お前 が 始め た 物語 だろ。 第ニ物語〜アサシン〜

進撃の巨人、四大名言「マフラーありがとう」「夢を諦めて死んでくれ」「これはお前が始めた物語だろ」

お前 が 始め た 物語 だろ

スポンサーリンク その日、息子は悔しそうな表情で帰ってきて、 私の前では泣かなかったが上の息子2人の前で号泣。 事の経緯を息子が担任に怒鳴られてる姿を こっそり見ていた子供の親に電話で聞いた。 学校に抗議の連絡をするが担任は 「だって息子さんが犯人なんですから、謝るまで俺は許しませんよ 」って普通に言われた。 そのあとクラスにPTA会長まで話が行き、 私、旦那、会長とで学校へ抗議、会長の考えで校長に先に話をすると、 校長は謝るばかり、担任がそのあと合流するが不貞腐れて、 謝る気配はないし 「いやだって息子さんが犯人だし」とまだ言う。 校長は埒があかないので後日話し合おうとなり一旦解散。 息子は翌日「休んだら犯人と思われる」と言って登校したが、 担任はプロフィール帳をなくした子に 「犯人は息子君だよ」と伝え、なくした女の子は 「私のプロフィール帳返してよ!」とほかの女の子と詰め寄る。 やんちゃ系の男の子が「お前が犯人なのかよ!」と言い、 周りから「ドーロボー!ドーロボー!」の合唱。 たまたま教室前を通りかかったほかの学年の先生が 止めに入ってくれた。 翌日から息子は学校に行けなくなった。 1週間後、校長から連絡、再度会長と私とで学校に伺い、 謝罪された。 プロフィール帳は女の子の自宅にあったらしい。 片付けが苦手な子で、机の奥にしまい込んでいたらしい。 女の子は学校に忘れたと勘違い 担任が謝罪したいと言って連絡がきたが、謝る気配はなく、 むしろ頭をかきむしりながら「俺は悪くない」なんて言い出したので コッチも謝罪を拒否、会長が「教育委員会に訴える」と言うと、 担任「なんだよ!お前ら不倫してるんだろ」 なんて言い始めて校長がまた怒鳴って奥へ引っ込ませた。 スポンサーリンク 校長は顔が赤くなったり青くなったりして 最後は「全ては私の責任です」と謝って終わった。 その後、担任が急遽変わり、息子も学校に行くが、 プロフィール帳をなくした女の子は親に叱られたことを 息子のせいだと言い、それに同調する女の子。 新しい担任はそんな子達を叱りつけたり、 その子達の親から電話がきて謝罪されたりしたが、 息子は再度学校に行けなくなった。 そのあと、息子は荒れ始め、家のものを壊す、 ご飯をひっくり返す、上の兄に抑えられると、 頭を振り回し、上の兄は鼻を骨折。 旦那が叱り、抑えつけると落ち着くが、 旦那の手が離れると自室で喚き散らし、ものを壊し続けた。 新しい担任は何度も息子に会いに来て声をかけてくれたが 息子はあまり反応しなかった。 それでやっぱり無駄だと思ったのかなあ、 夏休みが終わる頃には配布物をポストに入れるだけで 連絡も何もなくなった このままじゃダメだと思い、私は仕事をやめて、 イライラした時に暴れたりものを壊す息子に全力で 向き合うことにした。 引きこもりがちなので、スーパーへの買い物に 連れて行ったり 出先で息子が怒鳴ることも何度もあった ものを壊すなら人参でも切れ!と言って料理を手伝わせたり イライラが収まらない時は近くのボクシングジムに行って 一緒にサンドバッグボコボコにもした。 息子が学校にいけなくなって2年半、 今息子は中学生だけど、引きこもりにもならず、 家のことを手伝い、通信教育でだけど勉強はしている。 まだ学校には行けていないけど、庭でバスケをしている姿を見た 1つ上の男の子が毎日のように家に来て 「バスケしよーぜ、部活入れよ」と誘ってくれている。 中学校のバスケ部の先生が 「部活だけおいでよ」と言ってくれて乗り気にもなってるが、 中学校の校長や他の先生が 「学校に来れないのに部活に行くなんて生徒としての 役割を果たしてない〜甘えだ〜」とか言ってるらしく、 なかなか話は進んではない様子だけど。 でも息子の気持ちが少しずつ前に進んで来てくれて嬉しかった。 前の担任は今は別の学校で普通に教師しています。 前の担任の親が教育委員会の偉い人らしく転勤で済んだらしいです。 結婚もして子供を抱いて楽しそうに過ごしてる姿を一度見かけました。

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【DQR】【相談】最近始めたんだが、ヒーローカードの説明はどこで見れば良いの?

