鋼 の 錬金術 師 スカー。 『鋼の錬金術師』は少年漫画の邪道だった?登場人物から魅力をネタバレ紹介!

鋼の錬金術師

鋼 の 錬金術 師 スカー

通称「エド」。 通称「アル」。 アメストリス軍 [ ] 各人物の階級については、テレビ放送終了時点のものとする。 大総統府 [ ] キング・ブラッドレイ大総統 声 - アメストリス国の最高権力者であり、「プライド」の表向きの姿である。 原作のな性格と違って冷酷な性格をしており、最終決戦ではマスタングを圧倒するが、セリムが遺骸を持ってきたことで形勢逆転され、倒される。 ゲーム版の時間軸は裏の顔を見せず自身がホムンクルスだということを示唆せず、部下の後始末の程度のみであった。 特に『神を継ぐ少女』では終盤で戦いを挑んできたエルリック兄弟に対し、「私を本気にさせる気かね? 」と尋ねたところでアームストロング少佐に制止され、「ただの悪ふざけだろう」と言い残して去っていった。 バスク・グラン准将 声 - 「鉄血」の二つ名を持つ国家錬金術師。 元第五研究所管理責任者。 軍内での立場は「合成獣」や「賢者の石」などに関する極秘事項を管轄する人物であり、錬金術を戦闘に利用した第一人者。 マルコーを連行した際、鉢合わせとなったスカーによって殺される。 イシュヴァール戦では、研究途中だった「賢者の石」を戦場に配布して徹底的な虐殺を行うことを決定し、軍にとって邪魔だったロックベル夫妻を当時部下であったマスタングに殺させた。 アニメ放送当時、原作では名前しか登場していなかった。 ジュリエット・ダグラス大尉 声 - アニメオリジナルキャラクター。 ホムンクルス「スロウス」の表向きの姿。 大総統秘書官。 軍の記録では同じ名前の人物が過去2度軍に在籍し、いずれも死亡したことになっている。 1人目は特別な活躍はせず、ただ軍籍の矛盾を示すものとなった。 2人目はイシュヴァールの内乱を引き起こした誤射を行ったとされているが、実際の内乱の引き金となったのは軍の特殊部隊の奇襲であるため、名前だけを使われた実在しない人物だった可能性が高い。 中央司令部 [ ] ロイ・マスタング大佐 声 - 「焔」の二つ名を持つ国家錬金術師。 強い摩擦で火花を発する、「発火布」と呼ばれる特殊な布で作られた手袋を使い火を起こし、錬金術で酸素濃度を調節することにより対象物を燃やすことができる。 発火布の代わりとしてライターで応用もできる。 ただし、この錬金術は水に弱く、雨の日には使用することができない。 単純に水だけなら、酸素と水素に分解し爆発を起こすことも出来る。 大総統の座を狙っている。 野心家で狡猾ではあるが、不純な動機で大総統になりたいと語る半面で、心では「国を変える」と考える真っ直ぐで意志が通った人物でもある。 グラン准将の命令によってロックベル夫妻を射殺したことが強いトラウマとなり、拳銃を威嚇程度にしか使えなくなっている他、一時は人体錬成に踏み切ろうとした。 プライドと戦い勝利した直後、アーチャーに左目を撃たれて失明し、ブラッドレイと同じく眼帯を着用することになる。 原作では一度もないが、アニメ版では何回か、エドワードを二つ名でなく「エド」と呼んだ(本人に直接いったのは1度のみ)。 元々は中央司令部に配属されていたが、実力を警戒した上層部によって東方司令部に一時期移動させられていた。 グラン准将が殺された後に、数名の部下を連れて中央司令部に戻る。 本作アニメ終了時の階級は准将だが、本作の続編に当たる「」では自らの意志で伍長になった。 どちらの階級時も「大佐」と呼ばれているシーンが多い。 リザ・ホークアイ中尉 声 - マスタングの部下。 金髪に鳶色の目という容姿端麗な女性。 性格は仕事中は常に冷静沈着で、銃の腕前は一流。 よほどのことが無い限り感情を表に出さない。 プライベートでは、引き取り手のいない仔犬を引き取ったり、笑顔を見せるシーンもある。 ゲーム版『エリクシルの悪魔』では蜘蛛ゴーレムを倒した直後、大量のゴーレムに襲われた際には銃の他に使用はしていないが所持しているを手に取る描写があった。 ジャン・ハボック少尉 声 - マスタングの部下。 金髪・タレ目のイケメンで、女運が非常に悪い。 彼女ができるもセントラルに異動になったことでフラれ、アームストロング少佐の妹であるキャスリンと見合いをしては、「理想は兄である」とフラれる。 ハイマンス・ブレダ少尉 声 - マスタングの部下。 茶髪の刈り上げ、背は低いが恰幅の良い体型。 大の犬嫌い。 ハボックとは同期である。 チェスなどの頭脳プレイを得意とする。 ケイン・フュリー曹長 声 - マスタングの部下。 童顔に眼鏡の青年。 穏やかかつ優しい性格だが気が弱い。 イシュヴァールの民と同行しているエドたちに偶然出会い軍の命令が元で、エドに殴られてしまった。 ブラッドレイ暗殺を画策するマスタングが偽りの遠征および反乱を計画した際に、ハボックと同じくリザの影武者を務めた。 ヴァトー・ファルマン准尉 声 - マスタングの部下。 長身で頬が痩せこけている。 特技は記憶。 列車ハイジャック事件で登場。 当時は調査部に所属しており、その後はマスタングの配下に異動となる。 かつての上司であるヒューズの死を気にかけており、マスタングの中央転属の際は辞令が下る前に自分を一緒に連れて行ってほしいと嘆願し、マスタングの命により同行出来た。 マース・ヒューズ准将 声 - 元軍法会議所勤務でマスタングの親友。 生前の階級は中佐。 家族を溺愛しており、所構わず家族の写真を見せびらかしたり、娘自慢やのろけ話のために軍の回線を公然と使用するなどした。 しばしば周りに迷惑をかけるものの、同時に気遣いや優しさを家族同様にかけるために、周囲の人物からは非常に慕われていた。 エルリック兄弟に対しても何かにつけ気にかけたり、初対面のウィンリィを自邸に泊まらせ、娘の誕生日会に誘ったりするなど、面倒見の良い人物であった。 頭の回転が早く、見た目はデスクワーク派であるが、にも酷似したナイフの達人でもある。 なお拳銃も所持しており、愛娘に近づく男への「脅し」に用いられている。 「青の団」による列車ジャックがきっかけとなりエルリック兄弟に出会う。 当時は、調査部員として要人警護やセントラル市内の犯罪捜査などを任務としていた。 イシュヴァール戦においては後方の任務を行っていた。 後にホムンクルスの目的に気付いたために命を狙われ、妻のグレイシアに化けたエンヴィーに撃たれ死亡。 死後、二階級特進し准将となる。 彼の死は、後にヒューズ宅を訪ねたウィンリィに、エドとアルはロックベル家倉庫で、シェスカから漏らした言葉で聞くこととなり、上記の3人とマスタングに暗い影を落とした。 アレックス・ルイ・アームストロング中佐 声 - 「豪腕」の二つ名を持つ国家錬金術師。 鍛え上げられた逞しい肉体と立派なヒゲ、個性的な髪の毛がトレードマーク。 ことあるごとに軍服を脱ぎ捨て、その肉体を披露したがる癖を持つ。 錬金術も錬成する対象物を錬成陣の書き込まれた手甲で殴りつけるというパワフルな物である。 その威力は正に「豪腕」と称されるに足るもので、パワーファイトだけに留まらず、攻撃バリエーションも豊富である。 スタイルはボクシングに錬金術を組み合わせたようなもので俊敏な動きも併せ持つ。 いかつい外見とは裏腹に感動癖で涙もろく、優しい性格でお人好し。 代々将軍を輩出した名家の出身だが、出自を鼻にかけ、見下すことはない。 「我がアームストロング家に代々伝わりし~!! 」が口癖で、器用で多芸多才。 アニメ終了時の階級は中佐だが、映画版では除隊し、アームストロング財団の一員としてリオールの復興に助力しており大都市に変貌させた。 そのため、セントラルでの戦闘ではマスタング組に「アームストロング殿」と階級で呼ばれていない。 ゲーム版『エリクシルの悪魔』ではリゼンブールの組み手特訓の相手になりそれ以後何度かエドワードに抱きつき何度かエドの魂を抜いている。 『神を継ぐ少女』では終盤でエド達の事情を知らないとはいえ軍人らしくブラッドレイ大総統に楯突いたためエドワードを思いっきり殴りつけ、「ひざまずけい! 」と厳しく叱責した。 フランク・アーチャー大佐 声 - アニメオリジナルキャラクター。 ヒューズの後任で白い肌をしている。 軍法会議所に勤務。 軍にとって有益ならばその是非を問わないという考えを持っており、タッカーやキンブリーを軍へ復帰させ、イズミを部下として勧誘しようとしたが断られ彼女を敵視する。 マスタングにライバル意識を抱いている。 リオール内乱では、マスタングと同じく指揮官として配属されるが、裏でタッカーが造った合成獣やキンブリーを陽動としてリオールに潜入させていた。 紅蓮の錬金術師の死亡を口実に強行突入を敢行、結果的にスカーの賢者の石錬成により7000人もの兵士が消滅するという事態を引き起こした。 自らもスカーの錬成に巻き込まれて左半身を失ったが、後にのような機械鎧で補い復活した。 終盤プライドを倒して疲弊したマスタングを銃撃するも、リザに背後から撃たれて死亡した。 マリア・ロス少尉 声 - 黒髪でショートヘアの女性。 左目の下に泣きボクロがある。 ブロッシュと共にエルリック兄弟の護衛を務めていた。 赤い水に反応して暴走してしまったエドを抱きしめることで抑えた。 また、怪我をしても懲りないエドに愛情を持った感じで叱るなど、エドの母親代わりのような部分もあった。 さらに、エルリック兄弟が軍に追われていた時に、彼らのことが気になり、ブロッシュと一緒にリゼンブールに休暇と称して出かけたりもした。 デニー・ブロッシュ軍曹 声 - 真面目だがノリの良い性格。 他人の色恋沙汰に口を出すためにエドには「色ボケ軍曹」と呼ばれる。 ロスと共にエルリック兄弟の護衛を務めていた。 ロス少尉を口説くホーエンハイムに対して嫉妬心を抱くなど、ロスに密かに想いを寄せている。 当のロスは気づいていなかった。 シェスカ 声 - 元国立中央図書館第一分館勤務。 後に軍法会議所勤務。 かなりの読書家で、通称「本の虫」。 臆病な性格で自分に自信が持てず、エド達と会うまでは自分の力をまったくの役立たずだと思い込んでいた。 アルに自信を持つように言われてからは、自分に自信が持てるようになった。 第7話での端役として初登場している(この時点ではまだクビになっておらず国立中央図書館第一分館で働いていた)。 そのため原作とは異なり、第一分館放火事件調査時にエドが彼女に対する面識があるように描かれている。 読書が趣味の範疇を超えているほど、本が好き。 読んだ本の内容を一字一句すべて記憶する特技を持っている。 その本好きが高じて国立中央図書館第一分館に勤務していたが、逆に本好きのせいで勤務中にもかかわらず蔵書を読んでいてクビになった。 スカーとホムンクルス組の戦闘が原因による出火で第一分館が全焼してしまい、エド達が捜していたマルコーの書類が焼失。 それを復元したことがきっかけでヒューズにより軍法会議所に就職する。 ヒューズの死後、彼の死に疑問を抱き、独自に調査し始める。 物語の核心近くにまで触れ、ウィンリィと一緒に軍の中枢に潜入したこともあり、その際には危うくスロウスに殺されそうになりリゼンブールへ逃げることになったが、駅前にて偶然にもホーエンハイムに会うことになる。 物語の中核に深く触れた経緯やウィンリィの相方のような役割から、原作とは異なり、本作終盤及び、後の劇場版においても出番は多かった。 なお、マルコーの書類の復元にかかった日にちは原作では5日かかったのに対して本作では3日。 ゾルフ・J・キンブリー中佐 声 - 「紅蓮」の二つ名を持つ国家錬金術師。 錬金術は掌に刻まれた錬成陣を合わせて対象物に触れることで、それを爆発性のある物質へ作り変える(ただし、この錬金術は人間も爆弾に造り変えることができるため、原作における「人体錬成」に抵触する)。 その爆弾の能力と爆発に対する造詣から「爆弾狂のキンブリー」と呼ばれる。 イシュヴァール殲滅戦では上官から「賢者の石」を貸与される。 その後イシュヴァールが忘れられず、敵味方問わず爆弾にしたため刑務所に服役され、囚人となる。 第五研究所で賢者の石の材料にされそうになるも、周りにあった赤い水の枠で錬金術を発動させて脱走し、グリードに助けてもらい共に行動するが、接触したアーチャー中佐に軍への復帰の条件を出され、あっさりとグリード達を裏切る。 その後は、アーチャーの部下として活動を行う。 リオールで「傷の男」と戦い、「傷の男」の左手を爆弾に錬成することに成功するも、自らの左手を分解した「傷の男」に怯み、その隙に胸を貫かれる。 死に際、二人が油断した隙にアルの体を爆弾へと作り変え息絶える。 原作のような信念といった物は無く、皮肉屋の気がある。 着崩した軍服や逆立った髪など、表向きは紳士然とした原作と違い荒々しい雰囲気を出している他にイシュヴァール殲滅戦でスカーの身体を徐々に爆発させる等、惨忍な性格でもある。 ウィルソン大尉 声 - アニメオリジナルキャラクター。 ジュリエットに雇われている傭兵のリーダー格で、錬金術師。 特別な機械で刃物を射出し、電気を流すことで雷を発生させる錬金術を使う。 病み上がりとはいえ、スカーとも互角に渡り合える程の近接格闘能力もある。 仲間の傭兵らやバリーと共にイシュヴァール人のキャンプを襲い、更にジュリエットの依頼でリックを誘拐するも、スカーやエルリック兄弟の活躍で作戦は失敗。 バリーや仲間達を見捨てて脱走し、「何故国家錬金術師が邪魔に入るんだ」とジュリエットに文句をつけたが、彼女に殺害される。 東方司令部 [ ] ハクロ少将 声 - 東部過激派「青の団」による列車ジャック時に登場。 エルリック兄弟とヒューズが初めて会うきっかけとなっている。 リオールの内乱には指揮官の一人として参戦している。 冷徹な性格でロゼに暴行を行っている。 アメストリス国 [ ] セントラルシティ [ ] グレイシア・ヒューズ 声 - ヒューズの妻。 料理上手な良妻賢母。 得意料理はアップルパイ。 エドの誕生パーティーが終わった夜にエリシアを自宅出産している(エドはこの時初めて無意識に錬成陣なしで錬成をしている)。 ヒューズの死後はその死を悲しんでいる。 エリシア・ヒューズ 声 - ヒューズの娘。 天真爛漫で純粋かつ優しい子。 友達の男の子から人気があり、ウィンリィを姉のように慕っている。 上記の母グレイシアの自宅出産により、エドと同じ誕生日である。 フィリップ・ガルガントス・アームストロング 声 - アレックスの父で元軍人。 背は低いが、横に広い。 立派な髭が特徴。 息子に良く似て、名門であるアームストロング家の自慢話ばかりをする。 アームストロング財団を持つ。 アームストロング夫人 声 - アレックスの母でアレックスと同じくらい背が高い。 キャスリン・エル・アームストロング 声 - アレックスの妹。 両親およびアレックスに全く似ない美少女で、小柄だがグラマー。 しかし、怪力を持ち合わせており、趣味はピアノを持ち上げること。 ハボックとお見合いをするが、兄のような逞しい人が好みなのでと、ハボックの求愛を断る。 ブラッドレイ夫人 声 - ブラッドレイの妻でセリムの養母。 ごく普通のお喋り好きな心優しい女性で、還暦になっても大総統を続けている夫を気遣っている。 セリム・ブラッドレイ 声 - ブラッドレイの養子。 普通の人間の男の子。 最終話で、金庫に隠してあった物を義父の弱点である頭蓋骨とも知らずに持ってきてしまい、激怒したブラッドレイに首を絞められて死亡した。 イシュヴァール [ ] スカー(傷の男) 声 - イシュヴァール人特有の褐色の肌に赤い瞳、額に十字の傷、錬成陣の刺青が彫られた右腕を持つ無口で無表情な男。 イシュヴァール殲滅戦にて兄や同胞を殺された恨みから、国家錬金術師を殺し回っている元イシュヴァラ教の武僧。 普段はサングラスを着用して赤い瞳を隠して行動している。 本名は不明。 イシュヴァール人の名前は神から賜ったものであるため、神の教えに背いて錬金術を行っている自分に名前は存在しないとラストに話した。 「スカー」という名前は額の傷から軍部が付けた通称名である。 額の十字傷はキンブリーによって皮膚を爆発させられてしまった際にできた火傷の跡であり(原作は爆発によって出来た傷)、右腕も原作とは違い、直接爆弾に造り変えられて破壊されたものとなっている。 また、生前のラストに好意を抱いていた模様。 スカーの右腕こそが、その兄が作成していた未完成の賢者の石であり(原作はシンの錬丹術の破壊のみの部分の錬成陣)、キンブリーを倒した後、最後の足掻きで爆弾に変えられたアルを助けるため、リオールの街に書いた錬成陣を使い、突入した7000人近い兵士と自らを代価に、アルの鎧を賢者の石へと錬成し消滅(死亡)した。 劇場版の最後には、彼とラストに似た二人組が登場する。 エドのライバルキャラクターとして描くために原作よりも年齢が若く設定され、体格も細くなり、強面気味な顔立ちも二枚目になっている。 原作では兄を「兄者」と呼ぶが、アニメでは「兄さん」と呼ぶ。 スカーの兄 声 - 最愛の恋人を生き返らせるために錬金術の研究を行う。 結果として人体練成を行い、後のラストを造り出す。 それがイシュヴァールの禁忌に触れたためにイシュヴァールを追放されるも、イシュヴァール殲滅戦で賢者の石の製造法を学び、帰還する。 死んで行くイシュヴァール人の魂を使って賢者の石を作成していたが、イシュヴァールの状況に絶望して作成を諦めてしまう。 キンブリーによって右腕を爆弾にさせられてしまったスカーを助けるために未完成の賢者の石をスカーの右腕として移植して託し、安らかに息を引き取った。 原作とは容姿が異なる。 スカーの師父 声 - 殲滅戦後は多くのイシュヴァール人の難民同様にアエルゴに亡命を求めるものの拒絶され南方の山間部へ逃れる。 その後、東方のスラム街で弟子であるスカーと出会い、復讐の無意味さを説くが無駄に終わってしまう。 その後はイシュヴァールの回想に登場する。 FAとは容姿が異なる。 リック 声 - イシュヴァール人の少年。 ラストとグラトニーに襲われて重傷を負ったスカーを助ける。 貧困街を見てイシュヴァール殲滅戦の際のトラウマが度々甦る。 原作・FAにも名前は不明だが登場している。 レオ 声 - アニメオリジナルキャラクター。 リックの兄。 幼い弟を気遣っている。 以前は母(声 - )を嫌っていたが、事実を知って号泣し、改心した。 ラッシュバレー [ ] パニーニャ 声 - 黒い肌で、黒髪を後頭部でひとつに束ねている少女。 幼い頃、列車事故により右腕と両足を失い失望に暮れていたが、ドミニクによって左足・右足・右腕に機械鎧を装着させられる。 世間にドミニクの機械鎧が凄いということを認めさせたいと悩んでいた。 原作と違いスリは営んでおらず、右腕が機械鎧、武装機械鎧ではない。 ドミニク・レコルト 声 - 機械鎧技師。 ラッシュバレーの路地裏にひっそりと店舗を構えている。 腕は確かだが頑固さから客ウケが悪く、悪評をばら撒かれて世間では腕前を軽んじられている。 パニーニャを養女としており、彼女がドミニクの機械鎧の凄さを見せ付けようと躍起になって失敗した時、「機械鎧は単なる機械じゃねぇんだ。 れっきとしたお前の手足なんだ。 そんなことも分からねぇ奴に育てた覚えはねぇぞ」と諭した。 ダブリス [ ] イズミ・カーティス 声 - 錬金術師。 エルリック兄弟の師匠。 36歳。 細いをポニーテールのように束ねた髪型と、左鎖骨下の「フラメルの十字架」の入れ墨が特徴の美しい女性。 ダブリスで精肉屋を経営する。 原作ではダブリスの経営している肉屋にエド達が訪れたが、こちらでは旅行中のイズミとシグがラッシュバレーのエド達が滞在していた旅館に突然現れ、ダブリスへ連れて行くことになっている。 「精神を鍛えるなら、まず肉体から」をモットーとしており、性格は少々頑固だが厳しさと優しさの両方を兼ね備えた聡明な女性。 だが夫であるシグの前では180度態度が変わり、所かまわずのろける。 最初の妊娠で病気により流産した時に、子供を産めない体になる。 