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【口コミ・感想】ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(古川雄大・大野拓朗・生田絵梨花・木下晴香)の評判、評価

ジュリエットウィスパー 評判

天才的なピアノの才能を持った純朴でうぶな青年と、抑えきれない愛をぶつける大胆な男との二面性を巧みに表現しています。 一方、そのソンジェに想いを寄せられるヘウォン役には韓国のトップ女優キム・ヒエ。 自ら才能を見いだした教え子からの愛に戸惑いつつも、その激しさに身をゆだねてしまう人妻を熱演です。 韓国ドラマ史上、最も切なく美しい男女の愛をドラマチックに描かれています。 韓国ドラマ『密会』の相関図やキャスト・視聴率を知りたい方はお見逃しなく! Contents• kstyle. ksn? 前作同様、作り手の皆さんの品格を感じる好いドラマですよ。 放送前より、期待を集めただけあり、2014年3月17日より韓国の総合編成チャンネルJTBCで放送がスタートした本作は、JTBCの歴代ドラマの中で最高視聴率を記録。 1%を超えれば成功といわれるケーブルテレビにあって、 最高視聴率6. 6%という数字を叩き出し、ドラマのセリフが流行語になるなど、社会現象を巻き起こしました。 韓国ドラマ『密会』メインキャスト・相関図 ユノと共演するキョン・スジンさんて、密会のユ・アインの恋人役のパク・タミだったのね~。 ひたすら温かいソンジェも最後まで強いへウォンも素敵だったー!てかユ・アインどこまでも可愛いな。 ついつい1話の出会いのシーンリピった… — nov nov9638 家計を支えるために、働きながら高校に通っている。 天才的なピアノの才能を持っているが、本人はそれに気づいていない。 自分を見いだしてくれたヘウォンに師弟以上の感情を抱くようになる。 なんといってもこのドラマの魅力はユアインさんのピアノ演奏でしょう。 20歳の可愛らしい演技からは想像もつかないような、 セクシーな演奏シーンに、視聴者を魅了しました。 【ユ・アインのプロフィール】• 2004年デビュー。 同年代の俳優の中でもひときわ異彩を放つ存在として高く評価されている。 【ユ・アインの主な出演作】• チャン・オクチョン• ソハン芸術財団理事長のソンスクからは厚い信頼を寄せられているが、アートセンター代表のヨンウは彼女を敵視している。 ソンジェの熱い想いに戸惑いながらも、次第にひかれていく。 【キム・ヒエのプロフィール】• 1983年デビュー。 貞淑な妻も悪女も演じ分ける演技力に加えて、飾らない人柄と美しさ、洗練されたファッションやライフスタイルで女性たちから支持されている。 【キム・ヒエの主な出演作品】• 妻の資格• ソンジェの才能が認められたことは喜ぶものの、彼が次第に離れていくことに焦りを感じる。 【キョン・スジンのプロフィール】• 2012年デビュー。 『サメ〜愛の黙示録〜』で注目を集める。 主演に抜擢された『ウンヒの涙』では、KBS新人演技賞を受賞。 【キョン・スジンの主な出演作品】• ウンヒの涙• 学内での出世競争に出遅れ、躍起になっていたところに突如現れたソンジェに目をかける。 しかし、次第に彼と妻との関係に疑念を抱くようになる。 【パク・ヒョックォンのプロフィール】• 舞台や映画を中心に活躍し、2007年『白い巨塔』で本格的にドラマデビュー。 本作の演出家・脚本家コンビが手がける『妻の資格』にも出演している。 【パク・ヒョックォンの主な出演作品】• いかがだったでしょうか。 注目のキャストさんは、なんといってもユアインさんではないでしょうか。 彼女のピアノシーンは必見ですよ! まだ視聴されていない方は、是非一度ご覧下さいね。

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ジュリエットウィスパー 評判

ロミオとジュリエットの出逢いのシーンは以前の方が好みだった。 前回は死の存在が強く出されていたが、今回はまさに背後からひたひたと忍び寄るといった感じ。 続投組は極僅か。 メインがほぼ入れ替わり、若さは出たものの些か全体的に小粒な印象。 生田絵梨花さんのジュリエット回の為か、男性客がいつもより多めかも。 古川ロミオは回を増す毎に立派になって……と、ついオバチャン視点になる。 私は大野ロミオも好きみたい。 今日見に行ってそう思った。 踊りも上手かったな。 とくに死とのダンス好きです。 コンテンポラリーぽくて難しいと思うけど、雰囲気が良く出てる。 生田ジュリエットはお人形のように可愛い。 歌は可憐で小鳥がさえずるかんじ。 生ちゃん、木下さん それぞれ楽しめました。 その時点で、ジュリエットじゃなくて、ただの生田さんになっちゃうんじゃない?そっちの方が不自然。 アイドルヲタというよりもロミオ役の安全確保なんじゃないかな。 勿論その人のジュリエットを見たいがあるのは当然。 昨年からずっとこの日を楽しみにしてきて ようやく観れました。 今はとにかく余韻に浸っています。 賢章先生もキャストの皆さんも、全てが素敵すぎて…勉強になること ばかりです。 やっぱりロミジュリは憧れの作品なので 観れて幸せでした。 いくちゃんジュリエット。 ちゃんとミュージカル調な歌い方で、音も外してなかったし。 古川ロミオ、変わって2幕では「愛」で魅せる。 添い遂げたいという想いは心の奥深くから込み上げるもの。 ロミオの死で、鼻をすすりながらジュリエットに語りかけるように歌うのを聞いて、ただ愛する人を喪った悲しみだけじゃなく最後の最期のラブソングだと感じた。 2幕は友愛も1つのテーマ。 古川ロミオ観て感じたこと。 あどけない笑顔の裏に常に『死』が迫ってきてるってこと。 あんなに泣いて鼻すする古川くんは久しぶりだ。 ジュリエットへの愛と優しさ、目の前にして実感する喪失感。 古川ロミオはちゃんと恋して愛して死んでいった。 なのに恋愛よりも彼が持つ「何か」の影響力の怖さの方が残る。 「ロミオ&ジュリエット」 生き死にが問題のフランケンシュタインを見て思ったこと。 仮死状態になる薬、原作の時代設定なら問題ないけれども、リアルな現代や近未来だと受け入れ難い。 近未来のようなファンタジー的世界ならあるかもしれない。 両家の和解もあり得る。 来世のふたりもあってよい。 古川ロミオがほとんどずっとジュリエットから目を離さず優しい眼差しを向けているからそれに応えるような素振りをちょっと見せてほしい。 いくちゃん想像以上に良くてもっと求めちゃうわ! いくちゃんのジュリエット可愛いしピュアで恋する乙女像も凄く好きなんだけど、いまいち「ロミオに」恋をしている気持ちが見えないのはなぜかなって思って。 多分「天使の歌が聞こえる」とか「バルコニー」で、恥ずかしそうにでもなく、ロミオからプイって目を逸らして歌うことが多いからかも。 『ロミオ&ジュリエット』観劇。 神父とかいう有能風無能 あいつがもうちょっとなんかやれば何とかなったのではないか ともあれすげー面白くて心を揺さぶられた たまんねぇな、おい 古生ペアはビジュアルはホントに素敵。 