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Atusiさんの有料相談の流れ 相談の前にサイトのURLを伝え、事前にブログを見てもらいました。 それに加えて「ブログの収益を上げて欲しい」と事前に伝えています。 すると、ブログを見終わったAtusiさんからこのような返答が返ってきました。 「改善点がありすぎて困る」 思わず舌打ちしそうになりましたね。 これでもブログの戦闘力は高い方です。 月間15万PVだぞ??? 確かに収益は 1日数十~数百円だったけど、ありすぎるって事は無いだろ??? 良いだろう、なら聞いてやろうじゃないか。 改善点とやらを。 この後からLINE通話でお互いにやり取りが始まります。 以前、私が広告を貼っていた位置は以下の2箇所です。 トップページの一番下• 記事の最後 これを見たAtusiさんに 「ユーザーが見えない位置に広告を置いている」 「広告の数が少なすぎるから尚更見られない」と言われました。 誰がそんな位置の広告なんか見るんだよって話です。 ……言われてみれば確かに。 指摘を踏まえて• トップページ先頭• 記事の先頭 に広告を追加しました。 それを受けて、重複してるコンテンツを消し、新着記事の表示数を増やしてレイアウトを改善しました。 それだけの作業で、 サイトの表示速度や新着記事の閲覧率が大きく変わるとは思いませんでした…• サイドバー• モバイル版の表示を確認していないとどうなるか…? はみ出した広告を何ヶ月も設置してることに気づきません! これ何の広告?って思われるレベルではみ出してました。 言われてみないと気づかない事ってあるもんですね… さらに、モバイルで見ると 「画像」や 「文章の改行」がズレている記事が多々ありました。 Atusiさんの有料相談の結果 改善点は計20個以上ありました。 全部紹介すると長くなりすぎるので割愛しますが、本当にバンバン指摘してきやがります。 お節介な事に、収益化以外にもサイトの表示速度の改善方法もレクチャーしてきました。 しかし、肝心なのは 結果です。 結果が伴わなければ、全ての指摘は無駄だったという結論に至ります。 クリック数(濃い黄色が4月、薄い黄色が3月) 収益(Googleに怒られちゃうので具体的な金額は乗せられません) 本当に効果出てやがる…… 収益数千円しか上がってないの?と思うかもしれませんが、 例のウィルスの影響で広告単価が半減した状態でこの金額です。 クリック数を見れば明らかに結果が出てしまっているのが分かります。 このご時世でなければ、二ヶ月で元(10,000円)を回収出来ていたでしょう。 Atusiアンチの皆様大変申し訳ございませんでした。 この男の有料相談、本当に効果ありやがりました。 これではdisる事ができません。 もし、私と同じく 「こいつは信用ならねぇ。 絶対こんなの効果出ない」とお考えであれば、相談を受けて欠点を見つけて欲しいです。 欠点を見つけたらSNSやブログでボロクソに叩けます。 これ以上言うとAtusiファンに抹殺されそうなので、私はこれにて失礼します。 ここまで読んで頂きありがとうございました。

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#勝デク #hrak【腐】小説100users入り 俺とお前が付き合うまでの物語

