。 100人のオーディション 「やっぱり、寺田心しかいない」 まずは、子役のオーディションを開始。 「既成の子役ではない、新しい才能を発掘したい」と100人以上の応募の中から、約50人と対面。 「そのオーディションで最後に会ったのが寺田心君だった。 台詞を読んでもらうというものだったが、自己紹介の声を聞いた瞬間に、彼しかいないと思った。 登場した瞬間に、人の気持ちを惹きつける何かを持っていた」(新田)。 より演技力が求められる「ばあば」役には冨士眞奈美にオファーした。 撮影は猛暑厳しい2018年8月20日から9月5日まで。 子役への演出に定評のあるウー監督は天才子役・寺田から新たな魅力を引き出したいと考えた。 「最初は子役というイメージがあったが、撮影初日から役者としてリスペクトすることができた。 こちらが役者に求めているものがあっても、レスポンスが良くなることはあまりない。 でも心くんに関しては、それ以上のものをすぐに返してくる。 この言葉は使いたくないけど『天才』だと思った」と、ウー監督は振り返る。 冨士眞奈美、認知症になったばあばを熱演 クライマックスは、翼が家で、ばあばが残したメモを見つけるシーンだ。 寺田は「もう少し泣いた方がいいですか?」と言ったが、ウー監督は抑えた演技を要求し、感動的なシーンが完成した。 寺田は「ウー監督はすごく優しくて、いろんなことを教えてもらいました、監督は、台本の中に、監督だけの台本があって。 それで教えていただくと、すごくお芝居が楽しくなるんです」は話す。 10歳の名子役とともに映画をドラマチックに彩ったのは冨士眞奈美、平泉成らベテラン俳優。 ばあばのメイクを手がけたのは、巨匠・今村昌平監督や特殊メイクアップアーティスト、マッドジョージ氏に師事した井川成子。 次第に病状が進行し、顔つきまで変貌していく冨士の熱演を助けた。 ミラノ国際映画祭で2冠の快挙! 『ばあばは、だいじょうぶ』は2018年12月、イタリアで開催された「ミラノ国際映画祭2018」で公式上映され、ウー監督と寺田が出席。 上映中にはすすり泣く声も聞かれ、上映後にはスタンディングオベーションで迎えられた。 授賞式に出席した寺田は名前を聞き、嗚咽して喜んだ。 「外国で映画が上映されるとしか聞いていなかったので、すごく驚きました。 ばあば役の冨士眞奈美さんと、本当のおばあちゃんと、僕をいつも応援してくださる方に感謝したいです。 おばあちゃんにも知らせたら、良かったね、感謝の気持ちだね、と泣いていました」と当時を振り返った。 なお、スタンディングオベーションが起きたのは、第5回を迎えた映画祭でも初めて。 ウー監督は「審査委員長がビックリした」と言っていました」と明かした。 冨士眞奈美 (ふじ・まなみ) 中前スズエ役 静岡県出身。 俳優座養成所を第 9 期生として修了。 1957 年、NHK テレビ専属女優になり、連続ドラマ「この瞳」の主役に抜擢され、デビュー。 1960 年にフリーに転身。 純情可憐な役や小悪魔的な役柄を得意としていたが、1970 年「細うで繁盛記」の小姑役で開花。 映画、テレビ、舞台、バラエティーなど幅広く活躍。 ほかに「俳壇賞」選考委員も務める。 趣味は相撲・野球などスポーツ観戦、イタリア・オペラ鑑賞。 「吉行和子・冨士眞奈美 おんなふたり 奥の細道 迷い道」(2018)など著書も多数。 寺田心 (てらだ・こころ) 中前 翼役 2008 年 6 月 10 日、愛知県出身。 2011 年、3 歳から芸能活動を開始。 2015 年、TOTO 『ネオレスト』の CM で集め、「2015 55th ACC CM FESTIVAL・クラフト賞 フィルム部門 演技賞」を受賞。 以降、多数の CM やバラエティ番組に出演する。 