テレビ出てる人は独特な光り方するから… 輝石と真珠の違いかなー。 生田さんはキラキラしてる。 古川くんは艶やか。 キラキラしてそうな大野ロミオと生田ジュリエットは最高に相性良さそうだなと思う。 でも歌になると表情が固まるのはいただけないかぁ…。 あと、割とフラフラするのね…。 もうちょい頑張れ。 それより死のダンスと踊る姿があまりにもしっくりきて。 前に城田ロミオを観た時、このロミオは死なないわって思ったけど、ジュリエットとのイチャイチャがすごく甘々でラブかったのと対照的に、ジュリエットよりも死を見てる感じで、だからこそ死ぬしかないし、そのロミオと一連托生な気持ちになっちゃったから、ジュリエットも死ぬしかなかったんだなっていう、謎の説得力がありました。 舞台(ミュージカル)の古川雄大君は安定の歌唱力でした。 いや!前回の舞台より上手くなってると感じた。 矢崎広さんのベンヴォーリオは、マーキューシオとツートップな立ち位置…に感じたかなー。 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を観た人の感想、評価、口コミ バルコニー、月に誓わないで、愛は形を変えるわとジュリエットに言われるところ、大野ロミオは優しく笑って首をふって、そんなことあるはずないよって言いたげだったんですが、古川ロミオはわりと真顔で、そういう不安がジュリエットにあることをまっすぐ受け入れた上で大丈夫って説得する感じに見えた 赤坂ACTシアター「ロミオ&ジュリエット」観て友人たちと新年会してたらこんな時間!イケコのロミジュリ、やはりスマホやらメール無しには成立しないのね。 衣装やセットが前回よりさらに近未来的というか。 でもやっぱり好き。 泣ける。 古川雄大ロミオいいよー。 そのまま映画「嫌な女」を観てみましょう。 軽く人間不信になれます。 そして、古川雄大という俳優の恐ろしさが分かります。 【ロミジュリ】新演出が進化し過ぎて訳が分からなくなっていますが、古川ロミオが頼もしい存在になっていたのを観られただけでもよしとします。 木下ジュリエットは未知数でしたが、きれいな歌声が素晴らしいです。 個人的な木下晴香さんジュリエットの萌ポイント。 ・ばぁやに対する姫様的命令口調 ・少女ながらも気品があり気高い姿 ・ここがベローナでなく両家がいがみ合っていなかったら、ロミオを尻にひきそうな意思の強さ ・キャピュレット夫妻と決別する時の怒りと悲しみの入り混じった表情 ・慈愛の笑顔 ロミオ役の大野さんと生田ジュリエットはとてもお似合いでしたね。 あとティボルト格好良すぎた。 むしろ古典を見るときに感じるおとぎ話感が薄れて現実的に感じられて良かったよ。 ジュリエットの死の真相がロレンス神父からロミオに伝わらなかった演出もなるほどなと思ったし。 最高ですよ。 可愛すぎです。 美しい世界の中に、憎しみや悲しみなどの感情があって、愛と憎しみは紙一重だなぁ。 と感じました。 ありがとうございました!! ロミオがベッドの中のジュリエットにキスしてる時上半身裸なんだけど、腰?の横に見たこともないようなすごい筋肉がついてて釘付けになってしまった ジュリエットと歌うときの古川ロミオの声が甘いのなんの 話が進んでいくごとにどんどん甘みが増していくんですよ!、ラスト周辺は甘すぎてなんかもうこっちの体温が上がっちゃったよ むらっと行ってきた。 頭の悪い感想。 ・木下ジュリの透明感ある歌声。 スーパーヒロイン体質。 木下ジュリエット、新人さんとは思えない歌うま。 透き通った可憐な歌声。 古川ロミオ、今まで怒れるロベピや怒れる皇太子や悪魔な執事しか見てないから普通の恋する青年のばか可愛いさ。 そして脇を固める岡パパ・たつきママ、阿部パパ・秋園ママの布陣…強い… ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!古川ロミオと木下ジュリエット想像以上にロミジュリだった!!木下さんJKで初舞台なのがジュリエットの瑞々しさ全開で古川ロミオのおぼっちゃま感と少年と大人の狭間の感情と相まって純粋無垢なロミジュリになってたよ。 2人の歌の相性もいいと思う。 木下さん将来有望だね。 ぴろしベンヴォの急激な成長感も好き。 裾捌きの美しさは素敵だったけど。 自分の意思や理念で行動していると信じながら、誰もが"憎しみ"という鎖で縛られていて、どうしたら断ち切れるのか個々が葛藤する…今までの友情物語や恋愛面を押し出すロミジュリとは違う一面を見たような。 ロミジュリ観てきた。 生田さんかわいいジュリエットだった〜。 ロミオとよく歌声合ってたと思う。 最後のシーン、不意にいくちゃんの歌声に涙が溢れてしまった。 初のロミジュリ。 初めの映像に、ぞっとしましたが、携帯、 AEDなどの小物が物語の中に違和感なく存在。 ダブルの方々はまったくキャラが違ってて見ごたえあります。 幸せオーラから死に取り込まれる大野ロミ、 死に近い存在の古川ロミ。 (髪型がなぜか生活に疲れたおばさんっぽい) さすがアイドルのキラキラ生田、スター誕生の木下。 書き連ねるといっぱいです。 いいところがたくさんあるので、逆に、残念ところを。 一番は、神父。 ある程度はさておき、最後に神に怒る、指さす、びっくり。 他の人たちが、神のもと、反省し、未来に向けて動くのに、 嘘偽りの根源の人が自分はさておきの暴言。 アドリブのあたりの言葉使いも悪い。 お祈りの手の合わせ方、彼だけ違うのは謎。 再演の際は安崎さんを戻してください。 「なぜ」 の切ない歌声が懐かしい。 第二に大公。 ロミパパと姿も体系も声もかぶります。 戦う男っぽいので、せめて彼をロミ父にして、 ソフトな阿部さんを大公すれば。 前回の中山さんのほかと違う存在感と、 ベローナを歌に泣かされました。 マーキューシオの亡骸への愛も感じました。 まだ1週間。 これからの化学変化に期待します。 神父がこれ以上神様にケンカをうりませんように。 自己アピールの歌に聞こえて、涙がひっこんでしまいます。 役者とは?という問いかけに、人生とは?見えた気がして、... 笑ったり泣いたり考えされられたり、三谷幸喜と同じ時代に生きて... …でも個人的には「後味のよくない終わらせ方」でした。 ラスト10分前までとって... ヒロイン、声のトーンと表情はコロコロ変わっていましたが、なぜか心に全く響かず、... 196,525件のビュー 0 件のコメント• 63,241件のビュー 0 件のコメント• 45,722件のビュー 0 件のコメント• 38,825件のビュー 26 件のコメント• 38,051件のビュー 1 件のコメント• 36,503件のビュー 0 件のコメント• 35,276件のビュー 0 件のコメント• 29,407件のビュー 0 件のコメント• 28,135件のビュー 0 件のコメント• 27,079件のビュー 0 件のコメント• 26,065件のビュー 3 件のコメント• 25,641件のビュー 3 件のコメント• 沢山のセリフも心に響いた!」「絶対に一度は観た方がいい映画!」 上映中【2020年7月17日 金 公開】 「ボビー」のE・エ ….