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爆豪勝己は、幼馴染である緑谷出久が好きだ。 この複雑で、甘酸っぱい感情に気づいたのはまだ爆豪少年が幼かった頃。 まだ、出久が勝己に対して尊敬の視線を送っていた頃の話だ。 最初は、尊敬や褒められる事が快感だったのだろう。 歩けば犬のように勝己のあとを追い、隠れれば必死に探す。 そんな幼馴染が、勝己のことを求めている事が生きている中で一番の心地よさだったのだ。 『すごいや、かっちゃん。 かっこいい』 『当たり前だろ。 』 なんて、会話何十回、何百回とした。 だけど、いいことなんて長くは続かない事を幼い彼は痛感した。 出久は、ヒーローの『オールマイト』のほうへ尊敬の視線を送り始めた。 勝己のほうは全く、視線を送らなくなった。 『すっごくかっこいいんだ、オールマイト! 』 確かに、かっこいい。 人気NO. 1のスーパーヒーローだ。 わかってる、なのに。 _______ ちげぇだろ、デク。 お前が見るべき相手は 小さな手を強く、強く、強く強く握った。 デクが捕られた。 俺の、俺のデクが。 幼い爆豪少年は、強く固い決心を抱いた。 『絶対オールマイトを超えるヒーローになってやる』 この瞬間、勝己が幼馴染の出久に対する気持ちを自覚した瞬間である。 うっすら目を開ける。 あぁ、もう朝か。 なんて、ぼんやり考えている脳の片隅には幼き頃の思い出が夢として出てきた。 たまにこうやって思い出す、夢となって勝己の脳を襲う。 何回と見たこの夢に、勝己はうんざりしている。 「目覚め…悪すぎんだろ…」 くしゃりと、固めのつんつんした髪を指で掴んだ。 嫌と言わんばかりに自覚させられるこの気持ち。 泡となって、どこかへ消えていってくれないか。 と毎日思うばかりである。 人口が多いこの学校だから名前も知らない生徒で溢れかえっている。 だが、爆豪勝己は違った。 派手な個性と、飛びぬけた個性。 彼は入学当初から名の知れた有名人となった。 当の本人は、至極どうでもいいこと。 とりあえず、ヒーローになれたらいい。 そんな漠然とした考えであった。 がらり、と教室の扉をスライドすると結構クラスメイトが集まっていた。 その中には、幼馴染である思い人である緑谷出久の存在も見えた。 朝の柔らかい光によって、きらりきらりと光る髪。 きゅ、と締め付けられる心を無視していつものように、どすどすと足を進め乱暴に椅子へ座った。 「あ、えと。 かっちゃん、おはよ」 「うっせ、話しかけんなクソ」 「あ、うん…ごめん…」 語尾までが、どんどん小さくなるのを勝己は聞き逃さなかった。 正直に言うと、もう爆豪の心臓は破裂しそうなのである。 好きな人が自分の席の後ろで、しかも話しかけてきて、柔軟剤の匂いを片思い中の勝己へ撒き散らすのだ。 そんなの心臓が持たない。 頼むから、頼むから。 この気持ち、誰かかき消してくれ。 どれだけ、絶えた事か。 いつかは、気づかないうちに消えているものだと思っていたこの気持ちは次第に大きくなる。 どんどん膨らんでどうしようもないくらいに。 それに気づいてくれない、出久にも怒りが限界の勝己である。 「………っっクソがァ!!!!!」 がぁん! と、机の足を蹴れば大きな音と後ろから出久の悲鳴が共鳴される。 「ど、どうしたの、かっちゃん! 」 「うっせぇ、黙れクソデク! いらつくんだよ、テメェはよぉ!!!!」 「え、何で!? ぼ、僕何もしてな…」 涙を流しながら顔面蒼白の幼馴染を、これでもかと怒りをぶつける。 俺の苦悩も、辛さも、この甘ったるい気持ちも! 