あんさん ぶる エブリデイ。 あんさんぶるスターズ!を読んでほしい話【完全版】

『あんスタ!!Music』Knightsの『Voice of Sword』ゲームフルサイズMVが公開!【ビーズログ.com】

あんさん ぶる エブリデイ

リリースまでのカウントダウン企画も開始! Happy Elementsのカカリアスタジオは、スマートフォン向けゲームアプリ 『あんさんぶるスターズ!!Basic&Music』 の配信日を2020年3月9日に決定。 これに伴い、新章OP映像やイラストを一部公開、リリースまでのカウントダウン企画も発表しました。 『あんさんぶるスターズ!!Basic』は、これまでの『あんさんぶるスターズ!』がより使いやすく手軽に楽しめるアプリとしてアップデートされたもの。 引き続き豊富なストーリーとコンテンツが楽しめます。 『あんさんぶるスターズ!!Music』は、豊富な楽曲とハイクオリティな3DCGを駆使したキャラクターのライブシーンをバックにプレイできるリズムゲーム。 キャラクターの入れ替え・着せ替えも可能です。 3月9日のリリースに先駆け、恵比寿ガーデンホールで行われた公開収録生放送イベント『あんさんぶるスターズ!!大発表会 ~BRAND NEW STARS!! ~ from 月刊あんさんぶるスタジオ!!』では、新章OP映像やスチルイラスト、ゲームサイズのMVが公開されました。 新章イラストスチルは、大発表会のMCである小野友樹さん、神尾晋一郎さん、ゲストの森久保祥太郎さんが演じるアイドルたち(大神晃牙、鬼龍紅郎、遊木真)のスチルが先行公開。 イラストスチルは今後のカウントダウン企画で公開されていくとのことです。 また大発表会では、『Infinite Star』『Rebellion Star』『Melody in the Dark』『百花繚乱、紅月夜』が先行公開されました。 現在YouTubeでは、『Infinite Star』が配信されています。 リリースカウントダウン企画!あんさんぶるエブリデイ! 3月9日の配信に向けて、カウントダウン企画『あんさんぶるエブリデイ』がスタート。 1月27日からの41日間、毎日『あんさんぶるスターズ!!』に関するコンテンツが順次公開される予定です。 大発表会で先行公開されたアイドルたちのイラストスチルはもちろん、既にショートMVとして公開していたユニットMV映像のフル尺版(ゲームサイズ)がいよいよお披露目! その日になにが公開されるかは、公式Twitterにて発表されるので、こまめにチェックしましょう。 また、現行アプリ『あんさんぶるスターズ!』内でもストーリー開放キャンペーン、1日1回無料スカウトキャンペーンが開催されます。

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Everyday、カチューシャ

あんさん ぶる エブリデイ

全部は無茶が過ぎるので…。 以降はついったーで進行しますのでよろしくどうぞ~。 メンテ前に書き起こした限りではスト数は暫定198、余力があって追憶まで書ければ204。 各スト裏につき一本で3000字以下が目標。 圧倒的時間不足。 なお、人間の情緒は5歳までに大人並のものが揃うが、大人は複数の情緒が組み合わさった形の感情になることが多かったりします。 詳細は最下部へ。 または自分で書いてください。 現在フォロワー限定で公開中。 フォローは公式系だけですが常識の範囲内でしたらリプも対応しますしおしゃべり大好きなんで声かけてくださるのは嬉しいです。 ツイフィ必読。 こう言うと大したことなさそうだけど、子どもにとっては一大事。 そして、まぎれもなく深海奏汰の情緒は、幼児のそれなのだとやはりわたしは思うのです。 奏汰も隣に座り、ぴたりと寄り添う。 すると千秋は奏汰を見て、しかし頬笑むばかりでまたすぐに一年生の方を向いてしまった。 少し前までならば、こうして寄り添えば必ずと言っていいほどに頭を撫でてくれたのに。 不満もあらわな顔で見つめるものの、千秋は意にも介さずプレイヤーを操作して音楽を流す。 