人体錬成によって子供を蘇らせようとし、結果内臓の大半を持っていかれ虚弱体質になってしまう。 そして、失敗して錬成した赤ん坊を再び扉に閉じ込めるため再び錬成をした。 また、その関係でよく吐血する。 しかしながら、相当な腕前の体術を持ち、アルを救出するためにデビルズネストに乗り込みグリードに啖呵を切るなど、その強さは衰えていない。 また、人体錬成を行い失敗するも生還したことからわかるように錬金術師としての能力は高い。 エルリック兄弟に錬金術の基礎と体術を叩き込んだ鬼師匠であると同時に、兄弟にとっての母親代わりのような存在。 子供のいない彼女にとっては2人は息子同然である。 旅行中にリゼンブールに立ち寄った際、まだ幼いエルリック兄弟と出会う。 元々弟子を取らない主義であったが、弟子入り志願したエルリック兄弟の真剣な眼差しに根負けし、「ヨック島で一ヶ月、錬金術なし(ナイフだけ)で生き延びること」と同時に「 一は全、全は一とは何かを知る」を条件に弟子入りを認める。 このヨック島の修行を始め、修行はスパルタ教育であり、エルリック兄弟がたびたび修行時代のことを思い出して、当時の過酷さと現状を対比させるシーンがある。 その後エドたちが母親を錬成したことを知ると思い切りエドを殴りつけ、アルを何度も投げ飛ばし、そして静かに二人を抱きしめた。 錬金術の師匠がダンテであり、人体錬成した息子がラース。 禁忌を犯したが故に、ホムンクルスに関することなど、様々なことを知っている。 原作の性格的な強さは、ホムンクルスとはいえ息子であるラースと関わると鳴りを潜めていた。 さらに、内臓がない設定が強く描かれ、アニメ版では生死に関わる深刻なものとして扱われており、劇場版の世界では2か月前に倒れ、亡くなっている。 師匠ダンテの錬金術の腕前を認めてはいるが、人間を軽蔑する彼女の思想に共感できずに袂を分かつ。 また、エルリック兄弟も使っている「フラメルの十字架」もダンテからの影響となっている。 シグ・カーティス 声 - イズミの夫。 ダブリスで肉屋を営んでいる。 イズミとは所構わずのろけるラブラブ夫婦であり、イズミが子供を流産したとき力になってやれなかったと考え、今でも後悔している。 目を開けながら寝る癖がある。 アレックスとは互いの筋肉を見せ合い、友情を深めた。 メイスン 声 - 肉屋の従業員。 筋肉質で頭に鉢巻を巻いた男性。 いつも上機嫌なムードメーカー。 シグとは正反対な風貌で、おしゃべりで陽気な人物。 原作と違いヨック島の島人だったことをエド達の成長後に明かした。 リゼンブール [ ] ホーエンハイム・エルリック 声 - エルリック兄弟の父親。 錬金術師。 金髪眼鏡に特徴的な顎鬚を持つ大柄な男。 リゼンブールでトリシャと出会い、彼女とその間にできた2人の息子たち(エルリック兄弟)と暮らしていたが、ある日突然出奔し、以来音信不通だった。 アルは未だ幼かったために記憶が無いが、出奔をトリシャの死の間接的原因と誤解していたエドからは酷く嫌われ、再会直後から「クソ親父」と呼ばれている。 エドやダンテ同様に錬成陣なしの錬成が可能で、特に氷系の錬金術を得意としており、氷柱の山を発生させたりアルに似た氷の鎧を錬成し、自在に操ることもできる。 「 光のホーエンハイム」と呼ばれる著名な錬金術師で、軍にはホムンクルスに関する彼の研究資料が存在するため、軍により捜索が行われていた。 その正体は幾度も他者の肉体に魂を入れ替えることで約400年間ダンテと共に悠久の時を生きてきた錬金術師であり、原作で「お父様」が行ったクセルクセス国民全員の魂を使った賢者の石錬成を本作ではホーエンハイムが行ったことがダンテによって言及されている。 ダンテとは夫婦関係を営んでおり、彼女との間に子供ももうけていたが、賢者の石を作るために多くの人間の命を犠牲にしている事実に心を痛め、水銀中毒で死んだ自分の息子を甦らせるために人体錬成を行った結果、エンヴィーを生み出してしまったことが重なり、彼女たちの元を離れた。 その後にトリシャと出会い、彼女と結婚した。 ダンテよりは遅いものの不老不死の代償として肉体が生きながら腐り始めており、腐臭を誤魔化すために香水を付けていた。 腐りかけた体をトリシャたちに見られたくないために家を出ていたが、遅ればせながらトリシャの死を知り、数年ぶりに帰郷する。 終盤でエドの話をひそかに聞いた後にダンテの説得に向かうが、トリシャと瓜二つであったスロウスに虚を突かれて動きを封じられ、ダンテによって「門」の前に飛ばされてしまう。 「門」に引きずり込まれてしまうも、門を抜けてその向こう側の世界である「現実世界」に出る事に成功、以降はで暮らしていた。 後にダンテによって「現実世界」に飛ばされて来たエドと魂と精神のみではあったが再会、今まで自分が行ってきた業の一切を話した上で、エドに元の世界へ帰るよう促した(ホーエンハイム自身の肉体は「門」を通り抜けてしまっていた為、元の世界へ帰る事は不可能であった)。 最終回以降は、現実世界にやってきたエドと一緒にので暮らし始めた。 トリシャのことを「生涯でただ一人愛した女性」と言っている一方、ロス少尉を口説いたり、ダンテとは元夫婦関係だったりしている。 なお、原作でのエドとアルの父親の名前は「 ヴァン・ホーエンハイム」で、ホーエンハイムは名前ではなく名字である。 トリシャ・エルリック 声 - エルリック兄弟の母親。 夫のホーエンハイムが姿を消した後に女手ひとつで二人を育ててきた。 流行り病にかかって成す術もなく亡くなった原作とは異なり、自分の病気を自覚していながら、医者にかかることもなく数年間隠し続けていた。 周囲に病が知れた時には既に取り返しのつかない状態になっていた。 家を出た夫のことを思って遠い目をしていることが多かったとアルに言われていた。 ホーエンハイムの不老不死の身体、そして彼が姿を消した理由等は全て知っており、彼を恨むことなく想い待ち続けていた。 その容姿がスロウスのベースとなりエルリック兄弟を惑わした。 ウィンリィ・ロックベル 声 - 本作のヒロイン。 機械鎧整備士の少女。 淡い金髪のポニーテールに青い瞳をした、機械類には目がないお転婆な少女。 リゼンブールの医者の家に生まれ、エルリック兄弟とは幼馴染である。 両親は彼女が8歳の時にイシュヴァールの内乱で死亡し、以後、祖母のピナコに育てられる。 ピナコを師として機械鎧整備士になり、エルリック兄弟を支えている。 性格はとても明るく、ガサツな部分も見える。 己の容姿や機械鎧技師としての腕前を賞賛する発言も。 フェチとも言えるほどに高じた機械好きのため、エドが機械鎧を壊したのを知れば問答無用でスパナ等で殴りつけることも珍しくない。 エドの銀時計を無断で分解したり、その銀時計をパニーニャに盗ませて質屋に売らせようとしたり、見ず知らずの人物の機械鎧や乗り物まで追求しだすなど、半ば無神経な行動も見られる。 その反面、泣き虫かつ寂しがり屋で、常に危険に晒されている兄弟を心配するなどの思いやりある姿も見せる。 原作とは異なり、アルとの交流の描写は少ない。 鎧の体であるアルのことを無視して、機械鎧の整備は一生自分がやるから旅をやめてとエドにすがりつくなどの姿を見せた。 両親の仇がマスタングであることを知った後、彼の人柄を知ることで憎みきれなくなった。 最終回では、ドミニクの元で機械鎧の修行をしている様子である。 作者の荒川は、先述のように原作での登場が遅かったことから「原作よりもっとヒロインらしく」と頼んでいたが、実際には作者の意向とは異なる結果となった。 アニメ開始前に原作にて登場回数がほとんどなかったことが、製作サイドでも設定しづらかった理由になっている。 劇場版のエドとの再会シーンは『』で行なわれた劇場版名場面ランキングで3位になるなど、映画を観てウィンリィを好きになったとの声も多い。 OVAの短編で現実世界のエド達の未来が描かれた際、エドもしくはアルの曾孫達の中に彼女と瓜二つの少女がおり、エドを「曾じいちゃん」と呼んでいる。 ピナコ・ロックベル 声 - (若い頃 - 豊口めぐみ) 外科医兼機械鎧技師。 ウィンリィの祖母であると同時に彼女の機械鎧の師匠。 丸メガネに納豆の藁苞のような髪型。 リゼンブールで機械鎧の店を営んでいる。 キセルを愛用。 エドとアルのことを温かく見守り、トリシャの死後も家族として面倒を見た。 エルリック家と深い関わりを持つ人物。 ユーリ・ロックベル 声 - 外科医。 ウィンリィの父親。 ピナコの息子。 イシュヴァールの内乱では妻と共に、アメストリス人とイシュヴァール人の区別無く無償で治療をしていたため、イシュヴァールの人々からも慕われていた。 ただ治療にあたるだけではなく、軍に刃向かおうとするイシュヴァール人たちの通信所としても診療所を使わせていた。 後にマスタングに射殺されてしまう。 サラ・ロックベル 声 - 機械鎧技師兼外科医。 ウィンリィの母親。 夫と共にイシュヴァールで負傷者の治療を行っていた。 嫁ながらロックベル家の女性であることを誇りにしていた。 夫と共にマスタングによって射殺されてしまう。 ホーエンハイムがリゼンブールに帰郷した時、たまたま汽車の中で居合わせた娘のウィンリィを彼女と間違えた。 リオール [ ] ロゼ・トーマス 声 - リオールの少女。 レト教の信者。 準レギュラー。 外見は前髪のみがピンクでそれ以外は茶髪のロングヘアにワンピースの美少女。 肌が褐色のイシュヴァール系で瞳の色はである。 前年に最愛の恋人・ケインを亡くして落胆していたが、彼を復活させてくれるというレト教を信じ、自分を取り戻していた。 しかし、エドたちによって教主・コーネロの教えが嘘であることを知らされ、失望して自暴自棄になりかけたところをエドに諭される。 エルリック兄弟が去った後に発生したリオールの暴動を経て、中央軍がやってくるまでは原作と同様であるが、そこで軍部へ連行されたうえに軍人たちから暴行される(この時、最初に暴力を振るったのはハクロ少将)。 暴動が鎮圧された後は父親の不明な子を妊娠しており、暴行のショックで声を失っていた。 その後、「傷の男」がリオールの街で賢者の石の錬成陣を造ろうとした際には、彼に聖母として仕立て上げられる。 リオール消滅後には肉体のストックとしてダンテのもとへ連れて行かれ、彼女と2人で生活することになる。 地下都市では隔離された生活による洗脳に近い状態となっていた。 クライマックスでダンテに身体を乗っ取られる直前には目の前でエドが殺されたショックによって元に戻る。 結果としてダンテに乗っ取られずに済み、無事に帰還する。 後日談ではウィンリィたちの家に居候しており、子供も成長していた。 「トーマス」の姓はアニメのみの設定である。 コーネロ 声 - レト教の教主。 頭は禿げ上がっている。 リオールに新興宗教レト教を興し、自身を太陽神レトの代理人と名乗る。 ラストたちから与えられた不完全な賢者の石を使って「奇跡の業」を起こし、信者を騙していた。 目的は軍事国家を創ることであったが、エドたちによってそれを露呈された後、用済みとしてラストの許可を得たグラトニーに食い殺される(原作にあった、ラストに刺される描写はない)。 エドに賢者の石のことを指摘された時の台詞は、原作では「ご名答」、アニメでは「そのとおり」、ゲームでは「さすが」「左様」となっている。 クレイ 声 - レト教の宣教者。 コーネロの側近。 浅黒い肌に顎鬚が特徴。 コーネロの命を受けてエルリック兄弟を襲うが、油断したところにエドが投げたアルの頭をぶつけられて失神する。 その後、エンヴィーがコーネロに化けて成り代わったことを知らないまま彼に仕え続け、リオールの暴動が発生すると共に真相を知り、グラトニーに食い殺される。 ケイン 声 - アニメオリジナルキャラクター。 コーネロによって蘇ったロゼの恋人。 その正体は小鳥をベースに造られたケインそっくりの声で話す鳥型キメラであり、ロゼに襲いかかったところをアルに殴られて死亡する。 ユースウェル [ ] ヨキ 声 - 自身の出世に精力を傾ける悪党。 もともとはユースウェルの一炭鉱主。 出世欲に駆られて軍に入り、中央の高官に賄賂を贈ることで中尉の地位を得ていた。 炭鉱の経営権を握っていることを強みに、さらに賄賂を増やして地位を上げようと炭鉱の人々を重税で苦しめるが、エドに騙されて炭鉱の経営権を奪われたうえに東方司令部へ悪行を報告され、すべてを失う。 落ちぶれて貧民街で暮らすこととなった後、軍への復帰を条件にスカーの居場所を通報するが、復帰が叶うはずもなくマスタングに疑われ、焦った末ホムンクルスの策略にはまり、ラストに続けざまに刺されて死亡する。 ライラ 声 - アニメオリジナルキャラクター。 錬金術師。 おかっぱ頭()で紫色の瞳を持つ少女。 物語初期にはユースウェルでヨキの部下として登場し、純粋かつ真面目な性格で国家・軍部に尽くしながら国家錬金術師を目指していたが、実際のところはヨキに利用されていただけであり、彼にとってはボディーガードでしかなかった。 ペンダントを触媒として空気の断熱圧縮による衝撃波を発生させる錬金術を扱えるが、これには発動までに若干のタイムラグが生じ、その間は無防備となるという弱点が存在する。 エドに敗北した後、純粋に大衆のための国家錬金術師になることを志し、ダンテに弟子入りする。 ダンテのもとでは以前に見せなかった無邪気な笑顔を見せるなど、とても充実した日々を送っていたことがうかがえるが、まもなく彼女に身体を乗っ取られ、夢は途絶えてしまう。 劇場版では、扉の向こうの世界でライラにそっくりな女優がの撮影所でお茶を出し、エドに無愛想なそぶりを見せている。 ホーリング 声 - 炭鉱の現場責任者。 宿屋を経営する家に住む、金髪かつ髭面でマッチョな男性。 錬金術を学んでいた時期もあり、「錬金術は大衆のために」という考えが強い。 軍人のヨキによる圧政もあり、「軍の狗」である国家錬金術師を毛嫌いしていた。 そのため、当初はエドにも冷たい態度を取っていたが、まもなくヨキを失脚させて炭鉱を取り戻してくれたエドの姿に、考えを一部改める。 カヤル・ホーリング 声 - ホーリングの息子。 子供ゆえの無鉄砲さからヨキの顔へ雑巾を投げつけたことで、見せしめとして彼の部下に斬られそうになるが、エドに助けられる。 イーストシティ [ ] ショウ・タッカー 声 - 「綴命」の国家錬金術師。 イーストシティにて一人娘のニーナと飼い犬・アレキサンダーと暮らしていた錬金術師。 エドワードが国家錬金術師資格を得るための勉強の下宿先であった。 妻には逃げられたことになっていたが、実は自身が国家錬金術師の資格を得るきっかけとなった人語を話す合成獣の材料にしていた。 研究成果が出ないことで国家錬金術師の資格を失う焦りから、次は娘のニーナと飼い犬のアレキサンダーを使って第二の「人語を解する合成獣」を錬成するも、エドワードに見破られ軍に身柄を拘束される。 その後、軍の秘密が洩れることを恐れ、即決審判を経て秘密裏に処刑された。 しかし、裏では軍(ホムンクルス達)によって合成獣として生かされる。 その容姿は、大きな動物の身体で頭部には人間の顔面が上下逆に付き、身体の背中側には顔面に続く人間の部分が仰向けになって埋もれているという異形のものとなっている。 その後、軍の下を離れてニーナを復活させるために賢者の石を求めて彷徨う。 アルが賢者の石になったことを知り、これを利用してニーナを人体錬成するも、中身の無い人形と化した物しか造れず、最終的にはその事実を認めることができずに精神崩壊を起こす。 ニーナ・タッカー 声 - ショウ・タッカーの娘。 茶髪の三つ編みお下げ。 父親想いの元気な女の子。 査定を目前に焦った父によってアレキサンダーと一緒に合成獣にされてしまう。 ショウ・タッカー拘束後、実験体として研究所に移送されることを知って錯乱したエドが移送車を錬金術で横転させ逃がす。 その後、路地裏に隠れているところをスカーに殺害される。 物語終盤でショウ・タッカーが「賢者の石」を使い蘇らせるが中身の無い人形であった。 アレキサンダー 査定に困ったショウ・タッカーによってニーナと共に合成獣にされてしまう。 その後、合体したニーナと運命を共にした。 リンター村 [ ] 死者が甦り人々を次々に襲うという不気味な噂が流れる村。 マジハール 声 - 長髪細身の老人。 ホーエンハイムの友人。 昔、彼が愛していたカリンという女性を蘇らせるために錬金術師になったという経緯があり、ホーエンハイムに人体錬成について聞いていた。 錬金術師として村人から尊敬されていたが、実はカリンの人体練成がうまくいかず、カリンの魂をカリンに似せた人形に定着させようと、村の娘達を実験材料にしていた。 錬金術師としての腕前は、マスタング同様に炎を操ることができるが、ラストには「二流」と評されている。 最終的にカリンが長い間傍にいたことをエドから聞かされたが、それを信じず激昂、ノミから錬成した剣でエド達を殺そうと襲い掛かるも、エドが咄嗟にバラで錬成した鞭で剣を弾き返され、その剣が腹部に刺さったことにより死亡した。 結局最期までカリンが傍にいたことを認めようとしなかった。 また、不可抗力とはいえ人を殺してしまったとして、エドのトラウマの一つとなっている。 20年前の転落事故で死んだと思われていたが、実際は記憶喪失になって帰れなくなっていた。 その十数年後、過去を思い出し帰郷したが、加齢により容色が衰えてマジハールに気付かれず、正体が明らかになった時にもマジハールに拒絶され泣き崩れる。 帰郷から正体が明かされるまでの間は「 レビ」と名乗っていた。 クローゼ 声 - リンター村で父親(声 - )と暮らしている少女。 男勝りで負けず嫌いな性格。 エド達と出会った当初は男装していたために少年と勘違いされる。 村で若い娘達が謎の死を遂げる度にカリンが目撃される事件が何度か発生しており、自身の姉も同様に犠牲となったため、真相を探るべく行動していた。 マジハールがカリンそっくりの人形を多数保有しているのを見てしまい、魂の定着実験の材料にされかけたが、エドに助けられた。 エドとアルが村を離れる際には、女の子らしい格好で彼らを見送った。 アクロイア [ ] 「水の都」と呼ばれる水上に位置する町。 普段は優しい看護師だが、夜になると錬金術を使う怪盗サイレーンとして活動する。 胸の上に錬成陣があり、それを使うことで爆発を起こせる。 盗みの理由は物が欲しいからではなく、水位が毎年上がって水没せんとする街を自分が怪盗として盛り上げるため。 アクロイアに来たエド達によって一度は警察に捕まったが、エド達がいなくなった直後に脱走し、再び怪盗として街を活性化させている。 ゼノタイム [ ] 金鉱の街。 金細工の技術に長けた町、以前は農業が盛んであった。 「ゼノタイムの金細工」は高額で取引される。 ラッセル・トリンガム 声 - 錬金術師。 金髪銀目で、エドより年下だが背は高い。 高飛車な性格。 紅い水から精製した紅い石の能力で、エド同様の手合せ錬成が可能。 しかし、実際は自然系統の錬金術を得意とする。 エドの名を騙り、マグワールの元で「紅い水」の研究をしていた。 フレッチャーやエドの説得により、紅い石の研究を辞め、以後はベルシオの元に居候するようになる。 終盤、錬金術蔵書の購入ついでに、ナッシュが「第5研究所の真の在り処」の場所を記した日記を渡すためフレッチャーと共にセントラルへ赴くも、蔵書購入の際に金が足らなかったためにエドの名を騙ってエドに支払を押し付けようとした。 しかし、エド達は指名手配されていたためにエルリック兄弟と勘違いされてセントラル憲兵に捕らえられてしまう。 突如ブラッドレイにより殺害命令が出されたが、ロス少尉とブロッシュ軍曹により助けられ、その過程でエドと再会、「ダンテの地下都市」の場所を伝えた。 フレッチャー・トリンガム 声 - ラッセルの弟。 錬金術師。 兄と同じく金髪銀目。 ラッセル同様、自然系統の錬金術を得意とする。 アルの名前を騙り、マグワールの元で「紅い水」の研究をしていたが、兄とは違って名前を騙っている罪悪感に苛まれていた。 