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[chapter:5.愚図れ!! コックリさん] フミちゃんは劇の練習に付き合ってくれながらもクラス展示の資料集めを行っていた。 ただし、その為にオレも少しばかり引きまわされた事があった。 あれは学芸会の3日前だった。 「九尾の狐? 」 「ああ。 このさくらニュータウンは九尾の狐に守られてる って伝承があってね。 」 おつかい横丁での聞き込みで八百屋のおじさんからその話を聞かされたのだという。 「と言う事らしいの。 」 「それをなんでオレに? 」 「ケータ君は知ってる? 『九尾の狐』の噂。 」 「だからなんでオレに振るのさ? 」 「…前に私、少しだけ『見える』って話したよね。 いつからかなあ…ケータ君のそばにも時々『見える』事があったの。 」 ぎくっ、遂に… 遂にオレの部屋の『居候』の存在がばれたか…? 「…わたしはその子とお話したりはできないけど…ケータ君なら『もしかしたら』って思うから… いつの頃からかな…? ケータ君のひとり言が増えたのは… でも、それってもしかするとそのケータ君に取り憑いた『何か』のせいなんじゃない? 」 ぎくぎくっ!! 「お祓いのおじいさんに聞いたの。 ケータ君が時々自分の仕事の邪魔をするみたいだって。 でもそれが自分に取り憑いてる子を成仏させない為だとしたら…」 …決定的だ…もう、隠しきれない…orz… 「ねえ、『あの時』のケータ君って『本当の』ケータ君だったの? 」 「え? 」 「ほら、急におかしな事始めたじゃない。 『普通のオレが』って言って。 あの時は気付かなかったけど、あの後、思い出してみたの。 『そう言えば似たようにおかしな時あったなあ』って。 」 あ、そう言えば… あの後モノマネキンと入れ替わるようになんとか教室に入ったんだけど、その後オレにムリカベが取り憑いたんだっけ。 で、前みたいに「む~り~」を連発して結果、元に戻ったんだっけ。 「…もしかして海に行った時も何かに取り憑かれてた? 」 もしかして…うみぼうずの時のも気になってた? 「だから思ったの。 ケータ君なら妖怪の伝承とかに一番近い位置にいるんじゃないか って。 」 …もうダメだ…これ以上追及されたらオレ… …その時だった。 「ねえ、本当はわたしと『ロミオとジュリエット』で主役やりたかったんでしょ。 」 え? 急にそこ来る? 「ケータ君のやりたかったロミオ役、教えてあげてもいいよ。 」 あまりにも急な話題の転換…そして… 「『本当は妖怪の事ずうっと隠して来てたんでしょ。 』」 わあああああああああああっ!! 「これはもう妖怪の仕業としか思えない!! 」 …案の定、さとりちゃんとバクロ婆がダブルで取り憑いていた… そして… 「そう言えばフミちゃん、3年生の時と4年生の時のオレの誕生日のお祝いに来てくれなかったよね…」 なんで今それ思い出しちゃうんだよお!! そんな具合に次々と別の妖怪に取り憑かれまくったあげく… 「オレはフミちゃんとベッドシーンがやりたいんだあああああ!! 」 …言っちゃった… 「本当はロミジュリの朝チュンシーンをこの手で演じてみたいんだあああああ!! 」 …これで一気に引かれた… 「確定 だね…」 は…ははは… ごめん、フミちゃん、全部忘れて!! オレはあまりの恥ずかしい暴露に限界を迎え、結局わすれん帽を喚ひ出してこの30分間の恥ずかしい記憶を全部食べてもらったのだった… 「それでね、ケータ君って妖怪とか信じる方だったよね。 」 「だからなんでオレに振るのさ。 」 「コックリさんやらない? 」 …コックリさん。 それはいわゆる「学校の怪談」の一つである。 厳密には学校の怪談ではないのだが、小中学生の間では主に学校の教室で行う事がほとんどなのだ。 ネットで調べたところ、実は霊の仕業ではないと言う話もあるのだが定かな事はわからない。 そしてオレは一班の4人と一緒にコックリさんを行う事になってしまった。 話の言いだしっぺはコウイチだそうだ。 そしてやはりと言うか案の定前田さんと酒井さんも乱入。 「いい、聞く事は1人3つまでだからね。 」 「あんまり時間もないしね。 」 そうして7人で始めるコックリさん…オレは正直乗り気ではなかった… 前田さんと酒井さんはアドバイザーとしての参加だ。 正直この人数で10円玉1個に指を乗せるのはきつい。 「正直一度に7人はきついでしょう。 3人づつの2組に分けるわよ。 じゃあまず組み合わせね。 」 そこでオレ達は使用するための10円玉をトスする事になった。 コイントス ってちょっとギャンブルっぽいなあ… 簡単に言うとトスして裏が出たら女子と、表が出たら男子と合流する と言う事である。 トスするのはコウイチ。 「あ、裏だ。 ケータ、いいなあ、お前女子と組めるんだぜ。 」 「別にいいんじゃない、仲良しが集まっただけだもん。 」 サトちゃんのフォローになってないフォロー。 と言う訳で フミちゃん サトちゃん オレ コウイチ タク 酒井さん と言う組み合わせになったのである。 フミちゃん、サトちゃん、オレの…最初の質問… 「このさくらニュータウンに『九尾の狐』はいますか? 」 答え「はい」 「八百屋のおじさんの言う事って本当なんだ。 」 一方、コウイチたちの方は… 「この中に好きな人はいますか? 」 「それオレ達の目的と違うしー!! 」 だけど、10円玉は動かなかった。 「あらヤダ、今日のコックリさんって目的外の事は答えてくれないみたいね。 」 「もう、なんで脱線するかなあ…」 …まさか… …やっぱりだっせんしゃがいた…でも、もう一つの気配? 「あーーーーーっ!! 向こうに空飛ぶウサギがーっ!! 」 適当な事を言ってみんなの意識を逸らし、フルスイングでだっせんしゃをホームラン。 「なあ、コックリさん持ち掛けて来たのコウイチ達だろ? ちゃんとやろうよ。 