全部解らないお前が悪い! と、心の中で叫んだ。 ばさばさ、と勝己と出久の横にあるカーテンが大きく音を立てて揺れた。 [newpage] 今日は、何かおかしい。 かりかり、と教室内に響くシャープペンがノート上を走る音を聞きながら勝己は考えた。 いつもは、こんなに出久のことで怒りなんてぶちかまさないのに… いや常に出久に大しては怒ってる。 けど、自分の彼に対しての思いに怒ったのは初めてだ。 うっかり自分の気持ちが漏れてしまわないよう、幼い時から気をつけていたのだ。 一生、この気持ちは伝えない。 いや、伝えれないからだ。 勝己は厳重に厳重に、この気持ちを心のどこかへ閉まっている。 箱にしまい、テープでくくり、鎖を巻き、鍵をつけて。 一生蓋が開かないように。 けど、最近はどうもセーブが効かない。 カリカリ、と心地よい音が響く。 目のまで先生が授業している中、爆豪はどこか上の空であった。 でもきちんとノートに重要な部分だけを写すのは彼らしい。 耳をすませば、後ろから聞きなれた小さな声が耳に届く。 「ここで…力を抜いて…いや待てそれじゃ…軽く…」 出久の、声だ。 きっと自分の個性について、徹底的に研究しているのだろう。 いや授業に集中しろや、何て脳で突っ込みをいれた。 けど、出久の声は悪くない。 心地よいといってもいいが、本人には絶対言えない。 俺が、こんな風に辛い思いをしてもお前はのうのうと生きていられるんだろうな。 いつか、彼女ができて、結婚して、子供が生まれて、年をとって。 そうなると俺の存在は邪魔だ。 何度もこの気持ちとおさらばしたつもりだが、ゴムのようにまた俺の元へ帰ってくる。 逃げても、逃げても。 (…っち、クソナードが) 何で、俺はコイツを選んでしまったんだろうな。 生徒たちは自分たちが持ってきた弁当やら購買で買ってきたパンやら。 それか学食へ足を運ぶ。 俺はいつものように学食へ向かおうと席を立とうとしたとき 「わぁ、デク君! そのクッキーどうしたの? 」 麗日の声が耳に届く。 真後ろで開かれる会話を、俺を静かに聞いた。 立ち上がろうとした手に、力はもう込められていなかった。 「今日、朝ランニングしてて困ってる人がいたから。 後ろは向かないが、かさりかさりと袋の音がする。 すると、気づいたら勝己の隣にはいつもの切島と上鳴が立っていた。 『学食行こうぜ』って、誘いに来たのだ。 そのとき、上鳴は明るい黄色の髪を揺らして視線を出久の方へ向けた。 きっと、出久の持っているクッキーに反応したのだろう。 「緑谷、美味そうだなそれ」 「あ、上鳴くん。 一つどうぞ」 びくり、と勝己の肩が動いた。 まだ後ろは向けない。 ありがとう、と言えば勝己の横でクッキーを噛み砕く音が教室に響く。 すると、予想していたとおりに切島も『俺にも』と手を伸ばすのだ。 お人よしの出久は、断る事を知らず一枚、また一枚と渡していく。 羨ましい、なんてちっぽけな感情が生まれた。 俺も、そうやって絡める事ができたなら。 笑い合う事ができたのなら。 「うっま! おい、爆豪も食ってみなって」 ざわり、と胸騒ぎがした。 鼻をかすめるクッキーの甘ったるい香り。 勝己はまだ、出久のほうへ目を向けられない。 見なくても、勝己の後ろで困っている出久が想像できる。 「あ、えと…かっちゃん、一枚どうぞ」 かさ、と音がした。 もう爆豪の苛立ちは限界だった。 「いらねぇよ!!!!んな、デクから貰ったもんなんか!!!!」 わんわん、と。 びりびりと響き渡る勝己の怒声。 ほんとはこんなこと言いたくなった。 なんて思ってしまうのはバカだろうか、子供だろうか。 