最終的に兄と共に紅い水の研究を辞め、ベルシオの元に居候するようになる。 終盤、セントラルで兄と同時にエドの弟として捕まるも、ロス少尉やブロッシュ軍曹によって助けられ、兄と共に「ダンテの地下都市」の場所を伝える。 ナッシュ・トリンガム 声 - トリンガム兄弟の父親。 セントラルにて、賢者の石の試作品を作るための「紅い水」を研究していた人物。 しかし、「紅い水」は人には有害なモノであると知ると研究を放棄、妻子を捨ててゼノタイムに戻るも、マグワールの要求により無理矢理研究を続けさせられていた。 ベルシオに説教され研究を降りるもマグワールに殺害されてしまった。 セントラルで研究を続けていた頃にダンテに会っており、彼女に賢者の石の材料が人の命であるとほのめかされると共に、地下都市を見せられていた。 その後、日記に第5研究所の真の場所「 ダンテの地下都市」のことを記していた。 金のためにはゼノタイムの住民がどうなろうと構わない、強欲かつ冷酷非情な人物。 紅い石を投入することで、錬金術を使えない者でも扱えることができるようになる特殊なフラスコを持つ。 エルリック兄弟を名乗るトリンガム兄弟に紅い水の研究をさせていたが、最初からトリンガム兄弟の正体には気付いており、ある程度紅い水から精製した紅い石を手に入れると、トリンガム兄弟を裏切って屋敷の地下牢に監禁する。 その後、本物のエルリック兄弟に紅い水の研究を依頼するも、エドがナッシュ殺害についてトリンガム兄弟から聞かされたと知ると、「紅い水は渡さん」とエルリック兄弟やトリンガム兄弟と交戦するも敗れ、最終的に落下してきた岩の下敷きになり、死亡した模様。 ベルシオ 声 - ナッシュの友人。 独り身で農園で働いている。 エリサの病気を心配していた。 いつもベルシオの農園を手伝っている。 「紅い水」が原因で、謎の病に感染していた。 しかし、赤ん坊の頃ドクター・マルコーに未完成の賢者の石による治療を受けて、かなり回復していた模様。 娘の病気を心配していた。 デルフィーノ 声 - ゼノタイムの住民。 ホムンクルス [ ] ダンテ 声 - アニメオリジナルキャラクター。 ホムンクルス達の統括者であり、物語全体での最大の黒幕。 錬金術師でイズミの元師匠、深い森の奥に屋敷を構えてひっそりと暮らす穏やかな老婦人。 物語後半で登場し、ライラを弟子にしていた。 また、エルリック兄弟も使う「フラメルの十字架」も元々ダンテが使用していた物である。 大の人間嫌いで、それによりイズミと袂を分かつ。 しかし、交流は続いていたようで、イズミの薬を調合している。 その正体は他人の肉体を乗っ取り、悠久の時を生きてきた女錬金術師。 錬成陣無しの錬成や赤ん坊を使って門を開くなど、錬金術師としての実力は高い。 また、ホーエンハイムとは対称的に、土系の錬金術を得意とする。 物語の進行と共にその本性を表し、弟子のライラの身体を生きたまま乗っ取るなど、その冷徹・利己的な業の深さが現れてくる。 終盤では、地下都市にてホーエンハイムを真理の扉の向こうの世界に飛ばす、アルを人質に取ってエドを迎え撃つなどしたが、最期は自ら理性を奪ったグラトニーに襲われるという結末を迎えた(最期のシーンは明示されていない)。 永遠の命を得ることを目的としており、そのために肉体の入れ替えに必要な賢者の石を欲している。 石を常に確保するため、石の秘密を一般に知られないように守ると同時に、多少の石の情報を流す、あるいは争いを起こすことで、石を求めさせ追い求める者に石を作らせ、それを横取りするという計画を立てていた。 一方で賢者の石を求めた者を滅ぼすことで「賢者の石を求めた者は滅ぶ」という伝説を造り、人間が賢者の石を手に入れて滅びることのないようにしていた。 そのためにホムンクルス達を使い、各地で工作活動を行っていた。 一部のホムンクルス達は「賢者の石で完全な人間にする」との口実で利用していたに過ぎず、石を勝手に使おうとしたラースからは手足を奪うなど、全く信用していなかった。 ただ、賢者の石を用いた方法では、肉体は新品でも魂そのものが劣化していくために、生きたまま身体が腐敗していき、さらにその周期も早まるという欠点を持ち、その回避のために真理の扉の研究なども行っていた。 大らかではあるが、冷酷で計算高い二面性を持つ。 かつての夫だったホーエンハイムを400年以上も恋慕い、彼がいなくなるとその息子であるエドに興味を示し、ロゼの肉体を得たら彼と恋仲になろうとしていた。 2009年版「FULLMETAL ALCHEMIST」に彼女にそっくりな老婦人が出演しているが、監督の入江はダンテ本人ではないと語っている。 ラスト 声 - 「 色欲」の名を持つ人造人間。 伸縮自在の爪を持ち、あらゆるものを切り裂く。 ベースは「傷の男」の兄の恋人。 先代のラストも存在していた(詳細不明)。 性格は基本的にはクールだが、感情的になったり、非情になり切れない詰めの甘い面も目立つなどホムンクルスの中では一番人間臭い一面を見せている。 生まれて約7年と年齢が若いため仲間内での序列は低く、使いっ走りのような扱いをされていた。 立場と境遇が似ているスロウスに対して友情にも似た親近感を持っており、彼女とは仲が良かった。 原作とは黒服の設定が違うため、軍服や民族衣装などいろいろな服に着替えている。 自分のベースとなった人間の記憶が断片的に残っており、自分は何者なのかという問いに悩まされていた。 そのため賢者の石の力で完全な人間になりたいと強く願っている。 終盤にて生前の記憶の一部を取り戻し、利用されるだけの扱いに我慢できなくなってダンテと決別し、エルリック兄弟に寝返る。 同時にスロウスとも人間になりたい理由の相違(スロウスは今の自分のまま人間になりたかったが、ラストは昔の自分を取り戻したかった)から袂を分かち、彼女の封印に手を貸す。 それに激怒したラースを殺そうとしたが、逆に封印の錬成陣に引っかかってしまい、ラースが行使した錬金術で紅い石を吐き出して命のストックを全て失ってしまう。 最期に自らが欲していたのは「人間としての死」と知ったと同時にラースに斬られ、安らかな表情で倒れた。 劇場版の終盤で、ラストに似た女性が登場し、その横にスカーに似た男性も登場する。 グラトニー 声 - 「 暴食」の名を持つ人造人間。 ベースとなった人間は不明だが、ダンテによって紅い石の合成用に造り出された。 人間だけでなく、金属等も建造物も問題なくあらゆるものを食らうことができる。 特に餌食にした人間の血肉や魂を結晶にする事ができ、原作より多くの人間を捕食している。 原作での一人称は「おで」だが、本作での一人称は「ぼく」となっている。 原作同様、ラストを慕っているが、ダンテにはラストの言葉でも逆らえない様子。 終盤でラストの死を知った後は悲嘆に暮れていた。 そのために、賢者の石となったアルを結晶化させようとするダンテの思いどおりに行動せず、「ラストはどこにいるの?」と尋ね、しびれを切らした彼女によるウロボロスの刺青での錬成の作用で理性を消し去られ、単なる食欲だけの存在となって暴走する。 アルの賢者の石を半分食べた所でアルの錬成により下顎を溶かされ全て食べずに残した。 最終回では暴走した状態でエレベーターに乗ったダンテに襲い掛かる。 劇場版では、アルの一部を取り込んだ賢者の石の影響からか、異形で巨大な化け物の姿で登場して地下都市でラースと交戦、ラースの腹部を噛み砕いて重傷を負わせるも、アルにラースと一緒に門の材料として錬成されて死亡した。 エンヴィー 声 - 「 嫉妬」の名を持つ人造人間。 髪の色は深緑に近い色になっている。 姿を変える能力を持つ。 ベースはホーエンハイムとダンテの息子。 かつて水銀中毒で死亡した息子を、ホーエンハイムが人体錬成した結果として誕生した。 一人称は『僕』だが、感情が高ぶると『俺』になる。 ホムンクルスとしての地位は原作よりも高く、人型でも床に大穴を開けるほどすさまじい腕力を持ち、一見すると陽気で明るい性格だが、本性は原作以上に残忍で狡猾。 どうして僕が生まれたかということを」と述べている。 そのために、「人間になりたい」と思うホムンクルス達を内心では馬鹿にしていた。 人体錬成を最後にホーエンハイムはダンテの元を去り、エンヴィーも置いて行かれた。 そのために、執拗にホーエンハイムやその子供のエルリック兄弟を嫉み、終盤ではそれがより顕著になる。 また、生前の記憶を完全に保持していたが、それに苦悩したラストやスロウスとは違い、逆に嫉みの糧としていた。 中盤の終わり辺りから登場頻度が増す。 ダンテの地下都市の本拠地で現実世界から戻ってきたエドと対峙する。 マルコー医師やヒューズなどに変化し動揺を誘っていたが、多くの障害を乗り越えてきた彼には通用しなかった。 エドに「本当の姿を見せろ」と挑発され、父であるホーエンハイムとそっくりな青年の姿を見せる。 目論み通り動揺したエドの心臓を刃物のように変化させた腕で貫き、殺害する。 しかし、その直後練成陣に封じられたアルが動けるようになり、兄を生き返らせようとしてしまったので、激昂しアルに飛び掛かるが巻き込まれてしまい、エドのいる門の前まで連れて来られた。 そしてエドから門の向こうにホーエンハイムがいることを知り、ホーエンハイムを殺すためにの姿に変身し、現実世界へと消え去る。 劇場版では、変身能力を失い、ホーエンハイムによって共に門の材料として錬成されて死亡した。 グリード 声 - 「 強欲」の名を持つ人造人間。 ベースはかつてダンテに恋心を抱いていた人間。 外見や能力などの設定は原作と同じだが、原作よりもかなり身軽。 ダンテは愛情を餌にコントロールしようとしたが思い通りにならず、結果第五研究所の奥深くに封印される。 その後、140年の時を経てバリーが起動させた自爆装置の衝撃により封印が破れ脱走し、同じく第五研究所の地下に幽閉されていた合成獣になった元兵士達、キンブリーやタッカーを部下にして行動する。 デビルズネストを拠点にラースを仲間に引き入れようとしたり、アルを誘拐したりしたが、軍の襲撃やキンブリーの裏切りにより、デビルズネストからの脱走を余儀なくされる。 手下らが次々と死んで行く中、アルにマーテルを託して解放、自らは自分を縛る鎖であるダンテを殺すため彼女の元へ赴くも、逆に封印の錬成陣に引っ掛かってしまい、赤い石を吐き出して命のストックを全て失ってしまう。 その直後ダンテを殺したと勘違いしたエドと交戦、始めは圧倒するも、自らの硬化能力の正体を看破され、窮地に陥る。 それでも怯まず熾烈な白兵戦を演じるも、胸を貫かれて敗北した。 自らの死に際、エドにホムンクルスの出生と弱点を伝え、「あいつら(ダンテとホムンクルスたち)を倒せよ」と言い残して息絶えた。 マジハールとは違い、事情を知らないとはいえエドが明確な殺意を以て殺害した「人間」であったため、エドが「人を殺すとは何か」について考え直させるきっかけとなった。 後にエルリック兄弟は再会したマーテルの話から「人間らしい死」を望んでいたことを知った。 スロウス 声 - アニメオリジナルキャラクター。 「 怠惰」の名を持つ人造人間。 ベースはエルリック兄弟の母であるトリシャ。 左の胸にウロボロスの紋章を持つ。 ホムンクルスとしての固有能力は身体の液状化。 それにより、いかなる場所にも侵入でき、また戦闘時には身体を自由に伸ばして敵を絡め取ったり、遠心力をかけることにより敵を粉砕するなどといった武器にもなる。 また、物理攻撃をほぼ無効化できる。 登場した当初は容姿を変えて、ジュリエット・ダグラスとして活動していたが、エドにホムンクルスと看破されたことで正体を現わした。 顔立ちはトリシャよりも大人びて髪型も違う等、彼女と全くの瓜二つではない。 性格もトリシャとは正反対で、冷淡かつ狡猾。 知謀に長け、自分の手をあまり汚さない戦略家である。 そのため、最も新参であるにもかかわらず優遇されており、ホムンクルス内での地位は先に加わったラストよりも高い。 一方、そのラストとは比較的仲が良かった。 基本的に感情表現に乏しく表情を全く変えないが、ラスト同様「人間になりたい」と強く望んでおり、そのためにダンテの命令には忠実だった。 人格そのものはトリシャとは全く異なるが、トリシャの記憶が一部残っており、人間になろうとしているホムンクルスである自分と、既に死んでいるトリシャという二つの人格のジレンマを感じて苦悩し、エルリック兄弟を殺すことでトリシャとしての自分を否定しようとした。 液状化させた自身の体内に匿ったことをきっかけに、ラースからは「ママ」と慕われるが、彼女はラースに対して愛情はなく、道具としか思っていなかった。 賢者の石となったアルを捕獲しようとエドと交戦し、途中で封印の錬成陣により赤い石を吐き出して命のストックを一部失うが、トリシャに似ているため殺すこと躊躇うアルを利用して戦闘を立ち回る。 最期はトリシャの遺骨を取り込んだラースに融合されてしまい動けなくなり、エドに身体の全成分を揮発性の高いエタノールに再構築された。 蒸発しながらトリシャとしての言葉を残して消滅した。 プライド 声 - 「 傲慢」の名を持つ人造人間。 能力などの設定は原作のラースと同じで、さらに「空気の流れが読める」という能力が付加され、マスタングの密閉空間を用いた作戦も瞬時に見破った。 原作とは歳をとるメカニズムが違い、ホムンクルスは見た目を変えることができるという能力を使い、歳をとったかのように見せていた。 また、原作とは違いホムンクルス特有の再生能力も備えている。 ホムンクルスたちの中でも最もダンテに忠実な部下として扱われ、彼女自身「傑作」と称するが、エンヴィーには「人間もどき」と侮蔑されている。 アメストリスの事実上の元首に据えられることで、国家権力を以てダンテの目的を代行・遂行する傀儡道具とされていた。 原作のような人間らしさはなく、冷酷非道な支配者として描かれている。 セリム(アニメでは普通の人間の養子)に弱点である自らの頭蓋骨を託すが、何も知らないセリムはそれをマスタングとの戦闘中に持ってきてしまう。 それに激怒してセリムを絞殺したが、時既に遅くマスタングに頭蓋骨を奪われ動けなくなった所を、紅い石の生命エネルギーが尽きるまで焼き殺され、死亡した。 その後、世間には行方不明になったと発表された。 ラース 声 - アニメオリジナルキャラクター。 「 憤怒」の名を持つ人造人間。 ベースはイズミの子供。 右足の裏にウロボロスの紋章を持つ。 イズミの人体錬成によって生まれた後は門の向こうに送られ、その中で成長していた。 別の物質と融合することで、その能力を自在に扱うことのできる能力を持つ。 門の中でエドが持っていかれた手足を発見して融合、それにより人の形を手に入れ門から脱出する。 他のホムンクルスと違い、常に素足である。 また、基本的にホムンクルスは錬金術を使えないが、エドの手足と融合した結果、ラースのみ錬金術を扱える。 戦闘の際には、融合の能力と錬金術を併用して高い戦闘能力を誇る。 ただし、ホムンクルスとしては戦闘経験が圧倒的に少なく、徒手格闘に関しては全くの素人である。 門脱出後は記憶がなかったため、しばらくイズミやエドたちと暮らす。 当初は純真無垢な普通の子供であったが、エンヴィーから紅い石を与えられて事実を知ってからは性格が豹変し、ホムンクルスの一員となる。 生まれて間もない死んだ赤子を代価として誕生したため、ホムンクルスの弱点となる遺体が無い。 また、自身の出生のトラウマから赤ん坊の泣き声を聞くと錯乱する。 ホムンクルスに覚醒後は子供らしさを残しつつも、荒々しい性格になった。 他のホムンクルス同様、人間になることを望んでおり、エドの肉体を「自分の残りの身体」として執着している。 本来の母親ともいうべきイズミをその生い立ちから恨んでいるが、同時に与えられなかった母性を求めてもおり、体内に匿われたことをきっかけにスロウスを「ママ」と慕うようになる。 終盤でラストと戦い、封印の錬成陣を利用して殺すが、その際のラストの姿に自分の存在意義に疑問を持ち始める。 そしてスロウスを自分の行動が原因で死なせてしまい、さらに深い孤独感に陥る。 その後、スロウスを賢者の石で蘇らせようとしてダンテの怒りを買ったため、エドの手足を奪われ、錬金術を使えなくされた。 その手足は奪われた後も再生することはなかったため、最終回ではウィンリィがエドのために造った機械鎧を付けられ、後にどこかへと旅立った。 劇場版では、地下都市で怪物化したグラトニーと交戦し、アルに錬成を頼んでグラトニーと共に門の材料となり、扉の向こうにいたイズミに抱きしめられながら消滅した。 元死刑囚。 アル同様に鎧に魂が定着されている。 日本刀に似た刀を武器に使い、エドを圧倒する鋭い太刀筋の持ち主。 元々兄弟で盗みや殺人を行なっていた兄弟二人一組の犯罪者で、逮捕され表向きは死刑にされる。 実際にはホムンクルスたちによって、兄は鎧の頭部に、弟は胴部に魂を定着させられ鎧の体となり、元第五研究所の番人となる。 エドとの対決では、二人一組ということを利用して不意打ちを食らわせダメージを与えるも、結果的にはエドに敗れる。 弟はエドから人間と認めてもらえた嬉しさから、自分で血印を破壊し自害、兄はエドを研究所の真相へ導いたところで、ラストにエドへの見せしめとして殺された。 元死刑囚。 アル同様に鎧に魂が定着されているが、定着されている部分が原作とは異なり、胴部に変更されている。 肉切り包丁を武器に用い、人間を切り刻むことに快感を覚える殺人鬼。 生前セントラルでウィンリィを襲い、エドとも戦っている。 この事件が、エドの資格修得後の最初の功績と同時に、トラウマの一つとなっている。 その後、ホムンクルスたちによって鎧に魂の定着が行なわれ、傭兵として軍に非公式に雇われて行動していた。 同じ傭兵のウィルソンと共にイシュヴァール人のキャンプを襲い、エルリック兄弟や「傷の男」と戦うが、ウィルソンの錬金術の暴走に巻き込まれて身体がバラバラになり、「傷の男」に頭を踏みつけられ完全に消滅した。 生前の姿は原作のような巨漢ではなく、すらりとした優男。 最初に殺したのは妻であり、劇中ではその妻の姿に化けていた。 しかも完璧な女装ぶりで、納入先の軍部の食堂のシェフもバリーを女性と思っていた。 グリードの部下 [ ] ドルチェット 声 - 犬と人間で造られた合成獣人間で、ロアやマーテルと共に特殊工作部隊に所属していた元軍人。 犬との合成獣のため、性格は楽観的で忠誠心が強い。 犬の能力として鼻が利き、足が素早い。 武器は刀。 決して弱くないが、負ける場面が多かった。 デビルズネスト殲滅戦にて、グリード、マーテル、アルを逃がすためにラスト、グラトニーと交戦するも敗れ、死亡した。 劇場版では、彼に似たアーリア人の青年がアルフォンス・ハイデリヒの仲間として登場している。 ロア 声 - 牛(バッファロー)と人間で造られた合成獣人間で、ドルチェットやマーテルと共に特殊工作部隊に所属していた元軍人。 牛に近い怪人体に変身でき、怪力の持ち主。 武器は大きなハンマー。 肉弾戦を得意とするが、足はそれほど速くない(ドルチェット曰く「鈍牛」)。 アームストロング少佐と互角に渡り合う程の戦闘能力を持つ。 デビルズネスト殲滅戦にて、グリード、マーテル、アルを逃がすためにラスト、グラトニーと交戦するも敗れ、死亡した。 劇場版では、彼に似たアーリア人の青年がアルフォンス・ハイデリヒの仲間として登場している。 マーテル 声 - 蛇と人間で造られた合成獣人間で、ドルチェットやロアと共に特殊工作部隊に所属していた元軍人。 グリードの部下の中では唯一の女性。 蛇の能力として身体の関節を自由に外すことができ、それを活かしてアルの鎧の中に潜り込んだ(以後アルの監視の役目を負う)。 武器はナイフ。 デビルズネスト殲滅戦では生き残り、暫くエルリック兄弟と行動を共にする。 裏切ったキンブリーや仲間を殺害したラストやグラトニーへの復讐のために行動するも、アメストリス軍リオール支部にてブラッドレイの正体を知ってしまい、アルの鎧の中で刺殺される。 