主なドラマは「OUR HOUSE」(2016)、NHK 大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)、「トクサツガガガ」(2019)がある。 平泉成 (ひらいずみ・せい) 松本政司役 1944 年、愛知県出身。 1964 年、大映京都第 4 期フレッシュフェイスに選ばれ、1966 年、映画『酔いどれ博士』でデビュー。 1971 年、テレビへと活動の場を移し、味わいのある声色と人間味あふれる演技で幅広い役柄を演じる。 ナレーションやラジオドラマでも活躍。 主な作品は、映画では『書を捨てよ町へ出よう』(1971)、『その男、凶暴につき』(1989)、『誰も知らない』(2004)など。 ドラマは NHK 大河ドラマ『元禄太平記』(1975)、連続テレビ小説「あまちゃん」(2013)など多数。 DIRECTOR 監督:ジャッキー・ウー神奈川県出身。 父は中国人 2 世。 1998 年にフィリピンに渡り、プロデューサーとして映画「TOTAL AIKIDO」を製作するが、監督の熱望で、主役として出演。 さらに、歌手としても活動し、フィリピンで「ゴールド・ディスク」を受賞。 01 年以降、アジア中心にインターナショナルで、フィルム・メーカーとして。 監督、俳優、音楽家、製作として幅広く活躍。 中国と香港の合作映画『少林キョンシー』は世界 60 ヶ国で公開された。 この映画がハリウッドの映画関係者の目に留まり、ハリウッド映画デビューし、映画『炎のランナー』の主役、ベン・クロスと共演。 2013 年、プロデュース・出演映画「DEATH MARCH」でカンヌ国際映画祭入選を皮切りに、拠点をヨーロッパに移し活躍する。 「イタリア・ミラノ国際映画祭」「イギリス・ロンドン国際映画祭」「フランス・ニース国際映画祭」で異なる作品で、最優秀主演男優賞を受賞した。 STAFF 企画・プロデュース:新田博邦(にったひろくに) 1955年、東京都出身。 日本大学芸術学部卒業後、木村功、下条アトム、津川雅彦、朝丘雪路、烏丸せつこ、荒木一郎らのマネージメントを経て独立。 独自のマネージメント・プロデュースを行う一方、映画『湾岸ミッドナイト』(1991)、『キャンプで会いましょう』(1995)などをプロデュース。 2000年に「 株 ミューズ・プランニング」を設立し、映像から音楽まで幅広く取り扱えるプロデューサーとして独自のポジションを築く。 製作に関わった主な作品は『破線のマリス』 1999 、『そうかもしれない』 2005 、『キリン』(2012)、『裸のいとこ』 2013 、『潜伏』 2014 、『キセキの葉書』(2017)など。 原作:楠章子(くすのき・あきこ) 大阪府出身。 1996年「ジャンプ・ジャンプ!」で第45回毎日児童小説・中学生向き部門にて優秀賞受賞し、2005年、「神さまの住む町」(岩崎書店)でデビュー。 作品に「古道具ほんなら堂~ちょっと不思議なあり~」「小さな命とあっちこっち~古道具ほんなら堂2~」(毎日新聞社)、「はなよめさん」「ゆずゆずきいろ」(ポプラ社)「ゆうたとおつきみ」(くもん出版)、「まぼろしの薬売り」(あかね書房)「電気ちゃん」(毎日新聞社)などがある。