照れ隠しなんかじゃない、これは立派な ____嫉妬だ。 「…そ、っか。 」 力ない声が聞こえた。 ようやく石の様に固まっていた爆豪の首が動き、ゆっくりと後ろを見る。 手に収まったセロハンに包まれた綺麗に焼きあがった市販のクッキー。 俺の視界いっぱいに移る、眉毛が下がり力なく笑う出久の顔。 「ごめんね、いらなかったよね。 かっちゃん」 違う、違う。 そんな顔をさせたくなかった。 自分のためだけに、自分だけに、貰えるのなら。 自分以外にあげてしまったものなんて、いらない。 凄く幼い考えの自分に対して、強烈な怒りを覚えた。 「…っち、行くぞ」 勝己の目の前に立つ二人を押しのけて、教室を出て行く。 後ろから出久に対する謝罪の声が聞こえた。 胸糞悪い、罪悪感と苛立ちでおかしくなりそうだ。 (…俺って、こんなに幼かったのか) 塞いでしまったあの気持ちが、また浮き出てしまいそうだ。 [newpage] あれから、午後の授業は出久と気まずい空気になってしまった。 眼が合えば、バツが悪そうに逸らす。 幸いオールマイトの授業だったため、近くに居ることは少なかった。 けど、所々で会うためそのたびに勝己の心は苦しくなっていった。 ようやく、一日が終わった。 クラスメイトは寮に帰るなり、買い物したり、図書室へ行ったりと。 したいことに使うために教室を早々と出て行く。 「爆豪ー、どっかいくか?」 「…パス」 誘ってくれた切島の言葉を真っ二つに切った。 爆豪がそういえば、もう何も言わない。 二つ返事で彼は上鳴と教室を出た。 いつのまにか独りになった教室。 あんなにうるさかった教室には勝己だけとなった。 当然、出久の存在は無い。 脳内には、今日のお昼の出来事がよぎる。 思っても無い事を言ってしまった。 感情のコントロールができず、思い人を傷つけてしまった。 深い深い息を吐き散らした。 さて、これからどうするか。 寮には帰りたくないし、かといって外へ行くのも。 どうせならこの教室内にいたい。 が、どうせはここも出て行かなくちゃならない。 どうするか、と悩んでいるとがらりと扉が開く音がした。 「あれ、かっちゃん」 どくん、と心臓が脈打つ音がはっきり聞こえた。 聞きなれた声、俺だけに対する愛称。 ゆっくり声がするほうを見つめた 「…デク」 「どうしたの、珍しいねまだ残ってたなんて」 「てめぇもだろうか、何してんだよ」 「何って。 忘れ物しちゃって、取りに帰ってきたんだ」 そういいながら近づいてくる。 ふわりふわり、と揺れ動く髪。 俺の心臓はもう限界そのものだった。 不幸中の幸いか 脳内はもうキャパオーバーだ。 だって、目の前に好きな人がいるから。 俺の後ろへ回れば、がさがさと机を漁り始め何か呟きながら探し始めた。 「あ、あったあった。 」 そういって出したものは筆箱と小さなメモ帳。 あのメモ帳には最近のヒーローについてメモが取られているのだろう。 こいつは今日も、街へ行ってヒーロー研究でもするのか、と脳で勝己は思った。 「かっちゃんは、いつ帰るの?」 「知るか、俺の勝手だろ」 「そっか、そうだね」 教室が紅く染まる。 さわさわと、心地よい風が二人を包む。 その風によって、出久の匂いが勝己の鼻をかすめる。 午前と比べたら落ち着いた様子の出久。 勝己の心臓はもう破裂寸前なのに、出久は柔らかい笑みを浮かべる。 きっと、幼い時からの幼馴染と2人っきりでゆっくり話ができるのが嬉しいのだろう。 出久の足は、扉へ向かおうとしない。 勝己はこの空間から逃げ出したいと必死だった。 