」 「悪い悪い。 じゃあ本題。 」 コウイチ達の最初の質問。 「今、この場にコックリさんは来ていますか? 」 答え「はい」 「いるんだ、コックリさん!! 」 タクが感動するが 「はいはい、意識を集中しないと答えるものも答えてもらえないわよ。 」 と酒井さんのツッコミで真剣度UP。 「じゃあ、今度は私たちの方だね。 」 と、サトちゃん。 「うん。 」 そしてオレ達チームの方の2回目の質問。 「『九尾の狐』に詳しい人はこの学校の中にいますか? 」 ところが答えは『はい』でも『いいえ』でもなかった。 むしろ具体的に五十音の上を滑り出しての回答とあいなったのである。 「い る と い え ば い る」 「えっ? 」 「どういうことなの? 」 「フミちゃん、続きを聞いてみて。 」 「えっ、でも3回までじゃ…」 「違う質問じゃないから大丈夫。 」 と言う訳で続き… 「その人はどの教室にいますか? 」 答え「5 ね ん 2 く み」 「えっ? 」 「あ ま の け い た」 「ええええええええええええええええっ? 」 「た だ し そ ん な に く わ し く は な い」 「…どういうこと…? なんでケータ君が? 」 「『いるといえばいる』でも『そんなにくわしくない』って…? 」 …フミちゃんとサトちゃんの疑念がオレの方に向けられる… 「か れ に つ い て も ら い な が ら は な し を き い て ま わ る と い い」 …これはキュウビのオレに対する嫌がらせだ… と言う訳でオレは一班と行動を共にして『九尾の狐』伝説の聞き込みをする羽目になったのであった。 結論から言うとこの聞き込みには一定以上の成果が得られた。 オレがバクロ婆を使って聞き出していったからである。 そして『九尾の狐』に関連する事はどの調査内容よりも事細かに検証されていった。 これによりクラス展示は大成功と高評価を収める事となったのである。 ただしこれにはおまけがある。 コックリさんのオレに対する指名があったせいでコウイチが次にした質問が問題だった。 「コックリさんは天野景太とどういう関係なんですか。 」 …ストレートすぎる… 答え「と も だ ち」 そしてこっちもド直球すぎる暴露系の回答… 「ええええええええええええええええっ? 」 「ケータ、これどういう事だよ? 」 「ケータ、おまえコックリさんに知り合いでもいるのか? 」 「わあああ、コウイチ、タク、顔近いって!! 」 「ケータ君、これはいったいどういうこと? 」 「フミちゃんまで!! 」 「じゃあ、手っ取り早く聞いてみない? コックリさんに。 」 「サトちゃん、それオレの被害大きすぎ!! 」 「だってこのままじゃ埒が明かないもの。 」 …やばい…このままだとオレが妖怪と友だちだって言う事がみんなにばれてしまう…おのれキュウビ、何の恨みがあってオレにこんな嫌がらせを? と言う事で今度は酒井さんを除いた5人でやる事に。 「ケータ君はコックリさんみたいな幽霊とかと知り合いなんですか? 」 答え「はい」 「え い が か ん へ い く と よ い」 …これは? ちなみに聞きこみの時、巡回に回ったところに映画館もあった。 そこで上映されていた映画は「西遊記」と「タイタニック」だったのであった。 でも、キュウビ、「妖怪タイタニック」の撮影時には参加していなかったよね? 「ねえ、ケータ君、この上映映画に見覚えある? 」 「…2本とも夢で見た事あって…」 まあ、あながち嘘じゃないけどね… ただ、この一件でフミちゃんのオレに対する疑惑の念が一気に加速してしまった事が最大の痛手だったのは言うまでもないだろう。 驚かれたと言えば劇である。 予想通り、オレの両親はしっかり見に来ていた…お父さん、『お母さんは呼ばないで』ってあれほど言ったのにorz 劇は最初の山場である舞踏会のシーンになった。 この時のオレのダンスが会場を騒然とさせた。 はっきり言うと…ダンス自体は大成功だった。 それもオレのステップがほぼ完璧に踏まれていたためであった。 もちろん、これはフミちゃんとの連日の屋上での特訓のおかげだったがそれだけではない。 実はフミちゃんは劇がロミジュリになる以前、オレと行ったダンススクールでの一週間の体験レッスンにおいて『リード』を完璧にマスターしていた。 そして当日、心臓ドキドキバクバクのオレにこう言った。 「『そんなもの』なんかにドキドキしていないで、わたしにドキドキしてくれないかな、この舞台の間だけは。 」 …もしかして今見えてる? 調べてみるとドキ土器がいた…やっぱり感じてるんだ…妖怪の事… 「だってケータ君は今ジュリエットなんだもん。 」 あ、そういう事ですか。 そして舞踏会のシーン。 「練習の時みたいにわたしに合わせるだけでいいよ。 」 このステップがフミちゃんのリードによって完璧になっていた事を知ったのがダンス教室の生徒 メグちゃんだったのだ。 「やるわね…一週間でここまで完璧にこなされたんじゃ私の立場ないわね。 」 「そう? やっぱり見てる人は見てるんだ。 」 「なんでケータなんかのためにそこまで必死になれるのさ。 もしかして予知能力でもあるんじゃないの? 」 「そんなものないよぉ。 」 そうしてフミちゃんはオレとのダンスの最中終始、オレをリードするステップを踏み続け、オレもそれに合わせて見事に観客を魅了してみせたのである。 [newpage] [chapter:6.天野友人帳] 劇はオレのダンスシーンの影響もあって序盤の評判は上々だった。 が、問題はこの後発生した。 マキューシオ役のサトちゃんに異変が起きたのだった。 『悪いがお前達、先に帰ってくれないか。 』 「む~り~。 」 「え? 」 「ちょっと、サトちゃん、セリフ違うよ。 もう一回。 」 「む~り~。 」 あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙、これ絶対ムリカベ憑いてる!! オレは舞台袖にいたのでここからは見えない。 