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原作は、小学生だけでなく、大人も泣いた10 万部以上のベストセラー絵本「ばあばは、だいじょうぶ」(原作:楠章子/挿絵:いしいつとむ)。 第63 回青少年読書感想文全国コンクール課題図書・小学校低学年の部(2017)に選ばれ、第3回「児童ペン賞」童話賞 2017 を受賞した。 ばあば役は60 年以上のキャリアを持つ冨士眞奈美、翼役を演じたのは「TOTO」のCM などが話題を呼んだ国民的天才子役・寺田心。 さらには映画、ドラマ、バラエティーと幅広く活躍する平泉成が、認知症の妻を持つ近所の世話好きの老人役で脇を固める。 認知症は2025 年には700 万人を突破し、「65 歳以上の高齢者」のうち5 人に1人が罹患すると言われている(厚労省推計)。 そんな誰もが避けては通れない社会の大きな問題を、小学生の視点から描き出す。 でも忘れてしまっても、忘れられないものがある。 それは……。 STORY ちょっと弱虫な小学生の翼(寺田心)は、喜寿を迎えたばあば(冨士眞奈美)、おとうさん(内田裕也)、おかあさん(松田陽子)と4 人暮らし。 翼は、ばあばのことが大好きだ。 何かくじけそうになると、ばあばのところに行って、話を聞いてもらう。 そんな時、ばあばは、必ず「だいじょうぶだよ」と言ってくれる。 学校でいじめられても、ばあばが助けてくれた。 そんな優しいばあばが少しずつ変わっていく。 同じ質問を何度も繰り返すようになり、得意だった編み物ができなくなる。 ばあばは「わすれてしまう病気(認知症)」になってしまったのだ。 怒り出したり、大切にしていた庭の植物を枯らしてしまったり、翼のために作ったジャムを一人で食べてしまったり……。 翼はなんだか怖くなって、近寄らなくなってしまった。 そんなある日、ばあばは、靴も履かないで家を出たきり、いなくなってしまった。 「ばあば、どこへ行ってしまったの?」 やがて、翼は、ばあばの秘密を知る……。 「ばあばは、だいじょうぶ」2018年/98分/シネマスコープ/5. そして、新田の目に留まったのが、絵本「ばあばは、だいじょうぶ」だった。 認知症になったおばあちゃんの姿を、孫の少年の視線からやさしく描いた作品に感動。 すぐに映像が浮かんだ。 「認知症という重いテーマを扱いながらも、わかりやすい、やさしい、子供から大人まで心に染みる作品を一般映画としてつくり、世間の認知症への理解をより深めたいと思った」と新田。 脚本には舞台の脚本・演出などで活躍し、『キセキの葉書』で映画脚本に初挑戦した仁瀬由深に依頼した。 100人のオーディション 「やっぱり、寺田心しかいない」 まずは、子役のオーディションを開始。 「既成の子役ではない、新しい才能を発掘したい」と100人以上の応募の中から、約50人と対面。 「そのオーディションで最後に会ったのが寺田心君だった。 台詞を読んでもらうというものだったが、自己紹介の声を聞いた瞬間に、彼しかいないと思った。 登場した瞬間に、人の気持ちを惹きつける何かを持っていた」(新田)。 より演技力が求められる「ばあば」役には冨士眞奈美にオファーした。 撮影は猛暑厳しい2018年8月20日から9月5日まで。 子役への演出に定評のあるウー監督は天才子役・寺田から新たな魅力を引き出したいと考えた。 「最初は子役というイメージがあったが、撮影初日から役者としてリスペクトすることができた。 こちらが役者に求めているものがあっても、レスポンスが良くなることはあまりない。 でも心くんに関しては、それ以上のものをすぐに返してくる。 この言葉は使いたくないけど『天才』だと思った」と、ウー監督は振り返る。 冨士眞奈美、認知症になったばあばを熱演 クライマックスは、翼が家で、ばあばが残したメモを見つけるシーンだ。 寺田は「もう少し泣いた方がいいですか?」と言ったが、ウー監督は抑えた演技を要求し、感動的なシーンが完成した。 寺田は「ウー監督はすごく優しくて、いろんなことを教えてもらいました、監督は、台本の中に、監督だけの台本があって。 それで教えていただくと、すごくお芝居が楽しくなるんです」は話す。 10歳の名子役とともに映画をドラマチックに彩ったのは冨士眞奈美、平泉成らベテラン俳優。 