その際、マーテルはアルに「大総統はホムンクルスである」と伝え、兄弟やマスタングがブラッドレイの正体を知るきっかけを作った。 ビドー 声 - トカゲと人間で造られた合成獣人間。 トカゲとの合成獣という体を生かして垂直な壁を登ることができる。 魂の錬成を確認するためにエルリック兄弟を挑発した。 キンブリーと行動していたが、爆弾に作り変えられそうになったため絶交した。 デビルズネスト殲滅作戦で射殺される。 その他の人物 [ ] ティム・マルコー 声 - 「結晶」の二つ名を持つ元国家錬金術師。 もともとは軍の錬金術研究機関にて賢者の石の製作に関わっていたが、賢者の石の材料が生きた人間だったことや、その試作品がイシュヴァールにて殺戮兵器として使用されたことに耐えられず、資料と試作品を持ち出し逃亡した。 その後は「マウロ」と名を変えて、田舎の町医者として穏やかな生活を行っていた。 ある日、偶然にもエドワード達と出会い賢者の石の秘密を示唆する。 エドはリゼンブールに移り住むことを進めたが、ロックベルの名を知り、殺害されたのはロックベル夫妻だったと伝える。 その後、大総統府に自ら望む形で連行され、隔離されていたホテル内でラストと対面する。 ヒューズがダグラスを探りながら個室に案内された時も姿は見せず、最期はグラトニーに喰われて死亡したことが終盤でエンヴィーにより明かされた。 マリン 声 - アニメオリジナルキャラクター。 母親(声 - )と一緒に列車に乗っていた少女。 バルドの部下たちに射殺されそうになった所をエルリック兄弟に助けられ、最後は彼らにお礼をいった。 ルジョン 声 - アニメオリジナルキャラクター。 故郷の村で流行っていた身体が石のように硬化する不治の奇病「化石病」から村を救うために錬金術の研究を続ける。 ラストから「赤い石」を貰い、それを治療に使う。 その過程でラストに好意を寄せていたが、化石病を起こしたのは「賢者の石」の存在を広める為のホムンクルスの策略で、己の過去を振り切ろうとするラストにより悲劇的な最期を遂げ、その死体は化石病によって硬化した。 リビア 声 - アニメオリジナルキャラクター。 ルジョンの婚約者。 2年前に「化石病」にかかったところをルジョンに救われる。 化石病のウイルスに冒されたルジョンの死体を見て錯乱し、死体に接触。 瞬く間に硬化し死亡した。 バルド 声 - 東部過激派「青の団」の一員で、原作では明かさなかったが、元アメストリス軍人。 左目に眼帯をしている。 GBA版では「赤の団」と名乗っている。 過激派メンバーの釈放のため列車ジャックをし、ハクロ将軍一家を人質にした。 左手に安物の機関銃型(仕込みナイフ付き)の機械鎧を付けている。 偶然乗り合わせていたエルリック兄弟に負け、駅に到着後にマスタングを襲うも、攻撃を受けて重傷を負い捕まる。 エドワード 声 - アニメオリジナルキャラクター。 現実世界におけるエドに相当する存在。 ロンドンに住んでいた。 エドがダンテによって門の向こうに飛ばされた際、魂と精神のみがエドワードに宿った。 おぼろげながらも自我を持ち、エドに対して「君は…誰?」と何者かを問うていた。 ツェッペリンの墜落に巻き込まれて死亡した。 声 - ホーエンハイムを「博士」と呼び、トゥーレ教会にて錬金世界と現実世界を繋ぐ実験を行っている模様である。 ゲーム版の人物 [ ] 鋼の錬金術師 翔べない天使 [ ] ムーディ・ネムダ准将 声 - ヒースガルド地方国家憲兵隊最高責任者。 傲慢で自己中心的な人物。 最終目的は「ネムダ帝国」を創ること。 ヴィルヘルム教授の不正行為に目を瞑る見返りとして、不法な軍事用キメラを作らせていた。 キメラを溺愛しており、それを倒すエドに憤慨していた。 その他にも無断での徴兵や軍備、兵の私物化などを行っていた。 セントラルへの反乱の企てていた節もあり、懲役145年の実刑で軍刑務所に服役することとなる。 賢者の触媒をうまく言えず「賢者の宿題」「ちゃぶだい」と呼ぶ。 なおエドたちがハングライダーで逃げるとき遠くにいたのも関わらず、投げつけた銃器をアルに命中させた。 アル曰く「いい肩してるな」とのこと。 ガンツ・ブレスロー上級大佐 声 - ネムダ准将の部下。 国家憲兵隊所属。 右手が機械鎧になっている。 国家錬金術師では無いが自らを「徹甲の錬金術師」と名乗る。 権力や地位には興味がなく、ただ力を追い求めている。 頭に血が上りやすく、任務に失敗した部下は何があっても許さない。 エドとは二つの名フルメタルをかけて3回戦う。 二回戦は両手両足機械鎧になりエドから「ブリキの錬金術師」と呼ばれてしまう。 最終戦ではカミラの力を借りて全身機械鎧というロボット同然の姿になってしまった。 撃退後はエド達を巻き込んで自爆しようとするが、燃料切れで不発に終わる。 その後、軍病院に入院。 ゲームノベライズ版ではカミラと共に死亡したことになっている。 ヴィルヘルム・エイゼルシュタイン 声 - 「黎明」の二つ名を持つ元国家錬金術師。 十賢の一人で触媒法の権威。 通称「ヴィルヘルム教授」。 賢者の石にも劣らない「賢者の触媒」の研究をしている。 アルモニの父親。 イズミとも交流がある。 エドとアルの足音だけで禁忌を犯したことを見抜いている。 不正行為を見逃してもらう見返りとして、ネムダに不法な軍事用キメラを造っていた。 また、かつて一人娘のセレネを「賢者の触媒」の研究中にリバウンドで亡くしている。 その後、セレネの遺体と「賢者の触媒」を代価にセレネの妹ということになっているアルモニを錬成する。 アルモニ・エイゼルシュタイン 声 - 錬金術師。 ヴィルヘルムの娘。 赤い瞳に赤い髪で、ショートカットヘアーの少女。 生意気な反面、度胸満点で前向きで明るい。 錬金術に興味があるが父であるヴィルヘルムから錬金術を学ぶことを禁止されている。 そのため半ば強引ながらもエドに弟子入りし、交流を深めた。 セレネ・エイゼルシュタイン アルモニの元になった人物。 父親であるヴィルヘルムが「賢者の触媒」の研究中の事故(リバウンド)で亡くしてしまった。 後に「賢者の触媒」を代価にして、アルモニが生まれる。 アルモニはセレネとしての記憶は無く、自分はセレネの妹だと思っていた。 マーゴット・オレンジ・ペコー 声 - 根谷美智子 ヴィルヘルム教授の秘書。 エドの泊まる部屋を案内するがエドはどこかで見た顔と勘ぐるが、本人は「よくある顔」と返す。 その正体はリザ・ホークアイ中尉であり、ヒースガルドのキメラの一件を調査していた。 軍が城へ突撃する際、ロイたちが助太刀するがその中で秘書姿のまま登場したものの、エド達に完全に正体がばれてしまう。 服装はピンク。 エドにぶつかってきて因縁をつけようとするが国家錬金術師の証の銀時計を見て逃げてしまう。 その後ブラオを呼んで戦うも敗れてしまい、駅入り口まで追い詰められるが。 目的の駅のクランクを奪って逃げてしまう。 なお、名前は「アウトロー」だったが、クランクを奪った後は「クランク」という名前になった。 後にカミラにそそのかされてヒースガルド城を襲撃する。 ゲルプ 声 - ノイエ・ヒースガルドに住むガラの悪い錬金術師。 服装は黄色。 エドを一瞬で国家錬金術師と見抜く。 ブラオ ノイエ・ヒースガルドに住むガラの悪い錬金術師。 服装は青。 常にしゃべらず無口であり、彼の言葉を理解できるのはクランク男とゲルプとアルモニのみ。 ロート ノイエ・ヒースガルドに住むガラの悪い錬金術師。 服装はオレンジ。 クランク男と間違えられエドに殴られてしまう。 残忍な性格で、目的のためには手段を選ばない。 永遠の美を得るために賢者の触媒を手に入れようとした。 「グレタ・リドル」という名前で助手としてヴィルヘルムとネムダの間を暗躍。 町に錬金術師達を集め、彼らを濫造したキメラ達に食わせることでその血を集めていた。 エド達の行動を監視するうちに賢者の触媒の在処を突き止め手に入れるが、直前にヴィルヘルムにより阻止される。 激昂しエド達と戦うが敗北し、逃げるときに塔から転落した。 しかし、軍の調査の結果、その死体は見つかっておらず生死は不明である。 ゲームノベライズ版ではガンツと相討ちになる。 容姿はラストと瓜二つであり、軍の記録によると、数十年前から軍への協力者、あるいは敵対者として登場していたらしく、ホムンクルスと思わせるような描写があった。 鋼の錬金術師2 赤きエリクシルの悪魔 [ ] ジャック・クロウリー 声 - かつては「銀弾」の二つ名を持つ元国家錬金術師。 性格は冷酷。 生体錬成を初めて体系化し、キメラ理論の祖と言われている。 恋人であるエルマの死を受け入れられずに人体錬成を試みるが失敗し、リバウンドで長くは生きられない体になる。 その後、シャムシッドに伝わる生きた人形・ゴーレムを研究し、その技術を応用してエルマの蘇生に成功する。 しかし、ゴーレムは短命であるという欠点のためにすぐに土に還る彼女を何度も蘇生することとなり、やがて狂気に陥る。 その後、ラストより「赤い石」の錬成法を教えられ、その石の力を使って自身をゴーレム化。 そのためエドと同様両手を合わせるだけで練成できる。 50年もの間姿を変えることなく生き続け、現代にて人々の命を使って巨大な赤い石を作ろうとした。 IFストーリーの設定でコーネロやタッカーが持っていた赤い石は彼によって錬成されたもの。 アーレン・グロースター 声 - (青年時代 - ) 考古学者。 元冒険家・考古学者の独身の老人。 ボードワンの町外れの家で研究をしている。 やんちゃな性格でパイプを咥えている。 70歳を越えているような風貌だが、冒険家としての体力・考古学者としての知識は衰えていない。 その後はシャムシッドの町にとどまり研究を続けている。 エルマ 声 - エドに指輪を渡して姿を消した異国風の女性。 各地でエドに出会うも、すぐにその姿を消してしまう。 シャムシッドの王妃と容姿が似ている。 細い声でエドにクロウリーを助けるよう求める。 服装が民族衣装なのは錬成したクローリーが見た記憶でレビスの女王がエルマに似ていたことが色濃く残っていたため。 ファントム 声 - 岡村明美 爬虫類のような不気味な怪人。 その正体はゴーレムとして生き長らえていたエルマである。 鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女 [ ] ロメオ・クレイギン中将 声 - 北方司令部ヴァルドラの総司令官。 冷酷な正確でヴェルザの力を手に入れるためにヴェルザの一族に攻撃を仕掛けエド達を利用してヴェルザの赤い石を手に入れるも、ヴェルザ復活にはソフィの肉体が必要なことを知らず結局ゼルギウスに石を奪われてしまう。 事件の終結後証拠隠滅のために動くも、視察に現れた真の黒幕であるブラッドレイによって暗殺される。 ヴィーナス・ローズマリア中佐 声 - 独立編成部隊ヴィーナス隊の隊長。 規律を無視しているセクシーな赤い軍服の姿から、「ヴァルドラの赤い薔薇」という異名がある。 情よりもまず任務を優先させるプロフェッショナルだが、トリガーとハンマーからの信頼は厚く、決して悪人という訳ではない。 エドが10年早く生まれればペットにしたいという恋心を抱いていた。 部下共々、ヴェルザの天使に背後から惨殺された。 イジー・トリガー中尉 声 - ヴィーナス中佐の部下。 独立編成部隊ヴィーナス隊の隊員。 ヴァルドラ軍の戦略参謀。 メカ開発が得意なマッドサイエンティストだが、ヴェルザの神官にも対抗できる巨大メカを作るその腕は確かな物。 上司のヴィーナスに熱烈な好意を抱いており、彼女に対してはな一面も見せることがある。 3人の中で唯一生き残ったがヴィーナスの死後は精神が異常になりメカを破壊したエドを憎み、闇討ちでエドの腹部をナイフで刺した。 ボリス・ハンマー少尉 声 - ヴィーナス中佐の部下。 独立編成部隊ヴィーナス隊の隊員。 銃器の扱いに長けており、トリガーの開発したメカでは砲撃手を務める。 敵味方を問わず非常にお人好しな性格で、思いやりもある人物。 上官のヴィーナスと共にヴェルザの天使に最初に食い殺された。 ソフィ・ベルクマン 声 - 左手に謎の印がある少女。 14歳。 その印の力で度々エドたちの危機を救うことになる。 強い意志を持っており、強情なエドとぶつかることもある。 料理・洗濯・裁縫などの家事全般が得意。 父親のヴィクトールがゼルギウスに殺害された後は「ヴェルザの復活を阻止する」というヴィクトールの遺言に従い、ヴァルドラを訪れた。 そこでエド達と出会う。 最初は使命の重さから感情を押し殺していたが、エドたちとの出会いが彼女を変えていく。 アルですらリアクションに困るほどの大のネコ好き。 EDによって彼女の結末が微妙に変化する。 ヴィクトール・ベルクマン 声 - ソフィの父親。 有能な研究者で、優しい性格をしている。 ソフィと共に逃亡生活を送っていたが、ゼルギウスによって殺害された。 かつてゼルギウスとは師弟関係だった。 ヴェルザの一族では「霊光のギルベルト」として四神官の上に立つ長であった。 ノルン 声 - 白い猫。 怪我をしている所をアルに拾われ、ソフィに治療されて引き取られた。 名前の「ノルン」は北方の国の言葉で「運命」という意味。 ヴェルザ 声 - かつては「神」と称えられていた魔女。 「伝説の魔女」と伝えられ、ヴェルザの一族からは「神」と崇められている。 光の印を持っており、生前は傷ついたり病んだ人々を癒してきた気高く心優しい女性で、聖母のような存在だった。 ある王国の王にその力を狙われ夫の裏切りによって娘ともども捕まり拷問の末娘を殺されてしまう。 その後弟子に助けられ街に戻るも王の報復を恐れた民衆にも見捨てられ全てに絶望し秘術によって自分の魂を赤い石に封じ込め弟子の体を乗っ取り王を始め自分を裏切った多くの人達を殺した後封印された。 後にゼルギウスによってソフィの肉体で復活を果たすも、エド達によって「終末の祈り」を阻止されソフィの肉体から分離する。 分離した後に生前の姿に戻り異形の姿で怒りと憎しみのままに破壊を行なったが、ソフィの涙ながらの説得によって憎しみから解放され、元の優しい顔で天に消えていった。 ゼルギウス 声 - ヴェルザの一族を束ねる四神官のリーダー。 通称「煉獄のゼルギウス」。 左胸に獅子の印を持った炎を操る神官。 ソフィの父であるヴィクトールを殺害した張本人。 マスタングですら手を焼くほどの炎使いであり、ヴァルドラの古城を根城としてヴェルザ復活を企む。 使命のためであれば、仲間の死すら厭わない冷酷な性格。 ヴェルザを復活させてエド達の援護に来たロイを追い込んだがヴェルザの憎しみが消え、天使達が消滅していくのを見届けると自分に炎を放ち自害した。 ジャニス 声 - ヴェルザの一族を束ねる四神官の一人。 通称「疾風のジャニス」。 左足の尻に鷲の印を持った風を操る神官。 風を操ることで、自由自在に空中に浮くこともできる。 自身を「一族で一番カワイイ」と称するだけあって可愛らしく、幼いながらも露出度の高い衣装を着る。 我侭かつ傲慢な性格。 一旦怒らせると性格が豹変し、次々と汚い言葉を放つ。 リーダーであるゼルギウスに好意を抱いている。 ゼルギウスを振り向かせるためにエド達を倒そうとするが、力を使いすぎて消滅した。 レオニード 声 - ヴェルザの一族を束ねる四神官の一人。 通称「氷塵のレオニード」。 腹に鮫の印を持った氷を操る神官。 美形だが、オカマ口調でナルシストな性格。 醜いものを嫌い、相手よりも優位に立ちたく思っている。 エド達との戦いで印が暴走したところソフィによって印を消され救われる。 ギルベルトが印を消す方法を見つけたことを知るとゼルギウスのやり方に疑問を抱くが後でやってきたクレイギンによって射殺される。 ゴドー 声 - ヴェルザの一族を束ねる四神官の一人。 通称「地裂のゴドー」。 犀の印を持った大地を操る神官。 4メートルを超える巨体を持ち、その体格から凄まじい馬鹿力を誇る。 知能はほとんど持ち合わせておらず、会話すらロクにできない。 しかし、ジャニスの命令に対しては従順である。 エド達との戦いで印の力を使いすぎて消滅した。 イルゼ・ベルクマン ゲームノベライズ版のみ登場。 かつての四神官「聖風のイルゼ」。 ソフィの母親。 ギルベルトに並ぶ力を持ち癒やしの力を持っていた。 ソフィを産んだ時はすでに弱りきっており死に瀕したが、生まれたばかりのソフィが自分を救うため力を使い昏睡状態に陥ったので、ヴェルザの遺髪を使いソフィをヴェルザの器とすることで生きながらえさせた。 鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲 [ ] アストン・マーティンス中佐 「雷霆」の二つ名を持つ国家錬金術師。 刀剣マニアの居合いの達人。 29歳。 侍かぶれであり一匹狼の歌舞伎者。 勘違いが非常に多く、聞きかじった程度の知識や武士道をひけらかすため、周囲にあまり話を聞いてもらえない。 左肩に刺青がある。 刀を媒介させ電撃を操る攻撃を得意とする。 実力は確かだが、女好きで素行が悪すぎるあまり刑務所に収監されていた。 イシュヴァールの内乱で、当時盟友であったセラフィ・ロイスを戦死と見せかけ脱走させたが、そのセラフィが後に反乱を起こしたため、その罪滅ぼしから、エド達の攻撃で弱ったセラフィのキメラ「ブリストル」に特攻を仕掛け、相討ちとなり殉職した。 18歳。 通称「コニィ」。 亡き兄のような国家錬金術師を目指していた少女。 二つ名の「調律」はその兄の物でもある。 座右の銘は「錬金術師よ、大衆のためにあれ」。 温室育ちのために天然ボケに見える一面があるが、曲がったことを許さない強い正義感を持つ。 また行方不明になったアストンの安否を気遣ったり兄弟の過去を知り涙ながらに応援するなど心優しい一面を見せる。 リオールからセントラルに向かう列車の中でバルドに襲われ、人質になったところを同乗していたエルリック兄弟に助けられる。 その後、国家錬金術師資格試験を受けるが失敗。 しかし、彼女の才能に期待するエドの計らいでキメラ事件の解決と引き換えに大総統から再受験の許しを貰い、見事合格し兄と同じ「調律」の名をもらう。 趣味でもあるダーツを武器とし、また錬金術の中でも難しいとされている治癒錬成を扱える。 同作品の続編に当たるゲーム『鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲』でも登場し、国家錬金術師試験の査定のためにセントラルを訪れている。 コニィの兄。 合成獣の権威だが、本来の専門分野は医療用錬金術。 自らの肉体を他のモノと融合できる能力を持つ。 イシュヴァール殲滅戦に参加していたが、マーティンスの助けにより逃亡。 その後「リンカー」と名を変え、軍部への復讐のためキメラ事件を起こす。 元は心優しい人物だったが、自らの記憶を代価に何らかの錬成を行ったために人格が変わり、また妹のコニィのことも忘れてしまった。 最期はエド達を倒すために自分の魂を代価として、居住していた城と融合したが敗北。 コニィに看取られ、静かに息を引き取った。 ランディ・ローバー 錬金術師。 25歳。 貴族出身だが、内乱により貧乏貴族になっている。 死にかけた時にリンカーに助けられた経験がある。 自身の筋肉を硬化する錬金術が使える。 趣味はスポーツとヒップホップ。 大ボケキャラで惚れっぽい。 アームストロング少佐と奇妙な友情が生まれている。 ゲーム『鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲』にも登場。 ケイト・ラム 錬金術師。 小さい時から人形と遊んできた少女。 16歳。 リンカーとランディとは友達の仲。 錬金術で動く人形が作れる。 両親は内乱で亡くなっている。 アルのことを「ヨロイ君」と言って慕っている。 回避率が高く並みの攻撃ではかわされてしまう。 ゲーム『鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲』にも登場。 ダート・ダイムラー 錬金術師。 武器商人。 弱腰の老人。 趣味は造った物で人を脅かすこと。 元犯罪者であるのか逃亡生活を送っている。 最期はクセルクセス遺跡でリンカーに殺された。 ブリストル 合成獣。 ダイムラーが練成に失敗して誕生した合成獣。 普段はダイムラーのケースの中にいる。 最期はアストンの特攻により灰燼に帰す。 ゲーム『鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲』にも登場。 鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲 [ ] クラベス・ファゴット 元国家錬金術師。 合成獣の研究を行い、単に人語を話すだけではなく人格や感情を備えた合成獣の錬成に成功する。 実験中の事故で使用人夫婦(ヴィオラの両親)が死亡。 さらにその娘兼助手でもあるリラ(ヴィオラの妹)の恋人・リュートに治療と唆され彼女を合成獣化してしまう。 クラベス本人は今もこの実験を非常に悔やんでいるが、この件により国家錬金術師資格を剥奪され、その後、東方司令部北東の洋館で一人暮らしを始める。 クルス遺跡でエド達に追い詰められた際には無実を主張。 その後、真の黒幕であるリュートのからヴィオラを庇い、死亡した。 ヴィオラ・アモーレ 機械鎧整備士。 22歳。 気のさっぱりした姉御肌な性格で同じ村の人間からも慕われている。 行方不明となった妹・リラの手掛かりを探っている。 また、家族を奪われたことから、国家錬金術師を憎んでいる。 各地で多発する爆破事件に必ず姿を見せており、爆破事件に関わる組織と接触していたことから、捜査を行うことになったエド達にとっては容疑者となる。 エド達が真相を確かめるために直接対面した後、誤解が解けて事件捜査メンバーとして力を貸すことになった。 戦闘では爆弾やバズーカを使いこなす。 同じ機械鎧整備士であるウィンリィとはすぐに打ち解け、非常に仲良しな親友になった。 リュート・D・ザクソフォン 元軍人。 錬金術師。 ヴィオラの妹・リラの恋人。 リラを介してファゴットを利用し、ブリストル等の強力な合成獣や合成獣人間を錬成し、実験事故の際には治療と称してリラを合成獣にしてしまった。 そしてそれらの罪はファゴットに被せ、自分はレグロタリアでのうのうと探偵業を営み、自らが首謀者である爆破事件の捜査まで行っていた。 エド達がファゴットに疑惑をかけると捜査メンバーから脱退。 その後、偽の賢者の石を使用した代償として変わり果てた姿でクルス遺跡に現れる。 その後、研究所に篭りエド達と決戦を繰り広げるが敗北。 ヴィオラを通してリラの最期の告白を聞き届け、ヴィオラに看取られつつ息を引き取った。 脚注 [ ] []• 2004年5月号 水島監督のコメントより• 『』2006年8月9日放送• 2005年『月刊少年ガンガン』11月号掲載「ベストシーンランキング」• 2005年アニメディア6月号「キャラ紹介」• 由来はの運命の女神・より。