また前方を向いたのに渋々と奏汰も同じ方を向いた。 曲に合わせて三人の一年生は歌い、踊る。 歌声も、ダンスも、パフォーマンスも、特筆するところは何もない。 奏汰の方がもっと完成度の高いうつくしい歌と躍りを魅せられるのに、なぜ千秋は自分を半ば無視してにこんな子どもたちに構うのだろうか。 そう思って千秋を横目に見て、奏汰は絶句した。 「ッ……よし、ああ、……うん、うん……っ!」 肺活量の足りていないかすれきった声なのに、おぼつかないステップなのに、たった二人の先輩の視線ですら目を逸らすのに。 なのに三人の後輩たちを見つめる千秋の瞳は、見たこともないくらいにまばゆくきらめいていた。 喩えるならそれは沈みゆく暁のなかで星がきらめく夕空。 奏汰が焦がれてやまない色をした瞳が星のきらめきに輝いていた。 あまりのまぶしさに目が焼かれたような心地を覚える。 すぐさま視線をそらし、まばたきを繰り返した。 なぜ千秋の瞳はあのような輝きをたたえていたのだろうか。 「……っよし、お疲れさま、三人とも! まずはひと休みしてくれっ」 たったの一曲で疲れた様子の一年生に声をかけながら立ち上がった千秋は、先に用意しておいたのだろう、かばんの中から水のペットボトルを三本取り出した。 一瞥もされることなく置き去りにされた奏汰は、その事実がうまく理解できなかった。 (ぼくのほうが『うまく』できるのに、ちあきにはこのさんにんのこどものほうが『すてき』にみえている……?) 今までだって、奏汰に歌って踊っめ見せたことがあるし、共に並んだことだってある。 なのに今、千秋の瞳がもつ輝きは今までに見たこともないほどに美しく魅力的だった。 それは奏汰にとって初めての経験だった。 自分に尽くしてくれた人が、自分のために他人へ目を向けるのではなく、その人自身のために他人へ目を向けるのだ。 その上、今までで一番にきらめく瞳と表情を向けている。 あの顔は奏汰も知っている。 嬉しいときの顔だ。 音程が、リズムが、手足の伸びがと話は続く。 斜め後ろから覗く千秋の顔は相変わらず輝いている。 照れる一年生と話す姿を奏汰は呆然と見つめるしかなかった。 息が止まって呼吸が苦しくなったのに気づき、胸を押さえる。 手に感じる鼓動は重く強く高らかに奏汰の胸を締め付ける。 息が詰まるような胸の苦しさの名は、いくら悩めどもわかりそうになかった。 足取りはややおぼつかないが、それもいつものことで、あちらこちらを漂うように見て回る。 (ちあきはこどもたちに『むちゅう』ですし……?) 奏汰がこんなところを一人で出歩くのは珍しい。 少し前まではなにをするにも千秋と一緒だった。 奏汰の用事にも、千秋の用事にも、ふたりで赴いた。 だけど、今の千秋に声をかけることははばかられた。 否、声をかけられなかったのだ。 奏汰と共にふたりで過ごしてきたときよりもずっと美しくきらめいたあの瞳を思い出す。 千秋にとって、奏汰よりも子どもたちの方が大切なのだ、もう。 (なんで、ちあき) そう考えるとまぶたがなんだか痺れるような心地がして、奏汰はまばたきを繰り返した。 目元がかゆくて手の甲でこする。 紅月とfine、颯馬と渉。 こんなところで立ち止まっていては間に合わなくなる。 慌てたけれど、足取りを速くすることはできなかった。 「おつかれさまでした~。 とっても『すてき』でしたよ、そうま」 「部長殿からそのように言っていただけるとは、我、恐縮してしまうのである」 ステージを降りた颯馬をねぎらうと嬉しそうにはにかんだ。 いつかの彼の真似をして頭を撫でると笑みが深くなる。 少し話していると渉が視界に入り、そちらを向くと目が合った。 渉と話すからと颯馬との話を切り上げ、それではとあいさつをしたあと、視界から去るときの颯馬の顔つきに奏汰は呼吸を忘れた。 奏汰と相対していたときにはささやかだったものが喜色満面にと代わり笑みが咲く。 ほめたのは奏汰なのに、なぜ自分でなくあの二人にその顔を向けるのか。 それが不可解で、奏汰は首を傾げる。 「どうかしましたか、旧い友よ。 せっかく招待したというのにそんな浮かない顔をして」 「おや、わたる。 