サトちゃんの出番はまだある… オレは小さなメモにメッセージを書いてナレーション役のチーちゃんに渡るように『居候』その1に指示した。 そしてそれを受け取ったチーちゃんはロミオ役のフミちゃんに耳打ちしたのだった。 「ちょっとここ、『先に帰らないでくれないか』って言ってみて。 」 「え? なんで? 」 「なんかわかんないけどそう言う指示があったのよ。 」 「うん、わかった。 」 この指示が功を奏しムリカベはサトちゃんから離れた。 その時、観客席にいた一人の少年が舌打ちしたのをオレは見逃さなかった… あいつがキュウビ? だとすると昨日の今日で何か仕掛けてこの劇をぶち壊そうとするに違いない。 恐らくキュウビの嫉妬の原因はオレの「朝チュン」暴露にあるんだろうけど…でも、小学校の劇で「朝チュン」なんてやるはずないんだし。 だいたい、そんなんだったら先生のチェックの時点でダメ出し食らってるはずだろ。 劇の方だが、カンチが編集した「基本モード踏襲Ver. 」なので大体のあらすじを見ればこの30分間と言う上映時間は妥当な線ではある。 実はオレは前日、キュウビを喚び出して先日のコックリさんの時のいたずらを追求した。 「ねえキュウビ、なんでコックリさんの時あんないたずらしたのさ。 正直オレ、キュウビに恨みを買った覚えないんだけど…」 「あ、天野景太、確かに私と君とは友だち契約を結びはした。 だけど、完全に君を認めた訳ではないのだからね。 」 「…ますますわかんない…」 「君がフミカと仲がいいのは知っている。 だけど選りにも選って劇の主役ペアだって? 僕は認めないよ。 」 …もしかしてキュウビ、妬いてる? 「仕方ないよ。 くじ引きで決まったんだし。 それに主役はフミちゃんなんだよ。 もしこれで失敗したらフミちゃんがかわいそうじゃないか。 」 「げ、劇にトラブルは付き物だ。 それに多少脚色があった方が観客も喜ぶんじゃないかね? 」 「ねえ、あんまり余計なちょっかい出さないでくれないかな。 『紅蓮の親方』に言いつけちゃうよ。 」 もちろんこれは取材の賜物の情報だ。 正直、オレもこのさくらニュータウンにそんな大妖怪がいたなんて全然気が付かなかったし。 「そ、それだけは勘弁してくれないか…とにかく私は用事を思い出した。 失礼するよ。 」 そう言ってキュウビは帰って行ったのだが… なんだろう、この猛烈に悪い予感がするのは… その予感は的中し、まずムリカベが尖兵として差し向けられてたと言うわけか。 しかし先ほどの事もあるので気が気でない。 よく注意して見ていないと… 次はオレ、ジュリエットの元へロミオが抜け出してくる有名なバルコニーのシーンにつながるところなんだけど… 「…あれえ…どうしたんだろう…迷ったのかな…」 うそでしょ、フミちゃん、ここ舞台上だよ。 迷うはずが… …キュウビの差し金その2はだいだらぼっちか…どうあってもオレをフミちゃんに会わせないつもりだな… オレは手を叩いてみた。 今のは…」 フミちゃんのロミオは音を頼りに迷路を進む…これなら… …と思ったら音の出所が2つに? 誰だ、邪魔するのは? こうなったら…でもみんなから見えないようにしないと…オレの居場所は右側の観客席から丸見えなんだ… こっそり隠れて照らしてみたら…迷い車か… …? キュウビって確か本家妖怪じゃなかったっけ? それがなんで元祖の迷い車を? …実はこの時、既に劇がとんでもない方へ流れ始めていたのだった。 …なんだ…? 体育館の中なのに雨が…? 「ごめんなさい、あなたの境遇に同情いたします。 」 「え、? なんで? 」 「理由は後でお話します。 それよりあの人が来ます…」 …まさか… それはロミオ役のフミちゃんに取り憑いた… 「ジュリエット、君がどこにいようと必ず追いついてみせるよ…」 迷路と豪雨と言う二重の困難にもめげないフミちゃんロミオ… そのシーンは感動を呼び今日一番の見せ場になった と言っても過言ではなかった。 オレも一瞬セリフを忘れるくらいだったし。 『おお、ロミオ様、ロミオ様。 あなたは何ゆえロミオ様でいらっしゃいますの? 』 …よかった…とちらなかった… このシーンが引き立ったのは逆にキュウビのおかげなんだけど… 『風のいたずら。 おどかさないで。 今夜は月があんなに綺麗。 でも月の女神、あなたは残酷。 人の運命を玩んで、こんなひどい演出をほどこして。 私は何だか魂が抜けたようになって、馬鹿みたい、一人でバルコニーから、あなたに話し掛けている。 お休みなさい、月の女神ヘレーネー。 私の願いを気まぐれに聞いてくれるなら、どうかロミオ様をここに連れてきて。 』 そこにようやく間にあった形で登場するフミちゃんロミオ。 『ジュリエット、待ってくれ。 』 会場は割れんばかりの拍手が沸き起こった。 キュウビまで図らずも感動したらしい… そしてオレはこの一連のシーンの後にとんでもない事を雨女から知らされたのだった。 「本家と元祖が両軍に分かれて劇を見に来てる? 」 「ええ。 迷い車はきっと自分で道に迷ってるのだと…」 …厄介な事になっている…きっとお芝居と理解できていないやつもいるんだろうな… 「それでキュウビさんがこれをお芝居だとは言わなかったので…」 あんなろお…最初っから焚きつけてたのか… 「それで元祖の妖怪も…」 「ええ。 ですからこれから取り憑かれた人達が厄介を起こされると思います…」 あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙、いやな事に猛烈に悪い予感的中しちまったあ!! 「それで私たちはそのフォローにこっそり来てるのです。 」 「私たち…っていう事は晴れ男も? 」 雨女はこくっと頷く。 そうか、やっぱりさっきフミちゃんのロミオに取り憑いたのは晴れ男だったのか。 