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鋼 の 錬金術 師 スカー

少年漫画の王道「週刊少年ジャンプ」の有名な三大原則が「友情、努力、勝利」。 少年たちをハラハラさせつつも、彼らが夢が持てるような作品こそが王道なのです。 しかし荒川弘はその三大原則と『鋼の錬金術師』を比較し、「逆」だと語ります。 最初に頭に浮かんだ物語のイメージに子供が少ないことから主人公は友達が少ないだろう(笑)、ということは「友情」は無理。 努力は最初から100%でスタートするので、過程がないから書けない。 じゃぁいっそのこと勝利も無くしてしまおうということから物語が膨らみ始めたんだそうです。 荒川弘いわくストーリーは「ぐだぐだ」。 確かに敵に勝ってスカッとするストーリーではなく、主人公や相手が逃げたり、悩んだりと分かりやすい展開はありません。 しかしだからこそ本作は大人の心にも響く大ヒットとなったのではないでしょうか。 荒川弘は生死、戦争、欲望などのキーワードから「人間の罪」を描いたと語ります。 9年もの連載期間中、彼女はずっと「生きるとは何か」ということを考え続けたそうです。 書ききれなかった内容も「ユリイカ」本誌にまだまだ盛りだくさんなので、さらに「ハガレン」の世界を知りたい方はぜひそちらもご購入してみてください。 錬金術という、一見魔法のような力を使えるようになったふたりですが、実はこれには重要な「等価交換」という原則があります。 無から有を生み出しているようにみえる錬金術は同じだけの質量、価値があるものとの交換をしているだけなのです。 なのでその場に何かを錬成するためには、それに見合うものが自動的に「扉の向こう側」へ「持って行かれ」ます。 この法則は残酷なまでに分かりやすく、過不足がありません。 荒川弘は等価交換はバブル以降の社会の原理だと語ります。 市場での価値が正しく、時には無情に評価されるようになった現代。 そこに読者が容易に想像できる恐ろしさがあるのではないでしょうか。 そしてこの等価交換でアルの体を取り戻そうと、エドたちは代価にするための「賢者の石」を探す旅に出るのです。 登場人物1:むき出しで生きる主人公【エド】 母親を生き返らせたい。 そんな子供の無邪気な願いから禁忌である人体錬成をしてしまったエドとアル。 「等価交換」の法則に従い、母親の代わりにアルは存在すべてを「向こう側」に持っていかれてしまいます。 しかし錬成で出来上がった母親はバケモノのような見た目で、まったく違うものでした。 自分の手と足を代価にして、エドは何とかアルの魂だけを取り戻します。 父親が不在がちで、幼くして母も亡くし、五体も満足でなくなってしまったふたりは旅の途中でも様々なものを奪われていきます。 その度に迷いながらもアルの体を戻すための「賢者の石を探し続けるのです。 そして最終的にエドは自分の「アイデンティティー」とも呼べるものを手放し、アルのための等価交換に挑みます。 それは今まで彼の全てを支えてきたともいえるもの。 目から鱗が落ちるような衝撃の結末です。 漫画『鋼の錬金術師』考察2:1話から最終回まで続く、主人公たちの「罪」<生命の操作> この物語の始まりによって、ところどころにギャグが挟み込まれるので重すぎないのですが、作品全体に終始、言葉に表し難い、簡単には触れられないものを扱っている緊張感があります。 この物語の設定、テーマは荒川弘が農家の出身だったことと関係があると、彼女自身が分析しています。 荒川が実家にいた頃はクローン牛の研究が盛ん担っていた頃だそうで、彼女の地域はその最先端を行っていたところだったそう。 そもそも酪農家が「自分たちの都合で牛たちを産ませて、自分たちの都合で殺して肉にしてしまう」「生かして殺す商売」だと語る彼女。 そのことから普通の人よりはクローン牛を目の前にしても生命を操作することに禁忌感はなかったと言います。 しかし、クローン牛の生後1週間前後での死亡率がなぜか高いことなどから、なにかしら自然に反しているのだろうという違和感も感じていたそうです。 荒川は「そういう技術のすごさと怖さを物語で表してみたくて、ああいう設定を思いついたのかもしれません」と振り返ります。 エドとアルが命のことを考え続けるのはふたりの生い立ちや禁忌を犯したことにもありますが、序盤でのある出会いがきっかけでもあります。 それはニーナという少女とタッカーという錬金術師との出会いでした。 ちなみに「ハガレン」でも随一のトラウマエピソードとして話題にあがるこの話ですが、荒川は打ち切り覚悟で臨んだようです。 それ以前にエドの足の断面に骨が見える塗り方をしたものを編集長がこのままあげるか悩んだということもあり、そのようないわゆる「えげつない」表現については完成させる前に踏みとどまっていたそう。 幸い?担当編集にも必要な話だ、という言葉をもらって今この話が私たちの目の前にあるのですが、当時の荒川本人も、編集部も英断だったのではないでしょうか。 一読者としてはとても考えさせられる、意味のあるエピソードを読ませてもらったと感じます。 登場人物2:「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」【ニーナ、タッカー】 序盤に登場するニーナという少女ですが、最終回でアルは彼女についてこう言います。 「その子をずっと忘れる事ができません」(『鋼の錬金術師』1巻より引用) 彼女との出会いは5話でのことです。 ふたりが出会ったのは合成獣(キメラ)の権威として有名な錬金術師・タッカー。 彼はかつて人語を理解するキメラの合成に成功したものの、それ以降結果が出ず国家錬金術師としての資格がなくなりそうになっていたところでした。 タッカーはその時研究に熱心になりすぎたせいで妻に出て行かれ、今はニーナという娘とふたり暮らしだと語ります。 彼の家に勉強に来たエドとアルですが、大きな家で遊び相手もおらずに寂しそうにしているニーナを見て一緒に遊んであげます。 ふたりをお兄ちゃんと呼び、愛犬のアレキサンダーとともにみんなで遊ぶ彼女は本当に楽しそうです。 しかしそんな平和な光景の影では、タッカーが資格剥奪の恐れに追い込まれていました。 そして翌日、エドとアルが家に行くとそこには何とか期限までにキメラの合成に成功したと安堵しているタッカーがいました。 人間の話す言葉を真似て、確かに話ができるキメラは、ふたりを見てこう言います。 「えど わーど えどわーど お にい ちゃ」(『鋼の錬金術師』1巻より引用) ……エドはタッカーに妻が出ていったのはいつかと聞きます。 それはタッカーが初めて人語を理解するキメラの合成に成功したのと同じ2年前。 そのキメラはひと言「死にたい」と言って餌を食べずに死んでいったそうです……。 「ニーナとアレキサンダーどこに行った?」と睨むエドに、タッカーはこう返します。 「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」(『鋼の錬金術師』1巻より引用) そして悪びれもせず、母親を生き返らせようと禁忌を犯したふたりと自分は何ら変わりないと言うのです。 時には神のようだ、時には悪魔のようだと表現される錬金術師ですが、エドとアルはそんな力を持っていても目の前の女の子の助け方すら分からないことに苛立ちます。 それでもふたりはまた旅を続けるのです。 漫画『鋼の錬金術師』考察3:身近で、人間であらざる敵<欲望> 荒川弘は人間は善悪はっきりと表現できるものではなく、両方が混ざり合った存在ではないかと語ります。 そしてこの作品で力の使い方を間違えるとどうなるかを描くことで「人間の罪を提示したかった」そうです。 そしてホムンクルスは人間の罪を提示する存在なので、彼らと私たち人間の境目はますます曖昧になっていきます。 それぞれの生き様を持つ彼らに感情移入する読者も多かったのではないでしょうか。 このホムンクルスたちに対する認識も、荒川の実家での経験がもとになっているようです。 そもそも彼女はペットと家畜の差は何だろう、と考えることが多かったよう。 牛でも馬でも食用とペット用がいて、「中身は同じなのになんで?」と不思議だったと言います。 彼女が語るように、そこには本質的な差も、明確な縁引きもなく、私たちのあいまいな感覚に委ねられています。 荒川は「私はあくまでも自分がこう思っているということを出すだけで、人間の定義とかそういう線引きはみんながそれぞれ自分の経験や情報を元にすればいいと思うんです」と言います。 確かに「ハガレン」では登場人物も、設定上も、ホムンクルスと人間の明確な差は語られていません。 彼らも迷い、その時々の感情に左右されて判断しているように見えることもあります。 間違った方向に進み続けるお父様、自己中心的ながらもそれぞれ芯の通った生き様を貫くホムンクルスたちには、人とは何なのか、どうあるべきなのかを考えさせられます。 登場人物3:神になりたかったフラスコの中の小人【お父様】 500年ほど前、奴隷でまだ名前がなかったエドの父親・ホーエンハイム。 奴隷たちを使って実験していたある錬金術師はホーエンハイムの血を使って偶然に生まれたのが「フラスコの中の小人(ホムンクルス)」でした。 それは生まれながらにして全知の存在ではあったものの、フラスコの中に閉じ込められていることを不満に思っていました。 そして不老不死を目論むクセルクセス国王との接触を機に肉体を得ることを画策し、ホーエンハイムを除く錬成陣の中のクセルクセス全国民の命を代価として賢者の石を生成。 さらにその半分を代価としてホーエンハイムにそっくりな「容れ物」を錬成してその中に入ります。 自由な体を手に入れた彼は「完全な存在」になることを望むようになります。 そして「扉の向こう側」の情報こそが神だとしてその力を手に入れようとするのです。 そのためにそれぞれの「扉」を見て生きて帰ってきたことのある錬金術師たち5人分の「扉」を干渉・反発させることで生み出されるエネルギーによって、それらとは比べ物にならない情報量を持った「惑星の扉」を開き、その中にいる神を賢者の石の力によって自分に繋ぎとめようとします。 当初はクセルクセス国民によってつくった賢者の石の半分をホーエンハイムに渡し、「血を分けた家族」と読んでいた彼ですが、自分の感情を切り離してホムンクルスたちをつくり、お父様を呼ばれ始めた頃から変わり始めてしまいます。 神になりたいと思ったフラスコの小人はどんな最後を迎えるのでしょうか。 登場人物4:人間の業を体現する【ホムンクルス】 と、ここまでかなり真面目な話が続いて疲れた読者の方も多いかもしれませんが、ここからは少し休憩。 人気のホムンクルスたちについての荒川の設定作りについての裏話をお話しします。 言葉を選ばずに言ってしまえば、ホムンクルスたち、彼らの設定への気持ちが軽い(笑)わざとそう語っている部分もあるのかもしれませんが、それが読んでいて面白いのです。 それぞれの「ユリイカ」紙面からうかがえる彼女は冷静で合理的な面と、大ざっぱに感覚で(経験からくる理由のあるものだと思われますが)ガガガッと進める面があります。 もしかすると、ホムンクルスは彼女のラフな面でディテールがつくりこまれた人物たちなのかもしれません。 はじめから7人まとめて設定してたというホムンクルスは、固定的な設定は無かったよう。 全員シルエットでわかるようにしようとしていただけで、造形は決まっておらず、途中で「別に人型じゃなくてもいいんじゃない?」と思ってセリムやブラッドレイが固まっていったそうです。 そして能力も話に即して考えていったというのだからすごい。 それが成せるのは荒川がホムンクルスたちとの追いかけっこを彼女自身も楽しみながらしていたことも要因のひとつのようです。 本作では敵側にバレないようにエドたち、大佐たちが伝達や暗号でやりとりしており、それがとてもかっこいいのですが、荒川も作り手ながらハラハラしながら展開を進めていたそう。 「ホムンクルスがどこで見ているかわからないので、どうやったらバレずに伝えられるのかなと色々考えながら『バレませんように』とびくびくしながら描き進めて、あー、ホムンクルスにバレなかった、良かったみたいな」と語っています。 彼女のこの言葉だけで作品を楽しんで描いている様子が目に浮かぶようです。 作者だから当然なのですが、物語を一番初めに、そして最も臨場感を持って見られるというのがうらやましく感じてしまいます。 また、それぞれのホムンクルスたちへの気持ちも読んでいて面白いもの。 グラトニーについては「いちばん純粋だったかもしれないですね。 食べたいという欲望だけで悪気はない」と評します。 アルたちと成り行き上共に行動することになった時は「確かに協力でもないし、仲間でもない、でも敵??みたいに二人が連れ立っているのは描いていて楽しかったですね」と語り、エドとアルの兄弟感にも繋がるドライだけど信頼や利害で繋がった強い関係が好きだということをうかがえました。 そんな風に俯瞰で見られるキャラもいれば、かなり感情的になってしまった人物もいるらしく、それがエンヴィー。 「エンヴィーは、本当はけちょんけちょんに消し炭にしてやろうかと思っていたんです。 だけど1巻から積み重ねてきたほかのキャラクターたちが止めに入って。 私としては大佐と同じように、よくも殺したな!っていう気持ちがヒューズの死からずっとあったので、23巻のあたりでは完全にマスタングにシンクロしていたんです」というほど。 その言葉からは、あの時のマスタングの怒りのシーンがフラッシュバックし、どうりで彼の怒りに迫力があったはずだと納得しました。 しかし最も意外だったのがブラッドレイ。 「大統領はラスボスみたいでしたね。 もうこいつラスボスでもいいや、と思いながら描いてました」というノリでのラスボス決定だったようで、拍子抜けして少し笑ってしまいます。 漫画『鋼の錬金術師』考察4:欲望と欲望がぶつかりあうもの<戦争> お父様が命じて、ホムンクルスのひとりである「嫉妬」の化身であるエンヴィーが軍将校に変身してイシュヴァール人の少女を射殺したことが引き金でした。 当初は普通の内乱鎮圧と同じように対処されましたが、イシュヴァラ教の武僧の強さや秘密裏に行われていた隣国からのイシュヴァール地方への援助によって長引き、アメストリス国は錬金術師たちを投入し、鎮圧ではなく殲滅戦へと発展したのです。 荒川弘はこのイシュヴァール戦編を描くにあたって戦争体験者にインタビューをしたそう。 その中で印象に残っているのが「生き死にというのは、生き残るべくしてどうこうというのではなく運です」という言葉だと言います。 人から始まったものなのに、いつしか人の手の届かないところまで暴走してしまう戦争を通し、登場人物たちも迷い、悩みます。 登場人物5:当初は死ぬ予定だった!?【スカー】 兄や同胞を殺された恨みから錬金術師だけを狙って殺し続ける、イシュヴァール人の傷の男・通称スカー。 彼は復讐を決めた時に自分の名は捨てたらしく、作品には本名は一度も出て来ません。 荒川弘いわく設定として本名はあるものの秘密だそうです。 スカーは復讐をしながら新たに復讐の芽を育ててしまった人物。 実は彼はエドたちの幼馴染であるウィンリィの両親を殺してしまったのです。 イシュヴァール殲滅戦の最中に現地の人たちを治療していたウィンリィの両親。 しかし治療されていたスカーは自分の腕が兄の腕になっており、外の景色が惨状になっているショックから我を忘れ、アメストリス人であるウィンリィの両親に敵兵士の面影を重ねてしまうのです。 彼の腕は命を落としそうな兄が錬丹術を引き継いでほしいという思いから彼に移植したもので、ウィンリィの両親はただ治療をしていただけ。 悲しい勘違いから悲劇が起こったのでした。 物語の途中でウィンリィとスカーが出会ってしまった時、そんな事情を知ってしまった彼女からスカーは銃口を向けられます。 その時にかつて師匠に言われた言葉を思い出すのです。 「世の理不尽な出来事を許してはいかん 人として憤らねばならん だが堪えねばならぬ」(『鋼の錬金術師』7巻より引用) しかし「殺す」ということができなかったウィンリィと、彼女を止めたエドによって難を逃れます。 その後ウィンリィと再会した時、ウィンリィは負傷したスカーの手当てをします。 黙々と包帯を巻く彼女を見て、スカーは「許すのか」と尋ね、こう返されるのです。 「勘違いしないで 理不尽を許してはいないのよ」(『鋼の錬金術師』18巻より引用) その時スカーは初めて師匠が言った言葉の意味を理解します。 実は当初スカーは途中で亡くなる設定だったそうです。 しかし設定的にイシュヴァール人が少なってきているので物語世界で文化や宗教が絶えてしまうことを懸念したことと、彼個人として、まだ「生きてやることがある」と思ったことから最後まで生き残ることになったのだとか。 師匠の言葉を理解して今までの自分の行動の意味が分かった彼は最後にどんな道を歩んでいくのでしょうか? 『鋼の錬金術師』を漫画原作で読もう!.