ばあばのメイクを手がけたのは、巨匠・今村昌平監督や特殊メイクアップアーティスト、マッドジョージ氏に師事した井川成子。 次第に病状が進行し、顔つきまで変貌していく冨士の熱演を助けた。 ミラノ国際映画祭で2冠の快挙! 『ばあばは、だいじょうぶ』は2018年12月、イタリアで開催された「ミラノ国際映画祭2018」で公式上映され、ウー監督と寺田が出席。 上映中にはすすり泣く声も聞かれ、上映後にはスタンディングオベーションで迎えられた。 授賞式に出席した寺田は名前を聞き、嗚咽して喜んだ。 「外国で映画が上映されるとしか聞いていなかったので、すごく驚きました。 ばあば役の冨士眞奈美さんと、本当のおばあちゃんと、僕をいつも応援してくださる方に感謝したいです。 おばあちゃんにも知らせたら、良かったね、感謝の気持ちだね、と泣いていました」と当時を振り返った。 なお、スタンディングオベーションが起きたのは、第5回を迎えた映画祭でも初めて。 ウー監督は「審査委員長がビックリした」と言っていました」と明かした。 冨士眞奈美 (ふじ・まなみ) 中前スズエ役 静岡県出身。 俳優座養成所を第 9 期生として修了。 1957 年、NHK テレビ専属女優になり、連続ドラマ「この瞳」の主役に抜擢され、デビュー。 1960 年にフリーに転身。 純情可憐な役や小悪魔的な役柄を得意としていたが、1970 年「細うで繁盛記」の小姑役で開花。 映画、テレビ、舞台、バラエティーなど幅広く活躍。 ほかに「俳壇賞」選考委員も務める。 趣味は相撲・野球などスポーツ観戦、イタリア・オペラ鑑賞。 「吉行和子・冨士眞奈美 おんなふたり 奥の細道 迷い道」(2018)など著書も多数。 寺田心 (てらだ・こころ) 中前 翼役 2008 年 6 月 10 日、愛知県出身。 2011 年、3 歳から芸能活動を開始。 2015 年、TOTO 『ネオレスト』の CM で集め、「2015 55th ACC CM FESTIVAL・クラフト賞 フィルム部門 演技賞」を受賞。 以降、多数の CM やバラエティ番組に出演する。 主なドラマは「OUR HOUSE」(2016)、NHK 大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)、「トクサツガガガ」(2019)がある。 平泉成 (ひらいずみ・せい) 松本政司役 1944 年、愛知県出身。 1964 年、大映京都第 4 期フレッシュフェイスに選ばれ、1966 年、映画『酔いどれ博士』でデビュー。 1971 年、テレビへと活動の場を移し、味わいのある声色と人間味あふれる演技で幅広い役柄を演じる。 ナレーションやラジオドラマでも活躍。 主な作品は、映画では『書を捨てよ町へ出よう』(1971)、『その男、凶暴につき』(1989)、『誰も知らない』(2004)など。 ドラマは NHK 大河ドラマ『元禄太平記』(1975)、連続テレビ小説「あまちゃん」(2013)など多数。 DIRECTOR 監督:ジャッキー・ウー神奈川県出身。 父は中国人 2 世。 1998 年にフィリピンに渡り、プロデューサーとして映画「TOTAL AIKIDO」を製作するが、監督の熱望で、主役として出演。 さらに、歌手としても活動し、フィリピンで「ゴールド・ディスク」を受賞。 01 年以降、アジア中心にインターナショナルで、フィルム・メーカーとして。 監督、俳優、音楽家、製作として幅広く活躍。 中国と香港の合作映画『少林キョンシー』は世界 60 ヶ国で公開された。 この映画がハリウッドの映画関係者の目に留まり、ハリウッド映画デビューし、映画『炎のランナー』の主役、ベン・クロスと共演。 2013 年、プロデュース・出演映画「DEATH MARCH」でカンヌ国際映画祭入選を皮切りに、拠点をヨーロッパに移し活躍する。 