オレの出番は…もう少し後か。 よし、こうなったら一番ヤバい奴対策だけ取っておこう。 「出て来い 雷オトン、ヒライ神!! 」 そう、一番ヤバい奴 それは『ハナホ人』対策である。 せっかくの劇に鼻をほじらされてたまるか!! 「ヒライ神、ハナホ人が来たら奴に取り憑いて。 雷オトンはハナホ人が動いたらすぐに雷落として。 」 よし。 これでハナホ人対策はばっちりだ。 だけど、油断は禁物。 と思っていたら今度はさっきの迷い車がロレンス神父役のテッペイのセリフを迷わせた… 『それは奇妙な宿命だ。 けれど絶望が待っていないという保証もない…』 本当に油断も隙もないなあ… 「テッペイ君、そこ、『運命が思い悩んでいるようなものか。 』」 フミちゃんロミオの助言でなんとかクリア。 続けてフミちゃんがロミオとしてのセリフを続ける。 『でも僕は悩んでいません。 塀を乗り越えてキャピュレット家の庭をさ迷っていると、月の女神の采配か、僕はジュリエットの元に辿り着きました。 』 …うーん、この分だと雨女や晴れ男だけじゃサポート間に合わないかも… [newpage] [chapter:7.けーた、けんけん、恋いろは。 しかしまだ劇は中盤にも入っていない…上演時間の半分を過ぎたのに… そしてロレンス神父とロミオとの会見シーンは続く。 『両親の意向に逆らって、仇同士の家柄から10代の若者2人を結婚させるだと。 ロミオ、物事にはみな掟というものがあるのだ。 』 『神父様、そんな言葉は間違ってます。 主の掟に従うならば、他のことなど心配しなくていいのです。 主は愛することを説いているはずだ。 』 「…だよねー。 」 ああああっ、なんで砂夫? 「テッペイ君、そこ『愛したら、翌日に結婚することを説いている訳ではない。 』」 フミちゃん、その都度セリフフォロー。 ところがここで砂夫が両方に取り憑いてしまったから… 「だよねー。 」で会話が途切れる事態に。 「ああああっ、話が進まないよ!! まだ半分も終わってないのにorz」 舞台袖で焦るオレ。 この会見シーンの次はまだロミオの登場シーンが続く… 『やれやれ、困った奴だ。 だがモンタギューとキャピュレット、ヴェローナ中の市民達が迷惑し、大公が悩みの種とする、2つの名門の闘争を、あるいはこれで収めることが出来るかも知れない。 』 「だよねー。 」 この珍妙なやり取りのおかげで劇の評価が変わってきた? 「『ロミオとジュリエット』ってこんな笑える話だったっけ? 」 「さあ…」 『仕事に追われるエスカラス大公からは両家の調停を依頼されたばかり。 両親が認めないとあれば、先に既成事実を作って、大公から婚姻の事実を伝えて貰えば、市民、大公、若い2人の悩みが、すべて解決するに違いない。 そして両家の和解にも繋がるはずだ。 まるで周到に組み込まれた細工時計が、誰かの手に委ねられているようだ。 主よ、これがあなたのお導きでありますよう。 』 「だよねー。 」 と言う訳でいつの間にか会場は笑いの渦に包まれていた。 まるでコントにしか見えないよ、あれじゃ… 次のシーンでも次々に舞台で妖怪に取り憑かれる劇の演者。 かく言うオレもジュリエットの部屋でのばあやとの対話シーンで… 『お嬢様、またお化粧道具なんかでお遊びなさって。 お母様に叱られますよ。 』 『ばあやも手伝って。 今日は私の大切な日なの。 丁半賭けて一世一代の大勝負の日よ。 この勝負、絶対勝ーつ!! 』 …しょうブシorz 『ばあや、そんなことはいいから、一番似合うとびっきりの服を出して。 』 『あらお嬢様、怪しいのでございますわ。 急にお化粧を始めたかと思ったら、今度はとびっきりの服装でございますって。 昨日のダンスパーティーで何かお約束なさったのでしょう。 ばあやはちゃんと分かっています。 』 …こっ、この衣裳は…!! 「ちょっと、アイちゃん、衣裳違うよ。 」 「あら、このくらい派手な方がよろしくて。 」 …しゃれこ婦人…orz ナレーション役のチーちゃんもフォローに必死。 『うんそうね。 兄さん、剣でも棒でもまだ、10本に1本も取れないものね。 』 「…」 あれ? ティボルト、セリフが…? 「…タク、セリフ…」 「それ、お前言えよ。 」 「そんな人任せな!! 」 …ひとまか仙人かよorz ああああああああああああ、もうこれ話が進まないじゃないか!! 「タク君!! セリフ!! 」 「ああ、ゴメンゴメン、一旦ゴメ~ン。 」 次は一旦ゴメンだってええええええええ? そんな時だった。 いきなりティボルト役のタクに雷が落ちた。 「ばっかもーん!! 」 …雷オトン? 見かねて助けてくれたのか。 「あれ? 俺、今何を…」 「タク君、セリフセリフ。 」 「あ、そうか。 『悪かったな。 それよりお前、今からデートじゃないのか。 そんなにそわそわして、怪しいぜ。 』」 …ふう…なんとか次に進んだ…ありがとう、雷オトン。 とまあ、このシーンだけでも立て続けに取り憑かれ都合8匹の妖怪が劇の進行を見事に妨げてくれた。 オレが影でこっそりフォローするものの、こうも連荘で来られたら対処に困る。 次はロミオとジュリエットのロレンス神父の教会での結婚式のシーンだ。 …で、ここでさらに問題が… …忘れてた… キスシーンこのシーンであるんだったorz どうしよどうしよ、そわそわしてきた…上手くできるかなあ… 「ケータ君、また『あれ』がそばにいるよ。 」 「フミちゃん、わかるの? 」 「言ったでしょ、ぼんやりだけど って。 」 「それに次はロレンス神父の教会のシーンで…オレ達ここでキスシーンあるわけで…」 「そんな疑心暗鬼じゃ上手く行くものも上手く行かなくなるよ。 」 …えっ? いきなりフミちゃんがオレに抱きついた? でも、不思議と安心する…その雰囲気にさっきまでいたやつ…ぎしんあん鬼が恐れをなして逃げてしまったらしい。 「これでもう落ち着いたでしょ。 」 …聖オカンだったのか… 「…ありがとう、フミちゃん。 