不思議に思っているから当然に表情は曇っているだろうが、指摘されるほどだったのだろうか。 自省して頬に触れる。 両手のひらで揉み込むと、表情の曇りはやはりわからなかったが、少しは表情を誤魔化せただろうか。 「わたるたちも『すてき』だったので、あんしんしてください。 ただ、ちょっと『き』になることがあっただけです」 「ほほう。 それならば旧い友よ、ここはひとつ、私のその『気になること』を教えてくれませんか? もしかしたら何か、答えにつながる言葉を持っているかもしれません」 想像もしなかった提案に奏汰は目を丸くする。 誰も答えてくれなかった奏汰の問いに、初めて答えてくれたのが千秋だった。 海神戦以降はずっとふたりでいたから彼に聞くばかりだったが、そういえば、五奇人の仲間たちと一緒にいたときには彼らに問うたこともあったのを思い出す。 たいていは言い回しが難しくて奏汰には理解しがたかったけれど、それでも、寄る辺のない現状を自覚してか否か、奏汰は口を開く。 「ねえわたる、『こうはい』ってどういうものですか?」 三年に進級する少し前に千秋が言っていた。 来年は、俺たちの仲間になってくれる後輩がいるといいな。 その言葉の通りに千秋は一年生を勧誘し、『仲間の後輩』ができた。 『仲間』ならば奏汰とて知っている。 自分と千秋のふたりのことだ。 同じユニットの『仲間』として過ごしてきた時間を思い出す。 あの三人の子どもたちも奏汰と同じように千秋の『仲間』になるのだろうけれど、奏汰に向けるよりもずっときらめく瞳になってしまうような『後輩』とは、どのような存在なのだろうか。 「それは一般論ですか? それとも、私にとってですか?」 「ちがうんですか?」 「それならば両方お教えしましょう。 一般的に後輩というのは、学校や職場、あるいは学問や技芸の道に後から入ってきた者のことを指します。 飛びぬけた才能がある者でなければ、後輩の方が未熟です」 それは奏汰にもわかった。 この学院に後から入ってきた、未熟な者。 歌もダンスもパフォーマンスも、何もかもが足りてない年下の子どもたち。 「そして、私にとって、ですが……ちょうど今回、このライブで初めてお披露目した子が私にとっての後輩にあたります」 「おおきいことちいさいこと、ふたりいましたね」 「ええ。 大きい子の方は優秀なので手がかからなくて放っておいたのですが、小さい子の方が大変でして。 なんとかライブに出られるようにするまで、かなりしごきました。 弱音を言うものですから、叱咤激励しつつ、なんとか歌だけはお客様に披露できるレベルになって安心しましたよ」 悪しざまに言うわりに、渉の表情も声音も優しげだ。 言葉と感情が一致しないさまに、奏汰はまた疑問を覚える。 「そういうわりに、わたるは『うれしそう』ですね……?」 「おやぁ、わかってしまいますか? あの姫君は未熟ではありますが、『英智のために』の一言で未熟なりに精一杯食らいつくのです。 百の失敗をものともせず、千の鍛錬を重ね、たった一度のライブのために必死に練習する。 なんとも健気でかわいらしいではありませんか」 「ふしぎですね? 『みじゅく』なのに『かわいい』んですか……?」 「どちらかというと、『未熟』だけど、『必死』だからこそ『かわいい』というべきでしょう。 『いとおしい』と言ってもいいでしょう。 愛は人の原動力となり、そしてまた、新たな愛を生む。 千秋はあの三人の一年生が、『未熟』だけど『必死』だからこそ『かわいい』のだろう。 そして奏汰は、あの大きい子のように放っておかれているのだ。 奏汰の方が優秀だから、手がかからないから。 けれども、未熟だからこそいとおしいというならば、未熟ではない奏汰はいとおしくないということなのだろうか。 いとおしい、は、わかる。 千秋が三年になってからたびたび言うようになった『愛している』と同じ意味の言葉だ。 好きよりもさらに好きなこと。 大きな感情を傾けること。 つまり千秋は、未熟な一年生三人のことは愛しているけれど、未熟でない奏汰のことは愛していないのだろう。 その結論に至った瞬間、じょうずに呼吸ができなくなった。 