「イタリア・ミラノ国際映画祭」「イギリス・ロンドン国際映画祭」「フランス・ニース国際映画祭」で異なる作品で、最優秀主演男優賞を受賞した。 STAFF 企画・プロデュース:新田博邦(にったひろくに) 1955年、東京都出身。 日本大学芸術学部卒業後、木村功、下条アトム、津川雅彦、朝丘雪路、烏丸せつこ、荒木一郎らのマネージメントを経て独立。 独自のマネージメント・プロデュースを行う一方、映画『湾岸ミッドナイト』(1991)、『キャンプで会いましょう』(1995)などをプロデュース。 2000年に「 株 ミューズ・プランニング」を設立し、映像から音楽まで幅広く取り扱えるプロデューサーとして独自のポジションを築く。 製作に関わった主な作品は『破線のマリス』 1999 、『そうかもしれない』 2005 、『キリン』(2012)、『裸のいとこ』 2013 、『潜伏』 2014 、『キセキの葉書』(2017)など。 原作:楠章子(くすのき・あきこ) 大阪府出身。 1996年「ジャンプ・ジャンプ!」で第45回毎日児童小説・中学生向き部門にて優秀賞受賞し、2005年、「神さまの住む町」(岩崎書店)でデビュー。 作品に「古道具ほんなら堂~ちょっと不思議なあり~」「小さな命とあっちこっち~古道具ほんなら堂2~」(毎日新聞社)、「はなよめさん」「ゆずゆずきいろ」(ポプラ社)「ゆうたとおつきみ」(くもん出版)、「まぼろしの薬売り」(あかね書房)「電気ちゃん」(毎日新聞社)などがある。

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原作は、小学生だけでなく、大人も泣いた10 万部以上のベストセラー絵本「ばあばは、だいじょうぶ」(原作:楠章子/挿絵:いしいつとむ)。 第63 回青少年読書感想文全国コンクール課題図書・小学校低学年の部(2017)に選ばれ、第3回「児童ペン賞」童話賞 2017 を受賞した。 ばあば役は60 年以上のキャリアを持つ冨士眞奈美、翼役を演じたのは「TOTO」のCM などが話題を呼んだ国民的天才子役・寺田心。 さらには映画、ドラマ、バラエティーと幅広く活躍する平泉成が、認知症の妻を持つ近所の世話好きの老人役で脇を固める。 認知症は2025 年には700 万人を突破し、「65 歳以上の高齢者」のうち5 人に1人が罹患すると言われている(厚労省推計)。 そんな誰もが避けては通れない社会の大きな問題を、小学生の視点から描き出す。 でも忘れてしまっても、忘れられないものがある。 それは……。 STORY ちょっと弱虫な小学生の翼(寺田心)は、喜寿を迎えたばあば(冨士眞奈美)、おとうさん(内田裕也)、おかあさん(松田陽子)と4 人暮らし。 翼は、ばあばのことが大好きだ。 何かくじけそうになると、ばあばのところに行って、話を聞いてもらう。 そんな時、ばあばは、必ず「だいじょうぶだよ」と言ってくれる。 学校でいじめられても、ばあばが助けてくれた。 そんな優しいばあばが少しずつ変わっていく。 同じ質問を何度も繰り返すようになり、得意だった編み物ができなくなる。 ばあばは「わすれてしまう病気(認知症)」になってしまったのだ。 怒り出したり、大切にしていた庭の植物を枯らしてしまったり、翼のために作ったジャムを一人で食べてしまったり……。 翼はなんだか怖くなって、近寄らなくなってしまった。 そんなある日、ばあばは、靴も履かないで家を出たきり、いなくなってしまった。 「ばあば、どこへ行ってしまったの?」 やがて、翼は、ばあばの秘密を知る……。 「ばあばは、だいじょうぶ」2018年/98分/シネマスコープ/5. そして、新田の目に留まったのが、絵本「ばあばは、だいじょうぶ」だった。 