オレ、一生懸命演じるよ。 」 「うん。 」 そうしてこの結婚式のシーンでまたも 『ほら、夢じゃない。 こんなに暖かいんだ。 』 『私、ばあやを誤魔化すのが大変だったわ。 』 『僕もこの服装で精一杯だった。 だって正装なんかしたら、怪しまれるし、あまりカジュアルではしまりが悪いし。 』 『私も、これで大丈夫かしら。 』 「そうじゃないヨ。 」 「「え? 」」 ここに来てまさかの認MENですか? 「テッペイ君、まだ君の番じゃないよ。 」 「そうじゃないヨ。 」 ああああああああああああ、今日一番の見せ場も間近なのに!! で、これを見かねた晴れ男が認MENを追い出してくれたのだけど… 『綺麗だよジュリエット。 橋で見た時は清楚だったけど、今日の服装はもっと華やかで愛くるしい。 』 「…ごめんなさい。 」 「え? 」 …舞台でオレ達2人は固まってしまった…晴れ男がフミちゃんに取り憑いたと勘違いした雨女がオレに取り憑いてしまったのだ。 おかげで急に雨が降りだし舞台上が水浸しに。 慌てて晴れ男はフミちゃんに取り憑き劇のセリフを繰り返した。 『綺麗だよジュリエット。 橋で見た時は清楚だったけど、今日の服装はもっと華やかで愛くるしい。 』 「ごめんなさい。 」 『今日の服装はもっと華やかで愛くるしい。 』 「ごめんなさい。 」 『綺麗だよジュリエット。 橋で見た時は清楚だったけど、今日の服装はもっと華やかで愛くるしい。 』 「…ごめんなさい。 」 わあああああああああああ、また堂々巡りになってるー!! 「ちょっと、2人共、ここ大事なシーンなんだから。 」 「…あ、うん…」 ようやくセリフ再開。 『綺麗だよジュリエット。 橋で見た時は清楚だったけど、今日の服装はもっと華やかで愛くるしい。 』 『ロミオ様も、橋の時よりずっとハンサム。 』 『そこのご両人、お取り込み中まことに申し訳ないが。 』 ようやく話がすすむくん… 実は元の脚本にはここにあるシーンは暗転して鐘の音でごまかすようになっていたのだが、カンチがここにも気合入れたせいでしっかりキスシーンが用意されていた。 オレもここは散々練習させられたのだがまだ自信がなかった。 そこに救いの神が。 ホノボーノが来てくれたのだ。 『ロミオ様…』 『ジュリエット…』 ホノボーノのほのぼのオーラですっかり緊張がほぐれたオレとフミちゃんは台本にないくらいに熱いキスシーンを演じ、周りの空気を熱くさせたのだった…ちなみにマジキスでした。 ファーストキス、やったー!! しかし、問題はこの後最も大きな形で発生する… 「あ、あ、あ、あ、あ、あまのけいたああ~!! ゆ、許さんっ!! 許しませんよおっ!! 」 もちろん元凶はキュウビである。 キュウビはホノボーノのお膳立てでオレとフミちゃんが演じたキスシーンがいつの間にかマジキスになっていた事で腸が煮えくり返っていたらしい。 そして遂に劇は最大のクライマックスと言えるロミオの果し合いシーンに…ちなみにオレはその時は次の葬式のシーンのために霊廟の背景を用意してもらっていたところだった。 先に話した通り、この脚本はロミオが霊廟前での決闘の末に敗れ、それを嘆き悲しんだジュリエットが後を追う と言う展開になっている。 そのためロミオはここで鬼神の如き暴れっぷりを披露しなければならないのであるが… 事もあろうにジュリエットの兄 ティボルト役のタクにオロチが取り憑いてしまった。 更にキュウビ自身も実力行使に出てロミオの親友のマキューシオ役のサトちゃんに取り憑いてしまったのだ。 おかげで本来であればティボルトに刺殺されるはずのマキューシオがしぶとく食い下がり遂には両軍の妖怪達がそれぞれの陣営ごとにモンタギュー側とキャピュレット側に憑いてしまい舞台上は大乱闘になってしまった。 「うわあああああああああ、せっかくの大舞台がああああああああああああ!! 」 [newpage] [chapter:8.舞台演劇戦シバイヤ] 「モンタギューの一族を根絶やしにせよ!! 」 「キャピュレットは1人として生かして返すな!! 」 …まあ、原本にもそういう殺伐としたセリフはあるけどね… そうして原典ではあり得なかったティボルト・サムソン・グレゴリーVSベンヴォーリオ・マキューシオ・ロミオが一堂に会して剣を交えると言う一大剣戟シーンが展開される事になってしまった。 まずい、ひっじょ~にまずい。 ただでさえ劇の本筋から逸脱しかけているのにここでスリーマンセルのチャンバラが始まってしまった以上脚本無視も大概にして欲しいものだ。 しかし、ロミオ役はフミちゃんの上にオレの特訓でMr. エポックマンの太刀筋は体で記憶している。 要するに今のフミちゃんはMr. エポックマンのスタントマン氏と同じ体術の使い手となっているのである。 しかし、他の面々に取り憑いている相手も半端なかった。 ティボルトに憑いているオロチの他にはサムソン役のマイちゃんにはからくりベンケイ、グレゴリー役のコウイチにはクワノ武士、そしてベンヴォーリオ役のケンジには武者かぶとが憑いてしまっていた。 なのでなりきり達人のフミちゃんロミオですら時には押される展開になっている。 しかもここ、本来なら1分前後で勝負がつくはずの場面ではなかっただろうか。 …しかも盛り上がってるし… でもこのままだとオレの出るべき場面にならないし…どうしたら… その時だった。 」 またも舞台上に雨が… しかもどちゃ降りになったし。 どしゃ降りじゃなくどちゃ降り。 おかげで一時退避する羽目になり劇は中断。 けど、これは好都合。 「雷オトン、みんなに雷を落として!! 」 舞台の中断を見計らった理由は観客の皆さんを巻き添えにしたくなかったからだ。 「あれ? 俺達どうしてたんだ? 」 一同が冷静さを取り戻した事で会場に晴れ男が登場、水気を全部乾かしてくれた。 「みんな、ちゃんとやろうよ。 30分しか時間ないんだよ。 