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鋼 の 錬金術 師 スカー

この項目では、荒川弘の漫画作品について説明しています。 からにかけて放送されたアニメについては「」をご覧ください。 からにかけて放送されたアニメについては「」をご覧ください。 2017年12月に公開された実写映画については「」をご覧ください。 - プロジェクト ポータル 『 鋼の錬金術師』(はがねのれんきんじゅつし)は、によるの作品。 また、それを原作とした派生作品。 『』( )にて、2001年8月号から2010年7月号まで連載された。 全108話。 同年10月号には番外編が掲載された。 略称は、『ハガレン』等。 累計売上部数は2017年11月の時点で全世界7000万部を突破 、スクウェア・エニックス発行のコミックスとしては最高記録となる。 連載終了から7年後にあたる2017年6月12日更新分からにてリバイバル連載がスタートした。 概要 錬金術が存在する架空の世界を舞台とした(作品の帯などでは「」であるとされる)。 物語の世界は、の期のを題材にしている。 ダーク・ファンタジーがテーマとなる漫画作品であるにも関わらず、世界観などの雰囲気が暗くなりすぎないイベントシーンなどに評価が高く、コミックスは7000万部以上を売り上げるなど、により主要作品を次々と失って低迷していた『』の売上・発行部数にも貢献し、連載終了後は月刊少年ガンガンの発行部数が大幅に急落するなど、反響が大きかった作品ともいえる。 また、連載終了時点で『月刊少年ガンガン』の連載中作品の中では最長連載された作品である。 最終回が掲載された2010年7月号は、通常の2割増しの発行部数であったにもかかわらず完売(スクウェア・エニックス発表)したため、最終回が同年9月号にも再び掲載されるという異例の事態となった。 公式でもよく用いられる略称は「 ハガレン」。 また、英語版タイトルの「Fullmetal Alchemist」(2009年アニメシリーズの副題にもなっている)の頭文字を取って「 FA」、「 FMA」と呼ばれることもある。 「Fullmetal」という語は和製英語であり、本来は「Full Metal」と分けて表記する。 作者がリハビリセンターの交通整理のアルバイトをしていた時に得た の知識や、 等価交換の概念などが、『鋼の錬金術師』の源流となっている。 作中において、「死生観」や「人間の定義」が大きく取り上げられているが、これは作者自身が幼少の頃から、動物の生き死にや問題を見てきていることと、幼馴染が目の前で亡くなったことが大きいとインタビューで答えている。 ストーリー アメストリス国の片田舎 リゼンブールに生まれ育ち、高名な錬金術師 ヴァン・ホーエンハイムを父親に持つ兄の と弟の の エルリック兄弟は錬金術師としての才能を開花させていく。 だが、父の失踪後は女手一つで兄弟を育ててきた最愛の母親 トリシャは病に倒れて帰らぬ人となった。 兄弟は旅行でリゼンブールを訪れていた イズミ・カーティスが錬金術で水害から人々を救う姿に惹かれ、彼女に弟子入りを懇願する。 厳しい試験と合格後の過酷な訓練で実力を磨き上げる。 だが、それには重大な目的が隠されていた。 母親の死を受け入れられない兄弟は、錬金術における最大の禁忌 人体錬成で母トリシャを蘇らせようと考えていた。 だが、錬成は失敗。 エドは左脚を、アルは自らの身体全てを失ってしまう。 エドはアルまでも失うことを恐れ、自身の右腕を代価として父のコレクションの甲冑にアルの魂を定着させることに成功する。 だが、生きる目的を失ったエドは廃人同然となり、アルは何も感じず、眠れぬ体に苦悩する。 二人は父の親友で 機械鎧(オートメイル)技師の ピナコ・ロックベルに保護され、幼馴染みの ウィンリィ・ロックベルと共に暮らすことになった。 そんなとき、 国家錬金術師で 焔の錬金術師の二つ名を持つ ロイ・マスタング中佐が副官の リザ・ホークアイ少尉を伴って兄弟を訪ねて来る。 天才錬金術師として噂のエルリック兄弟をスカウトしに来たのだった。 だが、聡明なマスタングは死んだ目をしたエド、鎧姿のアル、そして彼らの自宅の惨状を目の当たりにしてなにがあったかを理解。 エドの愚行を責めつつ、自身とアルの体を取り戻す気があるなら自分を訪ねてこいと言い残して去って行く。 「元の体を取り戻すため軍の狗として生きる」覚悟を決めたエドは過酷な手術の末、失った右腕と左脚に機械鎧を装着。 ウィンリィは専属技師となってエドを支える決意をする。 12歳になったエドはリハビリの後、国家錬金術師の資格取得に赴く。 人体錬成の際に 真理の扉を目の当たりにしたエドは師イズミと同様に 錬成陣無しでの錬成術(手合わせ錬成)を身につけていた。 大総統 キング・ブラッドレイの眼前でその技を披露したエドは合格し、ブラッドレイから二つ名 鋼を授かる。 国家錬金術師の証である 銀時計を手に帰省したエドはアルと共に自宅を焼き払い、絶大な力を持つという 賢者の石に肉体を取り戻す可能性を求め、ウィンリィとピナコに別れを告げる。 こうして 鋼の錬金術師となったエドとアルの旅が始まるのだった。 やがて二人の壮絶なる旅は様々な事実を明らかにしていく。 「人体錬成の域まで錬金術を極め、真理の扉に到達した者たちを 人柱としてアメストリス国そのものを錬成陣とする賢者の石錬成が準備されている」こと……。 エルリック兄弟はイズミ夫妻、ホーエンハイム、ロイ・マスタングと彼の部下たち、マスタングの元上官 グラマン中将率いる東方軍、 豪腕の錬金術師・ アレックス・ルイ・アームストロング少佐とその姉で ブリッグスの北壁こと オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将率いる北方軍、 シン国の皇子 リン・ヤオと二人の従者。 リンが宿すことになった 強欲(グリード)、シンの皇女で 錬丹術の使い手 メイ・チャン、軍の実験で キメラにされた4人の元兵士、そしてウィンリィの両親の仇であり、兄弟の宿敵で復讐に生きるイシュヴァールの武僧 傷の男(スカー)と彼が集めたイシュヴァール難民……といった協力者たちと共にホムンクルスの野望を挫く決戦の日へと向かうのだった…。 登場人物• - 主要人物とそれに関わる人物の解説。 - 登場人物たちの解説。 用語 登場する暦は、特別な記載が無い限りアメストリス国で使われている大陸暦である。 錬金術関連 錬金術 物語の世界において、発展した技術及び学問。 物質の構成や形を変えて別の物に作り変える技術とそれに伴う理論体系を扱う学問である。 科学的であるかのような用語も登場するが、作者自身がコミックス1巻で「こんな錬金術があるかい」とコメントしている通り、現実におけるとは一部の用語が共通する以外は全く関係がなく、むしろに近い。 基本的にまず錬金術を行使するには 錬成陣と呼ばれる魔法陣のような物が必要である。 これにエネルギーを流すことによって術が発動する。 魔法に近く万能に見える面もあるが、いくつか制限がある。 その基本は 等価交換であり、無から物質を作り出したり、性質の違う物を作り出すことは不可能。 そのため、必ず原材料となる物が必要であり、その物質の構成元素や特性を 理解し、物質を 分解、そして 再構築するという3つの段階を経て完了する。 ただし、構築式に誤りがあったり、対価以上の物を錬成しようとすると失敗し、時に リバウンドと呼ばれる現象が起きる。 リバウンドが起きると術者に多大なダメージを及ぼす。 この仕組みは高度な理論に基づいており、学べば誰でも使えるという物ではない。 さらに、仮に使えても術者の力量による面が大きく、高度な術式を使える者は多くない。 盗作や乱用を防ぐために自らの研究成果を秘匿するのもその一因である(例えば、エドは一見すると旅行記に見える暗号で研究成果を記録している)。 錬金術は地殻変動のエネルギーを利用しているが、実際には「お父様」がアメストリスの地下に張り巡らせた賢者の石が術者と地殻エネルギーの間にワンクッション挟まり、錬金術を制限している。 このため、「お父様」の意思で錬金術の行使を封じることが可能である。 技術研究に限界は無いが、禁忌と呼ばれる研究分野や国家錬金術師に課せられる3つの禁止行為などがある(詳しくは「国家錬金術師」の項を参照)。 錬丹術 シン国で発展し、医療方面に特化した錬金術。 研究自体は古来より存在していたが迷信に近く(現実世界におけるに近い)、今日の発展は数百年前にシン国にやってきた、「西の賢者」が錬金術の技術を伝えることによってもたらされた。 もともと同一の基礎理論から成り立っているため、等価交換の原則や錬成陣を必要とするなど、基本的に錬金術と同じである。 ただし、その錬成の際に必要なエネルギー源は、大地や生物の内にある 気の流れ(大地の場合には「龍脈」とも呼ばれる)を利用しているという点が大きく異なる。 これを利用すると、アメストリスの錬金術には無い遠隔錬成も可能となる。 ただし、気の流れが絶たれている場所では不可能であるうえ、錬金術と同様に失った腕などは復元できない。 錬金術とはエネルギー源が異なるため、「お父様」による錬金術封じの影響を受けない。 等価交換 錬金術における最も根本的な原理。 特に「無から有は作れない(何かを得るには同等の代価が必要)」という点は錬金術に関わらず思想信条として出てくる場合もあり、重要なテーマともなっている。 大きく以下の2つに集約される。 質量保存の法則 原材料と錬成の生成物の質量は同じでなければならない。 故に無から有は作れない。 自然摂理の法則 原材料と錬成の生成物は同質の物質でなければならない。 例えば、水から石を作り出すことはできない。 ただし、作中では現実のも登場している一方、架空の「」や「」なども理論体系として存在している。 このため、例えばボタ石を金塊に錬成してしまう なども可能で、現実の科学とは全く異なることに注意が必要である。 錬成陣 錬金術および錬丹術を行うために必要なサークルで、に近い。 円形が基本であり、これは力と時間の循環を示す。 これに 構築式を組み入れることで初めて錬成陣として機能する。 錬成陣は絵や文字が記述されていたり、あるいは複数の陣を組み合わせたものなど多種多様で、たとえ同じ効果を持つ陣であっても違いがある。 錬成陣は錬金術師たちのいわば研究成果であり、特に高度な錬金術師ほど、簡潔な錬成陣で複雑な錬成が可能。 また錬成陣の用意も、使うたびに記述する者や、あらかじめ装具(手袋など)に描き込んでいる者、手や体に直接刻む者など様々である。 例外的にエルリック兄弟やイズミのように「真理」を見たことで、錬成陣を必要とせずに錬金術を発動できる場合もある(通称「 手合わせ錬成」)。 この場合、両手を胸の前で合わせる独特のモーションで術を発動させる。 これは術師自身が構築式を兼ねており、合わせた手を円に見立てることで錬成陣を代価しているからである。 なお賢者の石を使う場合には、石自体が莫大なエネルギーと構築式を内蔵しているため錬成陣が不要であり、かつ手を合わせるなどの動作も不要である。 「パーフェクトガイドブック」での作者インタビューによると、作者がかつてアシスタントを務めていた漫画家・の漫画作品『』をベースにした部分が少なからず存在するという。 賢者の石 「等価交換」の原則などを無視した錬成が可能になる幻の術法増幅器。 その形状は石(固体)とは限らず、「哲学者の石」「天上の石」「大エリクシル」「赤きティンクトゥラ」「第五実体」「鮮血の星」など、様々な別称が存在する(赤色なのは共通)。 また本物は壊れることが無い完全な物質とされる。 基本的な設定は一般的なの設定に準じている。 その正体は複数の生きた人間を対価に錬成される、魂が凝縮された高密度のエネルギー体。 石その物に莫大なエネルギーと構築式が内包されているため、代価はおろか錬成陣すら必要とせずに錬金術を行使できる。 さらに「真理の扉」を開ける際にも石を代価とすることで「通行料」を払う必要が無くなる。 ただし、伝承と違い、どんなに魂が詰まっていても使用すればその分だけ内包される魂(エネルギー)は減り、最後には壊れてしまう。 また、製法に通じた術者であれば錬金術を使って「壊す」事も可能である。 錬成には円と五角形を組み合わせた錬成陣を用い、より大きな錬成陣を用いる際には単純に対価となる人間を円の中に入れるだけではなく、いくつかの交点で多くの人の死が必要となる。 「血の紋」とは国土錬成陣におけるこの交点のことである。 マルコーは賢者の石を破壊する術を発見し、エンヴィーの石を破壊している。 人体錬成 人間(人体)またはその一部を錬成する錬金術。 未だ成功例が無いと言われる錬金術であり、錬成そのものが 禁忌として扱われている。 国家錬金術師に課せられる制限「人を造るべからず」にも抵触するが、これは合成獣に関する「人間と生物を代償にする錬成」も含まれる。 通常、単に人体錬成といえば、特に死者の復活を目的として、人体を構成する元素や物質を基に錬成を行うことを指す。 錬金術において、人間は肉体・魂・精神の3つから成るとされており、これらを錬成できれば母胎に頼らず人間を生み出せるという理屈である。 しかし、実際には構築式が複雑になるために研究自体が非常に高度であり、仮に一定の成果を得て人体錬成を行っても確実にリバウンドが起こる。 リバウンドが起こると「真理の扉」に飛ばされ、「通行料」として術者の身体の一部ないし全部を奪われる(詳しくは真理の扉の項を参照)。 ただし、肉体・魂・精神のうち、どれか1つだけなら錬成に成功した例がある。 存在しない物を錬成することは原理上不可能であり、そのため、すでに存在しない死者や身体の一部を錬成することは初めから不可能である。 したがって、人体錬成はどのような構築式を持ってしても錬金術の範囲をオーバーし、必ずリバウンドが発生する。 逆に既存の物体を錬成することは可能であり、作中ではエドワードが自らを代価として、一度分解・再構築して人体錬成を成功させている(この場合も「真理の扉」には飛ばされ、「通行料」も必要である)。 人造人間に関しては、「お父様」が錬成に成功している(詳しくはホムンクルスの項を参照)。 エルリック兄弟の目的であるが、錬成が不可能であると知った後は身体を錬成するのではなく、「真理の扉」に残された身体を引っ張り出す方向に研究を変える。 ホムンクルス 錬金術によって生み出された人造人間。 作中では「人造人間」に「ホムンクルス」とルビが振られている。 現実の錬金術におけるの設定も登場するが、作中に登場するを冠した名を持つホムンクルスたちはこの作品オリジナルの設定であり、ここではそれについて説明する。 傲慢(プライド)、 色欲(ラスト)、 暴食(グラトニー)、 嫉妬(エンヴィー)、 強欲(グリード)、 怠惰(スロウス)、 憤怒(ラース)の7名からなり、これらは「お父様」から生み出される賢者の石を核とする存在である。 身体のどこかにウロボロスの印があるのが特徴。 「お父様」の計画のため、アメストリス国内を暗躍し、エドワードたちと戦うこととなる。 生まれてからすでに完成した人格や豊富な知識を備えているうえ、それぞれの名(業)に関係する性格、行動原理を持つ。 個々によって程度の差はあるが、人間を愚かな存在と軽蔑し、ホムンクルスを人間よりも優れた存在と見なす。 「お父様」に対して、愛情を持ち忠誠心も高いが、グリードのように与えられた業に忠実であるがために離反する場合もある。 身体的特徴として「賢者の石」に内包された魂の数だけ命があり、大小問わず外傷を受けても瞬時に復元され、致命傷を受け死亡したとしても魂のストックの分だけ再生する。 これとは別に、エンヴィーやプライドは「賢者の石」を直に破壊された場合、別の姿になった。 命を限界まで使い果たした場合でも、可能なら魂のストックを補充することで元の姿に戻ることができる。 しかし、賢者の石を使い果たして完全に殺されてしまうと復活することはできない。 また、先述のように身体のどこかにウロボロスの印を持っており、(人間ベースではない場合に)電子回路基板のプリントパターンのような模様が伸びている。 黒を基調とした服装も肉体の一部であり、身体と同じく傷つくと再生する。 ホムンクルスの成り立ちは2タイプあり、基本的には「お父様」が自らの体内で造り出す。 もう1つは「賢者の石」を生身の人間に注入する方法で、作中では「人間ベースのホムンクルス」と呼ばれる。 人間ベースの場合、固有能力は問題なく備えているが、石を注入される際に起こる拒絶反応に耐えられなければ死んでしまう。 また、体にウロボロスの印はあるが、電子回路基板の様な模様は無い。 作中ではラースを注入されたブラッドレイと、グリードを注入されたリンの2人がいるが、ブラッドレイの場合は魂が1つになるまで拒絶反応に耐えた結果、リンの場合はグリードとの共存した結果であって、同じ人間ベースでもまた性質が異なる(詳しくはやの項を参照のこと)。 シン国の者たちは気の流れを読むことができるため、その身にいくつもの魂を内包しているホムンクルスを判別することができる。 また、動物もホムンクルスたちが他の人間と違うことを感じ取れるようである。 生体錬成 生体を対象とする錬金術、あるいはその分野。 人体錬成や合成獣の作成が含まれるが、医療目的の部分的な錬成(つまり治療)については「人を造るべからず」には抵触せず、「医療錬金術」として区別される。 真理の扉も開くことは無い。 錬金術の中でも特に高度な分野とされる。 優れた術師であれば四肢の移植さえも可能となる。 合成獣() 生体錬成によって2種類以上の生物が合成された生物。 錬金術の分野では合成獣理論などと呼ばれることがある。 動物と動物を合成する場合には問題無いが、人間と動物を合成する場合には「人を造るべからず」に違反する。 アメストリス国軍下では密かに人間と動物の合成獣が研究されており、一定の成果を得ている。 特に普段は人の形を取り、戦闘の際などに獣の特徴を強く出した姿へ変身するタイプがおり、中央軍内において極秘裏に部隊が構成されている。 アメストリス国 国家錬金術師 アメストリスの国家資格、及びその資格を持つ錬金術師。 国より多大な支援を受けることが可能となるが、様々な義務も負う。 現在までの資格収得者の総計は200人程だが、後述する理由により、現在も資格を保有している者はずっと少ないと思われる。 大総統府直属の機関によって管理され、その地位は軍部の少佐にも相当(厳密には大尉と同じ権限 )する。 国家錬金術師になれば、その証である 二つ名と 銀時計(大総統紋章に六芒星をあしらったもの。 身分証明になり、各種特権を享受する際にも必要)が与えられ、以下のような様々な特権を国家より与えられる。 年間数千万センズの研究費の支給• 各種、特殊文献の閲覧許可• 鉄道や国が経営するホテルなどの国家施設を優先的に利用が可能• 軍部少佐相当官の地位 (国家錬金術師であることとは別に軍に所属しており、中佐以上の地位を得ていれば、この限りではない) ただし、国家錬金術師資格試験という厳しい試験(筆記・精神鑑定・実技)を合格しなければ得られない超難関の資格であり、さらに合格しても1年毎の査定(研究成果のレポートと実技。 軍に所属するものは日々の軍務・戦功などを評価)に合格しなければ資格を剥奪されるという厳しい内容である。 さらに以下のような 三大制限が課せられる。 人を造るべからず 一般に禁忌に準じた項目と認識されているが、本当の理由は戦闘に優れた人間を造り出すことで私設軍隊を持ち、国を脅かさないようにするため。 軍部で密かに研究され、特に人と獣の合成獣において一定の成果を得ている。 「不死の軍団」の研究も進められていた。 金を造るべからず 貨幣価値の暴落によるインフレなど、経済混乱を引き起こさないようにするため。 金だけではなく、貴金属も含まれる。 その性質上、一般の錬金術師も禁止されていると思われている。 軍に忠誠を誓うべし 実質的なとなるため。 非常事態には軍に召集され、人間兵器として戦場に立つという義務も含まれる。 イシュヴァール内戦への参加後に資格を返上した者もいる。 また、必然的にその研究は軍のために使われるので、錬金術師の指針である「錬金術師よ大衆のためにあれ」に反し、一般人には「 軍の狗」と蔑まれることもある。 国、ひいては軍部にとって有益な錬金術師を確保するため、ブラッドレイによって創設される。 しかし、本当の目的はホムンクルスたちの目的のために優秀な錬金術師を把握しておくことにあり、その最終選定はプライドとブラッドレイの相談によって決まる。 軍部(アメストリス国軍) アメストリスの軍隊。 アメストリスは軍部が議会・裁判所を掌握したのため、トップの 大総統府は事実上の政府である。 それ故に、長である大総統の地位は国家元首に等しい。 組織形態として、中央(セントラル)に本部を持ち、東西南北にそれぞれ司令部を置いて国の防衛に当たっている。 