認知症になったおばあちゃんの姿を、孫の少年の視線からやさしく描いた作品に感動。 すぐに映像が浮かんだ。 「認知症という重いテーマを扱いながらも、わかりやすい、やさしい、子供から大人まで心に染みる作品を一般映画としてつくり、世間の認知症への理解をより深めたいと思った」と新田。 脚本には舞台の脚本・演出などで活躍し、『キセキの葉書』で映画脚本に初挑戦した仁瀬由深に依頼した。 100人のオーディション 「やっぱり、寺田心しかいない」 まずは、子役のオーディションを開始。 「既成の子役ではない、新しい才能を発掘したい」と100人以上の応募の中から、約50人と対面。 「そのオーディションで最後に会ったのが寺田心君だった。 台詞を読んでもらうというものだったが、自己紹介の声を聞いた瞬間に、彼しかいないと思った。 登場した瞬間に、人の気持ちを惹きつける何かを持っていた」(新田)。 より演技力が求められる「ばあば」役には冨士眞奈美にオファーした。 撮影は猛暑厳しい2018年8月20日から9月5日まで。 子役への演出に定評のあるウー監督は天才子役・寺田から新たな魅力を引き出したいと考えた。 「最初は子役というイメージがあったが、撮影初日から役者としてリスペクトすることができた。 こちらが役者に求めているものがあっても、レスポンスが良くなることはあまりない。 でも心くんに関しては、それ以上のものをすぐに返してくる。 この言葉は使いたくないけど『天才』だと思った」と、ウー監督は振り返る。 冨士眞奈美、認知症になったばあばを熱演 クライマックスは、翼が家で、ばあばが残したメモを見つけるシーンだ。 寺田は「もう少し泣いた方がいいですか?」と言ったが、ウー監督は抑えた演技を要求し、感動的なシーンが完成した。 寺田は「ウー監督はすごく優しくて、いろんなことを教えてもらいました、監督は、台本の中に、監督だけの台本があって。 それで教えていただくと、すごくお芝居が楽しくなるんです」は話す。 10歳の名子役とともに映画をドラマチックに彩ったのは冨士眞奈美、平泉成らベテラン俳優。 ばあばのメイクを手がけたのは、巨匠・今村昌平監督や特殊メイクアップアーティスト、マッドジョージ氏に師事した井川成子。 次第に病状が進行し、顔つきまで変貌していく冨士の熱演を助けた。 ミラノ国際映画祭で2冠の快挙! 『ばあばは、だいじょうぶ』は2018年12月、イタリアで開催された「ミラノ国際映画祭2018」で公式上映され、ウー監督と寺田が出席。 上映中にはすすり泣く声も聞かれ、上映後にはスタンディングオベーションで迎えられた。 授賞式に出席した寺田は名前を聞き、嗚咽して喜んだ。 「外国で映画が上映されるとしか聞いていなかったので、すごく驚きました。 ばあば役の冨士眞奈美さんと、本当のおばあちゃんと、僕をいつも応援してくださる方に感謝したいです。 おばあちゃんにも知らせたら、良かったね、感謝の気持ちだね、と泣いていました」と当時を振り返った。 なお、スタンディングオベーションが起きたのは、第5回を迎えた映画祭でも初めて。 ウー監督は「審査委員長がビックリした」と言っていました」と明かした。 冨士眞奈美 (ふじ・まなみ) 中前スズエ役 静岡県出身。 俳優座養成所を第 9 期生として修了。 1957 年、NHK テレビ専属女優になり、連続ドラマ「この瞳」の主役に抜擢され、デビュー。 1960 年にフリーに転身。 純情可憐な役や小悪魔的な役柄を得意としていたが、1970 年「細うで繁盛記」の小姑役で開花。 映画、テレビ、舞台、バラエティーなど幅広く活躍。 ほかに「俳壇賞」選考委員も務める。 趣味は相撲・野球などスポーツ観戦、イタリア・オペラ鑑賞。 「吉行和子・冨士眞奈美 おんなふたり 奥の細道 迷い道」(2018)など著書も多数。 