あと10分で結末まで持って行くんだから。 」 「そうだよ。 これからジュリエットの出番もまだ続くんだから。 」 オレとナレーター役のチーちゃんの必死の訴えにようやく正気を取り戻すティボルト組。 これでこのシーンはひとまず終了…後は再開したら演者諸君に平常心を取り戻してもらわないと。 「大変長らくお待たせしました。 これより5年2組の出し物『ロミオとジュリエット』の続きを開始します。 」 10分後、アドバンテージはそのままで観客を戻しなんとか舞台は再開できる事となった。 雷オトンの協力で舞台の演者達に憑いていた妖怪共も取り敢えず追っ払ったし… そしてマキューシオの絶命シーン。 『サンキューロミオ。 お前はやっぱり俺の親友だ。 くそ、だんだん頭が霞んできたぜ。 ああ、もっといろんな女と付き合いたかった。 こんなに簡単に終わっちまうのか。 あばよ、ロミオ、ベンヴォーリオ。 3人つるんで、楽しかったなあ。 』 『しっかりしろマキューシオ、もう一度舞踏会で踊ってくれよ。 』 『ああ、…俺が女に生まれ変わった時に…な…』 ここは演じるサトちゃんに合わせての改変だろう。 『マキューシオ、マキューシオ。 』 ロミオの絶叫も虚しく首が垂れるマキューシオ…送葬のラッパが鳴り響く… そしてこの後しばらくは劇は滞りなく進んだのだった。 …オレ、ジュリエットの出る場面までは… 『お二人とも、悲しみと怒りをお納め下さい。 苦しみが分かると言えば嘘になりますが、悲嘆に打ちひしがれて病気になってしまっては大変です。 』 ダニエル君、セリフちゃんと覚えて来てるなあ。 普段の関西弁が全然出て来ない。 おまけにその髪のおかげでかつらがいらなかったし。 『本当に済まないなあ、パリスさん。 ワシはもう家などどうでもよい。 若い者を集めて、モンタギューを討ち果たさなければ、殺された息子が可哀想でならんのだ。 』 『お気持ちは分かります。 しかしそれではキャピュレットも取り潰しです。 代々築き上げた名門を子孫に渡すことも、あなたの大切な希望ではありませんか。 』 『その希望が死んでしまったのだ。 ワシは憎きロミオを八つ裂きにして、ティボルトの無念を晴らすのだ。 』 マオ君、自信ない って言ってたけど堂々とした演技だなあ。 『待って下さいあなた。 まだジュリエットが居るではありませんか。 あの子が子供を産んだら、後を継がせることも出来ます。 』 メグちゃんもプロを目指すだけの事ある。 にわか仕込みのオレとは演じる役への入り方が違うや。 そう舞台上の演者達の演技に見惚れているうちにオレの出番が近づいて来た。 そう言ってるオレもフミちゃんとの特訓で棒読みはなくなったし。 次のシーンは元の脚本から大きく改変されたジュリエットの部屋のシーン。 ロミオとジュリエットの二度めのキスシーンがある… …キュウビのやつ、またちょっかい出さないだろうなあ… 結果論から言うとこのシーンは喝采を持って迎えられた。 オレとフミちゃんの恋人の演技が皆の心を打ったのだ。 よく見ると観客席におでんじんが来ていた。 結構しみる演技だったらしい。 そしてキュウビの邪魔もしてくれたようでキュウビはおでんを頬張りながら地団太を踏んでいた。 そこでオレはアドリブでフミちゃんに口パクをしてもらったのである。 「なんだ? フミカは何を言おうとしているんだ? 」 その時、キュウビが見たものは…口パクでフミちゃんが客席内に向けたメッセージだった。 『こんどじゃましたらぜったいにゆるさないんだから…』 「ひいいいいいいいっ!! 」 読唇術でメッセージを読み取ったキュウビが青ざめた。 作戦成功。 あとはこのお芝居を最後までやり遂げるだけだ。 世間一般では毒を飲んで仮死となったジュリエットの前で自害するロミオだが、この脚本では霊廟前でバリスと討ち死にする。 そしてジュリエットはロミオの剣を取ってサムソンとグレゴリーに斬ってかかるも返り討ちにあってしまう と言う流れになっていた。 ただ、先ほどの剣劇がウケていたのでロミオとバリスの決闘シーンは少し長く変更された。 そしてロミオの遺体の剣をジュリエットが取り… 『愛する我が夫をよくも無残な亡きがらにしてくれた…許さぬ!! 』 『待てジュリエット、お前の夫はバリスさんではなかったのか? 』 『聞く耳もたぬ!! お命覚悟!! 』 …って、ここも大幅に改変されてるなあ…まるで時代劇だわ。 そしてジュリエットは我が身を守ろうとしたグレゴリーの剣に貫かれ…ロミオの遺体のそばににじり寄り手を握りつつ絶命する… このクライマックスで観客席からすすり泣きの声が響くほどの感動を与え、おでんじんのおでんも程よくしみたのであった。 そしてキュウビも不覚にも と本人は後で言っていた 鼻水が出るほど泣き、感動に打ち震えていたという。 結果、15分の中断と10分の時間延長こそあったものの、劇は大成功を収めた。 幸か不幸かオレ達のクラスは最後の出番だったし。 「やったあ!! 」 「途中どうなるかって思ったよ。 」 「フミちゃん、見て、拍手がすごいよ!! 」 「ケータ君も上手だったよ。 フォローもね。 」 え? じゃあやっぱり…妖怪がちょっかいかけている事知ってたんだ… こうしてオレ達さくら第一小学校5年2組のクラス演劇は大反響のうちに幕を閉じた。 その後この件は約2週間に渉る間、校内で話題になったのである。 「悔しいけど認めてあげる。 …あのキスシーンとクライマックスは感動ものだったわ…」 メグちゃんまで… こうしてオレとフミちゃんの『ロミジュリペア』は評判になった。 一部では『公認の仲』とまで噂されたくらいであった。 しかし、よもやあの都市伝説をオレ達自身が、しかも「誰も予想だにしなかった『悲劇』」と言う形で体現する事になろうとはこの時は誰1人思いも寄らなかったのであった。

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