また、警察権も憲兵として軍部が持ち、憲兵司令部が各地方司令部と同列に扱われている(ただし、一般の憲兵は軍の下位組織の扱いである)。 また、重要拠点においてはブリッグズ要塞のように、地方司令部より独立していると思われるような形態を持つ。 そして、それらを全て束ねる軍の最高機関として大総統府が存在する。 士官学校や国の各錬金術師機関も大総統府直属の扱いとなっている。 各組織の総司令官は将官クラスの階級が担う。 東方司令部のグラマン中将のように、各部署にある程度の裁量権を認めているところもあれば、ブリッグズ要塞のオリヴィエ少将のように司令官を頂点とする徹底したトップダウン的な形態を成すものもあり、組織の形状については各支部の司令官に任されている [ ]。 また、イシュヴァール戦でキンブリーが「自らの意思で軍服を着た」と言っていることから、兵士の徴募制度はのようである。 物語の舞台は期をモデルとしているが、軍が使う武器には主に後期のや初期のをモデルにしたと思われる物が登場する。 また、歩兵と砲兵が主力兵力だが、極一部では戦車も開発・運用されている。 一方で、航空兵力は飛行機が発明されていないために存在せず、気球での写真偵察が細々と行われているのみである。 軍装は青色を基調とする。 一般憲兵は黒色であるが、憲兵司令部に勤める士官クラスの軍人は青色である。 また、地域によって微妙な差異が見られる。 アメストリス国そのものがホムンクルスたちの目的に沿って建国され、現在の国家体制もホムンクルス(ラース)であるブラッドレイによって、軍事国家化を経てより中央集権的な体制へと編成したものである。 また、同時に軍事力の強化と対外侵略を繰り返して領土を拡大した経緯がある。 現在は隣国と小競り合いが絶えないとはいえ、対外的には比較的安定しており、軍部の主な役割は国内の治安維持となっている。 軍上層部はホムンクルスたちの策略に咬んでいるとはいえ、ほとんどの軍人は国のために働いている。 軍部の横暴・不正とそれに対する国民の不満が時折描写されるものの、総じて国民はその国政を受け入れている。 ある軍将校がイシュヴァール人の少女を撃ち殺した事件が発端とされる。 当初、軍部は通常の内乱鎮圧と同じ扱いで対処していたが、1人でアメストリス兵10人に匹敵すると言われる精強なイシュヴァラ教の武僧や、アメストリスの弱小化を狙う隣国アエルゴによる秘密裏の支援等で非常に長引き、その結果、1908年に国家錬金術師を投入しての殲滅戦へと移る。 最終的にイシュヴァール全土は完全に軍の管理下に置かれる。 その目的においてイシュヴァール人の全滅が目的であるものの、一部は逃げ出すことに成功しており、アメストリス各地でスラムを形成したり、遺跡や山間部に隠れ住んでいたりしている。 一部は内乱の支援者であった隣国のアエルゴに対して亡命を希望し国境に殺到したが、アエルゴ側は亡命要請を無視していた。 また、内乱中は軍服用の羊毛の産地ということで、リゼンブールがテロの被害を受けており、イシュヴァール地方外にも広がりがあった。 鎮圧戦から殲滅戦に移行するに当たり、アメストリス国軍内部のイシュヴァール人将兵は兵籍抹消の上で拘束されている。 その真実は、ホムンクルスたちが「血の紋」を刻むために仕組んだことであり、少女を撃ち殺した軍将校もエンヴィーが化けたものであった。 ウィンリィの両親の死や「傷の男」の復讐、殲滅戦にまつわる軍部や国家錬金術師の話、またホムンクルスの目的など、時系列的には過去の話だが、物語に対する影響が大きい出来事である。 不死の軍団 人形に賢者の石のエネルギーを流すことによって動く人造人間。 成人男性のような体つきで、体と顔に基盤の様な模様がある。 本来の場所に眼は無く、額に1つ眼球がある。 頭などを失っても動けるなど不死に近いが、再生能力は持たない。 相応の身体能力を有するが知能は低く、攻撃方法はもっぱら相手に噛み付いてその肉を喰らうことで、さながらのようである。 軍によって密かに研究され、少なくとも軍上層部は最終的にアメストリス国民の魂を注入することによって自分らの優秀な兵にするつもりでいた。 「約束の日」、軍上層部の1人が反乱への対抗手段として不死の軍団を起動させる。 しかし、ろくな実験もせずに全て起動させた結果、完全に暴走して敵味方問わず人間を襲い出し、起動させた将校も真っ先に喰われる。 更に市内の研究所と中央司令部が繋がっていたために第三研究所を経由して「お父様」の元へ乗り込もうとしたエドワード達が襲われた上に中央司令部にも人形兵がなだれ込み、中央兵や幹部も犠牲になる。 賢者の石になった魂達が正気を失ったに等しい状態でもあるので知性は皆無であり、眼に入った相手を手当たり次第に喰らう。 加えて上述通り頭を破壊されても死なず、身体を一撃で完全に破壊するしか倒す方法がない。 オリヴィエ達が統率する中央兵は一体に二人以上であたり、上顎を潰すことでかみ殺されるのを防いだ。 国土錬成陣 アメストリス国に築かれつつある(築かれた)国土全体を利用した巨大な賢者の石の錬成陣。 「お父様」らホムンクルスたちの目的であり、そもそもアメストリスを建国した目的でもある。 陣の線はスロウスの手による地下トンネルによって築かれ、交点で必要な人の死は、ホムンクルスたちが仕掛けた戦争や紛争などによる大量の人の死で補われていた(「血の紋」)。 その目的は、アメストリス国民全員の魂を賢者の石として取り込む事。 さらに、星そのものを1つの魂と見立ててその「真理の扉」を開き、集めた賢者の石の膨大なエネルギーを利用して、「神」と呼ぶその真理を自らの内に封じ込め、手に入れるためであった。 そのため、発動には雌雄を表す太陽と月が交わる日()を待つ必要があった。 「約束の日」に「お父様」によって陣は発動し、アメストリス国5000万人分の魂が「お父様」の体内に集められる。 しかし、ホーエンハイムは「お父様」の計画を見越しており、自身が「カウンター」と呼ぶ日蝕によって星に写る月の影を円に見立てた錬成陣を発動させ、「お父様」が集めたアメストリス国中の魂を元の人間たちへ戻す。 これとその次に発動した「逆転の錬成陣」によって、国土錬成陣は完全に無効化される。 逆転の錬成陣 国土錬成陣の存在に気付いた「傷の男」の兄が用意していた錬成陣。 国土錬成陣をベースに錬丹術を上書きすることで賢者の石を中和し、本来はアメストリスの生物の魂を集める錬成陣の効果を、地殻エネルギーを制限なく引き出せるように書き換える。 「約束の日」、「傷の男」と共に決起したイシュヴァール人たちが発動に必要な錬成陣を要所に置き、「傷の男」がブラッドレイとの死闘の後に発動させる。 「お父様」との最終対決でエルリック兄弟ら錬金術師たちの大きな戦力源となる。 センズ アメストリスの通貨。 1センズあたり現実世界における1円とほぼ同じ価値 [ ]。 大陸暦 アメストリスで(ひいては物語で)使われている紀年法。 物語開始時点で1914年。 その他用語 機械鎧(オートメイル) この世界特有の。 神経系と直接接続することによって普通の手足と同じように動かすことができ、に近い。 銃器などを内蔵した戦闘用の物も存在する。 この世界ではポピュラーな物であるが、普通の義肢も存在する。 機械鎧着用の際には大の大人でも悲鳴をあげる程の激痛を伴う手術をする必要があり、リハビリには長期間を必要とする(ピナコ曰く、「まともに動けるようになるまで3年」)。 手術や機械鎧本体が高価であることなどから、例え便利であっても従来の義肢を使う者も多い。 しかし、隣国との国境戦争や内乱などにより需要は高く、特にイシュヴァール内乱が起こった時は多くの負傷者が出たため、機械鎧の需要が拡大した。 ラッシュバレーはこの時に義肢技術を発達させながら急速に大きくなったため、「にわか景気の街」と呼ばれている。 技師の個性や義肢としての役割以外の目的を求める物、また使用場所に合わせて改造した物や武器を内蔵した物など、作中では多種多様な機械鎧が登場する。 全身甲冑のアルが機械鎧のフル装備だと思われたことがある。 実際には人工臓器などの機能は不可能であり、また中枢神経につなぐこともできない。 人体錬成を行うとこの前に飛ばされる。 真っ白な空間にある扉で、表面にと思わしき彫刻がなされている。 また、扉に描かれている彫刻は人によって違うものとなっている(「お父様」の扉には何も書かれていない)。 扉の中には未だ人類が到達していない高度な知識も含めたあらゆる知識( 真理)が存在しており、「通行料」を払うことでそれに見合った量の知識を得られる(あるいは得た知識に対して通行料を払う)。 真理を見た錬金術師は、自身が構築式を兼ねることによって、手を合わせるだけで錬成が可能となる。 扉の前には透明人間のようなモノがおり、人体錬成を行いやってきた者はまずこれと対面することになる。 会話の後、真理の扉が開き、中から確固たる形状を持たないいくつもの腕や目を持ったモノが現れ、術者を扉の中に引き込んでしまう。 その後、術者は真理の一部を見ることができるが、見た分に見合った「通行料」として身体の一部もしくは全てを、その透明な存在に持っていかれてしまう(の「真理」も参照のこと)。 持っていかれる身体に関しては、単に真理を見る代価としての「通行料」以外に、意味があると考えられている。 例えば、子供を錬成しようとしたイズミは内臓を、将来を見据えようとしたマスタングは視力を奪われている。 ホーエンハイムは「罪の証」と呼び、「お父様」は人間が思い上がらないよう正しい絶望を与えるものだとしている。 「お父様」の推測が正しいとは限らないが、「お父様」は正しい絶望を与える存在と規定したために、最後に自身が「真理の扉」に飛ばされた際、自身の分身である「真理」に「絶望」を与えられている。 「真理の扉」とは全ての人間の内にあり、個々によって本質は異なる。 そして、錬金術を使うために必要な要素でもある。 また「人」だけではなく1つの生命と見立てた「星」にも扉は存在し、特に「お父様」は「星」の扉の中身の真理を「 神」と呼んだ。 「お父様」が作成を試みて失敗している(擬似・真理の扉)。 これも真理と同様に現実の空間とは異なる空間だが、扉は無く、闇の中に血の海が際限なく広がっている(詳しくはグラトニーを参照)。 東の賢者・西の賢者 それぞれアメストリス国とシン国に伝わる伝承の人物。 それぞれはあくまで個別の伝説に過ぎないが、共通点が多く、両方共に滅んだクセルクセスからやってきた金髪・金目の人物とされている。 東の賢者はアメストリスに錬金術の技術を伝え、現在の錬金術の基礎理論を作る。 西の賢者もシンに錬金術を伝えるが、古来の錬丹術と合わせることで医療に特化した現在の錬丹術の基礎を作る。 東の賢者とは、ホムンクルス統括者「お父様」であり、西の賢者とはエルリック兄弟の父、ヴァン・ホーエンハイムのことである。 来るべき日(約束の日) ホムンクルスらが国土錬成陣を発動する日。 これを防止したいエルリック兄弟やマスタング組らは「約束の日」と呼んで合言葉にする。 舞台 アメストリス この物語の舞台となる国。 人口5000万人。 1558年頃に建国され、戦争によって徐々に領土を拡大した。 現在はほぼ円形に近い形をしており、中央と東西南北の5つのエリアが存在する。 主要な機関はセントラルに一極集中している。 また、文字表記は英語となっている。 大陸の内陸部に位置し、東西南北それぞれにシン、クレタ、アエルゴ、ドラクマという国と隣接する。 ただ、シンとの間には東の大砂漠があるため、厳密に隣接しているとは言い難い。 「 アメストリス」と言う国名の由来は実在した人物で、の王の后アメストリスから取られている。 また作中に出てくる「クセルクセス」は、この王の名前が由来である。 「お父様」が「星の真理」を得るために建国した国であり、頻発する内外での紛争や領土拡大は全て国土錬成陣の完成のためのものである。 ヨーロッパをモデルにしており、イメージは産業革命期頃のイギリス。 中央(セントラル) セントラルシティ アメストリスの首都。 国の主要施設ほか、大総統府など軍の主要施設も集中している。 その地下にはホムンクルスたちのアジトが存在し、市内各所に地下への入り口が存在する。 大総統府 アメストリス国軍の最高機関で、事実上の官邸。 そのちょうど真下が「お父様」の居るホムンクルスのアジトの中枢となっている。 第三研究所 軍の錬金術研究機関の一つ。 ホムンクルスらのアジトにつながる地下道が存在する。 ラースが誕生した場所でもある。 9巻から10巻にかけて、その地下が第三研究所の戦いの舞台となる。 後に、「約束の日」もホムンクルスのアジトへの潜入ルートとして登場する。 第五研究所 軍の錬金術研究機関の一つ。 表向きは閉鎖されている。 管理責任者はグラン准将。 中央刑務所に隣接し、そこから運ばれた死刑囚やイシュヴァール人を使って賢者の石の錬成などの実験を行っていた。 情報を探りに来たエルリック兄弟とバリーら番人との戦いの後、ホムンクルスらによって証拠隠滅のため爆破される。 カナマ セントラル南部郊外のスラム。 東部 イーストシティ 東部の中心都市。 東方司令部所在地。 リオール 教主コーネロが不完全な賢者の石を使った「奇跡の業」で信者を集め、レト教という新興宗教を興していた。 エドによりイカサマがばれ、その後「リオールの暴動」が起き、町は壊滅状態となる。 暴動鎮圧後は住民によって町の復興が行われる。 ユースウェル 炭鉱町で、東の大砂漠とも隣接する通称「東の終わりの町」。 「ユースウェル炭鉱」がある。 ヨキ中尉(当時)の圧政に苦しんでおり、町には活気がなかったが、エドの活躍により炭鉱の運営権が工夫たちに渡り、ヨキは更迭される。 その後、町には活気が戻り、人通りも多くなっていた。 ハイドウ村 軍から逃亡したマルコーが身を潜めていた村。 リゼンブール エドとアルの生まれ故郷で、牧羊が盛んな小さな村。 イシュヴァール内乱時は軍服用羊毛の産地としてテロに遭い、駅前が焼き払われた。 春には駅周辺で春の羊祭りが開催される。 イシュヴァール 正確にはイシュヴァール地方。 元々イシュヴァール人の住む土地で、彼らの信仰するイシュヴァラ教を認める条件でアメストリスに併合される。 後にイシュヴァールの内乱が起こり、殲滅戦によって多くのイシュヴァール人が殺され、町や村は破壊し尽くされた。 現在は軍の監視下で外部とは遮断された閉鎖状態に置かれている。 南部 サウスシティ 南部の中心都市。 南方司令部所在地。 ラッシュバレー 機械鎧技師の聖地。 東部の内乱時に義肢技術を発達させて大きくなり、「にわか景気の谷」とも呼ばれる。 ダブリス 南部の避暑地で、カウロイ湖という観光名所がある。 イズミの所在地。 カウロイ湖 ダブリスの近くにある大きな湖。 湖の真ん中には、かつてエルリック兄弟が修行した「ヨック島」という、船でしか行けない島がある。 北部 ノースシティ 北部の中心都市。 北方司令部所在地。 ドラクマとの国境線にあたり、「天険」とも呼ばれる。 軍の主要拠点として「ブリッグズ要塞」がある。 その他の国 アメストリスと周辺国の位置関係 シン アメストリスの東に位置する大国。 50以上の民族をが治めている多民族国家で世界有数の人口と広大な領土がある。 アメストリスとは国交があるが、砂漠を挟んでいるためにさほど交流はない。 かつては鉄道で結ばれていたが砂漠化で使えなくなり両国間の移動は困難になった。 本編にはヤオ族とチャン族のみが登場する。 モデルは。 名前の由来は中国史上初の統一王朝であると中国最後の統一王朝の。 シン語の文字にはが用いられている。 「錬丹術」という独自の医療方面に特化した錬金術が発達している。 なお日本国内版では、シン国の者と分類される登場人物は片言で喋り、語尾などがカタカナ表記になるのが特徴。 一方で彼らのみでの会話の際には、吹き出しの文字を横向きにしてシン語による会話を表現している。 皇帝には各民族から首長の娘を一人ずつ娶るという習わしがあるため、皇子皇女も多数おり、国内では次期皇位を巡っての骨肉の争いが問題となっている。 皇子皇女といえども、あまりに数が多く、それぞれの母方の一族の勢力差も激しいため、暮らしは兄弟姉妹といえども個々で大きく異なる。 皆が皇族らしく暮らせているわけではなく、メイ・チャンは皇女でありながら最下層の生活を送っていた。 皇帝に全ての権力が掌握されているため、皇帝からの恩恵を受けられない少数民族の暮らしは悲惨なものとなっている。 クレタ アメストリスの西に位置する国。 アメストリスと小競り合いが絶えず、国境付近で度々戦闘を行い、多数の死者が出ている。 本編ではほとんど触れられなかったが、オリジナルストーリーの劇場版『』の中では、アメストリスとクレタとの紛争について触れられる。 アエルゴ アメストリスの南に位置する国。 アメストリスと小競り合いが絶えず、度々戦闘を行っている。 イシュヴァール内乱の際にはイシュヴァール人に武器援助をしていた。 そうやって武器を渡して戦いを煽っておきながら、内乱が激しくなり殲滅戦となった際には、亡命を希望するイシュヴァール人たちを黙殺し、イシュヴァール人からも恨みを買った。 ケイン・フュリーの赴任地での国境紛争の相手国でもある。 本編ではほとんど触れられなかったが、ゲームの「暁の王子」「黄昏の少女」ではアエルゴ人がオリジナルの主要キャラクターとして登場し、内情に触れられた。 国王による君主制が敷かれており、王族は「アエルゴ」という国名と同じ姓を名乗っている。 王室は徹底した秘密主義で、一般人には王子の年齢や姿形さえ公開されていない。 錬金術は個人的に学ぶ者がわずかにいる程度で流通していないが、機械工学の発達が見られ、ロボットのようなものも作られている。 機械鎧は存在しない。 ドラクマ アメストリスの北に位置する国。 がモデルとなっており 、軍服は旧ソ連の物と形状が似ている。 「大国ドラクマ」とも呼ばれ、アメストリスとは不可侵条約を結んでいるが、一触即発の状態。 国境線上にあるブリッグズ山脈、及びブリッグズ要塞があるために侵攻できないだけで、機会があればいつでもアメストリスへ侵攻できるよう、虎視眈々と狙っている。 キンブリーに唆されてオリヴィエがブリッグズを離れた隙を狙い侵攻するも、無残な結果に終わる。 (ただし、これは北部地方に「血の紋」を刻むためにホムンクルス一味によって仕組まれたものである。 奴隷制度があった。 人口は100万人。 「一夜で滅んだ」という伝説がある。 ヴァン・ホーエンハイムの出身地。 現在は遺跡となっているが、市街地がオアシスの代わりとなっており、砂漠を渡る旅人の中継地となっている。 また、遺跡には内乱から逃れたイシュヴァール人も住み着いていた。 当時の国王が病に冒されたことにより、錬金術を用いて不老不死を求めたが「フラスコの中の小人」(「お父様」)の策略によってホーエンハイムを除く全国民が国土錬成陣によって賢者の石に変えられ、それぞれ半分ずつが「フラスコの中の小人」とホーエンハイムに注がれたことにより一夜で滅んだ。 書誌情報 ()より発刊(一部除く)。 コミックス 初回特装版も刊行されたものについては「ISBNコード(初回限定特装版)」に記載。 巻末とカバーを外したコミックス本体には描き下ろしのおまけ漫画が収録されている。 またカバーを外したコミックス本体の背表紙には、その巻に収録された話において死亡した人物や生物が昇天する様子が描かれている(ごく一部に例外がある)。 コミックス 初版発行日 発売日 ISBNコード ISBNコード(初回限定特装版) 鋼の錬金術師 1 2002年 02月22日 2002年 01月22日 - 鋼の錬金術師 2 2002年 06月22日 2002年 05月22日 - 鋼の錬金術師 3 2002年10月22日 2002年 09月21日 - 鋼の錬金術師 4 2003年 02月22日 2003年 01月22日 - 鋼の錬金術師 5 2003年 07月22日 2003年 06月21日 - 鋼の錬金術師 6 2003年11月22日 2003年10月22日 鋼の錬金術師 7 2004年 04月22日 2004年 03月22日 鋼の錬金術師 8 2004年 08月22日 2004年 07月22日 - 鋼の錬金術師 9 2004年12月22日 2004年11月22日 - 鋼の錬金術師 10 2005年 04月11日 2005年 03月11日 - 鋼の錬金術師 11 2005年 08月22日 2005年 07月22日 - 鋼の錬金術師 12 2005年12月22日 2005年11月21日 鋼の錬金術師 13 2006年 04月22日 2006年 03月22日 鋼の錬金術師 14 2006年 08月22日 2006年 07月22日 鋼の錬金術師 15 2006年12月22日 2006年11月22日 - 鋼の錬金術師 16 2007年 04月22日 2007年 03月22日 - 鋼の錬金術師 17 2007年 09月11日 2007年 08月11日 - 鋼の錬金術師 18 2008年 01月22日 2007年12月22日 鋼の錬金術師 19 2008年 04月22日 2008年 03月22日 - 鋼の錬金術師 20 2008年 09月22日 2008年 08月22日 - 鋼の錬金術師 21 2009年 01月22日 2008年12月22日 - 鋼の錬金術師 22 2009年 05月11日 2009年 04月11日 - 鋼の錬金術師 23 2009年 09月12日 2009年 08月12日 - 鋼の錬金術師 24 2010年 01月22日 2009年12月22日 - 鋼の錬金術師 25 2010年 05月22日 2010年 04月22日 - 鋼の錬金術師 26 2010年 09月12日 2010年 08月12日 - 鋼の錬金術師 27 2010年12月22日 2010年11月22日 - 完全版 6月から、1冊に6話収録されたが刊行された。 