寺田心 (てらだ・こころ) 中前 翼役 2008 年 6 月 10 日、愛知県出身。 2011 年、3 歳から芸能活動を開始。 2015 年、TOTO 『ネオレスト』の CM で集め、「2015 55th ACC CM FESTIVAL・クラフト賞 フィルム部門 演技賞」を受賞。 以降、多数の CM やバラエティ番組に出演する。 主なドラマは「OUR HOUSE」(2016)、NHK 大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)、「トクサツガガガ」(2019)がある。 平泉成 (ひらいずみ・せい) 松本政司役 1944 年、愛知県出身。 1964 年、大映京都第 4 期フレッシュフェイスに選ばれ、1966 年、映画『酔いどれ博士』でデビュー。 1971 年、テレビへと活動の場を移し、味わいのある声色と人間味あふれる演技で幅広い役柄を演じる。 ナレーションやラジオドラマでも活躍。 主な作品は、映画では『書を捨てよ町へ出よう』(1971)、『その男、凶暴につき』(1989)、『誰も知らない』(2004)など。 ドラマは NHK 大河ドラマ『元禄太平記』(1975)、連続テレビ小説「あまちゃん」(2013)など多数。 DIRECTOR 監督:ジャッキー・ウー神奈川県出身。 父は中国人 2 世。 1998 年にフィリピンに渡り、プロデューサーとして映画「TOTAL AIKIDO」を製作するが、監督の熱望で、主役として出演。 さらに、歌手としても活動し、フィリピンで「ゴールド・ディスク」を受賞。 01 年以降、アジア中心にインターナショナルで、フィルム・メーカーとして。 監督、俳優、音楽家、製作として幅広く活躍。 中国と香港の合作映画『少林キョンシー』は世界 60 ヶ国で公開された。 この映画がハリウッドの映画関係者の目に留まり、ハリウッド映画デビューし、映画『炎のランナー』の主役、ベン・クロスと共演。 2013 年、プロデュース・出演映画「DEATH MARCH」でカンヌ国際映画祭入選を皮切りに、拠点をヨーロッパに移し活躍する。 「イタリア・ミラノ国際映画祭」「イギリス・ロンドン国際映画祭」「フランス・ニース国際映画祭」で異なる作品で、最優秀主演男優賞を受賞した。 STAFF 企画・プロデュース:新田博邦(にったひろくに) 1955年、東京都出身。 日本大学芸術学部卒業後、木村功、下条アトム、津川雅彦、朝丘雪路、烏丸せつこ、荒木一郎らのマネージメントを経て独立。 独自のマネージメント・プロデュースを行う一方、映画『湾岸ミッドナイト』(1991)、『キャンプで会いましょう』(1995)などをプロデュース。 2000年に「 株 ミューズ・プランニング」を設立し、映像から音楽まで幅広く取り扱えるプロデューサーとして独自のポジションを築く。 製作に関わった主な作品は『破線のマリス』 1999 、『そうかもしれない』 2005 、『キリン』(2012)、『裸のいとこ』 2013 、『潜伏』 2014 、『キセキの葉書』(2017)など。 原作:楠章子(くすのき・あきこ) 大阪府出身。 1996年「ジャンプ・ジャンプ!」で第45回毎日児童小説・中学生向き部門にて優秀賞受賞し、2005年、「神さまの住む町」(岩崎書店)でデビュー。 作品に「古道具ほんなら堂~ちょっと不思議なあり~」「小さな命とあっちこっち~古道具ほんなら堂2~」(毎日新聞社)、「はなよめさん」「ゆずゆずきいろ」(ポプラ社)「ゆうたとおつきみ」(くもん出版)、「まぼろしの薬売り」(あかね書房)「電気ちゃん」(毎日新聞社)などがある。

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