「帰らねぇのかよ」 「あ、でも鍵閉めようかと」 そうやって、いつも出久は勝己の気持ちを揺さぶる。 弄ぶ出久の気持ちなんて知れない。 ぎりり、と歯が折れるほど奥歯を噛み締めた勝己はこう吼えた。 「帰れ!!てめぇなんか一緒にいたくねぇんだよ!!」 やばい、と思ってしまったらもう遅い。 また言ってしまった、思ってないこと。 ぱっと、勢いよく顔を上げると 昼に見た顔がそこにあった 「…わかった、帰るね。 ごめんね」 涙を堪えるような笑みを、勝己に向けて勢いよく後ろへ振り向いた。 勝己は、止める言葉も、言い訳する言葉も出なかった。 そして、あと数歩で扉と言うところで出久は立ち止まり静かな教室でぽつりぽつりと呟き始めた。 「ねぇ、かっちゃん。 そんなに僕が嫌いなら、僕…もう極力話しかけないから」 「…は?」 何を言い始めたかと思った。 震える肩と声を一生懸命、勝己に伝えるために抑えているがもう抑え切れていないようだ。 きっと、あの小さな背中は泣いているのだろうか。 勝己の足は、床と縫いつけられたかのように動かなくなっていた。 「僕が間違えていたんだ、君と、また昔みたいに笑い合えるかもって、でも、でもっ、そんなことあり得ないって」 「おい、何いってんだ」 「わかったんだ、もううんざりだ。 かっちゃんに振り回されるのも、イライラさせるのも、だから、」 「デク!聞いてんのか!」 出久の口からするりするり、と零れる言葉の塊。 勝己の過ちにより間違った方向へ動いてしまった幼馴染。 「ごめんねっ、僕もうかっちゃんの前に現れないからっ…!!!」 そう言い放ち、扉へまた前進しようとした。 緑谷出久の手は、扉の前で止まっていた。 動かない、いや 「ふっざけんなよ、クソデク…」 動けなくなっていた。 出久はいつのまにか勝己の腕の中に納まり嗚咽を漏らしている。 出久を外に出させないかのように、きつく抱きしめている。 ぽたっと、勝己の腕の制服へ涙が落ちた。 「…え、かっちゃ・・・」 「お前、俺の苦労も知らないでもう目の前に現れないだ? ふざけんな、勝手すぎんだろ」 「ちょ、くるし」 酸素さえ与えかのように、抱き締め上げる。 何十年もふさぎ込んでいた気持ちは、今解き放たれた。 もう後戻りはできない。 軽蔑されたって文句は言えない。 「俺は、ちいせぇ時からお前の事が好きなのに。 それはあんまりだろ…」 勝己の、小さな小さな言葉が出久の耳を貫く。 そのときの出久の脳内はもう、まっしろであった。 勝己の口から漏れた言葉、何十年も溜めてきた言葉だ。 「か、かっちゃん、い、いいいいま、好きって…!」 耳まで真っ赤にして、勝己を見上げる出久の顔を見たらもう心臓は破裂寸前だ。 もう漏れてしまった気持ちは、戻る事を知らない 「…あぁ、そうだよ。 小さいときから、お前しか見てない」 至極、冷静だ。 教室で2人。 世界で2人ぽっちの気分だ。 「…かっちゃん」 ぽつり、と呟く出久。 あぁ、振られたなと思った。 すると、彼は足の先を伸ばし爆豪勝己の耳元へ口を寄せてこう呟いた。 「僕も大好き、だよ_______。 」 そう呟けば、勝己はもう一度。 脳内がキャパオーバーした。 出久へ目をやると、へらりと笑う彼がいた。 何顔を真っ赤にしてんだよ。 「くっそ、何十年待たせたと思ってんだ」 骨が折れてしまわないように、爆豪勝己は緑谷出久の体を抱きしめた。 『ごめんね』と小さな声が聞こえた。

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