胸が苦しくて意識がうまく保てない。 その日の自分がいつの間に家に帰ったのか、奏汰の記憶には残らなかった。 [newpage] 3「イースターナイト」の裏側 先日渉から招待があったからだろうか、夏目からもライブへ招待された。 祝祭の名を冠したイベントだが、外国の風習ゆえに日本では馴染みがない。 かくいう奏汰も聞き慣れない呼称に首を傾げつつ、会場へと赴いた。 電車を乗り継いでくるのには苦戦したが、何度か乗ったことがあったから事なきを得た。 目的地までの切符を買って改札を抜け、電車に乗り、目的地に着いたら電車を降りて改札を抜ける。 交通系ICカードを使うと便利だとか、改札口を間違えないよう注意が必要だとか、電車を応用するための基礎から応用まで、すべて千秋が丁寧に教えてくれたことだ。 「……っ、……」 名前を言いかけたのに気づいて、口をつぐむ。 そんなことをしても会いたくなるだけだ。 今の千秋は一年生の相手に夢中だから、奏汰が呼んだところできてくれたりなどしないに違いない。 大好きな千秋のことのはずなのに、考えれば考えるほどに苦しくなる。 それが嫌で、奏汰は千秋のことを思い出すのをやめた。 幻想的な光の織り成す舞台に誰もが魅了された。 それは奏汰とて例外ではなく、ライブが終わると思わず熱い息を吐いた。 夏目たちのSwitchの持ち味を存分に活かした素晴らしい舞台だった。 惜しむらくはみかが舞台にいるのに宗がいないことであろう。 夏目は五奇人の兄さんたちのなかでも宗には特に懐いているし、あの二人はユニットの相性も悪くない。 次はぜひ共に舞台をつくりあげてほしいものだ。 「なっちゃん、おつかれさまでした~」 ライブ後、奏汰は楽屋を訪れた。 開演前には時間がつくれず、こんなタイミングになってしまった。 「やア、奏汰にいさン。 観にきてくれてありがとウ」 「こちらこそ『おさそい』ありがとうございます。 すてきならいぶでしたね~」 「フフ、にいさんにほめられるのハ、やっぱり嬉しいものだネ」 「あれっ、夏目くん、俺のこと呼びましたか~?」 「黙れ」 どこから聞き付けたのか、顔を覗かせたつむぎを一撃と共に即座に一蹴する。 一瞬の出来事に奏汰は目を丸くした。 「いまのは……?」 「奏汰にいさんはああいう雑音を気にしなくていいかラ」 「はあ……?」 とはいえ、そう言われると逆に気になるものだ。 夏目に気づかれぬよう視線を送ると、つむぎの代わりに宙と目が合った。 「ししょ~とセンパイは仲良しなので、安心してください!」 「ちょっ、ソラ!」 すると宙は満面の笑みで奏汰にそう言った。 つまり、つむぎを殴り悪態を吐いた夏目が彼と仲良しだということだろう。 それは奏汰の知識で理解可能な範疇を越えている。 だが、あれが仲良しだと言うのならば、千秋と一年生たちもとても仲良しだ。 構ってもらえないだろうと思いつつ、奏汰は最近も時々千秋と一年生の練習に顔を出す。 とはいえ、参加はせずに眺めているだけだ。 そのやりとりなかで一年生のうちの二人は、時折千秋からのコミュニケーションを鬱陶しげにはねのけるのだ。 奏汰が欲してやまない、拒むことなどありえないそれを、一蹴する。 そうやって拒絶されていればそのうちに千秋も彼らにかまけるのをやめて奏汰の相手をしてくれやしないだろうか。 そんなよこしまな思いが打ち砕かれたような気がした。 「……なっちゃんと『あおいとりさん』って、どういう『かんけい』でしたっけ?」 「なニ、奏汰にいさんってばいきなリ……。 どういうもなにモ、同じユニットの先輩と後輩デ、ユニットのメンバーとリーダー。 ただそれだけだヨ」 それはつまり、ああいったやりとりは『仲良しの先輩と後輩』の間ではよくあることなのだろう。 少なくとも奏汰は、そう受け取った。 一見して鬱陶しがられているようでも一年生たちから見たら仲良しの先輩で、千秋が一方的に夢中になっているわけではない。 そうしたら、奏汰にはもう勝ち目はないではないか。 千秋と背を合わせ、歌声を重ねて響かせたい。 ほんの数か月前までは願わずとも叶っていたことが遠い。 今年はその先、共に舞台に立つことを夢見ていたはずなのに、ささやかな夢は遥か彼方の幻のように思えた。 [newpage] 4「海洋の城」の裏側 千秋と以前のように過ごせない現実から目を逸らして生活をする日々にも慣れてきてしまった。 そも、これが本来の生活なのだ。 奏汰は思い出す。 学院じゅうから厭われて生徒会から討伐された末に千秋と行動を共にすることが多くなったが、その前はこのようなものだった。 ただ、八百比丘尼の信者たちが消え、その代わりに千秋を含む流星隊が現れただけのことだ。 前ほどたくさん時間を取ってはくれなくなったが、相変わらず千秋は優しく易しく奏汰に接してくれる。 朝は必ず顔を見に来てくれるし、いかに奏汰の態度が悪かろうとも、行かないと言うことが多くとも、練習に誘うことをやめはしない。 さすがの奏汰も断り続けるのははばかられ、呼吸がしづらくて苦しいのを圧して練習に参加することがまれにあった。 たまの機会にぼんやり眺めてみて気づいたのは、自分の方を向いてくれずとも千秋が魅力的だということだった。 一年生たちに身振り手振りでダンスを教える顔は喜色に満ちてきらめく。 それを眺めていると、さみしいのに心のなかは明るい、奇妙な心地がした。 千秋だけでない、一年生たちもきらめいて見える。 輝いているさまがまぶしくて、すてきだと感じるのに、そこには自分の居場所が見えない。 千秋と一年生とだけで完成されたかたち。 光がまぶしすぎて、それをもっと見つめていたいと思うのに見続けていると、明るくなった心のなかでさみしさが浮き彫りになる。 前のように抱き締めてさみしさを消してほしいのに、きらめく千秋の光を消したくなくて、奏汰にできるのは距離を取ることだけだった。 手の届くところにいるからほしいのだ、届かないところにいれば輝きを損ねずにいれると、そう思って。 「奏汰に頼みがある」 ある朝、千秋は神妙な顔で奏汰に告げた。 心の渇きを潤すためにといつものように噴水に浮かんでいた奏汰は、首を傾げる。 彼がこんな顔を自分に向けたのは、いつ以来だろうか。 「おはようございます~。 どうしたんですか、いきなり」 「あ、ああ、おはよう。 それで、『たのみ』ってなんですか?」 茶化して和らいだ表情がすぐさま硬くなる。 立ったまま奏汰を見下ろす千秋へ噴水のふちを叩いて促してやると、ゆっくりと座った。 そのすぐ真横に手をつき顔を乗せると、うつむき加減の顔と視線が絡む。 「……DDDに、参加したいんだ」 「なんですか、それ」 「SSへの出場権をかけたB1のドリフェスだ。 先日、天祥院が開催を宣言した。 参加申込みの期限は……今日までだ」 SSへ出場するのはfineだろうとか、どうして開催されることになったのだとか、些細なことはどうでも良かった。 「したいなら『さんか』すればいいんじゃないですか? でも、いちねんせいたちはまだ『みじゅく』ですし、さんかしたところで『かてる』んですか?」 なのになぜ、とは、聞くより前に察しがついた。 勝つこと以上の何らかの目的がきっと、千秋にはあるのだ。 だから一見して無意味なことをしようとしている。 「勝ち進むことが目的じゃない。 ただ……助けたい子が、後輩がいるんだ」 奏汰から逸らされていた視線が、こちらを向いた。 力強い輝きをたたえた瞳には覚えがある。 いつかの過去に自分の手を引いたときの光。 奏汰のヒーローは、奏汰ではない、ほかの誰かを守るために立ち上がろうとしていた。 「勝ち進むどころか緒戦で敗れてしまう可能性も高い。 せっかく五人揃った流星隊がきちんとお披露目をする前に泥をかぶることになるだろう。 だけど、それでも俺は……」 「……それでもそのこを『たすけたい』んでしょう、ヒーロー」 奏汰が聞けば千秋はうなずく。 瞳の奥底で炎が揺らめいた。 先ほどまでの迷いは、いつの間にか彼方へと消え去ったようだ。 その姿が痛ましくて、悲しくて、けれどもそんな千秋にすくわれた奏汰には、それを否定することなどできなかった。 「ぼくへの『たのみ』っていうのは、それですか? でも、さんかするかどうかはちあきが『きめる』ことだから、ぼくへの『たのみ』ではないですよね?」 「いや、ええと……。 ……勝てるとは思えない状況で、泥をかぶることになるのもわかっている。 だけど、それでも……俺と一緒に、DDDに参加してくれないか」 きっと以前の奏汰なら、これが『神さまへの願い』と、どう違うのかわからなかっただろう。 だけど今ならわかる。 「ぼくも、『ヒーロー』になれるでしょうか」 これは神さまへの願いではない、ヒーローを呼ぶ声だ。 「もっ、もちろんだ! いいや、奏汰はもう、ヒーローだろう」 「そうなんですか?」 「昨年まで俺と一緒に色々と活動しただろう? お前にはもう、正義の心は備わっている。 あとはそれを解き放つだけだ!」 「そういうものですか……?」 「そういうものだ!」 張りつめていた空気が和らぐ。 気が抜けたのか、千秋の目じりがきらめいたのを見つける。 奏汰は噴水から出てそのふちに座ると、驚く千秋の頬をつかまえて、いつかのようにそこに舌を伸ばした。 「……あんまりしょっぱくないですね?」 「なっ、ばっ、おまっ……!? 」 うろたえる顔に胸があたたかさで満たされる心地がする。 波立てながら噴水の中で立ち上がると、水を滴らせながら、奏汰は応えた。 「いいですよ、ちあき。 あいてがだれであろうと、ぜんりょくをつくしましょう」 奏汰の声なき声を拾い上げた千秋の、『助けてヒーロー』という声が聞こえたから。

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洋楽カラオケ「歌い流し」学習から色々と広がりました…

あんさん ぶる エブリデイ

リリースまでのカウントダウン企画も開始! Happy Elementsのカカリアスタジオは、スマートフォン向けゲームアプリ 『あんさんぶるスターズ!!Basic&Music』 の配信日を2020年3月9日に決定。 これに伴い、新章OP映像やイラストを一部公開、リリースまでのカウントダウン企画も発表しました。 『あんさんぶるスターズ!!Basic』は、これまでの『あんさんぶるスターズ!』がより使いやすく手軽に楽しめるアプリとしてアップデートされたもの。 引き続き豊富なストーリーとコンテンツが楽しめます。 『あんさんぶるスターズ!!Music』は、豊富な楽曲とハイクオリティな3DCGを駆使したキャラクターのライブシーンをバックにプレイできるリズムゲーム。 キャラクターの入れ替え・着せ替えも可能です。 3月9日のリリースに先駆け、恵比寿ガーデンホールで行われた公開収録生放送イベント『あんさんぶるスターズ!!大発表会 ~BRAND NEW STARS!! ~ from 月刊あんさんぶるスタジオ!!』では、新章OP映像やスチルイラスト、ゲームサイズのMVが公開されました。 新章イラストスチルは、大発表会のMCである小野友樹さん、神尾晋一郎さん、ゲストの森久保祥太郎さんが演じるアイドルたち(大神晃牙、鬼龍紅郎、遊木真)のスチルが先行公開。 イラストスチルは今後のカウントダウン企画で公開されていくとのことです。 また大発表会では、『Infinite Star』『Rebellion Star』『Melody in the Dark』『百花繚乱、紅月夜』が先行公開されました。 現在YouTubeでは、『Infinite Star』が配信されています。 リリースカウントダウン企画!あんさんぶるエブリデイ! 3月9日の配信に向けて、カウントダウン企画『あんさんぶるエブリデイ』がスタート。 1月27日からの41日間、毎日『あんさんぶるスターズ!!』に関するコンテンツが順次公開される予定です。 大発表会で先行公開されたアイドルたちのイラストスチルはもちろん、既にショートMVとして公開していたユニットMV映像のフル尺版(ゲームサイズ)がいよいよお披露目! その日になにが公開されるかは、公式Twitterにて発表されるので、こまめにチェックしましょう。 また、現行アプリ『あんさんぶるスターズ!』内でもストーリー開放キャンペーン、1日1回無料スカウトキャンペーンが開催されます。

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