コミックス 発売日 ISBNコード 鋼の錬金術師 完全版 1 2011年 06月22日 鋼の錬金術師 完全版 2 2011年 06月22日 鋼の錬金術師 完全版 3 2011年 07月22日 鋼の錬金術師 完全版 4 2011年 07月22日 鋼の錬金術師 完全版 5 2011年 08月22日 鋼の錬金術師 完全版 6 2011年 09月22日 鋼の錬金術師 完全版 7 2011年10月22日 鋼の錬金術師 完全版 8 2011年11月22日 鋼の錬金術師 完全版 9 2011年12月22日 鋼の錬金術師 完全版 10 2012年 01月21日 鋼の錬金術師 完全版 11 2012年 02月22日 鋼の錬金術師 完全版 12 2012年 03月22日 鋼の錬金術師 完全版 13 2012年 04月21日 鋼の錬金術師 完全版 14 2012年 05月22日 鋼の錬金術師 完全版 15 2012年 06月22日 鋼の錬金術師 完全版 16 2012年 07月21日 鋼の錬金術師 完全版 17 2012年 08月22日 鋼の錬金術師 完全版 18 2012年 09月22日 ガイドブック ガイドブックなど 発売 ISBNコード 鋼の錬金術師 パーフェクトガイドブック 2003年11月28日 鋼の錬金術師 パーフェクトガイドブック2 2005年 04月28日 鋼の錬金術師 パーフェクトガイドブック3 2009年10月10日 鋼の錬金術師 ハガレン研究所DX 2004年 09月30日 鋼の錬金術師 キャラクターガイド 2009年 05月29日 鋼の錬金術師 CHRONICLE 2011年 07月29日 画集・その他 名称 発売日 ISBNコード TV鋼の錬金術師FULLMETALALCHEMIST ポストカードブック 2009年12月22日 鋼の錬金術師 4コマ 2017年11月22日 荒川弘イラスト集 鋼の錬金術師 2017年11月22日 ブックインフィギュア 名称 発売日 ISBNコード 鋼の錬金術師ブックインフィギュアRED 2004年12月17日 鋼の錬金術師ブックインフィギュアBLUE 2005年 08月10日 アニメ シリーズが2作、が2作ある。 いずれもが制作、とが製作している。 『』 ・にて10月から9月まで放送。 全51話。 原作の連載終了予定が分からない時期に制作されたため、終盤は原作とは異なるアニメ独自のオリジナルストーリーで展開。 『』 に・東急系にて全国公開。 上記テレビシリーズの最終話のその後を描く、2003年版アニメの完結編。 『』 MBS・TBS系列にて4月から7月まで放送。 全64話。 原作に準拠した内容でのアニメ化。 2003年版アニメとの混同を避けるため、『鋼FA』と呼称されることがある。 『』 に松竹・東急系にて全国公開。 原作第45話(2009年版アニメ第21話)の時期に起こった物語。 西の国境・テーブルシティでの戦いを描く。 実写映画 に公開。 主演は()。 詳細は「」を参照 ゲーム 時期によって設定が異なるため、分けて説明する。 2003年から2005年 傾向としては原作よりもアニメ(2003年)のストーリー展開や設定に沿っている(「赤きエリクシルの悪魔」や、もう1つの劇場版と宣伝された「神を継ぐ少女」など)。 しかしながら、当初 2003年アニメ版のハイドウ村(マウロのいた村)からセントラルシティへ向かう途中の話とされた初作「翔べない天使」が、後に「鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女」予約特典ブックレット「PS2鋼の錬金術師大全」で 原作の第9話と第10話の間(同じハイドウ村からセントラルシティへ向かう途中である)と説明されたように、時期によって説明が異なる場合もある。 また、「鋼の錬金術師2 赤きエリクシルの悪魔」ではリゼンブールを通り、ゴーレム事件を解決後、終盤のシーンで「翔べない天使」のガンツ・ブレスローが登場している。 ゲームオリジナルキャラクターに関しては、上記のように傾向として2003年のアニメ版に沿うため「」を参照のこと。 (、、)• (、PS2、スクウェア・エニックス)• (、PS2、スクウェア・エニックス)• (2004年、PS2、〈後の〉)• (2004年、、バンダイ〈後のバンダイナムコゲームス〉)• (2004年、GBA、バンダイ〈後のバンダイナムコゲームス〉)• (2005年、、バンダイ〈後のバンダイナムコゲームス〉) 全年齢対象が多いが、『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』のみ12(12歳以上対象)指定となっている。 2009年から2010年 内容としては原作(もしくは2009年のアニメ版)に沿っている。 「暁の王子」「黄昏の少女」は前・後編。 エルリック兄弟が北部へ向かう(原作16巻)直前のストーリー。 ゲームオリジナルキャラクターに関しては、を参照のこと。 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST -暁の王子-(8月13日発売、、スクウェア・エニックス)• 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST -黄昏の少女-(2009年12月10日発売、Wii、スクウェア・エニックス)• 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 背中を託せし者(2009年10月15日発売、、)• 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 約束の日へ(5月20日発売、PSP、バンダイナムコゲームス) 全年齢対象の多かった前作に比べて、: B以上のものが多くなった。 また、「約束の日へ」は: C。 小説 ノベライズ• 鋼の錬金術師1 砂礫の大地(著者:井上真)• 2003年 02月 01日発売 、• 鋼の錬金術師2 囚われの錬金術師(著者:井上真)• 2003年 09月 01日発売 、• 鋼の錬金術師3 白い花の舞う谷(著者:井上真)• 2004年 04月30日発売 、• 鋼の錬金術師4 遠い空の下で(著者:井上真)• 2004年10月 09日発売 、• 鋼の錬金術師5 それぞれの絆(著者:井上真)• 2005年 06月30日発売 、• 鋼の錬金術師6 新たなはじまり(著者:井上真)• 2005年 06月30日発売 、 ゲームノベルズ• 鋼の錬金術師 翔べない天使(著者:井上真)• 2004年 07月30日発売 、• 鋼の錬金術師2 赤きエリクシルの悪魔(著者:)• 2004年12月24日発売 、• 鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女(著者:映島巡)• 2005年11月 01日発売 、• 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 暁の王子-黄昏の少女(著者:町田双路)• 2010年 04月22日発売 、 ドラマCD コミックCDコレクション• 鋼の錬金術師 Vol. 1 砂礫の大地 - 本作の声優はエドワード役を、アルフォンス役をが担当している。 鋼の錬金術師 Vol. 2 偽りの光 真実の影• 鋼の錬金術師 Vol. 3 咎人たちの傷跡 スペシャルドラマCD• 鋼の錬金術師 霧のオグターレ 前編(月刊少年ガンガン2004年4月号付録)• 鋼の錬金術師 霧のオグターレ 後編(月刊少年ガンガン2004年5月号付録)• 鋼の錬金術師 天上の宝冠 前編(月刊少年ガンガン2004年11月号付録)• 鋼の錬金術師 天上の宝冠 後編(月刊少年ガンガン2004年12月号付録)• 鋼の錬金術師 流星計画 前編(月刊少年ガンガン2009年2月号付録)• その他のメディアミックス パロディ・オマージュ 『』の連載30周年を記念して発行された本。 この中で荒川弘が、「錬金術とは何か?」を懇々と説明するエドと、錬金術でを作ってほしいとせがむとの会話を描く、1ページの作品を寄稿している。 パロディ色の強いRPGシリーズの4作目で、エルリック兄弟をネタにした「タガメの錬金術師」が登場する。 パロディに際して原作者及び版権元から許可が出ており、声優名も「朴路美」「釘宮理恵」とわざわざ発表している。 登場人物の1人である戦場ヶ原ひたぎが本作のファンという設定であり、彼女の教科書にエド、アル、ロイの落書きが書かれている。 なお、には、スタッフロールに「協力『鋼の錬金術師』荒川弘」とクレジットされている。 ネット上でのタイアップ メディアグルーヴ社の。 タイアップした利用者のアバター衣装が入手可能だった。 社のオンラインゲームとタイアップし、外見がそっくりなキャラクターアイテム、作中に登場する衣装や小物などをプレイヤー用装備として第1弾が2010年3月31日から同年5月26日、第2弾が2010年4月28日から同年5月26日までの期間限定アイテムとして入手できた。 2011年7月にも映画とタイアップした。 社のオンラインゲームとタイアップし、外見がそっくりなキャラクターアイテム、作中に登場する衣装や小物などをプレイヤー用装備として2010年11月24日から同年12月21日までの期間限定アイテムとして入手できた。 社のオンラインゲームとタイアップし、外見がそっくりなキャラクターアイテム、作中に登場する衣装や小物などをプレイヤー用装備として2011年7月13日から同年8月10日までの期間限定アイテムとして入手できた。 社のオンラインゲームポータルサイトとタイアップし、キャラクターが登場したり、外見がそっくりなキャラクターアイテムが2011年10月25日から3度にわけて期間限定で催された。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、コラボキャラクターが入手できたり、コラボステージが用意され2015年3月30日から4月13日まで催された。 2015年12月28日から2016年1月12日にかけて新たなメンバーを加え再コラボした。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、ユニットとしてキャラクターが入手できるコラボスクラッチや、クリアするとキャラクターが入手できるミッションが用意されたり、コラボボス・ゲリラボスとしてキャラクターが登場した。 期間は2015年10月9日から10月23日にかけてのコラボレーション。 社と社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、討伐クエストや、キャラクターが入手できるコラボガチャが入手できたりした。 期間は2015年11月16日から12月16日にかけてのコラボレーション。 アカツキ社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、キャラクターが登場するガチャやイベントが行われた。 期間は2016年3月16日から3月31日にかけてのコラボレーション。 グレンジ社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、ガチャモンスターとしてキャラクターが入手できたり、襲来クエストのボスとしてキャラクターが起用された。 期間は2016年3月25日から4月11日にかけてのコラボレーション。 2017年4月に第2弾を実施。 社のスマートフォン用ゲーム・PC用オンラインゲームとタイアップし、コラボレーションイベントが行われたり、限定カードなどが入手できた。 期間は2016年3月31日から4月9日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、スペシャルダンジョンや敵、それをクリアしたりコラボガチャでキャラクターが入手できた。 期間は2016年5月10日から5月24日にかけてのコラボレーション。 2017年5月11日から2017年5月25日にかけて第2弾が実施。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、ユニットとしてキャラクターが入手できるコラボガチャや、コラボイベントクエスト、コラボレイドイベントなどが開催された。 期間は2016年5月25日から6月1日にかけてのコラボレーション。 のパソコン用ゲームとタイアップし、キャラクターが入手できるコラボガチャなどが開催された。 期間は2016年7月28日から8月4日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、キャラクターのアバターの装備品(アニマ)が入手できるコラボガチャや、限定ミッション、限定ステージなどが開催された。 期間は2016年8月16日から8月30日にかけてのコラボレーション。 2017年8月に再開催。 社のオンラインゲームとタイアップし、コラボ専用ダンジョンや、アバターやペットなどが入手できたりした。 期間は2016年9月27日から10月20日にかけてのコラボレーション。 Studio Z社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、ガチャやイベントに登場しキャラクターが入手可能だったり、おみくじが引けたりした。 期間は2016年11月15日から12月1日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、ガチャでアイテムが入手できたり、スペシャルステージなどが行われた。 期間は2016年12月1日から12月31日にかけてのコラボレーション。 ファンプレックス社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、ログインボーナスやガチャ、イベント報酬でキャラクターが入手できた。 期間は2017年1月30日から2月20日にかけてのコラボレーション。 グラニ社のスマートフォンおよびフィーチャーフォン用ゲームとタイアップし、コラボクエストやコラボ限定カード、イベント特典などが行われた。 期間は2017年3月26日から3月26日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、コラボガチャや降臨ダンジョン、イベントミッション、ログインボーナスが行われた。 期間は2017年4月5日から4月24日にかけてのコラボレーション。 2018年1月に第2弾を実施。 スクウェア・エニックス社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、キャラクターが登場するイベントシナリオなどが行われた。 期間は2017年5月8日から6月5日にかけてのコラボレーション。 ワンダープラネット社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、コラボガチャ、コラボ襲来クエストなどが行われた。 期間は2017年5月22日から5月29日にかけてのコラボレーション。 2018年4月に新要素を含む復刻を実施。 ゲームス社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、コラボキャラクター、コラボ強化素材、コラボエリア、ガチャなどが行われた。 期間は2017年7月7日から7月28日にかけてのコラボレーション。 社のスタジオXFLAGのスマートフォン用ゲームとタイアップし、キャラクターが入手可能だったりゲーム内画面やBGMがコラボ仕様になるなどした。 期間は2017年7月14日から8月2日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、キャラクターがガチャのコラボボーナスの特等で入手できたり、スカウトラッシュの報酬として入手できるなどした。 2017年9月14日から9月27日にかけてのコラボレーション。 2017年10月26日から11月24日にかけてのコラボレーション。 2018年12月に復刻を実施。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、キャラクターが入手できるガチャやダンジョンが登場した。 2017年11月27日から12月11日にかけてのコラボレーション。 2018年10月に復刻を実施。 Wright Flyer Studios社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、特別クエストやキャラクターが入手できるガチャが登場した。 2017年12月15日から2018年1月4日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、コラボなりきり装備が登場した。 2018年5月14日から5月31日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、クエストやキャラクターのカードは入手できた。 2018年8月22日から9月12日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、コラボキャラクターの駒や、ストーリーイベントなど行った。 2018年10月5日から10月16日にかけてのコラボレーション。 社のブラウザゲームとタイアップし、ボイス付きのイベントシナリオや、コラボ召装のイラストや衣装などになった。 2018年10月17日から10月31日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォンとタブレット向けゲームとタイアップし、キャラクターのコラボ装備やコラボモンスターなどが用意された。 2018年12月18日から12月25日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォンとタブレット向けゲームとタイアップし、キャラクターが入手できたりコラボボスなど用意された。 2019年4月8日から4月28日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、コラボガチャやコラボイベントクエストなどでキャラクターが用意された。 2019年5月24日から6月07日にかけてのコラボレーション。 社のスマートフォン用ゲームとタイアップし、コラボユニットやレイドイベントに起用された。 2019年11月21日から11月30日にかけてのコラボレーション。 作品の評価・受賞歴• 2004年 第49回少年向け部門• 2006年 文化庁メディア芸術祭10周年記念アンケート企画 日本のメディア芸術100選 マンガ部門2000年代1位、総合4位• 2006年 第5回原作賞• 2011年 第15回新生賞• 2011年 第42回コミック部門 脚注 [] 注釈• IGN• MANTANWEB. 2010年4月26日. 2010年10月27日時点のよりアーカイブ。 2012年4月26日閲覧。 『』2004年9月号、10頁。 2007年『』3月号。 原作15巻より。 エニックス. 2017年4月7日閲覧。 エニックス. 2017年4月7日閲覧。 エニックス. 2017年4月7日閲覧。 エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 [ ]• スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 [ ]• スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 スクウェア・エニックス. 2017年4月7日閲覧。 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